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第二話

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この世界に転生して分かった事がある。

 まずは男が極端に少ない! というか、俺みたいな奴隷ペットでしか男を見た事がない。
 
 何故分かったかって? 毎日メロディお嬢様にリードで繋がれて外を散歩しているからさ! ははっ、散歩最高!

 じゃあ子孫を残すためにはどうすればいいって? 
 そこで俺達、ペットの出番! ペットに『ちんちん』をしつけるのはそのためらしい。

 どうして知っているかって? メイドのランさんがお嬢様にペットの飼育方法や目的を教えているのを横で『おすわり』して聞いていたからだ! 偉いだろ? そうだろう、そうだろう…… お嬢様にもよしよしされたからな!

 庶民はレンタルペットを借りて『ちんちん』するらしいが、お嬢様くらいのお金持ちになると、自分専用のペットを飼うのが主流になっているみたい。

 一緒に檻に入れられていたあいつらはきっとレンタルペット…… だからあんな生気のない目をしていたんだな、レンタルされて『ちんちん』、返却され、またレンタル『ちんちん』…… それはそれで大変そうだ。

 その点、俺はお嬢様専用ペット! お嬢様は優しいし俺をたくさん可愛がってくれる。
 エサだって美味しいから文句なし! ニートからヒモになったようなもんだ!

 いやぁ…… 爆散した時は思わず変な言葉を叫んでしまったが、今までよりかは良い生活をしている。

「ポチ、『ちんちん』ですわ!」

 はい! お嬢様! 

 ズボンを下ろしチンコを丸出しにするとお嬢様が褒めてくれて……

「あぅむっ、れろれろっ…… これでいいですわね? ポチ、『ちんちん』」

 はい! お嬢様、失礼します!

「んっ、んんっ…… ポチ、本当に賢い…… あっ、『ちんちん』、上手ですわぁ!」

 ああ、ヤバっ、お嬢様のキツキツマンコ、ヤバっ、でも…… ポチは頑張るます! 

「んはっ、ポチ、『ちんちん』できてますわ、わたくしも、これで立派な淑女に…… うぅん!」

 片手で軽く口を抑え、はしたない声を上げないよう我慢する健気なお嬢様…… そして今日もセクシーな下着に収まっていない、膨らみかけのちっぱいの先がチラチラ見えて…… 興奮します!

「お嬢様、素晴らしいですよ! さあ、最後まで『ちんちん』、頑張って下さい!」

 メイドのランさんに応援され、お嬢様は軽く頷いた。

「ポチ! んっ、もう少しですわ!『ちんちん』『ちんちん』んんっ!」

 あぁぁっ! お嬢様ーーー!!  

「んんーーーーっ!! あぁ…… ポチ……『ちんちん』…… よくできましたわ……」

 うっ、うっ…… お嬢様の中に、今日もポチは『ちんちん』しました…… 

 出し終わるとすぐに抜き、お嬢様の横で『おすわり』をして待つ。

「はぁっ、はぁっ、はぁっ、ポ、ポチ…… 『ちんちん』上手にできて偉いですわ…… よしよし……」

 お嬢様に褒めてもらうまでが『ちんちん』、ポチ、学習しました!

 そしてお嬢様はメイドに連れられお風呂場へと向かって行った。

 はっ? 男としてのプライド? そんなもんとっくに捨てたね! 朝の散歩し、美味しいもん食べて、俺はお嬢様とのセッ…… じゃなくて『ちんちん』して、お嬢様に頭を撫でられながら眠る…… 最高の一日じゃないか! プライドもクソもないね!

 ただ……

「ポチ、『ちんちん』ですわ!」

 はい!

「ポチ、『ちんちん』ですわ!」

 ……はい!

「ポチ、『ちんちん』ですわ!」

 …………

 ……お嬢様、『ちんちん』の命令が多くない?

「ちゅぱっ、んー、ふにゃふにゃでは『ちんちん』できませんわ…… ポチ、どうしたんですの?」

 お嬢様、男は一日で何回もできませんよ? 

「お嬢様、ペットによって異なりますが『ちんちん』は限られた回数しかできません、長年の研究では一日平均二、三回という結果が出ています」

「まぁ! そうなんですの? それでは仕方ありませんね、残念ですわ……」

 あぁ…… お嬢様が名残惜しそうに俺のチンコから口を離した。

「では、今日はもう休むことにしますわ…… ポチ、寝ますわよ……」

 ガッカリとしているお嬢様…… なんだか申し訳ない気持ちになるが、立たないものは立たないから諦めて下さい。

「ポチ…… 温かいですわ……」

 お嬢様に抱き枕のように抱かれながらいつものように眠りにつく。

 しかしお嬢様…… もしかして『ちんちん』にハマっちゃった? 俺も童貞を捨てられたし、気持ち良いから命令されたら喜んで従うけど。

 それとも…… いや、あまりお嬢様に危害を加えているように見られたら困るし、『ちんちん』中は監視されているし。

 色々考えていると、隣で寝ているお嬢様が寝息を立て始めたので、俺も目を閉じ眠る事にした。

 

「お母様、おはようございます!」

「あら、おはようメロディ、今日も早いですわね?」

「はい! ポチの散歩に行って参りますわ! さぁポチ、行きますわよ」

「あらあら、うふふっ、あんなに楽しそうにして」

 今日も早起きをしてお嬢様と朝の散歩だ! ヒャッハー! 
 リードで繋がれた俺は奥様にペコリと挨拶をしてからお嬢様の後を追う…… しかし、朝からあの爆乳は目に毒…… いや、目の保養か…… どちらにしても刺激が強すぎる!

 お嬢様のちっぱいもいずれ奥様のようになるのかなぁ…… それはそれで嬉しいような寂しいような……

「ポチ、『お手』ですわ!」

 はい! どうですかお嬢様?

「よしよし、ポチは本当に賢いですわ!」

 へへへっ! 俺はお嬢様に褒められるためなら何でもやりますぜ? 

「まあ、メロディ様のペットはちゃんとしつけられていますわね」

「さすがメロディ様!」

 近所の人にも褒められるし、お嬢様もご満悦そうだ。
 
「さぁポチ、行きますわよ! ふふっ」

 立派な屋敷が並ぶ住宅街を抜け、綺麗に整備された広い公園まで来るのが朝の散歩ルート、その公園には同じくペットを飼っている人達がちらほらと歩いている。

 そして公園に到着したのだが、この公園で最近気付いたのがもう一つ、ペットはみんな見た目が少年…… おじさんはまったく見ない。
 
 不思議に思ってはいたがその疑問も先日解決した。

 この世界では男は希少、だから稀に男が産まれた場合は国に献上するのが普通、となっているらしい。
 そこで更に国で産まれた男の子に身体の成長をある程度で止める特別な処置をされる、そしてペットとしてレンタルに出したり、時には大金で売買されたり…… 恐ろしいけど、これが現実なのよね。

 まあ、その代わりに男は大切に扱われるみたいだが…… 簡単に言うと、この世界では男は種馬みたいなもの。

 っていう事は、俺はお嬢様専用の種馬!? へへっ…… ニートで堕落した生活よりはこっちの方が天国だな! 

 ただ、このペースで毎日『ちんちん』させられると…… 早死にしてしまいそう。

 だから俺はたった一つの真実に辿り着いた!
 ヤられる前に…… ヤる!!

 お嬢様を満足させれば、きっと俺に『ちんちん』を命令する回数が減るはず…… 

 問題はお嬢様に俺から触れて大丈夫なものなのか、ムチを持ったランさんに『ちんちん』中は常に監視されているので、どうやってその目を掻い潜るか…… うーん…… 

「ポチ、『お手』!」

 ……あっ、はい! 

「『おかわり』!」

 はい! 

「最後に、『お座り』ですわ!」

 はぁぁい!!

「まあ、完璧!! ポチは偉いですわねー、よしよしですわー!」

 うへへっ、抱き締められ頭をわしゃわしゃと撫でられる…… ああ、ちっぱいの微かな膨らみが顔に当たって心地良い…… んっ? あぁ、そうか! これなら…… 

「じゃあ帰りますわよ、ポチ」

 ここ最近のパターンだと、散歩が終わるとまずお風呂で身体を綺麗に洗ってもらい、朝飯エサを食べてから……

 

「ポチ、『ちんちん』ですわ!」

 はい! 失礼しますお嬢様…… いつもならここでお嬢様のキツキツマンコに挿入するだけだが、今日の俺は違う! 

 股を広げパンツをずらしてベッドで待つお嬢様、
そして俺は監視するメイドを刺激しない程度に動かせてもらう!!

「きゃっ! ポ、ポチ!? どうしましたの!?」

 お嬢様の股の間に身体を入れた俺は、挿入せずにお嬢様のちっぱいに甘えるように顔を擦りつけた。

「ま、まあ! ラン、これは…… わたくしはどうしたらいいんですの?」

 くぅーん…… お嬢様ぁ……  

「……これは!」

 くぅん…… メイドに演技を見破られたか?

「お嬢様、きっとポチはお嬢様に甘えているのです! たまにこういう甘えん坊なペットもいるらしいので」

「そ、そうなんですの!? ふふっ、甘えん坊のポチ…… 可愛いですわ! ポチ、よしよーし、ですわ」

 へへっ! さすが俺! 演技派だな! 

 顔を擦り付けながら膨らみが足りずに浮き気味のブラを少しずつずらし…… おっ! お嬢様の乳首発見!  

「っ!? ひゃうっ! ……ポ、ポチ?」

 くぅーん、くぅーん…… ぺろっ

「ひぃっ! お、お胸がピリッとしましたわ」

 いきなり乳首舐めは攻めすぎたか? いや、しかしここを乗り切らなければ俺の『ちんちん』ライフが!

「お嬢様、甘えん坊なペットに共通する癖があると聞いた事があります、まるで赤子のように母の乳を求めるような行動に出るペットもたまにいると……」

 メイド!? ……これは。

「赤子のように…… じゃあ今、ポチはわたくしのお胸を求めてらっしゃるのですね? ふふっ、分かりましたわ…… ラン、わたくしのブラを外して下さいませんか?」

「お嬢様、よろしいんですか?」

「はい、わたくしのペットですもの…… 甘えさせてあげるのも飼い主の役目ですわ!」

 よっしゃー!! お嬢様のお許しが出た! チクペロタイム確定!!

 白くてゴージャスなレースの付いたブラを外されると、雪のようなシミ一つない綺麗な膨らみかけの胸に、ぷっくりと小さめなピンクの乳首が目の前に!

 うぉぉー! ……いや、落ち着くんだ俺、お嬢様の嫌がる事をしたら最悪引き剥がされてしまう、お嬢様の様子を見ながら優しく舐めるんだ!

「ふぅっ! んんっ…… ポチ、よしよし、甘えていいんですのよ?」

 これが女性の…… ペロッ、お嬢様の乳首の味だ! 
 んー、マーベラス!

「ふふっ、くすぐったいですわ…… んっ、ポチ……」

 これくらいの舐め方だったら大丈夫そうだな? じゃあ軽く口に含んでみよう! 唇で軽く挟むように……いただきまーす!

「ひゃっ! ……あっ、ラン、ポチが赤子のようにわたくしのお胸に吸い付いてますわ…… んっ、なにか…… 不思議な気分…… それに、少し可愛らしいですわ……」

 んー、ほんのり甘じょっぱい味が口の中に広がり、鼻を抜けるお嬢様のフローラルな香り…… デリシャス!

「はぁ、うぅ…… 変な感じが、しますわ…… あっ、ポチ、ん…… よ、よしよし…… ふぅ、ん……」

 おっ? お嬢様の腰がモゾモゾしてきたぞ? へへっ、作戦第一段階成功か? それなら第二段階へと移行する! 

「あっ、ん…… ふぁっ!? ……ポ、チ!?」

 乳首を舐めつつ、じゃれつくフリをしながら手をお嬢様のマンコ辺りに持っていく…… おっ、この感触はきっとお嬢様のツルツルマンコの割れ目だな? 

「ひぁっ! だ、だめ、ですわ!」

「大丈夫ですかお嬢様!」

 うっ! ランさんがムチを構えた…… 手を一回離そう。

「あっ…… だ、大丈夫、ですわ…… ん…… ポチ、もうそろそろ『ちんち……』ひゃっ!! あぁん!!」

 ムチを下ろしたのを確認してからまた突撃だ!

「あぁ! ポチ! だめ、そこ…… んんっ!」

 指で割れ目をなぞるように軽く撫でると、お嬢様の反応が明らかに変わってきた。
 童貞の俺でも、分かる…… 分かるぞ!! 

「お嬢様!? ……ポチ! いい加減にしなさ……」

「ラン! い、いいんですの…… 今日は、ポチに甘えさせて…… あげますわ……」

「お嬢様がそう言うのなら……」

 許可が下りた!! それなら…… もっと触っても大丈夫だな。

 お嬢様に頭を撫でられながら、ちっぱいに吸い付き割れ目を触る…… 経験はないが勉強は前世でいっぱいしてきた…… 勉強の成果を見せる時が来たんだ! 

「んっ、うぅ…… ポチぃ…… やっ、変、ですわ、これ…… あぁっ、撫でられて、ますの? ポチの手…… あぁ」

 おぉ、ヌルヌルしてきた…… それにしても、さっきからお嬢様がもぞもぞと動いて…… うっ!  

「ポチ…… 『ちんちん』したくて、こんなに、硬くしていますの? んっ、先ほどから、あっ、わたくしの太ももに、こすりつけて、いますわ…… あん!」

 そ、そうだ…… 身体が小さくなった分、密着しないとちっぱいを舐めつつ割れ目を触るのは不可能! クソ、道理でチンコがスベスベしているのに当たって気持ち良い訳だ! これが『策士策に溺れる』って奴か!?

「ポチ? 『ちんちん』…… ですわよ?」

 お嬢…… 様? そ、そんな優しい目で見つめられると……

「いらっしゃい、ポチ、我慢しなくていいんですのよ?」

 くっ! 作戦失敗! お嬢様、今行きまーす! 

「はぅん! ポチが、来ましたわぁ…… んっ、今日の『ちんちん』いつもより、上手…… ですわ」

 あぁ、お嬢様のマンコ…… ヌルヌルキツキツ…… ポチ、幸せです…… 腰が! 腰が、動いちゃうぅぅっ!!

「こ、こらっ、ポチ…… お嬢様に、そんな乱暴を……」

「あぁぁん! ラ、ラン、いいんです、いいんですのぉぉっ! ポチ、止めないで下さいましぃぃっ!!」

 お嬢様! お嬢様! ポチ、気持ち良いです! 
 あぁ、スゴっ、お嬢様の顔、エロっ…… チンコにくる! 

「んっ、やっぱり、『ちんちん』凄いですわぁ! あぁ、だめ! だめ! あっ、もう、なにか! きちゃいそ、きちゃいそう、ですわぁぁぁっ!!」

 うぅっ! だめ! そんなに締め付けたら、うぅぅー!! 

「んんんーーーっ!!! あっ、なん、ですの…… これ…… あっ、あつい…… ポチ……」

 はぁっ、はぁっ、はぁっ…… うぅ…… お嬢様に中出し…… 

 まだ気持ち良さでチンコがびくびくするけど…… 抜いてちゃんと『お座り』、しないと…… お、お嬢様? 抜けないので絡めた足を離してもらえないでしょうか? 

「あっ、あぁ…… 『ちんちん』…… ポチぃ…… よしよし、ですわ……」

 少し震えた手で俺の頭をお嬢様の胸元に引き寄せられる、そしてメイドのランに見つめられたまま、しばらくお嬢様は俺を離してくれなかった。

 















 そんな俺達の様子を、まるで獣のような目で見つめている人物がいたとは、その時の俺は全く気が付かなかった。
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