15 / 17
15「やっと手に入れたんだ」*
しおりを挟む
「ま、待って、ちょっと待ってくださ……」
「もうこれ以上待てない」
国王との話が終わり、僕達は王子の部屋へ戻ってきた。
魔力が増えたことで、身体が怠い。少し休もうと思った途端、王子に抱きつかれたのだった。
「王子……んっ……ふぅ……」
抱き締められて口づけされて、ふわふわした気分に浸っていたら、いつの間にかベッドに運ばれていた。気づいた時には服を脱がされそうになっている。
「ま、待ってくださいって……」
色々なことが一度に起こりすぎて、まだ頭の整理が追いついていない。少し落ち着きたいと思っていたのだ。
なんとか阻止しようともがいてみるが、王子の鍛えられた身体に覆い被さられてしまう。
「……やっと手に入れたんだ」
耳元で囁かれた低い声に、心臓がドクッと跳ねた。その脈打つ胸を押さえ込むように、さらに体重をかけてのし掛かられる。間近にある顔を見れば、切羽詰まったような余裕のない表情だ。
普段はカッコ良くて強くて優しい王子が、僕なんかにこんなに欲情している。その事実に、さらに胸の鼓動が早まった。
「ルセット……」
「んぅ……っ」
押し倒されながら口づけをされ、そのままベッドの海底へ沈んでいくような錯覚に陥る。ムラングの小屋のとは違う、ふかふかで心地よいベッドだ。
(王子の匂いがする……)
そう思うと、急に身体中がゾクゾクしてきてしまう。絡め合う舌も、しっかり繋がれた手も、服越しに擦れ合う胸板も、全てから王子の熱を流し込まれているみたいだ。
「んん……っ」
堪らず声を漏らすと、股間をぐっと押し付けられる。固く大きなその存在は、彼がそれだけ興奮している証拠だった。その事実に、僕は嬉しくなってしまう。
「ルセット……?」
ふふっと小さく笑いを溢すと、不思議そうに声をかけられた。僕は微笑みながら、王子の背中に手を回す。
「王子の好きにしてください……」
「……ぐっ」
急に王子が固まった。どうしたのだろう、と思った瞬間、服を完全に脱がされてしまう。あまりの早業に反応が遅れ、無抵抗のまま下着まで全て取り去られていた。
「ひゃっ!?ちょっと待って……!」
「好きにして良いんだろ?」
そうだった。僕が自分でそんなことを言ってしまったんだった。
言ったことを後悔しつつも、言葉通り王子に好きにされて嬉しいなんて思ってしまっている僕は、もう手におえない……。
いつの間にか自分の服もはだけていた王子に、再度押し倒される。
肌が直接触れ合ってドキっとした。口づけをしているだけでも、肌から熱が伝わって、さっきまでより感じてしまう。
王子の唇が僕から一度離れたかと思うと、そのまま顎、首筋へと口づけを落とされていった。どの場所も丁寧に舌で舐められ、なんだか食べられてしまいそうな気がしてしまう。
その舌が胸に到達し、胸の突起を味わうように舐められた。
「んっ……」
くすぐったいようなもどかしさに、声が漏れてしまう。それに気付いたのか、王子はさらに突起を口に含んで執拗に舐めまわした。押し寄せてくる感覚に、また声が出そうになってしまう。必死で耐えていたが、強く吸われた瞬間、身体に快感が走った。
「んあぁ……っ!?」
変な声を出してしまい、僕は恥ずかしさのあまり顔を手で隠す。ふ、と息を洩らすような声が聞こえ、今度は反対側の突起を同じように吸われた。さっきまで吸われていた方は指でこねくりまわされている。
「あ……それだめです……っ」
こんなところを弄られて感じてしまうなんて、恥ずかしくて頭が真っ白になりそうだ。
逃げようと身を捩れば、余計にふかふかのベッドに沈んでしまう。ぐっと身体が密着し、僕の股間のものが王子の下腹部で擦られた。
「ひあぁ……っ!」
「ふふ、気持ち良さそうだな」
僕のものはすっかり勃ち上がり、先端からだらしなく汁を垂らしている。それをお互いの腹に塗りつけるような動きを続けられ、快感を放出したい衝動に駆られた。
「だめ、もう限界です……」
すぐに達してしまいそうになり、息を切らしながら訴える。王子は動きを止め、やっと僕の乳首を解放してくれた。
ほっとしたのも束の間、王子はまた僕の身体に口づけをし始める。胸から腹へ、徐々に下へと動いていったかと思うと、先走りでぐちょぐちょになっている僕の先端に口づけをした。
「ふあぁっ」
ちゅっちゅっと啄むような口づけだが、触れられるたびに電流が走るような刺激を感じる。
「や、待って、それはだめ……っ」
抵抗も虚しく、動きはさらに強められていき、ついに全てが温もりに包まれた。
「あああっ、だめぇ……」
じゅるじゅると卑猥な音を立てながら吸われ、聴覚まで侵食されているような気分になる。
「あっ、あっ、出ちゃ……あああっ!」
そんな状態に耐えることができるわけもなく、僕は彼の口の中であっさりと達してしまった。
ごくり、と飲み込む音が聞こえてきて、焦る。
「あっ、ダメ、飲んじゃだめぇ……!」
僕の声などおかまいなしに、びくびくしている僕のものから残さず搾り取るように吸い付いている。
僕は出し切った疲労感と、飲まれてしまったショックでぐったりと脱力した。
「ううぅ、ダメって言ったのに……」
「ルセットの、とっても美味しいよ」
そんなことを爽やかな笑顔で言わないで欲しい……。
やっと王子が離れていったので、僕はだらーん、と脱力したまま横を向く。
動けるようになったら僕もお返ししてやるんだ……なんて考えていたら、唐突にぬるっとした感触がした。
「ひっ!?」
横を向いて丸出しになっていた僕の尻に、王子が何かを塗りこんでいる。おそらく、あの小瓶に入った液体だろう。
「あ、まだ、待ってくださ……」
達したばかりで敏感になっている身体は、少しの刺激でも感じてしまうのだ。穴の入口をぬるぬると指先でなぞられ、湧き上がる感覚を押さえ込もうと浅い呼吸で耐える。
「んんっ……」
つぷっと王子の指が入り込んできた感触に、つい声が漏れてしまった。
「ルセット……」
耳元で名前を囁かれ、蕩けそうな気分の中、指を深くまで挿し込まれる。
「あぁっ……」
初めての時は媚薬で訳が分からなくなっていたが、今は意識がはっきりしている。この状態でこんなことをされるのは、恥ずかしくて堪らない。
指でナカを探られると、心の奥まで暴かれるような気がしてしまう。逃げ出したくなるが、身体に力が入らない。されるがままに、ナカで動き回る指を許していると、唐突に強烈な快感が走った。
「ひああぁ!?」
「ここがイイのか?」
確かめるように内壁の一箇所を重点的に触れられ、押し寄せる快感に目が回りそうになる。
その一点を掠めるたびに腰を浮かせてビクビクしていると、いつの間にか3本くらい入っていたらしい指が抜かれた。
急に刺激を失い、物足りなさにナカが浅ましく蠢く。
疼く身体をなんとか鎮めようと浅く呼吸をしていると、指とは違う、肉厚なものが秘部に押し付けられた。
「もうこれ以上待てない」
国王との話が終わり、僕達は王子の部屋へ戻ってきた。
魔力が増えたことで、身体が怠い。少し休もうと思った途端、王子に抱きつかれたのだった。
「王子……んっ……ふぅ……」
抱き締められて口づけされて、ふわふわした気分に浸っていたら、いつの間にかベッドに運ばれていた。気づいた時には服を脱がされそうになっている。
「ま、待ってくださいって……」
色々なことが一度に起こりすぎて、まだ頭の整理が追いついていない。少し落ち着きたいと思っていたのだ。
なんとか阻止しようともがいてみるが、王子の鍛えられた身体に覆い被さられてしまう。
「……やっと手に入れたんだ」
耳元で囁かれた低い声に、心臓がドクッと跳ねた。その脈打つ胸を押さえ込むように、さらに体重をかけてのし掛かられる。間近にある顔を見れば、切羽詰まったような余裕のない表情だ。
普段はカッコ良くて強くて優しい王子が、僕なんかにこんなに欲情している。その事実に、さらに胸の鼓動が早まった。
「ルセット……」
「んぅ……っ」
押し倒されながら口づけをされ、そのままベッドの海底へ沈んでいくような錯覚に陥る。ムラングの小屋のとは違う、ふかふかで心地よいベッドだ。
(王子の匂いがする……)
そう思うと、急に身体中がゾクゾクしてきてしまう。絡め合う舌も、しっかり繋がれた手も、服越しに擦れ合う胸板も、全てから王子の熱を流し込まれているみたいだ。
「んん……っ」
堪らず声を漏らすと、股間をぐっと押し付けられる。固く大きなその存在は、彼がそれだけ興奮している証拠だった。その事実に、僕は嬉しくなってしまう。
「ルセット……?」
ふふっと小さく笑いを溢すと、不思議そうに声をかけられた。僕は微笑みながら、王子の背中に手を回す。
「王子の好きにしてください……」
「……ぐっ」
急に王子が固まった。どうしたのだろう、と思った瞬間、服を完全に脱がされてしまう。あまりの早業に反応が遅れ、無抵抗のまま下着まで全て取り去られていた。
「ひゃっ!?ちょっと待って……!」
「好きにして良いんだろ?」
そうだった。僕が自分でそんなことを言ってしまったんだった。
言ったことを後悔しつつも、言葉通り王子に好きにされて嬉しいなんて思ってしまっている僕は、もう手におえない……。
いつの間にか自分の服もはだけていた王子に、再度押し倒される。
肌が直接触れ合ってドキっとした。口づけをしているだけでも、肌から熱が伝わって、さっきまでより感じてしまう。
王子の唇が僕から一度離れたかと思うと、そのまま顎、首筋へと口づけを落とされていった。どの場所も丁寧に舌で舐められ、なんだか食べられてしまいそうな気がしてしまう。
その舌が胸に到達し、胸の突起を味わうように舐められた。
「んっ……」
くすぐったいようなもどかしさに、声が漏れてしまう。それに気付いたのか、王子はさらに突起を口に含んで執拗に舐めまわした。押し寄せてくる感覚に、また声が出そうになってしまう。必死で耐えていたが、強く吸われた瞬間、身体に快感が走った。
「んあぁ……っ!?」
変な声を出してしまい、僕は恥ずかしさのあまり顔を手で隠す。ふ、と息を洩らすような声が聞こえ、今度は反対側の突起を同じように吸われた。さっきまで吸われていた方は指でこねくりまわされている。
「あ……それだめです……っ」
こんなところを弄られて感じてしまうなんて、恥ずかしくて頭が真っ白になりそうだ。
逃げようと身を捩れば、余計にふかふかのベッドに沈んでしまう。ぐっと身体が密着し、僕の股間のものが王子の下腹部で擦られた。
「ひあぁ……っ!」
「ふふ、気持ち良さそうだな」
僕のものはすっかり勃ち上がり、先端からだらしなく汁を垂らしている。それをお互いの腹に塗りつけるような動きを続けられ、快感を放出したい衝動に駆られた。
「だめ、もう限界です……」
すぐに達してしまいそうになり、息を切らしながら訴える。王子は動きを止め、やっと僕の乳首を解放してくれた。
ほっとしたのも束の間、王子はまた僕の身体に口づけをし始める。胸から腹へ、徐々に下へと動いていったかと思うと、先走りでぐちょぐちょになっている僕の先端に口づけをした。
「ふあぁっ」
ちゅっちゅっと啄むような口づけだが、触れられるたびに電流が走るような刺激を感じる。
「や、待って、それはだめ……っ」
抵抗も虚しく、動きはさらに強められていき、ついに全てが温もりに包まれた。
「あああっ、だめぇ……」
じゅるじゅると卑猥な音を立てながら吸われ、聴覚まで侵食されているような気分になる。
「あっ、あっ、出ちゃ……あああっ!」
そんな状態に耐えることができるわけもなく、僕は彼の口の中であっさりと達してしまった。
ごくり、と飲み込む音が聞こえてきて、焦る。
「あっ、ダメ、飲んじゃだめぇ……!」
僕の声などおかまいなしに、びくびくしている僕のものから残さず搾り取るように吸い付いている。
僕は出し切った疲労感と、飲まれてしまったショックでぐったりと脱力した。
「ううぅ、ダメって言ったのに……」
「ルセットの、とっても美味しいよ」
そんなことを爽やかな笑顔で言わないで欲しい……。
やっと王子が離れていったので、僕はだらーん、と脱力したまま横を向く。
動けるようになったら僕もお返ししてやるんだ……なんて考えていたら、唐突にぬるっとした感触がした。
「ひっ!?」
横を向いて丸出しになっていた僕の尻に、王子が何かを塗りこんでいる。おそらく、あの小瓶に入った液体だろう。
「あ、まだ、待ってくださ……」
達したばかりで敏感になっている身体は、少しの刺激でも感じてしまうのだ。穴の入口をぬるぬると指先でなぞられ、湧き上がる感覚を押さえ込もうと浅い呼吸で耐える。
「んんっ……」
つぷっと王子の指が入り込んできた感触に、つい声が漏れてしまった。
「ルセット……」
耳元で名前を囁かれ、蕩けそうな気分の中、指を深くまで挿し込まれる。
「あぁっ……」
初めての時は媚薬で訳が分からなくなっていたが、今は意識がはっきりしている。この状態でこんなことをされるのは、恥ずかしくて堪らない。
指でナカを探られると、心の奥まで暴かれるような気がしてしまう。逃げ出したくなるが、身体に力が入らない。されるがままに、ナカで動き回る指を許していると、唐突に強烈な快感が走った。
「ひああぁ!?」
「ここがイイのか?」
確かめるように内壁の一箇所を重点的に触れられ、押し寄せる快感に目が回りそうになる。
その一点を掠めるたびに腰を浮かせてビクビクしていると、いつの間にか3本くらい入っていたらしい指が抜かれた。
急に刺激を失い、物足りなさにナカが浅ましく蠢く。
疼く身体をなんとか鎮めようと浅く呼吸をしていると、指とは違う、肉厚なものが秘部に押し付けられた。
30
お気に入りに追加
396
あなたにおすすめの小説
兄弟カフェ 〜僕達の関係は誰にも邪魔できない〜
紅夜チャンプル
BL
ある街にイケメン兄弟が経営するお洒落なカフェ「セプタンブル」がある。真面目で優しい兄の碧人(あおと)、明るく爽やかな弟の健人(けんと)。2人は今日も多くの女性客に素敵なひとときを提供する。
ただし‥‥家に帰った2人の本当の姿はお互いを愛し、甘い時間を過ごす兄弟であった。お店では「兄貴」「健人」と呼び合うのに対し、家では「あお兄」「ケン」と呼んでぎゅっと抱き合って眠りにつく。
そんな2人の前に現れたのは、大学生の幸成(ゆきなり)。純粋そうな彼との出会いにより兄弟の関係は‥‥?
屈強冒険者のおっさんが自分に執着する美形名門貴族との結婚を反対してもらうために直訴する話
信号六
BL
屈強な冒険者が一夜の遊びのつもりでひっかけた美形青年に執着され追い回されます。どうしても逃げ切りたい屈強冒険者が助けを求めたのは……?
美形名門貴族青年×屈強男性受け。
以前Twitterで呟いた話の短編小説版です。
(ムーンライトノベルズ、pixivにも載せています)
完結・虐げられオメガ妃なので敵国に売られたら、激甘ボイスのイケメン王に溺愛されました
美咲アリス
BL
虐げられオメガ側妃のシャルルは敵国への貢ぎ物にされた。敵国のアルベルト王は『人間を食べる』という恐ろしい噂があるアルファだ。けれども実際に会ったアルベルト王はものすごいイケメン。しかも「今日からそなたは国宝だ」とシャルルに激甘ボイスで囁いてくる。「もしかして僕は国宝級の『食材』ということ?」シャルルは恐怖に怯えるが、もちろんそれは大きな勘違いで⋯⋯? 虐げられオメガと敵国のイケメン王、ふたりのキュン&ハッピーな異世界恋愛オメガバースです!
モフモフになった魔術師はエリート騎士の愛に困惑中
risashy
BL
魔術師団の落ちこぼれ魔術師、ローランド。
任務中にひょんなことからモフモフに変幻し、人間に戻れなくなってしまう。そんなところを騎士団の有望株アルヴィンに拾われ、命拾いしていた。
快適なペット生活を満喫する中、実はアルヴィンが自分を好きだと知る。
アルヴィンから語られる自分への愛に、ローランドは戸惑うものの——?
24000字程度の短編です。
※BL(ボーイズラブ)作品です。
この作品は小説家になろうさんでも公開します。
幽閉王子は最強皇子に包まれる
皇洵璃音
BL
魔法使いであるせいで幼少期に幽閉された第三王子のアレクセイ。それから年数が経過し、ある日祖国は滅ぼされてしまう。毛布に包まっていたら、敵の帝国第二皇子のレイナードにより連行されてしまう。処刑場にて皇帝から二つの選択肢を提示されたのだが、二つ目の内容は「レイナードの花嫁になること」だった。初めて人から求められたこともあり、花嫁になることを承諾する。素直で元気いっぱいなド直球第二皇子×愛されることに慣れていない治癒魔法使いの第三王子の恋愛物語。
表紙担当者:白す(しらす)様に描いて頂きました。
周りが幼馴染をヤンデレという(どこが?)
ヨミ
BL
幼馴染 隙杉 天利 (すきすぎ あまり)はヤンデレだが主人公 花畑 水華(はなばた すいか)は全く気づかない所か溺愛されていることにも気付かずに
ただ友達だとしか思われていないと思い込んで悩んでいる超天然鈍感男子
天利に恋愛として好きになって欲しいと頑張るが全然効いていないと思っている。
可愛い(綺麗?)系男子でモテるが天利が男女問わず牽制してるためモテない所か自分が普通以下の顔だと思っている
天利は時折アピールする水華に対して好きすぎて理性の糸が切れそうになるが、なんとか保ち普段から好きすぎで悶え苦しんでいる。
水華はアピールしてるつもりでも普段の天然の部分でそれ以上のことをしているので何しても天然故の行動だと思われてる。
イケメンで物凄くモテるが水華に初めては全て捧げると内心勝手に誓っているが水華としかやりたいと思わないので、どんなに迫られようと見向きもしない、少し女嫌いで女子や興味、どうでもいい人物に対してはすごく冷たい、水華命の水華LOVEで水華のお願いなら何でも叶えようとする
好きになって貰えるよう努力すると同時に好き好きアピールしているが気づかれず何年も続けている内に気づくとヤンデレとかしていた
自分でもヤンデレだと気づいているが治すつもりは微塵も無い
そんな2人の両片思い、もう付き合ってんじゃないのと思うような、じれ焦れイチャラブな恋物語
婚約破棄された婚活オメガの憂鬱な日々
月歌(ツキウタ)
BL
運命の番と巡り合う確率はとても低い。なのに、俺の婚約者のアルファが運命の番と巡り合ってしまった。運命の番が出逢った場合、二人が結ばれる措置として婚約破棄や離婚することが認められている。これは国の法律で、婚約破棄または離婚された人物には一生一人で生きていけるだけの年金が支給される。ただし、運命の番となった二人に関わることは一生禁じられ、破れば投獄されることも。
俺は年金をもらい実家暮らししている。だが、一人で暮らすのは辛いので婚活を始めることにした。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる