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6.魔王様の肉体美☆
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耳元で囁かれた直後、ドレスだけでなくドロワーズまでも脱がされてしまった。
抵抗する間もなく、両足を大きく開脚させられる。
「ひぁっ!? ちょ、ま……待ってください!」
無防備な下半身を晒されて、私は今すぐにでも消えてしまいたい気持ちだ。
「心配はいらないよ。恥ずかしがることなんてないんだ」
そう言って魔王は自分の上衣に手をかけ、するりと脱いでいく。
(魔王様、かっこいい……! って、見惚れている場合じゃないんですけど!!!!)
鍛え抜かれた肉体美を目の当たりにして、私は溜め息を吐いた。
事務仕事が多いわりにしっかりと筋肉がついていることに驚きつつ視線を下げると、下衣の下腹部が大きく膨らんでいることに気づいた。
「……ッ!」
それを見た瞬間、私の鼓動はさらに速くなる。
ドクンドクンという音が聞こえてきそうなほど、胸が激しく高鳴った。
彼が自分のことを欲してくれているのだという事実は、疑いようがなかった。
それでも……。
(私なんかが魔王様のお相手に!? そもそも結婚自体がまだ信じられないんですけど! 本当に、いいの? 夢じゃないの?)
そんなことを考えながら、恐る恐る尋ねる。
「あの、本当に私があなた様の妻として、お相手を務めさせていただいてもよろしいのでしょうか? その、実はこういったことは経験がなく……」
すると魔王はすぐに返事をした。
「もちろんだ。むしろ君以外に誰がいるっていうんだ?」
そう言うと、魔王は下衣に手をかけ、下着と一緒にずり下ろした。
そしてついに、男根が露わになる。
(あれが、魔王様の……!)
大きくそそり立った男性の象徴を目の前にして、マリアは再び息を飲んだ。
想像よりもずっと立派に見えるソレを前に、どうしたらよいか分からなくなってしまう。
「さあ、おいで。……まずは君の口で、奉仕してくれ」
優しい声色に誘われて手を伸ばすと、彼の手に導かれて指先が触れる。
(き、緊張するっ)
温かく脈打つ感覚が伝わってきた。
「これが僕のモノだ。これからずっと一緒なのだから、よく覚えておくんだよ」
魔王はそう言いながら私の唇へ先端を押し当ててくる。
促されるまま口を開いて舌先で舐めてみれば、さらに硬度を増していった。
同時に魔王の手が、私の頭を撫でてくれる。
「良い子だね、マリア」
まるで犬や猫に対するような扱いだが、不思議と嫌ではなかった。
むしろ褒められているようで嬉しく感じる。
(いいのかしら、これで……)
もっとご奉仕したいと思い、マリアは思い切ってそれを口に含んでみた。
「んっ……むぅ……ッ!」
大きすぎるため全てを飲み込むことはできないものの、懸命に頬張ろうとする。
その姿を見るだけで興奮するらしく、魔王は熱っぽい吐息を漏らしていた。
やがて私の唾液によって滑りがよくなったことで、じゅぷじゅぷと卑猥な音が立つようになる。
(どうしよう! 口の中が熱くて溶けちゃいそう!)
あまりの気持ちよさに思考が蕩けていく中、不意に頭を撫でられた。
見上げれば優しい眼差しと目が合ったので、微笑みかけてみる。
すると彼もまた、微笑みを返してくれた。
(嬉しいっ!!)
胸の奥から幸福感が溢れてきて、身体が震えた。
「すまない……もうダメだ!」
魔王は切なげに眉根を寄せた。
拙いながらも一生懸命な愛撫に煽られたらしい。
魔王の息は徐々に荒くなる。マリアも彼に応えるように奉仕を続けた。
そして――。
「くっ……マリア、出すよ」
短く告げられると同時に熱い飛沫がかかる。
「ふぁっ……ッ!」
勢いよく放たれた白濁液が喉奥まで流れ込んできたため、思わず咳き込む。
それでもなんとか飲み込もうとしたが、上手くいかない。
唇の端から、ツーッと零れていく。
魔王は私の腕を掴むと、そばへと引き寄せた。
そのまま抱き締められれば、必然的に顔が近づいてしまう。
「すべて飲めなかった罰として、キスさせてもらうからね」
「え!? ちょ、待ってくださ……汚っ……んっ」
「汚いものか。僕の可愛い妻よ」
有無を言わさず重ねられた唇からは、ほのかな苦味を感じる。
そのせいでつい顔をしかめると、魔王は満足げに微笑んでいた。
「ふふっ、いい表情をしているじゃないか。僕を籠絡する気だな……お仕置きだよ」
「ひゃうっ! あっ……」
再び胸元へと伸びてきた手によって、愛撫が再開される。
乳房をやわやわと揉まれ、先端をクリクリと刺激された。
同時にもう片方の手で秘所を探り当てると、すでに潤っているそこへ指を差し入れていた。
「こんなにも濡れているなんて、期待しているんだろう?」
「ち、違います……んぁっ」
否定の言葉は、すぐに喘ぎ声に変わる。
指先が花芯に触れると、腰が大きく跳ね上がった。
そんな反応を楽しむかのように、執拗に責め立てられていく。
「嘘吐きなマリア。ほら、もう欲しくなっているだろう? 素直になるが良い」
「ああんっ、だめぇ……ッ!」
敏感な箇所を擦られてしまえば、ひとたまりもない。
ふたたび絶頂を迎えてしまいそうなほど、身体は高ぶっていた。
しかし、まだ終わりではない。
快楽に支配されつつある私は見て楽しげに笑みを浮かべると、魔王はさらなる追い打ちをかけるべく、秘裂に自らの肉茎をあてがった。
「挿れるよ、マリア」
「ふぁっ!? 魔王様……ま、待ってください……心の準備が……あ、ぁああ――ッ!!」
戸惑いを振り切って、一気に貫かれる。
その衝撃に耐えきれず、私は背中を大きく仰け反らせた。
「不安になるな。すぐに慣れる」
「はっ……ぁ、んんっ!」
ゆっくりと前後に揺すられるたびに甘い声が漏れてしまう。
(なんだかすごく幸せかも……)
大好きな人と一つになれたことを実感し、涙が溢れそうになった。
そうして繋がった状態でしばらく抱き合っていたが、ふいに魔王の腰が動き始める。
最初は探るような慎重さだったが、徐々にスピードを増して行く。
(なにこれっ……気持ちいいっ!)
内壁を擦るようにして抜き差しされると、あまりの気持ち良さに意識が飛びそうになった。
そのまま、何度も突き上げられる。
「あっ……ああっ、ん」
休む暇もなく押し寄せてくる快感に翻弄されながら、私はひたすら喘ぐ。
「いいのだろう? マリア」
「だ、だめです……これ以上はおかしくなって……ああんっ」
もはや何も考えられない。
ただ本能のままに与えられる快楽を受け入れていく。
(ああ、もう……)
やがて絶頂を迎える直前になると、魔王の動きが激しくなる。
肌同士がぶつかり合う音が大きくなるにつれ、お互いの限界が近付いていることを悟る。
「……出すぞ」
「ふぁ、んあ、あっ……きちゃぅぅぅっ……!」
熱い飛沫を感じながら、私もまた果ててしまった。
抵抗する間もなく、両足を大きく開脚させられる。
「ひぁっ!? ちょ、ま……待ってください!」
無防備な下半身を晒されて、私は今すぐにでも消えてしまいたい気持ちだ。
「心配はいらないよ。恥ずかしがることなんてないんだ」
そう言って魔王は自分の上衣に手をかけ、するりと脱いでいく。
(魔王様、かっこいい……! って、見惚れている場合じゃないんですけど!!!!)
鍛え抜かれた肉体美を目の当たりにして、私は溜め息を吐いた。
事務仕事が多いわりにしっかりと筋肉がついていることに驚きつつ視線を下げると、下衣の下腹部が大きく膨らんでいることに気づいた。
「……ッ!」
それを見た瞬間、私の鼓動はさらに速くなる。
ドクンドクンという音が聞こえてきそうなほど、胸が激しく高鳴った。
彼が自分のことを欲してくれているのだという事実は、疑いようがなかった。
それでも……。
(私なんかが魔王様のお相手に!? そもそも結婚自体がまだ信じられないんですけど! 本当に、いいの? 夢じゃないの?)
そんなことを考えながら、恐る恐る尋ねる。
「あの、本当に私があなた様の妻として、お相手を務めさせていただいてもよろしいのでしょうか? その、実はこういったことは経験がなく……」
すると魔王はすぐに返事をした。
「もちろんだ。むしろ君以外に誰がいるっていうんだ?」
そう言うと、魔王は下衣に手をかけ、下着と一緒にずり下ろした。
そしてついに、男根が露わになる。
(あれが、魔王様の……!)
大きくそそり立った男性の象徴を目の前にして、マリアは再び息を飲んだ。
想像よりもずっと立派に見えるソレを前に、どうしたらよいか分からなくなってしまう。
「さあ、おいで。……まずは君の口で、奉仕してくれ」
優しい声色に誘われて手を伸ばすと、彼の手に導かれて指先が触れる。
(き、緊張するっ)
温かく脈打つ感覚が伝わってきた。
「これが僕のモノだ。これからずっと一緒なのだから、よく覚えておくんだよ」
魔王はそう言いながら私の唇へ先端を押し当ててくる。
促されるまま口を開いて舌先で舐めてみれば、さらに硬度を増していった。
同時に魔王の手が、私の頭を撫でてくれる。
「良い子だね、マリア」
まるで犬や猫に対するような扱いだが、不思議と嫌ではなかった。
むしろ褒められているようで嬉しく感じる。
(いいのかしら、これで……)
もっとご奉仕したいと思い、マリアは思い切ってそれを口に含んでみた。
「んっ……むぅ……ッ!」
大きすぎるため全てを飲み込むことはできないものの、懸命に頬張ろうとする。
その姿を見るだけで興奮するらしく、魔王は熱っぽい吐息を漏らしていた。
やがて私の唾液によって滑りがよくなったことで、じゅぷじゅぷと卑猥な音が立つようになる。
(どうしよう! 口の中が熱くて溶けちゃいそう!)
あまりの気持ちよさに思考が蕩けていく中、不意に頭を撫でられた。
見上げれば優しい眼差しと目が合ったので、微笑みかけてみる。
すると彼もまた、微笑みを返してくれた。
(嬉しいっ!!)
胸の奥から幸福感が溢れてきて、身体が震えた。
「すまない……もうダメだ!」
魔王は切なげに眉根を寄せた。
拙いながらも一生懸命な愛撫に煽られたらしい。
魔王の息は徐々に荒くなる。マリアも彼に応えるように奉仕を続けた。
そして――。
「くっ……マリア、出すよ」
短く告げられると同時に熱い飛沫がかかる。
「ふぁっ……ッ!」
勢いよく放たれた白濁液が喉奥まで流れ込んできたため、思わず咳き込む。
それでもなんとか飲み込もうとしたが、上手くいかない。
唇の端から、ツーッと零れていく。
魔王は私の腕を掴むと、そばへと引き寄せた。
そのまま抱き締められれば、必然的に顔が近づいてしまう。
「すべて飲めなかった罰として、キスさせてもらうからね」
「え!? ちょ、待ってくださ……汚っ……んっ」
「汚いものか。僕の可愛い妻よ」
有無を言わさず重ねられた唇からは、ほのかな苦味を感じる。
そのせいでつい顔をしかめると、魔王は満足げに微笑んでいた。
「ふふっ、いい表情をしているじゃないか。僕を籠絡する気だな……お仕置きだよ」
「ひゃうっ! あっ……」
再び胸元へと伸びてきた手によって、愛撫が再開される。
乳房をやわやわと揉まれ、先端をクリクリと刺激された。
同時にもう片方の手で秘所を探り当てると、すでに潤っているそこへ指を差し入れていた。
「こんなにも濡れているなんて、期待しているんだろう?」
「ち、違います……んぁっ」
否定の言葉は、すぐに喘ぎ声に変わる。
指先が花芯に触れると、腰が大きく跳ね上がった。
そんな反応を楽しむかのように、執拗に責め立てられていく。
「嘘吐きなマリア。ほら、もう欲しくなっているだろう? 素直になるが良い」
「ああんっ、だめぇ……ッ!」
敏感な箇所を擦られてしまえば、ひとたまりもない。
ふたたび絶頂を迎えてしまいそうなほど、身体は高ぶっていた。
しかし、まだ終わりではない。
快楽に支配されつつある私は見て楽しげに笑みを浮かべると、魔王はさらなる追い打ちをかけるべく、秘裂に自らの肉茎をあてがった。
「挿れるよ、マリア」
「ふぁっ!? 魔王様……ま、待ってください……心の準備が……あ、ぁああ――ッ!!」
戸惑いを振り切って、一気に貫かれる。
その衝撃に耐えきれず、私は背中を大きく仰け反らせた。
「不安になるな。すぐに慣れる」
「はっ……ぁ、んんっ!」
ゆっくりと前後に揺すられるたびに甘い声が漏れてしまう。
(なんだかすごく幸せかも……)
大好きな人と一つになれたことを実感し、涙が溢れそうになった。
そうして繋がった状態でしばらく抱き合っていたが、ふいに魔王の腰が動き始める。
最初は探るような慎重さだったが、徐々にスピードを増して行く。
(なにこれっ……気持ちいいっ!)
内壁を擦るようにして抜き差しされると、あまりの気持ち良さに意識が飛びそうになった。
そのまま、何度も突き上げられる。
「あっ……ああっ、ん」
休む暇もなく押し寄せてくる快感に翻弄されながら、私はひたすら喘ぐ。
「いいのだろう? マリア」
「だ、だめです……これ以上はおかしくなって……ああんっ」
もはや何も考えられない。
ただ本能のままに与えられる快楽を受け入れていく。
(ああ、もう……)
やがて絶頂を迎える直前になると、魔王の動きが激しくなる。
肌同士がぶつかり合う音が大きくなるにつれ、お互いの限界が近付いていることを悟る。
「……出すぞ」
「ふぁ、んあ、あっ……きちゃぅぅぅっ……!」
熱い飛沫を感じながら、私もまた果ててしまった。
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