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パパとママよりもずっとね?
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「あなた~? あ~ん♥️」
「シュウちゃん、あ~ん♥️」
アリサおばさんがタケルおじさんにあ~んして食べさせているのを見て、エリザも負けじと俺にあ~んして食べさせる。
恥ずかしいって言えば恥ずかしいが、タケルおじさんもしてもらってるし、恥ずかしさは半減しているのだが……
「あなた~? 美味しい?」
「ああ! エリザの作ったご飯をアリサに食べさせてもらうなんて、僕は幸せ者だよ♪」
「あなたったらお上手なんだから~! うふふ~」
そしてタケルおじさんに食べさせたスプーンをペロッと舐めるアリサおばさん。
「シュウちゃん、美味しい?」
「美味いよ! やっぱり俺の好みの味だよ、ありがとなエリザ!」
「シュウちゃんに喜んでもらえて良かった、うふふ」
そして俺に食べさせたスプーンをペロッと舐めるエリザ……
母子して同じような事をしてる……
エリザとアリサおばさんはお互いを見て、何だかムムムっとなってる。
「エリザ~? 真似しないでくれる~?」
「ママこそ私達が羨ましいから真似してるんでしょ?」
そしてエリザとアリサおばさんはお互い睨み合ってバチバチと火花を散らせてる。
「アリサ……エリザも、仲良くご飯食べなさい……」
「仲良く食べてるよ? ね、シュウちゃん♥️ パパとママよりもずっとね?」
「エリザ~? それは聞き捨てならないよ~? パパとママの方がず~っと仲良いもんね~! ね~? あなた♥️」
「ママ?」
「何~?」
「「うふふ~♥️」」
2人から黒いオーラか! 俺はどうしたらいいんだ!?
「シュウくん…… ちょっと避難しようか?」
そしてタケルおじさんとリビングから離れてエリザ達の様子を見守る。
「エリザ~? ママのパパへの愛をバカにしてるの~?」
「ママこそ、私のシュウちゃんを愛する気持ちが小さいみたいな言い方して!」
「「呪ってやる~! えい!」」
「あ、あぁ~ん♥️」
「ん、いや~ん♥️」
そしてお互い呪い合ったと思ったら、大きな声を出して2人とも倒れてしまった。
「あちゃ~! シュウくん、悪いんだけどエリザを部屋まで運んでくれないか?」
「は、はい! でも2人とも大丈夫なんですか?」
「多分エリザは大丈夫だよ、さすがにアリサも加減してるから、ただ……アリサはちょっとマズイかもしれないな」
「えっ!?」
「……とにかく、アリサは僕達の部屋に運んでおくから、エリザを頼んだよ? ……あと、何があっても気にしないでくれよ?」
「へっ? あ、はい……」
そしてエリザを部屋に運んできた俺は、エリザをベッドに寝かせてあげた。
まだ目を覚ましていないので、エリザの手を握り、目が覚めるのを待つ。
「ん…… シュウ……ちゃん?」
「エリザ! 大丈夫か?」
「うん…… ママは?」
「おじさんと部屋にいるはずだよ」
「そっか……」
「エリザ?」
目を覚ましたエリザは起き上がり、俺をじっと見つめる…… そして
「シュウちゃん…… 何だか身体が……」
「どうした? ってエリザ! 何をしてるんだ!?」
いきなり立ち上がったかと思ったら、シュルシュルと服を脱ぎ始めるエリザ。
そして、下着姿になったエリザが俺に迫って来る!
「エリザいったい……」
「シュウちゃん、私は魅力的かな? シュウちゃんは私の身体……好き?」
「ち、ちょっとマズイよエリザ!」
「こんなおっきくてだらしないの…… 気持ち悪いよね?」
そしてブラに手をかけ始めたので慌てて止める。
「何をしてるんだ! どうしたエリザ?」
「シュウちゃん、もっと見てぇ、もっと触って~♥️」
「エリザ! うわっ!」
ベッドに押し倒され、エリザに覆い被さられた俺は……
「うふふ、シュウちゃん…… 私の可愛いシュウちゃん♥️ もう……」
首筋をペロッと舐められ、エリザが俺を妖しく見つめる。
エリザの様子が変だけど、呪いのせいなのか?
「明かり…… 消すね♥️」
このままじゃ…… でもこんな感じでは嫌だ!
そして明かりを消し真っ暗になった中、エリザの方からさらにシュルっと音が!
「うふふ……」
暗がりの中、俺に抱きついて来るエリザ……
ムニュンと当たる感触……
マズイ! 本当にマズイ!
「エリザ! 落ち着け!」
そしてエリザの身体を離すために手を動かしたら……
「そこっ!! ダメぇ~♥️」
「えっ? 何だ? エリザ!?」
ブルブルっと震えたエリザはそのままベッドに倒れてしまった。
よく分からないが助かった……のか?
何か手がヌルっとするな……
……気が付かなかった事にしよう。
寝てしまったエリザに毛布を掛け、俺はベッドから降り床で横になる。
多分何も着てないであろうエリザと一緒に寝る勇気は俺にはまだない。
……それじゃあエリザの部屋から出ていけばいいんじゃないかって?
……他の部屋から獣のような声が聞こえるから出られないんだ、詳しくは聞かないでくれ!
「シュウちゃん、あ~ん♥️」
アリサおばさんがタケルおじさんにあ~んして食べさせているのを見て、エリザも負けじと俺にあ~んして食べさせる。
恥ずかしいって言えば恥ずかしいが、タケルおじさんもしてもらってるし、恥ずかしさは半減しているのだが……
「あなた~? 美味しい?」
「ああ! エリザの作ったご飯をアリサに食べさせてもらうなんて、僕は幸せ者だよ♪」
「あなたったらお上手なんだから~! うふふ~」
そしてタケルおじさんに食べさせたスプーンをペロッと舐めるアリサおばさん。
「シュウちゃん、美味しい?」
「美味いよ! やっぱり俺の好みの味だよ、ありがとなエリザ!」
「シュウちゃんに喜んでもらえて良かった、うふふ」
そして俺に食べさせたスプーンをペロッと舐めるエリザ……
母子して同じような事をしてる……
エリザとアリサおばさんはお互いを見て、何だかムムムっとなってる。
「エリザ~? 真似しないでくれる~?」
「ママこそ私達が羨ましいから真似してるんでしょ?」
そしてエリザとアリサおばさんはお互い睨み合ってバチバチと火花を散らせてる。
「アリサ……エリザも、仲良くご飯食べなさい……」
「仲良く食べてるよ? ね、シュウちゃん♥️ パパとママよりもずっとね?」
「エリザ~? それは聞き捨てならないよ~? パパとママの方がず~っと仲良いもんね~! ね~? あなた♥️」
「ママ?」
「何~?」
「「うふふ~♥️」」
2人から黒いオーラか! 俺はどうしたらいいんだ!?
「シュウくん…… ちょっと避難しようか?」
そしてタケルおじさんとリビングから離れてエリザ達の様子を見守る。
「エリザ~? ママのパパへの愛をバカにしてるの~?」
「ママこそ、私のシュウちゃんを愛する気持ちが小さいみたいな言い方して!」
「「呪ってやる~! えい!」」
「あ、あぁ~ん♥️」
「ん、いや~ん♥️」
そしてお互い呪い合ったと思ったら、大きな声を出して2人とも倒れてしまった。
「あちゃ~! シュウくん、悪いんだけどエリザを部屋まで運んでくれないか?」
「は、はい! でも2人とも大丈夫なんですか?」
「多分エリザは大丈夫だよ、さすがにアリサも加減してるから、ただ……アリサはちょっとマズイかもしれないな」
「えっ!?」
「……とにかく、アリサは僕達の部屋に運んでおくから、エリザを頼んだよ? ……あと、何があっても気にしないでくれよ?」
「へっ? あ、はい……」
そしてエリザを部屋に運んできた俺は、エリザをベッドに寝かせてあげた。
まだ目を覚ましていないので、エリザの手を握り、目が覚めるのを待つ。
「ん…… シュウ……ちゃん?」
「エリザ! 大丈夫か?」
「うん…… ママは?」
「おじさんと部屋にいるはずだよ」
「そっか……」
「エリザ?」
目を覚ましたエリザは起き上がり、俺をじっと見つめる…… そして
「シュウちゃん…… 何だか身体が……」
「どうした? ってエリザ! 何をしてるんだ!?」
いきなり立ち上がったかと思ったら、シュルシュルと服を脱ぎ始めるエリザ。
そして、下着姿になったエリザが俺に迫って来る!
「エリザいったい……」
「シュウちゃん、私は魅力的かな? シュウちゃんは私の身体……好き?」
「ち、ちょっとマズイよエリザ!」
「こんなおっきくてだらしないの…… 気持ち悪いよね?」
そしてブラに手をかけ始めたので慌てて止める。
「何をしてるんだ! どうしたエリザ?」
「シュウちゃん、もっと見てぇ、もっと触って~♥️」
「エリザ! うわっ!」
ベッドに押し倒され、エリザに覆い被さられた俺は……
「うふふ、シュウちゃん…… 私の可愛いシュウちゃん♥️ もう……」
首筋をペロッと舐められ、エリザが俺を妖しく見つめる。
エリザの様子が変だけど、呪いのせいなのか?
「明かり…… 消すね♥️」
このままじゃ…… でもこんな感じでは嫌だ!
そして明かりを消し真っ暗になった中、エリザの方からさらにシュルっと音が!
「うふふ……」
暗がりの中、俺に抱きついて来るエリザ……
ムニュンと当たる感触……
マズイ! 本当にマズイ!
「エリザ! 落ち着け!」
そしてエリザの身体を離すために手を動かしたら……
「そこっ!! ダメぇ~♥️」
「えっ? 何だ? エリザ!?」
ブルブルっと震えたエリザはそのままベッドに倒れてしまった。
よく分からないが助かった……のか?
何か手がヌルっとするな……
……気が付かなかった事にしよう。
寝てしまったエリザに毛布を掛け、俺はベッドから降り床で横になる。
多分何も着てないであろうエリザと一緒に寝る勇気は俺にはまだない。
……それじゃあエリザの部屋から出ていけばいいんじゃないかって?
……他の部屋から獣のような声が聞こえるから出られないんだ、詳しくは聞かないでくれ!
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