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エリザの昔話 その5
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無事高校に入学した私とシュウちゃん。
楽しい高校生活……そしてシュウちゃんとの関係をより深く、つまりシュウちゃんと恋人に……
そのために努力してきた。
まずはシュウちゃんに私の事をより見てもらうためにスキンシップを多めに、ただし邪魔にならない程度で。
可愛いって思ってもらえるようにファッションなども大人っぽくした。
アヤノおばさまに相談してみたりもした。
実際相談したら……
「あなた達まだ付き合ってなかったの!? あのヘタレニブチン息子が! こうなったら……私も協力してあげるから! エリちゃんには家のお嫁さんになってもらわないと! ってこんな事を親が言うなんておかしいわよね…… あとは本人達の……」
「アヤノおばさま! 私、嬉しいです…… 私はシュウちゃんのお嫁さんになりたいです! アヤノおばさま……いえ、お義母様も大好きですし」
「エリちゃん…… よし! 私の可愛い義娘のために私も一肌脱ぐわよ~! ……だから自分に自信を持ってね、エリちゃん」
「ありがとうございます! うふふ」
アヤノおばさま……お義母様も本当にいい人。
ちなみに今でも2人きりの時にはお義母様と呼んでいる。
私の事も昔から可愛がってくれるし、シュウちゃんとの仲も応援してくれる。
この心強い味方がいてくれたから、私は勇気を出せた。
あとは私の身体……
背は小さいし肌は黒い……
この育ち過ぎたおっきなお胸……
この悩みは問題なかった。
「エリちゃん! シュウの部屋にこんな物が!」
「『褐色メイドさんにあんな事やこんな事を!』?」
「ふっふっふ、この本はシュウの部屋から見つけたの!」
「これって……あの、エッチな……」
「そうよ! それにこの娘…… 漫画だけど、エリちゃんに似ているわよ!」
「私に?」
「読んでみる?」
パラパラと……その……エッチな本を……
凄く恥ずかしいけど、この本のヒロイン……褐色で背が小さくて……それにお胸が……凄くおっきい……
たしかに私に……
もしかしてシュウちゃんはこれを私だと思って……
そう考えると……
「だから……エリちゃん、大丈夫よ」
「はい!」
シュウちゃんが……私を……
そんな! 口では言えないあんな事やこんな事を!?
あと……他にあったものはアヤノおばさまが処分したって言ってたけど、どんなのなんだろう?
私はシュウちゃんが望むならなんでも……
っていけない! まずはシュウちゃんと恋人になってから……
学校では地味にして目立たないようにして、シュウちゃんだけに見てもらうように心がける。
シュウちゃんに女の子が近付かないようにも注意しないと……
アヤノおばさまの協力もあって、シュウちゃんと2人きりになる機会も増えたし、スキンシップもまんざらじゃないみたい♪
私の気持ちは日に日に強くなる。
シュウちゃんも嫌そうな顔はしてないし、多分女の子してちゃんと見てくれている。
シュウちゃんと2人きりの時はちょっと胸元が開いた服なども着てみたり……
はしたないと思われるかもしれないが、シュウちゃんと恋人に……そしていずれお嫁さんにしてもらうためなら何だって出来るよ?
私のすべてはシュウちゃんのために……
ただ、心の奥底にある不安……
私がダークエルフだっていう事……
この事を乗り越えないとシュウちゃんとは……
恐い……シュウちゃんに嫌われたら私は……
でも……
そして運命の日
アヤノおばさまに
「ついでだからシュウの心を掴む前に、シュウの胃袋も掴んでおきなさい? 私が我が家の味を伝授するわ!」
「いいんですかお義母様?」
「もう家のお嫁さんはエリちゃんしかいないの、シュウがなんて言おうと関係ない、エリちゃんは私の義娘、だから遠慮しないで思いきり自分の気持ちを伝えなさい!」
「うぅぅっ! ありがとうお義母様~!」
私は嬉しさのあまりアヤノおばさまの胸で号泣してしまった。
そしてそれが大きな支えになり、勇気になった。
シュウちゃんへの愛を込めた料理を作り、シュウちゃんに食べてもらう。
私の愛、シュウちゃんに届いて!
そして……
「ただいま~」
愛する人の声……
この日、私の人生が大きく変わる……
楽しい高校生活……そしてシュウちゃんとの関係をより深く、つまりシュウちゃんと恋人に……
そのために努力してきた。
まずはシュウちゃんに私の事をより見てもらうためにスキンシップを多めに、ただし邪魔にならない程度で。
可愛いって思ってもらえるようにファッションなども大人っぽくした。
アヤノおばさまに相談してみたりもした。
実際相談したら……
「あなた達まだ付き合ってなかったの!? あのヘタレニブチン息子が! こうなったら……私も協力してあげるから! エリちゃんには家のお嫁さんになってもらわないと! ってこんな事を親が言うなんておかしいわよね…… あとは本人達の……」
「アヤノおばさま! 私、嬉しいです…… 私はシュウちゃんのお嫁さんになりたいです! アヤノおばさま……いえ、お義母様も大好きですし」
「エリちゃん…… よし! 私の可愛い義娘のために私も一肌脱ぐわよ~! ……だから自分に自信を持ってね、エリちゃん」
「ありがとうございます! うふふ」
アヤノおばさま……お義母様も本当にいい人。
ちなみに今でも2人きりの時にはお義母様と呼んでいる。
私の事も昔から可愛がってくれるし、シュウちゃんとの仲も応援してくれる。
この心強い味方がいてくれたから、私は勇気を出せた。
あとは私の身体……
背は小さいし肌は黒い……
この育ち過ぎたおっきなお胸……
この悩みは問題なかった。
「エリちゃん! シュウの部屋にこんな物が!」
「『褐色メイドさんにあんな事やこんな事を!』?」
「ふっふっふ、この本はシュウの部屋から見つけたの!」
「これって……あの、エッチな……」
「そうよ! それにこの娘…… 漫画だけど、エリちゃんに似ているわよ!」
「私に?」
「読んでみる?」
パラパラと……その……エッチな本を……
凄く恥ずかしいけど、この本のヒロイン……褐色で背が小さくて……それにお胸が……凄くおっきい……
たしかに私に……
もしかしてシュウちゃんはこれを私だと思って……
そう考えると……
「だから……エリちゃん、大丈夫よ」
「はい!」
シュウちゃんが……私を……
そんな! 口では言えないあんな事やこんな事を!?
あと……他にあったものはアヤノおばさまが処分したって言ってたけど、どんなのなんだろう?
私はシュウちゃんが望むならなんでも……
っていけない! まずはシュウちゃんと恋人になってから……
学校では地味にして目立たないようにして、シュウちゃんだけに見てもらうように心がける。
シュウちゃんに女の子が近付かないようにも注意しないと……
アヤノおばさまの協力もあって、シュウちゃんと2人きりになる機会も増えたし、スキンシップもまんざらじゃないみたい♪
私の気持ちは日に日に強くなる。
シュウちゃんも嫌そうな顔はしてないし、多分女の子してちゃんと見てくれている。
シュウちゃんと2人きりの時はちょっと胸元が開いた服なども着てみたり……
はしたないと思われるかもしれないが、シュウちゃんと恋人に……そしていずれお嫁さんにしてもらうためなら何だって出来るよ?
私のすべてはシュウちゃんのために……
ただ、心の奥底にある不安……
私がダークエルフだっていう事……
この事を乗り越えないとシュウちゃんとは……
恐い……シュウちゃんに嫌われたら私は……
でも……
そして運命の日
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「ついでだからシュウの心を掴む前に、シュウの胃袋も掴んでおきなさい? 私が我が家の味を伝授するわ!」
「いいんですかお義母様?」
「もう家のお嫁さんはエリちゃんしかいないの、シュウがなんて言おうと関係ない、エリちゃんは私の義娘、だから遠慮しないで思いきり自分の気持ちを伝えなさい!」
「うぅぅっ! ありがとうお義母様~!」
私は嬉しさのあまりアヤノおばさまの胸で号泣してしまった。
そしてそれが大きな支えになり、勇気になった。
シュウちゃんへの愛を込めた料理を作り、シュウちゃんに食べてもらう。
私の愛、シュウちゃんに届いて!
そして……
「ただいま~」
愛する人の声……
この日、私の人生が大きく変わる……
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