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2章
26.
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登場人物追加しました。
風華組のナンバーズを紹介です。
最初の方にページ追加されてます。
では、本編どうぞ。
--------------------
「なんで一般人がいるんだ、ジル!!」
青龍を手にして、義樹待つ部屋まで戻ってみるとジルに掴みかかっている一人の銀髪の青年がいた。
青年といっても俺たち位の年齢に近く、背も俺とほぼ変わらない。
それでも青年と分かるのは俺がそいつを知っているからだ。
義樹は青年からジルを引き離そうとしているが、力が強いのか離すことができない。
そしてそれを無言で眺める黒髪の青年。
全員見た事のある人達だ。
「ひょ……ユウ、離せ。」
「ひ、ひ、ひ、ひめぇ⁉︎」
ジルに掴みかかっていた方-ユウ(氷斬悠紀)は俺の声に反応してぱっとはなす。
はぁ…訂正するの面倒くさくなってきた。
黒髪のライ、高宮 來珂とユウはナンバーズの一員だ。
番号はNo.3とNo.4。
「えっ、唯都二人と知り合い?」
「まぁ、ね。二人とも今、ここで、何、やってた?」
さらに殺気をこめ、一字一句くぎって言うと二人は慌てる。
「いやぁ、その、…來~」
言い訳をしようとしても、俺が見てしまっているから何もでてこない。
ユウはくぅーんと、ライに助けを求めた。
耳と尻尾がついていたら、垂れ下がっていただろう。
「はぁ、悠紀。いつも言っているだろう。いきなり掴みかかるのはやめろと。後始末する俺の身にもなれ。」
ライはくいっとメガネをかけ直し、ユウをいさめる。
「姫がこちらにいらっしゃると羅都様からお伺いしました。ですので、私は報告をと思いましたが、こちらをどうぞ。」
書類ケースを手渡し、ライは俺の耳元でささやく。
「“極炎の情報は正しいみたいです。羅都様が1度報告にもどっておいでと。”」
「“建前だろう。だが、一度情報を確認する。集まれる奴は今夜本家に集合しろ。”」
「“はっ、ナンバーズを招集します。”…では、姫。我々はこれで…」
ライはスっとさがると何食わぬ顔で立ち去ろうとする。
俺たちのやり取りを見ていたユウもそそくさとライの後を追おうとする。
「まって、ユウ。まだ終わってないぞ?」
ユウの首筋に持っていた青龍をあてる。
俺の冷たい殺気にたじろぐユウ。
「じい、練習場借りるぞ。」
その数秒後、すさまじい悲鳴が響き渡ったのであった。
ユウを叩きのめし、練習場から戻ってきた俺は、義樹に持っていた青龍を渡した。
「唯都、これは?」
「義樹に適してそうな剣だよ。ちょっと持ってみて?」
義樹が手にとり、青龍を抜くと喜ぶのがわかる。
“やはりこやつは…”
そう青龍が俺に話かけてきたが、義樹にはまだ聞こえてないみたいだ。
しばらく振り回していたが、青龍から水が出ているのき義樹は気づく。
「あれ?こいつから水がでてきてる?」
「そうだよ。この剣は水の剣。刀身に水をまとうことで切れ味が格段に高くなっているんだよ。」
その水を使って水の部族は能力も発動していたが、今は言わない。
義樹がその能力に目覚めてからだ。
風華組のナンバーズを紹介です。
最初の方にページ追加されてます。
では、本編どうぞ。
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「なんで一般人がいるんだ、ジル!!」
青龍を手にして、義樹待つ部屋まで戻ってみるとジルに掴みかかっている一人の銀髪の青年がいた。
青年といっても俺たち位の年齢に近く、背も俺とほぼ変わらない。
それでも青年と分かるのは俺がそいつを知っているからだ。
義樹は青年からジルを引き離そうとしているが、力が強いのか離すことができない。
そしてそれを無言で眺める黒髪の青年。
全員見た事のある人達だ。
「ひょ……ユウ、離せ。」
「ひ、ひ、ひ、ひめぇ⁉︎」
ジルに掴みかかっていた方-ユウ(氷斬悠紀)は俺の声に反応してぱっとはなす。
はぁ…訂正するの面倒くさくなってきた。
黒髪のライ、高宮 來珂とユウはナンバーズの一員だ。
番号はNo.3とNo.4。
「えっ、唯都二人と知り合い?」
「まぁ、ね。二人とも今、ここで、何、やってた?」
さらに殺気をこめ、一字一句くぎって言うと二人は慌てる。
「いやぁ、その、…來~」
言い訳をしようとしても、俺が見てしまっているから何もでてこない。
ユウはくぅーんと、ライに助けを求めた。
耳と尻尾がついていたら、垂れ下がっていただろう。
「はぁ、悠紀。いつも言っているだろう。いきなり掴みかかるのはやめろと。後始末する俺の身にもなれ。」
ライはくいっとメガネをかけ直し、ユウをいさめる。
「姫がこちらにいらっしゃると羅都様からお伺いしました。ですので、私は報告をと思いましたが、こちらをどうぞ。」
書類ケースを手渡し、ライは俺の耳元でささやく。
「“極炎の情報は正しいみたいです。羅都様が1度報告にもどっておいでと。”」
「“建前だろう。だが、一度情報を確認する。集まれる奴は今夜本家に集合しろ。”」
「“はっ、ナンバーズを招集します。”…では、姫。我々はこれで…」
ライはスっとさがると何食わぬ顔で立ち去ろうとする。
俺たちのやり取りを見ていたユウもそそくさとライの後を追おうとする。
「まって、ユウ。まだ終わってないぞ?」
ユウの首筋に持っていた青龍をあてる。
俺の冷たい殺気にたじろぐユウ。
「じい、練習場借りるぞ。」
その数秒後、すさまじい悲鳴が響き渡ったのであった。
ユウを叩きのめし、練習場から戻ってきた俺は、義樹に持っていた青龍を渡した。
「唯都、これは?」
「義樹に適してそうな剣だよ。ちょっと持ってみて?」
義樹が手にとり、青龍を抜くと喜ぶのがわかる。
“やはりこやつは…”
そう青龍が俺に話かけてきたが、義樹にはまだ聞こえてないみたいだ。
しばらく振り回していたが、青龍から水が出ているのき義樹は気づく。
「あれ?こいつから水がでてきてる?」
「そうだよ。この剣は水の剣。刀身に水をまとうことで切れ味が格段に高くなっているんだよ。」
その水を使って水の部族は能力も発動していたが、今は言わない。
義樹がその能力に目覚めてからだ。
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