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9 騎士団長の息子は根暗(ボッチを拗らせてる)
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「幸せそうな奴って滅びればいいと思いませんか?」
淀んだ目をしながら物騒なことを呟くのは攻略対象の1人·······騎士団長の息子のハリー・ハウゼンだ。騎士団長の息子というジョブなのにめちゃくちゃ陰キャの香りがするお仲間の目をしている彼を家から引っ張り出すことに成功した俺だが·····正直扱いに困っていた。
本来なら仲間意識が芽生えそうだが·····今の俺にはリアというエンジェルがいるからねぇ。
「ハリーよ。気持ちは分かるが少し自重しなさい」
「······殿下。俺は女体に触れたいです······」
安西先生にバスケしたい乗りで言うなよ。
「婚約者は作らないのか?」
「·····誰も汗臭い騎士団長の息子に縁談は持ってきませんよ·······」
「でも、顔は悪くないだろ?」
うん、性格はあれだけど顔はまあまあイケメンのはず。
「ふ、話して少ししたらドン引きされる俺の気持ちがわかりますか?」
「多分、欲望丸出しなのが悪いんだろうな······」
少し話してわかった。こいつは女に飢えてる。俺はリアさえいれば満足だからあれだけど······性欲が旺盛なのだろう。
「あぁ······死にたい······」
「童貞のままで?」
「埋葬する時は娼館の近くにお願いします······」
「娼館には行かないのか?」
「親に禁止されてまして······特に母親がうるさくて」
まあ、そうだろうな。
「おっぱいが1つ······おっぱいが2つ······おっぱいが3つ········おっぱいが4つ········おっぱいがーーー」
「謎のカウントやめろ」
「殿下は婚約者の触れるからいいじゃないですか·······」
「あのな······私はこれでも紳士だぞ?それに好きな人は大切にしたいんだよ」
「乙女ですねぇ······」
なんでやねん。
「あ、でも俺お尻も好きです。なんなら脇の下でもいいです」
「妙な性癖を暴露しなくていいから」
「熟女なら脇毛あれば更にグッドです。美少女なら綺麗に剃ってるか生えてないのがいいです」
「とりあえずそういう素直な部分は隠そうな」
うん、人が寄り付かないのがよく分かる性格だ。友人も俺が話しかけなければ多分ゼロだっただろからね。まあ、これならヒロインが攻略することはなさそうかなぁ······
「殿下は女体嫌いなんですか?」
「婚約者以外に興味はないよ」
「嘘だ!」
何故にひぐ〇し風?
「嘘ですよ!男なら誰でも女体が大好きなはずです!」
「いや·····本気で興味無い。というか、私はリア以外で欲情できないからね」
そんなアホな会話をするが······どうにも憎めないキャラなんだよなぁ·····でも、一緒にいるとお仲間に見えそうだから自重して貰うとするか。特にリアに悪影響がありそうだしリアには会わせたくないね。
淀んだ目をしながら物騒なことを呟くのは攻略対象の1人·······騎士団長の息子のハリー・ハウゼンだ。騎士団長の息子というジョブなのにめちゃくちゃ陰キャの香りがするお仲間の目をしている彼を家から引っ張り出すことに成功した俺だが·····正直扱いに困っていた。
本来なら仲間意識が芽生えそうだが·····今の俺にはリアというエンジェルがいるからねぇ。
「ハリーよ。気持ちは分かるが少し自重しなさい」
「······殿下。俺は女体に触れたいです······」
安西先生にバスケしたい乗りで言うなよ。
「婚約者は作らないのか?」
「·····誰も汗臭い騎士団長の息子に縁談は持ってきませんよ·······」
「でも、顔は悪くないだろ?」
うん、性格はあれだけど顔はまあまあイケメンのはず。
「ふ、話して少ししたらドン引きされる俺の気持ちがわかりますか?」
「多分、欲望丸出しなのが悪いんだろうな······」
少し話してわかった。こいつは女に飢えてる。俺はリアさえいれば満足だからあれだけど······性欲が旺盛なのだろう。
「あぁ······死にたい······」
「童貞のままで?」
「埋葬する時は娼館の近くにお願いします······」
「娼館には行かないのか?」
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まあ、そうだろうな。
「おっぱいが1つ······おっぱいが2つ······おっぱいが3つ········おっぱいが4つ········おっぱいがーーー」
「謎のカウントやめろ」
「殿下は婚約者の触れるからいいじゃないですか·······」
「あのな······私はこれでも紳士だぞ?それに好きな人は大切にしたいんだよ」
「乙女ですねぇ······」
なんでやねん。
「あ、でも俺お尻も好きです。なんなら脇の下でもいいです」
「妙な性癖を暴露しなくていいから」
「熟女なら脇毛あれば更にグッドです。美少女なら綺麗に剃ってるか生えてないのがいいです」
「とりあえずそういう素直な部分は隠そうな」
うん、人が寄り付かないのがよく分かる性格だ。友人も俺が話しかけなければ多分ゼロだっただろからね。まあ、これならヒロインが攻略することはなさそうかなぁ······
「殿下は女体嫌いなんですか?」
「婚約者以外に興味はないよ」
「嘘だ!」
何故にひぐ〇し風?
「嘘ですよ!男なら誰でも女体が大好きなはずです!」
「いや·····本気で興味無い。というか、私はリア以外で欲情できないからね」
そんなアホな会話をするが······どうにも憎めないキャラなんだよなぁ·····でも、一緒にいるとお仲間に見えそうだから自重して貰うとするか。特にリアに悪影響がありそうだしリアには会わせたくないね。
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