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10 勇者、補充される *
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「な、なんで……?終わったんじゃないの……?」
恐る恐る顔を見ると、そこにはギラついた瞳をした獣がいた。
「言っただろう。全部出すまで終わらないぞ」
その言葉と同時に律動が開始された。
「やっ、待って……!今イッたばっかだから……!少し休ませて……」
慌てて静止するが聞き入れてもらえず、ガツンガツンと容赦無く責められる。
「あっ♡だめ♡またイクッ♡」
敏感になっているせいか、すぐに達してしまった。
「なんだ、もうイってしまったのか?」
揶揄うような口調に羞恥心を覚える。
「うぅ……だって……お前がしつこいから……」
恥ずかしくて消え入りそうな声で反論すると、突然ぐるりと体勢を変えられた。
「えっ!?」
気がつくと、俺は魔王の上に乗っかるような形になっていた。いわゆる騎乗位である。
「ちょっ!これダメェ!こんなの無理ぃ!」
「ほう、自ら腰を振るとはなかなか淫乱ではないか」
「ち、違う……♡」
否定したが、身体は快楽を求めて止まらない。気がつけば夢中で腰を動かしていた。
「んんっ♡んっ♡んっ♡んっ♡」
「くっ……そんなに締め付けるな……」
「むりぃ……♡とまらないよぉ……♡」
自分の意思に反して勝手に動く腰を止めることができない。まるで自分の身体が自分のものじゃないみたいだった。
「ああ……凄いな……初めてとは思えないぞ」
「やだぁ……♡言わないれ……♡」
恥ずかしいことを言われ、余計に興奮してしまう。いつの間にか俺のモノは再び勃起しており、先端からは透明な液が溢れ出ていた。それを魔王がじっと見つめている。
「やだっ♡見ちゃだめぇ♡」
「何故だ?とても綺麗じゃないか」
「ひゃうんっ♡」
指先で軽く触れられただけなのに、それだけでイキそうになるくらい気持ち良かった。
(どうしよう……このままじゃおかしくなっちゃう……)
頭では駄目だと分かっているのだが、身体が言うことを聞いてくれない。もっとして欲しいと強請るように自然と腰を押し出していた。
「おねがい……触って……」
「どこを触れば良いのだ?」
意地悪そうに笑いながら尋ねてくる。本当は分かってる癖に。悔しいけど逆らえなくて、おずおずと口を開いた。
「……ここ……」
自身に手を添えると、魔王の手が重ねられ上下に動かされる。
「ああっ♡やだぁっ♡こんなの恥ずかしいっ……♡」
これでは、自分で慰めているみたいじゃないか。しかも、それを魔王にじっくり見られながら……。考えただけで頭がどうにかなりそうだった。
「やだっ♡やめてっ♡離してっ♡」
「嫌なのか?ならば止めるか?」
上からぎゅっと手を握られると、動かすことが出来なくなってしまった。そのままピタっと止まっている。
「あぁ……♡やだぁ……♡動いてぇ……♡」
早く解放されたい。その一心で必死に腰を振った。すると、後ろも連動するように締まるらしく、魔王が小さく声を漏らした。
「っく……勇者、動くな」
「やだっ♡我慢できないっ♡」
言われた通り動きを止めようとしたが、身体がいう事を聞かない。それどころか更に激しく動かしてしまった。
「くっ……この淫乱め……」
「んんっ♡ごめんなさいっ♡」
魔王は諦めたように、また手を動かし始めてくれた。今度は先程よりも激しく、そして的確に弱いところを責め立てられる。
「あっ♡そこらめっ♡すぐイっちゃうからぁっ♡」
「ああ、イクがよい……」
低い声で囁かれると、ゾクッとしたものが背筋を走り抜けた。それと同時に限界を迎える。
「あっ♡イクッ♡イッちゃうぅーっ♡」
ビクビクッと痙攣し、白濁液を放出した。たくさんイキすぎたせいで、勢いが弱まりトロリと流れ出る程度になっている。
「はぁ……♡んんっ……♡」
絶頂の余韻に浸っていると、突然視界が変わった。目の前に美しい顔がある。また押し倒されているようだ。そのままぐりぐりと奥まで挿入され、悲鳴を上げる。
「ああぁぁぁっ♡だめぇっ♡今イッたばっかりだからぁっ♡」
「我はまだ満足していないぞ」
激しいピストン運動が始まり、再び快楽の渦へと引き戻される。
「やっ♡ほんとにだめ……!俺もう空っぽだよぉ……!これ以上されたら死んじゃうぅ……!」
「ふむ」
すると突然、律動が止まった。ようやく解放してくれる気になったのかと思ったが、どうやら違うらしい。
「それならばこうしよう」
魔王は何かを呟き、呪文のようなものを唱えた。すると、股間に何か熱いものが集まってくるような感覚に襲われる。
「えっ!?なに……!?熱い……」
驚いて下を見ると、そこには信じられない光景があった。
「嘘だろ!?なんで!?」
なんと、自分のモノがまた大きくなっている。ビンビンに勃ち上がり、出し尽くしたはずの精液がパンパンに溜まっていた。
「こ、こんなのおかしい……」
「それは我の精子だ。お前のナカに流し込んだ我の精液を、精嚢に送り込んだのだ。これでまだまだ出せるだろう?」
「なっ……!そんなことが……!?」
つまり、今俺のパンパンになったコレの中には、魔王の精液が詰まっているということだろうか。そんなの恥ずかしすぎる……。
「そんなのやだぁ……おちんちんの中まで犯さないでよぉ……」
泣きそうな声で懇願するが聞き入れてもらえなかった。むしろ逆効果だったようで、興奮した様子でこちらを見る。
「ほう、煽るとは……余裕がありそうだな」
「へっ!?ち、ちがっ……」
否定しようとした瞬間、再び激しく突かれた。
「ああっ♡だめぇっ♡出ちゃうっ♡出ちゃうよぉっ♡」
「さあ、我の精液を射精するが良い」
そう言うと同時に最奥を突かれ、中に大量の精液を流し込まれる。
「ひゃあんっ♡出ちゃうっ♡いっぱい注がれて……出ちゃうぅっ♡」
中出しの刺激に耐えきれず、俺は盛大に射精してしまった。魔王の子種がたっぷり詰まった濃厚な白濁を大量にぶちまける。
「ひあぁっ……♡すごいっ♡止まらないぃ……♡」
魔王のイキのいい精子が、俺のモノからビュルルルーッと飛び出していた。
快感と羞恥でおかしくなりそうになる。俺が大量に吐き出し続けている間も、魔王は休むことなく腰を打ち付けていた。
「ああっ♡ダメェ♡壊れるっ♡おかしくなるっ♡」
「我も止まらない……」
そう言ってさらに強く抱きしめられる。そのせいで余計に密着してしまい、より深く繋がってしまった。
「やっ……♡深すぎるぅ……♡」
射精しても射精しても、魔王から新たな精子を与えられ続ける。その度にどんどん身体が作り変えられていく気がした。
「やぁ……♡怖い……♡助けてぇ……♡」
未知の快感に恐怖を覚え、必死に助けを求めるが聞いてもらえない。
よりいっそう激しく腰を動かされると、またドピューッと溢れ出してしまった。
「あひっ♡すごいぃっ♡止まらないっ……♡」
魔王の精液が、俺の尿道を通って出ていく。こんなところまで浸食されている事実に頭がクラクラした。
最後にぶしゃあっと勢いよく飛び出た大量の白い欲望が、辺り一面に飛び散る。魔王の身体にもべっとりと付着しており、魔王はそれを指で掬って眺めていた。
恐る恐る顔を見ると、そこにはギラついた瞳をした獣がいた。
「言っただろう。全部出すまで終わらないぞ」
その言葉と同時に律動が開始された。
「やっ、待って……!今イッたばっかだから……!少し休ませて……」
慌てて静止するが聞き入れてもらえず、ガツンガツンと容赦無く責められる。
「あっ♡だめ♡またイクッ♡」
敏感になっているせいか、すぐに達してしまった。
「なんだ、もうイってしまったのか?」
揶揄うような口調に羞恥心を覚える。
「うぅ……だって……お前がしつこいから……」
恥ずかしくて消え入りそうな声で反論すると、突然ぐるりと体勢を変えられた。
「えっ!?」
気がつくと、俺は魔王の上に乗っかるような形になっていた。いわゆる騎乗位である。
「ちょっ!これダメェ!こんなの無理ぃ!」
「ほう、自ら腰を振るとはなかなか淫乱ではないか」
「ち、違う……♡」
否定したが、身体は快楽を求めて止まらない。気がつけば夢中で腰を動かしていた。
「んんっ♡んっ♡んっ♡んっ♡」
「くっ……そんなに締め付けるな……」
「むりぃ……♡とまらないよぉ……♡」
自分の意思に反して勝手に動く腰を止めることができない。まるで自分の身体が自分のものじゃないみたいだった。
「ああ……凄いな……初めてとは思えないぞ」
「やだぁ……♡言わないれ……♡」
恥ずかしいことを言われ、余計に興奮してしまう。いつの間にか俺のモノは再び勃起しており、先端からは透明な液が溢れ出ていた。それを魔王がじっと見つめている。
「やだっ♡見ちゃだめぇ♡」
「何故だ?とても綺麗じゃないか」
「ひゃうんっ♡」
指先で軽く触れられただけなのに、それだけでイキそうになるくらい気持ち良かった。
(どうしよう……このままじゃおかしくなっちゃう……)
頭では駄目だと分かっているのだが、身体が言うことを聞いてくれない。もっとして欲しいと強請るように自然と腰を押し出していた。
「おねがい……触って……」
「どこを触れば良いのだ?」
意地悪そうに笑いながら尋ねてくる。本当は分かってる癖に。悔しいけど逆らえなくて、おずおずと口を開いた。
「……ここ……」
自身に手を添えると、魔王の手が重ねられ上下に動かされる。
「ああっ♡やだぁっ♡こんなの恥ずかしいっ……♡」
これでは、自分で慰めているみたいじゃないか。しかも、それを魔王にじっくり見られながら……。考えただけで頭がどうにかなりそうだった。
「やだっ♡やめてっ♡離してっ♡」
「嫌なのか?ならば止めるか?」
上からぎゅっと手を握られると、動かすことが出来なくなってしまった。そのままピタっと止まっている。
「あぁ……♡やだぁ……♡動いてぇ……♡」
早く解放されたい。その一心で必死に腰を振った。すると、後ろも連動するように締まるらしく、魔王が小さく声を漏らした。
「っく……勇者、動くな」
「やだっ♡我慢できないっ♡」
言われた通り動きを止めようとしたが、身体がいう事を聞かない。それどころか更に激しく動かしてしまった。
「くっ……この淫乱め……」
「んんっ♡ごめんなさいっ♡」
魔王は諦めたように、また手を動かし始めてくれた。今度は先程よりも激しく、そして的確に弱いところを責め立てられる。
「あっ♡そこらめっ♡すぐイっちゃうからぁっ♡」
「ああ、イクがよい……」
低い声で囁かれると、ゾクッとしたものが背筋を走り抜けた。それと同時に限界を迎える。
「あっ♡イクッ♡イッちゃうぅーっ♡」
ビクビクッと痙攣し、白濁液を放出した。たくさんイキすぎたせいで、勢いが弱まりトロリと流れ出る程度になっている。
「はぁ……♡んんっ……♡」
絶頂の余韻に浸っていると、突然視界が変わった。目の前に美しい顔がある。また押し倒されているようだ。そのままぐりぐりと奥まで挿入され、悲鳴を上げる。
「ああぁぁぁっ♡だめぇっ♡今イッたばっかりだからぁっ♡」
「我はまだ満足していないぞ」
激しいピストン運動が始まり、再び快楽の渦へと引き戻される。
「やっ♡ほんとにだめ……!俺もう空っぽだよぉ……!これ以上されたら死んじゃうぅ……!」
「ふむ」
すると突然、律動が止まった。ようやく解放してくれる気になったのかと思ったが、どうやら違うらしい。
「それならばこうしよう」
魔王は何かを呟き、呪文のようなものを唱えた。すると、股間に何か熱いものが集まってくるような感覚に襲われる。
「えっ!?なに……!?熱い……」
驚いて下を見ると、そこには信じられない光景があった。
「嘘だろ!?なんで!?」
なんと、自分のモノがまた大きくなっている。ビンビンに勃ち上がり、出し尽くしたはずの精液がパンパンに溜まっていた。
「こ、こんなのおかしい……」
「それは我の精子だ。お前のナカに流し込んだ我の精液を、精嚢に送り込んだのだ。これでまだまだ出せるだろう?」
「なっ……!そんなことが……!?」
つまり、今俺のパンパンになったコレの中には、魔王の精液が詰まっているということだろうか。そんなの恥ずかしすぎる……。
「そんなのやだぁ……おちんちんの中まで犯さないでよぉ……」
泣きそうな声で懇願するが聞き入れてもらえなかった。むしろ逆効果だったようで、興奮した様子でこちらを見る。
「ほう、煽るとは……余裕がありそうだな」
「へっ!?ち、ちがっ……」
否定しようとした瞬間、再び激しく突かれた。
「ああっ♡だめぇっ♡出ちゃうっ♡出ちゃうよぉっ♡」
「さあ、我の精液を射精するが良い」
そう言うと同時に最奥を突かれ、中に大量の精液を流し込まれる。
「ひゃあんっ♡出ちゃうっ♡いっぱい注がれて……出ちゃうぅっ♡」
中出しの刺激に耐えきれず、俺は盛大に射精してしまった。魔王の子種がたっぷり詰まった濃厚な白濁を大量にぶちまける。
「ひあぁっ……♡すごいっ♡止まらないぃ……♡」
魔王のイキのいい精子が、俺のモノからビュルルルーッと飛び出していた。
快感と羞恥でおかしくなりそうになる。俺が大量に吐き出し続けている間も、魔王は休むことなく腰を打ち付けていた。
「ああっ♡ダメェ♡壊れるっ♡おかしくなるっ♡」
「我も止まらない……」
そう言ってさらに強く抱きしめられる。そのせいで余計に密着してしまい、より深く繋がってしまった。
「やっ……♡深すぎるぅ……♡」
射精しても射精しても、魔王から新たな精子を与えられ続ける。その度にどんどん身体が作り変えられていく気がした。
「やぁ……♡怖い……♡助けてぇ……♡」
未知の快感に恐怖を覚え、必死に助けを求めるが聞いてもらえない。
よりいっそう激しく腰を動かされると、またドピューッと溢れ出してしまった。
「あひっ♡すごいぃっ♡止まらないっ……♡」
魔王の精液が、俺の尿道を通って出ていく。こんなところまで浸食されている事実に頭がクラクラした。
最後にぶしゃあっと勢いよく飛び出た大量の白い欲望が、辺り一面に飛び散る。魔王の身体にもべっとりと付着しており、魔王はそれを指で掬って眺めていた。
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