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121話
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伯母様と一緒に執務室から出た私たちは、とりあえず.....ということで、応接室へと移動をしましたわ。
というのも、温室でも良かったんですが、今から少しずつ冷えてくる時間になってきたので、室内の方が良いだろう、と伯母様が言ってくれましたの。
それに、さっきレオンハルト様が帰ったばかりなので、まだ片付けも終わっていないでしょうしね。
そもそも、片付けたばかりの場所に行く、というのも申し訳ないですし、それらも全て考えての伯母様の判断だと思っていますわ。
あ、ちなみに仕事の邪魔になるから、と伯母様は言いましたが、伯父様は少し寂しそうに
「べ、別にここで話していても良いんだぞ?」
と言っていましたわね。
それを見ていると、伯父様は寂しがり屋さんなんでしょう。
なんて思いながら、ユーリにお茶を用意してもらって、伯母様と私、それぞれ正面座ると、早速伯母様が話を進めてくれましたわ。
「さて、じゃあ早速だけど伯爵の件について、ね」
と言った伯母様に
「はい。えっと.....どうなったんでしょうか.........?」
恐る恐るではありましたが、結論が気になるので息をのんで尋ねると、そんな私の様子をみて伯母様は面白そうに笑いだしましたわ。
物凄く緊張しながら尋ねたのに、伯母様があまりにも面白そうに笑って来るものですからなんとなく恥ずかしくなりましたわよ。
そ、そんなに笑ってしまうような顔でもしていたんでしょうか?
そう思った私は、何か言おうと伯母様のことを見ましたが、なかなか言葉が出て来なくて黙り込んでしまいましたわ。
すると、伯母様は
「そんな、深刻そうな顔をして聞くような内容でもないわよ」
ニッコリと柔らかな笑みを浮かべたので、なんだかホッとしましたわよ。
それに、深刻そうな顔って.....そんな顔をしていたんでしょうか?
確かに緊張はしていましたが、本当に無意識ですし
「え......?でも、話を聞いた時の伯母様の顔があまりにも笑っていなかったですし.........」
あの時の伯母様の表情が忘れられず、つい思ったことをそのまま言うと
「あら?本当?まぁ、あの時は相当怒っていたからね」
と伯母様はいたずらっ子のように二ッと笑ってきましたわ。
ま、まぁ........とりあえずあの時は、ということなので、今は怒っていない、ということですわよね?
それが聞けただけでも少しホッとしましたわ。
だって、一番恐れていたようなことにはならなさそうですもの。
そう思いながら、伯母様に
「そ、それで、伯爵はどうなったんですの?」
とりあえず、どうなったのか、は聞いていなかったので率直にそう尋ねると
「簡単な話よ。これ以上セリスティアに無礼なことをするのであれば、我が家は縁を切る、ということと、セリスティアの立場を教えてあげたのよ。隣国の令嬢ではなく侯爵だ、とね」
伯母様はそう言って、面白そうな顔をして笑いましたわね。
きっと、私のことについて話をした時に見た、伯爵の反応でも思い出しているんでしょうか?
まぁ......その様子だと相当面白いものを見れたでしょうし、私としてもホッとした?ような気がしますわ。
というのも、温室でも良かったんですが、今から少しずつ冷えてくる時間になってきたので、室内の方が良いだろう、と伯母様が言ってくれましたの。
それに、さっきレオンハルト様が帰ったばかりなので、まだ片付けも終わっていないでしょうしね。
そもそも、片付けたばかりの場所に行く、というのも申し訳ないですし、それらも全て考えての伯母様の判断だと思っていますわ。
あ、ちなみに仕事の邪魔になるから、と伯母様は言いましたが、伯父様は少し寂しそうに
「べ、別にここで話していても良いんだぞ?」
と言っていましたわね。
それを見ていると、伯父様は寂しがり屋さんなんでしょう。
なんて思いながら、ユーリにお茶を用意してもらって、伯母様と私、それぞれ正面座ると、早速伯母様が話を進めてくれましたわ。
「さて、じゃあ早速だけど伯爵の件について、ね」
と言った伯母様に
「はい。えっと.....どうなったんでしょうか.........?」
恐る恐るではありましたが、結論が気になるので息をのんで尋ねると、そんな私の様子をみて伯母様は面白そうに笑いだしましたわ。
物凄く緊張しながら尋ねたのに、伯母様があまりにも面白そうに笑って来るものですからなんとなく恥ずかしくなりましたわよ。
そ、そんなに笑ってしまうような顔でもしていたんでしょうか?
そう思った私は、何か言おうと伯母様のことを見ましたが、なかなか言葉が出て来なくて黙り込んでしまいましたわ。
すると、伯母様は
「そんな、深刻そうな顔をして聞くような内容でもないわよ」
ニッコリと柔らかな笑みを浮かべたので、なんだかホッとしましたわよ。
それに、深刻そうな顔って.....そんな顔をしていたんでしょうか?
確かに緊張はしていましたが、本当に無意識ですし
「え......?でも、話を聞いた時の伯母様の顔があまりにも笑っていなかったですし.........」
あの時の伯母様の表情が忘れられず、つい思ったことをそのまま言うと
「あら?本当?まぁ、あの時は相当怒っていたからね」
と伯母様はいたずらっ子のように二ッと笑ってきましたわ。
ま、まぁ........とりあえずあの時は、ということなので、今は怒っていない、ということですわよね?
それが聞けただけでも少しホッとしましたわ。
だって、一番恐れていたようなことにはならなさそうですもの。
そう思いながら、伯母様に
「そ、それで、伯爵はどうなったんですの?」
とりあえず、どうなったのか、は聞いていなかったので率直にそう尋ねると
「簡単な話よ。これ以上セリスティアに無礼なことをするのであれば、我が家は縁を切る、ということと、セリスティアの立場を教えてあげたのよ。隣国の令嬢ではなく侯爵だ、とね」
伯母様はそう言って、面白そうな顔をして笑いましたわね。
きっと、私のことについて話をした時に見た、伯爵の反応でも思い出しているんでしょうか?
まぁ......その様子だと相当面白いものを見れたでしょうし、私としてもホッとした?ような気がしますわ。
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