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20 勇者、見守られる *
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「さあ、勇者様たちも御馳走を召し上がってください」
声をかけられて振り向くと、テーブルには数々の豪華な料理があった。美味しそうな匂いが鼻腔をくすぐる。
「あ……ありがとうございます……」
そういえば、昨日から何も食べていなかった。腹が減っていることに気付くが、問題は今の状況である。
まだ魔王に抱かれていて、しかも繋がったままだ。こんな状態で食事なんてできるわけがない。
どうにかして離れようとするが、がっちりとホールドされていて抜け出せなかった。
「あのー……魔王さん?ちょっと離してくれませんかね?」
恐る恐る声をかけると、魔王は不機嫌そうに眉間にシワを寄せた。
「断る」
即答されてしまい、困ってしまう。
「えっと……じゃあ、とりあえず一回抜いてもらっていいですかね……?」
すると、魔王は首を傾げた。
「なぜ抜く必要があるのだ?」
「え……だって、このままだとご飯食べられないし……トイレにも行けないでしょ?」
「ああ、トイレなら心配はいらん。お前の身体は我の魔力によって作り替えられているから、排尿など必要ないぞ」
「えっ……!?」
「尿は全て精液になって出てくるようになっている。ちなみに我もだ」
衝撃的な事実を知ってしまった。そういえば、全く尿意が無い……。
「そ、そんな……俺の身体どうなっちゃってるの……」
「すまないな……だが、そうするしかなかったのだ……」
そう言われると何も言い返せなくなる。魔王を受け入れることが、この世界の平和を守るためだったのだから仕方ない。
「わかったよ……でも、ずっとこのままだとさすがにご飯が……」
「問題ない。我が食べるのを手伝うとしよう」
魔王はそう言うと、俺を抱えたまま立ち上がった。
「ひゃあんっ♡」
急に持ち上げられたことで感じてしまい、変な声で叫んでしまう。
「テーブルまで歩くぞ」
「ま、待って……!これはだめっ……!」
必死になって抵抗するが、魔王は止まってくれなかった。駅弁スタイルのまま歩いていく。
「やっ……♡だめぇ……♡」
一歩踏み出す度に振動が伝わってきて、それだけで気持ち良くなってしまった。
「あぁっ♡あっ♡あっ♡」
快感でビクビクと痙攣してしまう。しかし、それでも魔王は動きを止めずに、平然と宴の席へと向かっていった。
「おお!勇者様と魔王がいらっしゃったぞ!」
「さあ、こちらへどうぞ!」
皆が笑顔で迎えてくれる。
「んんっ……♡あひぃっ♡」
俺は魔王に激しく突かれながら、人々の前に連れていかれた。
恥ずかしいのに、身体が反応するのを抑えられない。こんな姿を見られたくないのに、同時に興奮している自分もいた。
「あっ♡あっ♡あっ♡」
歩くたびに奥まで突き刺されて、甘い声が出てしまう。
魔王は俺を抱き抱えたまま、ついに宴の中心部に到着した。
「おぉ……なんと美しい……」
「魔王との仲睦まじさが伺えますな」
人々から賞賛の声が上がっている。
「んんっ♡もうやだぁっ……♡」
俺は泣きそうな顔になりながらも、魔王の首に腕を回して抱きついていた。
羞恥にひたすら耐えていると、王様の側近がワインを持って近づいて来る。
「お疲れ様です。さあ、どうぞお召し上がりください」
差し出されたグラスを魔王が受け取り、口に含んだ。すぐさま口付けされ、口移しで流し込まれる。
「んっ……♡んんっ……♡」
ごくりと喉を鳴らしながら嚥下すると、心地よい熱さが全身を巡っていった。
そのまま濃厚なキスを続ける。舌を入れて絡め取られ、吸われた。
「んんっ……♡んっ……♡」
「どうだ、美味しいか?」
「うん……♡おいひい……♡」
もともと美味しいお酒だけれど、魔王に飲ませてもらうとより一層甘く感じる。
「ほしい……♡もっとちょうだい……♡」
俺は甘えた声を出しながらおねだりした。すると、魔王はまたグラスの中身を口に含む。唇を重ねて、たっぷりと注いでくれた。
「んんっ……♡んっ……♡」
こくり、こくりと飲んでいく。アルコールのせいで全身が火照ってきて、頭もぼうっとしてきた。
「ふふ、酔っているお前も可愛いな」
魔王はそう言って微笑むと、再び抽挿を始めた。
「ああっ♡あっ♡あっ♡」
激しく揺さぶられながら、奥まで突かれる。
「やっ……♡ふあぁっ……♡」
酔いが回っているせいか、ふわふわして感じやすくなっていた。
「どうした?そんな甘い声で鳴いて」
「だって……♡これ、すごくいい……♡」
素直に答えると、魔王は嬉しそうに笑みを浮かべる。
「そうか。ではもっと良くしてやろう」
そう言うと、腰の動きをさらに速めた。
「あっ……♡激しっ……♡だめぇっ……♡」
パンッパァンッという音が部屋に響くほど強く打ち付けられる。あまりの快感に意識を失いそうになった時、魔王のモノが大きく膨らんだ。
「あぁっ♡やだぁっ……♡おっきくしないでぇ……♡」
「無理を言うな。お前が締め付けるからだろう」
魔王は苦笑しながら言う。そして、ラストスパートをかけるように激しいピストンを繰り返した。
「ああぁっ♡だめぇっ♡イッちゃうぅっ……♡」
「くっ……出すぞ……!」
「あっ……♡出してぇっ……♡いっぱい注いでぇっ……♡」
「ああ……お前もイけ……!」
「あっ♡あっ♡イクッ……♡あぁーっ♡」
ビクンと身体を大きく跳ねさせて、絶頂を迎える。その直後、魔王も果てた。
「あぁっ……♡熱いの出てる……♡」
どくんどくんと脈打つたびに、大量の白濁が注ぎ込まれていく。その感覚すら心地よくて、頭が真っ白になった。
「あはぁっ……♡すごいぃ……♡」
胸からも白濁がびゅくっと溢れ出している。その様子を見て、人々は興奮しているようだった。
「なんと淫乱な勇者様だ……」
「勇者様は本当に可愛らしいですな」
「あぁっ……♡こんなの恥ずかしいよぉ……♡」
羞恥と快楽が入り交じって、ますます感度が高まってしまう。
声をかけられて振り向くと、テーブルには数々の豪華な料理があった。美味しそうな匂いが鼻腔をくすぐる。
「あ……ありがとうございます……」
そういえば、昨日から何も食べていなかった。腹が減っていることに気付くが、問題は今の状況である。
まだ魔王に抱かれていて、しかも繋がったままだ。こんな状態で食事なんてできるわけがない。
どうにかして離れようとするが、がっちりとホールドされていて抜け出せなかった。
「あのー……魔王さん?ちょっと離してくれませんかね?」
恐る恐る声をかけると、魔王は不機嫌そうに眉間にシワを寄せた。
「断る」
即答されてしまい、困ってしまう。
「えっと……じゃあ、とりあえず一回抜いてもらっていいですかね……?」
すると、魔王は首を傾げた。
「なぜ抜く必要があるのだ?」
「え……だって、このままだとご飯食べられないし……トイレにも行けないでしょ?」
「ああ、トイレなら心配はいらん。お前の身体は我の魔力によって作り替えられているから、排尿など必要ないぞ」
「えっ……!?」
「尿は全て精液になって出てくるようになっている。ちなみに我もだ」
衝撃的な事実を知ってしまった。そういえば、全く尿意が無い……。
「そ、そんな……俺の身体どうなっちゃってるの……」
「すまないな……だが、そうするしかなかったのだ……」
そう言われると何も言い返せなくなる。魔王を受け入れることが、この世界の平和を守るためだったのだから仕方ない。
「わかったよ……でも、ずっとこのままだとさすがにご飯が……」
「問題ない。我が食べるのを手伝うとしよう」
魔王はそう言うと、俺を抱えたまま立ち上がった。
「ひゃあんっ♡」
急に持ち上げられたことで感じてしまい、変な声で叫んでしまう。
「テーブルまで歩くぞ」
「ま、待って……!これはだめっ……!」
必死になって抵抗するが、魔王は止まってくれなかった。駅弁スタイルのまま歩いていく。
「やっ……♡だめぇ……♡」
一歩踏み出す度に振動が伝わってきて、それだけで気持ち良くなってしまった。
「あぁっ♡あっ♡あっ♡」
快感でビクビクと痙攣してしまう。しかし、それでも魔王は動きを止めずに、平然と宴の席へと向かっていった。
「おお!勇者様と魔王がいらっしゃったぞ!」
「さあ、こちらへどうぞ!」
皆が笑顔で迎えてくれる。
「んんっ……♡あひぃっ♡」
俺は魔王に激しく突かれながら、人々の前に連れていかれた。
恥ずかしいのに、身体が反応するのを抑えられない。こんな姿を見られたくないのに、同時に興奮している自分もいた。
「あっ♡あっ♡あっ♡」
歩くたびに奥まで突き刺されて、甘い声が出てしまう。
魔王は俺を抱き抱えたまま、ついに宴の中心部に到着した。
「おぉ……なんと美しい……」
「魔王との仲睦まじさが伺えますな」
人々から賞賛の声が上がっている。
「んんっ♡もうやだぁっ……♡」
俺は泣きそうな顔になりながらも、魔王の首に腕を回して抱きついていた。
羞恥にひたすら耐えていると、王様の側近がワインを持って近づいて来る。
「お疲れ様です。さあ、どうぞお召し上がりください」
差し出されたグラスを魔王が受け取り、口に含んだ。すぐさま口付けされ、口移しで流し込まれる。
「んっ……♡んんっ……♡」
ごくりと喉を鳴らしながら嚥下すると、心地よい熱さが全身を巡っていった。
そのまま濃厚なキスを続ける。舌を入れて絡め取られ、吸われた。
「んんっ……♡んっ……♡」
「どうだ、美味しいか?」
「うん……♡おいひい……♡」
もともと美味しいお酒だけれど、魔王に飲ませてもらうとより一層甘く感じる。
「ほしい……♡もっとちょうだい……♡」
俺は甘えた声を出しながらおねだりした。すると、魔王はまたグラスの中身を口に含む。唇を重ねて、たっぷりと注いでくれた。
「んんっ……♡んっ……♡」
こくり、こくりと飲んでいく。アルコールのせいで全身が火照ってきて、頭もぼうっとしてきた。
「ふふ、酔っているお前も可愛いな」
魔王はそう言って微笑むと、再び抽挿を始めた。
「ああっ♡あっ♡あっ♡」
激しく揺さぶられながら、奥まで突かれる。
「やっ……♡ふあぁっ……♡」
酔いが回っているせいか、ふわふわして感じやすくなっていた。
「どうした?そんな甘い声で鳴いて」
「だって……♡これ、すごくいい……♡」
素直に答えると、魔王は嬉しそうに笑みを浮かべる。
「そうか。ではもっと良くしてやろう」
そう言うと、腰の動きをさらに速めた。
「あっ……♡激しっ……♡だめぇっ……♡」
パンッパァンッという音が部屋に響くほど強く打ち付けられる。あまりの快感に意識を失いそうになった時、魔王のモノが大きく膨らんだ。
「あぁっ♡やだぁっ……♡おっきくしないでぇ……♡」
「無理を言うな。お前が締め付けるからだろう」
魔王は苦笑しながら言う。そして、ラストスパートをかけるように激しいピストンを繰り返した。
「ああぁっ♡だめぇっ♡イッちゃうぅっ……♡」
「くっ……出すぞ……!」
「あっ……♡出してぇっ……♡いっぱい注いでぇっ……♡」
「ああ……お前もイけ……!」
「あっ♡あっ♡イクッ……♡あぁーっ♡」
ビクンと身体を大きく跳ねさせて、絶頂を迎える。その直後、魔王も果てた。
「あぁっ……♡熱いの出てる……♡」
どくんどくんと脈打つたびに、大量の白濁が注ぎ込まれていく。その感覚すら心地よくて、頭が真っ白になった。
「あはぁっ……♡すごいぃ……♡」
胸からも白濁がびゅくっと溢れ出している。その様子を見て、人々は興奮しているようだった。
「なんと淫乱な勇者様だ……」
「勇者様は本当に可愛らしいですな」
「あぁっ……♡こんなの恥ずかしいよぉ……♡」
羞恥と快楽が入り交じって、ますます感度が高まってしまう。
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