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0章
プロローグ
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かつてこの世界には四大元素を操る部族と歴代の中で一際力を持つ長がいた。
彼らは精霊や神獣の血を継いでいると言われ、その力を持ってアヤカシから人々を守り、災害時には施しを与え人々から崇め奉られたという。
火の部族の長、レグニス・ルーグ・コウレンは不死鳥の血を継ぐどんな武器も使いこなす戦においては最強の火守。
水の部族の長、クリスティ・リーナ・アクアは海の悪魔リヴァイアサンの血を継ぐ水上においての戦いに優れている水守。
土の部族の長、ヴァイアレ・ルゥ・アースは精霊ノームの血を継ぐ防御において最強の土守。
そして、他の部族からも尊ばれる風の部族の長セルフォード・ミラ・シルフ。
天馬の血を継ぎ、浄化と癒しの力を使える彼はその力ゆえに、人前に出ることはほとんどない。
また、風の部族の長のみが作れる薬にはどんな病も直すと言われ、不死鳥の涙とも呼ばれている。
不死鳥の涙は効能から、治癒を求める人々へ分け与えられていたが、どんな病でも癒すその薬は人を不死者にすると誤った効能が言い伝えられていった。
その頃からか、今までに存在しなかった謎の生命体が現れるようになった。
それにより、今までは祈祷や治癒などの施しをしていた4大部族は謎の生命体を討伐する組織へと変化していった。
謎の生命体は4大部族らによって“アヤカシ”と名付けられ、彼らと能力をもつ人々によって討伐されていった。
アヤカシの出現から数年、当時の王であった塔矢・ルシファエル・イグリードは度々のアヤカシの被害により、己の死を恐れ、不死鳥の涙を欲するようになった。
彼は部下を通じて風の部族の長セルフォードを王宮へ招き献上するように命じた。
セルフォードと他の部族の長は本来の効能を伝えて民のために使うべきと進言し、献上を拒否した。
王は激怒し、魔具を使いアヤカシを4大部族が住まう場所へけしかけ、王と4大部族による戦争が勃発。
かろうじて勝利を納めた4大部族だったが、歴代の当主の中で最強と言われた火守の当主と最も神獣の血が濃いと言われた風守の当主が行方不明となり、残った部族は散り散りとなり今は何処にいるか不明となっている。
---第5章4大部族戦争より抜粋
彼らは精霊や神獣の血を継いでいると言われ、その力を持ってアヤカシから人々を守り、災害時には施しを与え人々から崇め奉られたという。
火の部族の長、レグニス・ルーグ・コウレンは不死鳥の血を継ぐどんな武器も使いこなす戦においては最強の火守。
水の部族の長、クリスティ・リーナ・アクアは海の悪魔リヴァイアサンの血を継ぐ水上においての戦いに優れている水守。
土の部族の長、ヴァイアレ・ルゥ・アースは精霊ノームの血を継ぐ防御において最強の土守。
そして、他の部族からも尊ばれる風の部族の長セルフォード・ミラ・シルフ。
天馬の血を継ぎ、浄化と癒しの力を使える彼はその力ゆえに、人前に出ることはほとんどない。
また、風の部族の長のみが作れる薬にはどんな病も直すと言われ、不死鳥の涙とも呼ばれている。
不死鳥の涙は効能から、治癒を求める人々へ分け与えられていたが、どんな病でも癒すその薬は人を不死者にすると誤った効能が言い伝えられていった。
その頃からか、今までに存在しなかった謎の生命体が現れるようになった。
それにより、今までは祈祷や治癒などの施しをしていた4大部族は謎の生命体を討伐する組織へと変化していった。
謎の生命体は4大部族らによって“アヤカシ”と名付けられ、彼らと能力をもつ人々によって討伐されていった。
アヤカシの出現から数年、当時の王であった塔矢・ルシファエル・イグリードは度々のアヤカシの被害により、己の死を恐れ、不死鳥の涙を欲するようになった。
彼は部下を通じて風の部族の長セルフォードを王宮へ招き献上するように命じた。
セルフォードと他の部族の長は本来の効能を伝えて民のために使うべきと進言し、献上を拒否した。
王は激怒し、魔具を使いアヤカシを4大部族が住まう場所へけしかけ、王と4大部族による戦争が勃発。
かろうじて勝利を納めた4大部族だったが、歴代の当主の中で最強と言われた火守の当主と最も神獣の血が濃いと言われた風守の当主が行方不明となり、残った部族は散り散りとなり今は何処にいるか不明となっている。
---第5章4大部族戦争より抜粋
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