92 / 94
~小話~ また1つ夢が叶っちゃった♪
しおりを挟む
「おぉ……!」
「うふふっ、シュウちゃん、どう……かな?」
「凄く綺麗だよエリザ!」
「ありがと、シュウちゃんもカッコいいよ!」
「あら~! エリちゃん綺麗よ~」
「うふふ~、エリザ良かったね~」
「「オギャア! オギャア!」」
「よしよ~し! イリナ、トオルじぃじだぞ~? パパとママ、綺麗だな~」
「オリガはタケルじぃじが抱っこしてあげるからな~?」
ついにこの日が来た……
イリナとオリガが産まれたから先送りしていた俺達の結婚式。
ホテルにある小さな会場でこぢんまりとしたものだが、俺達にとっては待ちに待った結婚式だった。
「ウエディングドレスを着てシュウちゃんと結婚式…… うふふっ、また1つ夢が叶っちゃった♪」
「こんな綺麗で可愛いエリザの花嫁姿を見られて俺も嬉しいよ」
「シュウちゃん……」
「エリザ……」
「……まったくアンタ達は、誓いのキスは後でにしなさいよ!」
「母ちゃん……」
「アヤノお義母様……やだ、私ったら……」
だってしょうがないだろ!? エリザがこんなに綺麗で可愛いんだから!
純白のドレスを着て大人っぽいメイクのエリザ、褐色の肌にとても合っていて、いつもとはまた違う雰囲気がまた……
「シュウちゃ~ん? 何かエッチな目をしてるよ~? うふふっ」
「えっ!? いや、そんな……」
「結婚式が終わってからの……お楽しみだよ?」
「あ、ああ……」
噂の新婚初夜的なあれか!?
もう籍は入れてるし子供もいるけど、まぁこれはこれで……今夜も大変そうだな!
そして……
神父の前で花嫁のエリザを待つ。
すると……
タケルお義父さんと共にヴァージンロードを歩いてくるエリザ。
ケン太にジュリとモミジさん、マメ子とガリ田、ミーナ先輩とモリヤマ先生なども俺達の結婚式に来てくれて、花嫁姿のエリザを見て拍手をしてくれている。
そして指輪交換……
エリザの希望で指輪は恋人になって初めて買ったあの指輪を使う事になっていた。
せっかくだし新しい指輪を、って言ったんだけど、
「私にとってこの指輪は凄く大切な物だから、この指輪でしてほしいな?」
とエリザにお願いされたので、その指輪を交換する。
「うふふっ、この指輪を買って貰った時もこうやってシュウちゃんに付けてもらったよね、あの時は右手の薬指だったけど、やっと左手の薬指に……私、幸せ♥️」
「そういえばそうだったな、俺も幸せだよ」
「シュウちゃん……」
「エリザ……」
そして俺達はキスを……
「あの~、誓いのキスはまだなんですけど……」
「「あっ!!」」
神父さんが困った顔をして俺達を見てる!
式場も笑いに包まれ、俺達は恥ずかしさで顔が赤くなってしまった……
そんな俺達の結婚式……
この時期が来ると思い出す。
リビングに飾られてある結婚式の時の写真を見てると
「うふふっ、何を見てるの?」
「あぁ、結婚式の時を思い出してな」
「そっかぁ~、あの時は…………」
「うふふっ、シュウちゃん、どう……かな?」
「凄く綺麗だよエリザ!」
「ありがと、シュウちゃんもカッコいいよ!」
「あら~! エリちゃん綺麗よ~」
「うふふ~、エリザ良かったね~」
「「オギャア! オギャア!」」
「よしよ~し! イリナ、トオルじぃじだぞ~? パパとママ、綺麗だな~」
「オリガはタケルじぃじが抱っこしてあげるからな~?」
ついにこの日が来た……
イリナとオリガが産まれたから先送りしていた俺達の結婚式。
ホテルにある小さな会場でこぢんまりとしたものだが、俺達にとっては待ちに待った結婚式だった。
「ウエディングドレスを着てシュウちゃんと結婚式…… うふふっ、また1つ夢が叶っちゃった♪」
「こんな綺麗で可愛いエリザの花嫁姿を見られて俺も嬉しいよ」
「シュウちゃん……」
「エリザ……」
「……まったくアンタ達は、誓いのキスは後でにしなさいよ!」
「母ちゃん……」
「アヤノお義母様……やだ、私ったら……」
だってしょうがないだろ!? エリザがこんなに綺麗で可愛いんだから!
純白のドレスを着て大人っぽいメイクのエリザ、褐色の肌にとても合っていて、いつもとはまた違う雰囲気がまた……
「シュウちゃ~ん? 何かエッチな目をしてるよ~? うふふっ」
「えっ!? いや、そんな……」
「結婚式が終わってからの……お楽しみだよ?」
「あ、ああ……」
噂の新婚初夜的なあれか!?
もう籍は入れてるし子供もいるけど、まぁこれはこれで……今夜も大変そうだな!
そして……
神父の前で花嫁のエリザを待つ。
すると……
タケルお義父さんと共にヴァージンロードを歩いてくるエリザ。
ケン太にジュリとモミジさん、マメ子とガリ田、ミーナ先輩とモリヤマ先生なども俺達の結婚式に来てくれて、花嫁姿のエリザを見て拍手をしてくれている。
そして指輪交換……
エリザの希望で指輪は恋人になって初めて買ったあの指輪を使う事になっていた。
せっかくだし新しい指輪を、って言ったんだけど、
「私にとってこの指輪は凄く大切な物だから、この指輪でしてほしいな?」
とエリザにお願いされたので、その指輪を交換する。
「うふふっ、この指輪を買って貰った時もこうやってシュウちゃんに付けてもらったよね、あの時は右手の薬指だったけど、やっと左手の薬指に……私、幸せ♥️」
「そういえばそうだったな、俺も幸せだよ」
「シュウちゃん……」
「エリザ……」
そして俺達はキスを……
「あの~、誓いのキスはまだなんですけど……」
「「あっ!!」」
神父さんが困った顔をして俺達を見てる!
式場も笑いに包まれ、俺達は恥ずかしさで顔が赤くなってしまった……
そんな俺達の結婚式……
この時期が来ると思い出す。
リビングに飾られてある結婚式の時の写真を見てると
「うふふっ、何を見てるの?」
「あぁ、結婚式の時を思い出してな」
「そっかぁ~、あの時は…………」
0
お気に入りに追加
84
あなたにおすすめの小説
後宮の胡蝶 ~皇帝陛下の秘密の妃~
菱沼あゆ
キャラ文芸
突然の譲位により、若き皇帝となった苑楊は封印されているはずの宮殿で女官らしき娘、洋蘭と出会う。
洋蘭はこの宮殿の牢に住む老人の世話をしているのだと言う。
天女のごとき外見と豊富な知識を持つ洋蘭に心惹かれはじめる苑楊だったが。
洋蘭はまったく思い通りにならないうえに、なにかが怪しい女だった――。
中華後宮ラブコメディ。
うちの大公妃は肥満専攻です!
ariya
恋愛
ルドヴィカは一度目の人生を虚しく終える時に神に願った。
神様、私を憐れむならどうか次の生は大事な方を守れるだけの知識と力を与えてください。
そして彼女は二度目の人生を現代日本で過ごす。
内科医として充実な人生を送っていたが、不慮の事故によりあえなく命を落とす。
そして目覚めた時は一度目の生の起点となった婚約破棄の場であった。
------------------------------------
※突然イメージ画像が挿絵で出ることがあります。
※ストーリー内に出しているのはなんちゃって医学です。軽く調べて、脚色を加えているので現実と異なります。調べたい方、気になる方は該当学会HPなどで調べることをおすすめします。
※※小説家になろう、カクヨムにも掲載しています
私のドレスを奪った異母妹に、もう大事なものは奪わせない
文野多咲
恋愛
優月(ゆづき)が自宅屋敷に帰ると、異母妹が優月のウェディングドレスを試着していた。その日縫い上がったばかりで、優月もまだ袖を通していなかった。
使用人たちが「まるで、異母妹のためにあつらえたドレスのよう」と褒め称えており、優月の婚約者まで「異母妹の方が似合う」と褒めている。
優月が異母妹に「どうして勝手に着たの?」と訊けば「ちょっと着てみただけよ」と言う。
婚約者は「異母妹なんだから、ちょっとくらいいじゃないか」と言う。
「ちょっとじゃないわ。私はドレスを盗られたも同じよ!」と言えば、父の後妻は「悪気があったわけじゃないのに、心が狭い」と優月の頬をぶった。
優月は父親に婚約解消を願い出た。婚約者は父親が決めた相手で、優月にはもう彼を信頼できない。
父親に事情を説明すると、「大げさだなあ」と取り合わず、「優月は異母妹に嫉妬しているだけだ、婚約者には異母妹を褒めないように言っておく」と言われる。
嫉妬じゃないのに、どうしてわかってくれないの?
優月は父親をも信頼できなくなる。
婚約者は優月を手に入れるために、優月を襲おうとした。絶体絶命の優月の前に現れたのは、叔父だった。
公爵子息に気に入られて貴族令嬢になったけど姑の嫌がらせで婚約破棄されました。傷心の私を癒してくれるのは幼馴染だけです
エルトリア
恋愛
「アルフレッド・リヒテンブルグと、リーリエ・バンクシーとの婚約は、只今をもって破棄致します」
塗装看板屋バンクシー・ペイントサービスを営むリーリエは、人命救助をきっかけに出会った公爵子息アルフレッドから求婚される。
平民と貴族という身分差に戸惑いながらも、アルフレッドに惹かれていくリーリエ。
だが、それを快く思わない公爵夫人は、リーリエに対して冷酷な態度を取る。さらには、許嫁を名乗る娘が現れて――。
お披露目を兼ねた舞踏会で、婚約破棄を言い渡されたリーリエが、失意から再び立ち上がる物語。
著者:藤本透
原案:エルトリア
セオリー通り?の王太子と救いの娘
日室千種・ちぐ
恋愛
古の森の娘ユーラは、使命を持って叔父と一緒に生まれて初めて人の国へと旅立った。山脈と古き森に抱かれ外界と隔絶されたその国では、王太子である息子に相応しい妃をと、王妃が国中から年頃の令嬢たちを招待していた。だが王太子リューセドルク本人は、くだらない催しだと興味がない。彼は、昔森の民から国に託された大切な竜たちが、この数年衰弱していることに頭を悩ませていた。竜について情報を得るためだけに、リューセドルクは代々森と交流を保つ辺境領の領主の娘と接触しようとする。だがその娘は、辺境から城まで同道したユーラたちを何故かひどく嫌っていた。一方ユーラは、王城で竜を探すうちに見かけたリューセドルクを、自らの運命の相手と確信する。だが、リューセドルクは竜のことのみならず、母から押し付けられる理想の王太子像に辟易し、疲弊していた——。
王太子と彼を救う娘の定石通りの物語、けれども実は、誰もが悩み、誰もが臆病で、そして誰かを想っている。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
都会でひとり暮らしを始めたらダークエルフのメイドさんが付いてきたけどなにか質問あります?
黒巻雷鳴
ファンタジー
田舎にある実家を出てひとり暮らしをするため、あたしは部屋探しをはじめた。都心部にある好立地で賃貸料が格段に安いワンルーム・マンションを借りる唯一の条件──それは、ダークエルフのメイドさんと同居することでした。こんな狭い家に、しかも異世界からの派遣社員だなんて。全然意味がわかんないし、この先いったいどうなっちゃうんだろう……。
※無断転載禁止
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる