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Tシャツだけなんだよ……
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「ふんふんふーん♪」
「へへっ、ご機嫌だな、ちい」
「えぇっ? だって凄く良い所なんだもん」
「うふふっ、本当に良い所です、無人島ですから周りの目も気にせずに済みますしね」
「喜んでもらえて嬉しいですわ、特に美鳥さんは有名人ですから、人が多い場所に行けば気付かれてしまいますもの、羽を伸ばすなら人がいない場所をと思いましてね?」
「でも無人島に別荘だなんて、さすがあおだな!」
「ふふっ、わたくしだけで来ても暇ですし、手放さそうかと思ってしばらく放置しておりましたけど、手放さなくて良かったですわ!」
ビーチで遊び終えた俺達は、そのままシャワールームへと向かい、今みんなでシャワーで砂で汚れた体を流している。
二つあるシャワーを千和と輝衣、美鳥と葵で二人ずつ使い、大して汚れなかった俺は、風呂場にあるシャワーを使っているのだが、楽しそうに話をする四人の声が聞こえている。
「しっかり流さないとダメだぞ、ちい」
「やん! もう…… きーちゃんだってぇ、ほら、ちゃんとここも……」
「はぅっ、そんな所にシャワーを、当てるなぁ」
「ふふっ、美鳥さんの肌はスベスベですわね」
「あっ…… うふふっ、葵ちゃんだって、モチモチ吸い付くような肌で、触り心地いいですよ」
「あんっ、モチモチし過ぎですわ」
キャッキャウフフと何をしているんだ? こっそり覗いて見てみよう……
「あっ! もう、桃くんのエッチぃー!」
「コラっ! 男子禁制だぞ!」
「見られちゃいましたぁ、うふふっ」
「ふふっ、桃太様もモチモチしたいんですの?」
すぐにバレた! ……風呂場のドアはすりガラスになっているからバレるか。
そしてシャワーを終えた俺達は、リビングのソファーでくっつきながら座り、冷たいジュースを飲みつつ外をぼんやりと眺め休憩していた。
俺は半袖のTシャツに半ズボンを履いているが、四人はそれぞれオーバーサイズの白いTシャツを着ているだけ…… Tシャツだけなんだよ……
座っているとチラチラと視界に入るモモ、ジュースを取るのに少し腰を浮かせると見える桃…… どうしたら良いんだ。
こんな雰囲気だったらいつもは誰かがおだんごを食べようとしてくるのに、今は求められることもなく、ただくっついてくるだけ、おだんごを準備したり取り出そうともされないのが不思議だ。
「最近は色々あったから、こうして何もせずのんびりするのもいいな」
「そうですわね…… 仕事のことも考えなくていいのは楽ですわ」
「ここには五人しかいませんし、落ち着きます」
「三人とも無事学校も卒業できたし、悩み事もないし…… えへへっ」
ただ、みんなそれぞれリラックス出来ているみたいだ。
俺を中心に右隣に美鳥、葵が左隣にくっついて座り、美鳥には千和が、葵には輝衣がそれぞれ寄り添うように座っている。
美鳥はスベスベな長い脚を俺に絡め、葵はモチモチのスイカで俺の腕を挟みながら談笑。
千和は元々小柄なのに他の三人と同じサイズのTシャツを着ているから、美鳥越しに葵や輝衣に話しかけるため前屈みの体勢になるたびチラチラと胸元の大玉が見えるし、輝衣に至ってはTシャツの裾があぐらをかいているせいかお腹辺りまで捲れている。
つまり何が言いたいかというと…… 刺激が強すぎる!
大好きで可愛い女の子四人がそんな格好をしているんだぞ? 反応しても仕方ないだろ。
ただ、いつもなら誰かが気付いて手を伸ばしそうなものだけど、誰も手に取ろうとしない。
いや、気付いてはいるはずだ、四人ともたまに視線があっちに行くからな。
それならこっちから…… と思い手を動かそうとすると、美鳥と葵にがっちりと握られ動かそうにも動かせない状態だ。
これが生殺しってやつか……
◇
「記念すべき初生おだんごは、せっかくなら一番美味しい状態で食べたいですわ!」
旅行前、桃くんに隠れて四人で作戦会議をしていると、葵さんが突然立ち上がり、声を大きくして言った。
私達は初めてって訳じゃないからあまり考えてなかったけど、今回葵さんは初めてなので、どうせなら美味しく食べたいという気持ちが良く分かる。
あの時は太らないために痩せ薬をみんなで飲んで食べたけど、今回は確実に太りたくて食べるんだから、美味しい方が良い。
「そうだな! でも一番美味しい状態でってどうすればいいんだ?」
「うーん…… 生じゃなくてもいつも美味しくて大満足ですけど、少し工夫した方がいいんでしょうか」
工夫…… アレンジレシピってことかな? それならいつもやっているような…… 食べる時の服装とか場所、食べ方だって毎回マンネリ化しないようにしているよ?
「ふふっ、ですのでわたくし考えましたの、せっかくの生おだんご、新鮮なうちに食べたい気持ちはよーく分かりますわ、でも今回は確実に太るために…… 少し時間を置いて『熟成』させるんですの!」
じゅ、熟成!? 生なのに熟成…… どういうこと!?
「おだんごに間接的に刺激を与えて、濃厚になるまで放置しますのよ! 早く食べて欲しいと思うたびに旨味が濃縮されて…… きっとそんな生おだんごを食べたらわたくし達……」
濃縮…… 刺激を与えて放置…… 早くおだんごを食べて欲しい桃くん…… 想像しただけでよだれが溢れちゃう!
きっと同じ事を想像したのか、きーちゃんと美鳥さんも生唾を飲み込んだ。
「へっ、へへっ…… 美味そうだな……」
「はい…… そんなおだんご食べたら……」
そして私もお腹に手を添え、そんな生おだんごを食べている姿を想像する。
……うん、きっと太っちゃうよ、そんな美味しそうなおだんご。
「おーっほっほっ! ではその計画でいいですわね? それでしたら具体的にどうするか皆さんで考えましょう」
最近は少しポンコツ…… じゃなくてお茶目な所ばかりを見ていたから忘れかけていたけど、よく考えたら葵さんはあの鬼島グループの仕事が出来る凄腕女副社長なんだよね、知識と発想が凄い…… でも経験は浅いからいつも桃くんにすぐお腹いっぱいにされて…… えへへっ。
それは一先ず置いといて……
そして私達は生おだんごを熟成させるためのプランを綿密に練った。
◇
俺は今、わざとやっているのかと思うくらい視覚を刺激されている。
たくさんの果実を目の前に並べられるだけ並べてあるのに食べさせてもらえないんだから。
いつも手を伸ばせばすぐに食べられるものが今日に限っては手を伸ばす事すら封じられて…… 辛い!
前に美鳥にイジワルした復讐か? でもそれならすぐに千和と美鳥の二人がかりで仕返しされたし、その後はそんな事はしていない、じゃあなぜこんな目にあっているのか……
「やーん、ジュースこぼしちゃったぁ」
「大丈夫ですか? 今拭いてあげますから」
千和がシャツの胸元にジュースをこぼし、美鳥が拭いてあげている……
白いTシャツだからうっすらとスイカのヘタが透けて見えるし、拭くために千和の方を向いて腰を浮かせているから、桃の割れ目…… 果肉がチラリ。
「ふふっ、桃太様、リラックス出来てますか?」
千和と美鳥に目を奪われ手が伸びそうになった俺の両手を、反対側に座る葵に取られ防がれる。
「あ、ああ、出来てるよ、ありがとな葵」
「喜んでいただけて嬉しいですわぁ」
手を掴む都合、少し前のめりな体勢になるから、やっぱり大玉スイカが二つ谷を作って見えてしまう。
「ははっ、ちいはおっちょこちょいだな!」
千和が美鳥にシャツを拭かれている様子を見て、胡座をかいていた輝衣は葵のモモに手を置いた状態で四つん這いなり笑っているから、こっちでもシャツの胸元からリンゴがヘタまで丸見え……
くっ! おだんごが『食べていいよー! いつでも食べれるよー!』と激しくアピールしている! なのに……
「「「「…………」」」」
四人にはジーっと見られるだけ。
気のせいかもしれないが、まるで焼肉をしている時、肉が焼けるのを待っている時の目にも見えるような…… そんな事はどうでもいいんだ! ああ、食べさせたい!
食欲を我慢する時間がえらく長く感じる。
そして悶々としたまま過ごした俺。
だけど、食欲を我慢していたのは俺だけじゃなかった。
「へへっ、ご機嫌だな、ちい」
「えぇっ? だって凄く良い所なんだもん」
「うふふっ、本当に良い所です、無人島ですから周りの目も気にせずに済みますしね」
「喜んでもらえて嬉しいですわ、特に美鳥さんは有名人ですから、人が多い場所に行けば気付かれてしまいますもの、羽を伸ばすなら人がいない場所をと思いましてね?」
「でも無人島に別荘だなんて、さすがあおだな!」
「ふふっ、わたくしだけで来ても暇ですし、手放さそうかと思ってしばらく放置しておりましたけど、手放さなくて良かったですわ!」
ビーチで遊び終えた俺達は、そのままシャワールームへと向かい、今みんなでシャワーで砂で汚れた体を流している。
二つあるシャワーを千和と輝衣、美鳥と葵で二人ずつ使い、大して汚れなかった俺は、風呂場にあるシャワーを使っているのだが、楽しそうに話をする四人の声が聞こえている。
「しっかり流さないとダメだぞ、ちい」
「やん! もう…… きーちゃんだってぇ、ほら、ちゃんとここも……」
「はぅっ、そんな所にシャワーを、当てるなぁ」
「ふふっ、美鳥さんの肌はスベスベですわね」
「あっ…… うふふっ、葵ちゃんだって、モチモチ吸い付くような肌で、触り心地いいですよ」
「あんっ、モチモチし過ぎですわ」
キャッキャウフフと何をしているんだ? こっそり覗いて見てみよう……
「あっ! もう、桃くんのエッチぃー!」
「コラっ! 男子禁制だぞ!」
「見られちゃいましたぁ、うふふっ」
「ふふっ、桃太様もモチモチしたいんですの?」
すぐにバレた! ……風呂場のドアはすりガラスになっているからバレるか。
そしてシャワーを終えた俺達は、リビングのソファーでくっつきながら座り、冷たいジュースを飲みつつ外をぼんやりと眺め休憩していた。
俺は半袖のTシャツに半ズボンを履いているが、四人はそれぞれオーバーサイズの白いTシャツを着ているだけ…… Tシャツだけなんだよ……
座っているとチラチラと視界に入るモモ、ジュースを取るのに少し腰を浮かせると見える桃…… どうしたら良いんだ。
こんな雰囲気だったらいつもは誰かがおだんごを食べようとしてくるのに、今は求められることもなく、ただくっついてくるだけ、おだんごを準備したり取り出そうともされないのが不思議だ。
「最近は色々あったから、こうして何もせずのんびりするのもいいな」
「そうですわね…… 仕事のことも考えなくていいのは楽ですわ」
「ここには五人しかいませんし、落ち着きます」
「三人とも無事学校も卒業できたし、悩み事もないし…… えへへっ」
ただ、みんなそれぞれリラックス出来ているみたいだ。
俺を中心に右隣に美鳥、葵が左隣にくっついて座り、美鳥には千和が、葵には輝衣がそれぞれ寄り添うように座っている。
美鳥はスベスベな長い脚を俺に絡め、葵はモチモチのスイカで俺の腕を挟みながら談笑。
千和は元々小柄なのに他の三人と同じサイズのTシャツを着ているから、美鳥越しに葵や輝衣に話しかけるため前屈みの体勢になるたびチラチラと胸元の大玉が見えるし、輝衣に至ってはTシャツの裾があぐらをかいているせいかお腹辺りまで捲れている。
つまり何が言いたいかというと…… 刺激が強すぎる!
大好きで可愛い女の子四人がそんな格好をしているんだぞ? 反応しても仕方ないだろ。
ただ、いつもなら誰かが気付いて手を伸ばしそうなものだけど、誰も手に取ろうとしない。
いや、気付いてはいるはずだ、四人ともたまに視線があっちに行くからな。
それならこっちから…… と思い手を動かそうとすると、美鳥と葵にがっちりと握られ動かそうにも動かせない状態だ。
これが生殺しってやつか……
◇
「記念すべき初生おだんごは、せっかくなら一番美味しい状態で食べたいですわ!」
旅行前、桃くんに隠れて四人で作戦会議をしていると、葵さんが突然立ち上がり、声を大きくして言った。
私達は初めてって訳じゃないからあまり考えてなかったけど、今回葵さんは初めてなので、どうせなら美味しく食べたいという気持ちが良く分かる。
あの時は太らないために痩せ薬をみんなで飲んで食べたけど、今回は確実に太りたくて食べるんだから、美味しい方が良い。
「そうだな! でも一番美味しい状態でってどうすればいいんだ?」
「うーん…… 生じゃなくてもいつも美味しくて大満足ですけど、少し工夫した方がいいんでしょうか」
工夫…… アレンジレシピってことかな? それならいつもやっているような…… 食べる時の服装とか場所、食べ方だって毎回マンネリ化しないようにしているよ?
「ふふっ、ですのでわたくし考えましたの、せっかくの生おだんご、新鮮なうちに食べたい気持ちはよーく分かりますわ、でも今回は確実に太るために…… 少し時間を置いて『熟成』させるんですの!」
じゅ、熟成!? 生なのに熟成…… どういうこと!?
「おだんごに間接的に刺激を与えて、濃厚になるまで放置しますのよ! 早く食べて欲しいと思うたびに旨味が濃縮されて…… きっとそんな生おだんごを食べたらわたくし達……」
濃縮…… 刺激を与えて放置…… 早くおだんごを食べて欲しい桃くん…… 想像しただけでよだれが溢れちゃう!
きっと同じ事を想像したのか、きーちゃんと美鳥さんも生唾を飲み込んだ。
「へっ、へへっ…… 美味そうだな……」
「はい…… そんなおだんご食べたら……」
そして私もお腹に手を添え、そんな生おだんごを食べている姿を想像する。
……うん、きっと太っちゃうよ、そんな美味しそうなおだんご。
「おーっほっほっ! ではその計画でいいですわね? それでしたら具体的にどうするか皆さんで考えましょう」
最近は少しポンコツ…… じゃなくてお茶目な所ばかりを見ていたから忘れかけていたけど、よく考えたら葵さんはあの鬼島グループの仕事が出来る凄腕女副社長なんだよね、知識と発想が凄い…… でも経験は浅いからいつも桃くんにすぐお腹いっぱいにされて…… えへへっ。
それは一先ず置いといて……
そして私達は生おだんごを熟成させるためのプランを綿密に練った。
◇
俺は今、わざとやっているのかと思うくらい視覚を刺激されている。
たくさんの果実を目の前に並べられるだけ並べてあるのに食べさせてもらえないんだから。
いつも手を伸ばせばすぐに食べられるものが今日に限っては手を伸ばす事すら封じられて…… 辛い!
前に美鳥にイジワルした復讐か? でもそれならすぐに千和と美鳥の二人がかりで仕返しされたし、その後はそんな事はしていない、じゃあなぜこんな目にあっているのか……
「やーん、ジュースこぼしちゃったぁ」
「大丈夫ですか? 今拭いてあげますから」
千和がシャツの胸元にジュースをこぼし、美鳥が拭いてあげている……
白いTシャツだからうっすらとスイカのヘタが透けて見えるし、拭くために千和の方を向いて腰を浮かせているから、桃の割れ目…… 果肉がチラリ。
「ふふっ、桃太様、リラックス出来てますか?」
千和と美鳥に目を奪われ手が伸びそうになった俺の両手を、反対側に座る葵に取られ防がれる。
「あ、ああ、出来てるよ、ありがとな葵」
「喜んでいただけて嬉しいですわぁ」
手を掴む都合、少し前のめりな体勢になるから、やっぱり大玉スイカが二つ谷を作って見えてしまう。
「ははっ、ちいはおっちょこちょいだな!」
千和が美鳥にシャツを拭かれている様子を見て、胡座をかいていた輝衣は葵のモモに手を置いた状態で四つん這いなり笑っているから、こっちでもシャツの胸元からリンゴがヘタまで丸見え……
くっ! おだんごが『食べていいよー! いつでも食べれるよー!』と激しくアピールしている! なのに……
「「「「…………」」」」
四人にはジーっと見られるだけ。
気のせいかもしれないが、まるで焼肉をしている時、肉が焼けるのを待っている時の目にも見えるような…… そんな事はどうでもいいんだ! ああ、食べさせたい!
食欲を我慢する時間がえらく長く感じる。
そして悶々としたまま過ごした俺。
だけど、食欲を我慢していたのは俺だけじゃなかった。
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