仮面の令嬢と秘密の逢瀬

ユユ

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久しぶりの交わり

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隠匿夜会に最後に行ったのは3週間前だ。
アルメット王子ストレスが消えたから行かなくても大丈夫かと思ったのに、学園でエレノアに会うし、昼食で彼女が何かを口に入れるとき、夜の交わりを思い出してしまう。俺の方が重症だ。

「ご主人様?」

「すみません。赤いハーフマスクをお願いします」

「ごゆっくりどうぞ」

「ありがとうございます」


会場に入り、果実酒を手に取り、一先ず壁際の椅子に座った。

今夜は苺だな。甘くて少しだけ酸味を思い出させる香りだ。

一杯飲み干し、そろそろ輪の中に入って相手を見つけようと立ち上がったとき、鼻が嗅ぎ慣れた香りをつかまえた。

「今夜 私と過ごしてくださいませんか」

赤いアイマスクのエレノアだった。

「…他の方に声を掛けてください」

「あなたが断ったら私はどうなると思う?」

「だったら何で赤いマスクなんか選ぶんだよ。相変わらず通っていたんだな。もう俺じゃなくても大丈夫だろう?」

彼女の手を振り解いて歩こうとすると今度は抱き付かれた。

「予約しては貴方を座って待っていたの。来なければそのまま帰ったわ。私は一度たりとも貴方以外に体を許したことはない。例え貴方が他の女性を抱いていても」

「……」

「あ、」

エレノアの手を掴み、部屋へ続く階段まで来ると案内が部屋へ通した。

ドアを閉め、エレノアを引っ張ってベッドに乱暴に押し倒した。

「何で赤い仮面を選んだ?」

「貴方に私の覚悟を知って欲しかったから」

「何の」

「貴方に選んでもらうためなら、赤いマスクをつけて貴方のどんな欲求にも応えるという意思表示よ」

「俺は他の女でもいいんだ。現にそうしている!」

「でも、私には出来ないの。
貴方だけに触れて欲しくて、貴方だけに入ってきて欲しいの」

「脱げ」

「はい」

エレノアは一糸纏わぬ姿になると手で隠した。

「隠している暇なんかないだろう?
ノアが勃たせてくれ」

ジャケットを脱ぎシャツのボタンを外した。

少し戸惑いつつも、エレノアは跪きベルトを外してボタンを外し下着ごとずらすと一度俺を見上げた後、陰茎を掴んだ。手を動かし始めたので止めた。

「違うだろう。口を開けろ」

何を言っているのか悟ったのだろう。驚いた顔をしたが、直ぐに口を開けた。
エレノアの口の中にフニャフニャの陰茎を入れた。
ぎこちない口淫を始めたエレノアが可愛くて仕方ない。焦らすつもりだったのに10秒もかからずに完勃ちしてしまった。
久しぶりだということもあるけど、あのエレノアが跪いて必死に咥えているなんて…興奮しないわけがない。
手が勝手にエレノアの頭を撫でていた。

エレノアはもっと咥えようと頑張って喉に入れようとしたが、えずいて口から出した。涙を浮かべながらまた咥えて喉に入れようとした。
腰を引いて口から出すとエレノアをベッドに寝かせて秘部を舐めた。エレノアがイッても止めず執拗に舐め続けた。

ぐったりした彼女を向かい合わせにして膝の上に乗せた。

「ノア、自分で入れて」

「はい」

自分で膣口に陰茎を当て、ゆっくり亀頭を飲み込んだ。だがそこで止まってしまった。
彼女の首筋を舐めながら右手で彼女の尻を掴み、左手を肩に置いた。

「ああっ!!」

肩を押して引き寄せると残りの陰茎が一気にエレノアのナカに収まった。
彼女は痙攣をして後ろに倒れそうになったので引き寄せて強く抱きしめた。

「んんっ!! リックっ…リックっ」

少し浮かせて、締め付けているナカを下から突き上げ始めると暴れ出した。

「ああっ!まだっ!まだダメっ!」

「ノア、赤いマスクを付けたんだろう?相手を変えるか?」

「っ!!」

エレノアは涙を浮かべて俺を見た後、ギュッと抱き付いて震えながら自分で少し腰を浮かせた。

下から抉るように膣壁を押し分けながら突き上げ続けると蜜がたっぷり溢れ出す。
エレノアは久しぶりなのだろう。散々舐めはしたがナカをほぐしていなかったので初めてのときのような硬さがあったが、直ぐに解れた。押し寄せる快楽にひたすら耐えながら 俺の名を呼んでいる。

腰を止めて奥のもう一つの入り口をグリグリと撫で回すと、エレノアは俺の胸に顔を押し付けた。

このまま俺の子を孕んでくれないだろうか…などと馬鹿なことを考えながら髪を掴み上を向かせてキスをした。

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