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青い仮面

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部屋へ案内されると、青い仮面のための続き部屋が見えた。

そうだった…聞かれるんだった。

「灯りはどうしますか」

「レディ、君が決めてください」

「…薄暗くしてください」

「かしこまりました。では、少しお手伝いをいたします」

テーブルには飲み物、ベッド脇のテーブルには潤滑油と避妊薬、ワゴンにはポットにカバーを被せたものと水差し。下の段には布と桶。

メイドは彼女のドレスを脱がしやすいよう背中のリボンを解いた。

「それではごゆっくりどうぞ」

メイドが続き部屋へ入った。


「湯浴みはしてきたのですか」

「はい、決まりだと伺いましたので」

「酒は?」

「いただきます」

「どっちがいいですか」

「ワインにします」

テーブルの上のワインボトルを手に取りグラスに注ぎ彼女に渡した。俺は果実酒を手に取った。

「ありがとうございます」

グラスを近付け乾杯をして一口飲んだ。彼女は一気飲みだ。

グラスを置き、服を脱いで彼女のドレスを脱がせた。彼女は身体を強張らせていた。

「止めますか?」

「止めないでください」

「俺の身体に触れてみてください」

震える手でそっと腕に触れた。

「そうじゃなくて…」

彼女の手首を掴み、俺の胸に置いた。

「胸も肩も腹にも触れてみてください」

ぎこちないが言う通りに触れていく。

「どうです?怖くないでしょう?あなたと同じ単なる人間です。悪魔でも熊でもない」

「確かに…」

「あなたにも触れていいですか?」

「はい」

この女は処女だと確信した。処女のゲストなんて若い俺にはハズレだ。

だが、もう今更だし いい子そうなのは感じ取った。
だから今夜は諦めて、理性を保ち思い出を作ってあげようという気になった。

ベッドに座らせると俺は絨毯に膝をつき、彼女の下着を脱がせ ゆっくり愛撫を始めた。反応がぎこちないが続けた。
恥ずかしがって少し抵抗があったが受け入れようとしていた。

押し倒し、脚を持ち上げた。

「えっ?」

「噛み付くわけじゃない、俺に身を委ねてください」

「っ!」

秘部を舐め始めると彼女は顔を両手で覆った。ハーフマスクを着けているから元々隠れているのに…そんなことも分からないほど混乱しているのだろう。

脚を閉じようとする彼女との戦いを繰り広げながら確実に舌で解し濡らしていった。

「ダメっ 変っ」

「嫌なら止めます」

「止めないでっ…でもっ………ああっ!!」

彼女は脚を震わせ仰け反った。
絶頂を味わったのは初めてなのだろう。
彼女の手を握り落ち着くのを待った。


「落ち着きましたか?」

「はい」

「次は交わることになりますが続けますか?」

「はい」

潤滑油を手に取り、入口に垂らした。そのままゆっくり指を入れナカを解す。
初めての異物の侵入に戸惑っているのを感じる。

「レディ。男を受け入れるのは初めてなのですよね?」

「……はい」

「指を増やしてゆっくり解せば多少破瓜の痛みを軽減できるかもしれませんが 証は指で破れるでしょう。俺は未経験者と夜を過ごしたことが無いので、せめてゆっくりすることしかできませんが交わりで散らしますか?」

「……痛いのは承知の上です。交わりでお願いします」

「分かりました」

潤滑油を手に垂らし陰茎に塗ると、彼女の入口に押し付けた。彼女の身体がビクッと揺れる。

「これが最後の確認です。本当に交わりますか?」

「はい」

「どういう理由で来たのか知りませんが後悔しませんか?」

「……」

10秒ほど間が空いたが、俺の目を見て答えた。

「貴方なら大丈夫です。後悔しません」

「力を抜いて」

「いっ!」

痛がるので腰を引こうとすると、腕を掴まれた。

「お願い…止めないでください…… んーっ!!」

ゆっくり着実に腰を押し進め、硬く締まった膣壁を押し分けていく。

彼女はぎゅっと目を瞑って耐えていた。

ギシッ

「大丈夫、奥まで入っていますよ」

涙で潤んだ瞳が俺を見た。

「裂けているみたいでした」

「落ち着くまで少し待ちますね」

「あっ」

彼女の小さな胸に触れながら肌にキスを落としていった。


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