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第5章
ナティーシャの独白 1
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夢を見た。私が生まれる夢を。へその緒が切られて、初めて吸う空気に驚いて、この世界に生まれ落ちて喜び泣き叫ぶ夢を見た。
その夢を見たのがいつの頃だったのかは覚えていない。けれど、夢というには鮮明過ぎる記憶に違和感を覚えたのは、私が物心ついてすぐの頃だったと思う。
次に見た夢は廊下を走っていたら転ぶという夢だった。気に留めるほどでもない夢だったけれど、見覚えがあると感じた直後には、私は転んで怪我をしていた。怪我の痛みよりも夢に見たことが現実に起こったことのほうに驚いて、使用人が来るまで私は泣くことなくじっと傷から血が流れるさまを眺めていた。
次に見た夢はお兄様が私のお気に入りの人形を隠すところだった。私以外の人の視点から見る夢は初めてで、人形を隠されて怒るよりも本当に隠されているのかという興味が勝って、まるで答えを知っている宝探しをする要領で人形の在処へと足を延ばした。お母さまのベッドの下にある隙間に隠された人形は、ほんの少し埃をかぶっていたけれど、夢で見たとおりの場所に置いてあった。
何故かそのとき、私は凄いと思うよりも先に怖いと思ってしまった。夢で見たことが現実になる。けれど、逆に言えば先に夢でこれから起こることの予習ができる。先に答えを知ることができるというのは素晴らしく、3歳や4歳くらいの頃の子供であれば素直に喜びそうな事なのに、私は恐ろしくてたまらなくて、埃で汚れた人形を抱きしめて泣き喚いた。
それからは、時々見る夢で見た事を忘れるようにしながら生活してきた。いじわるされる夢を見ても回避せずにいじめられて、ご褒美が何かわかっていても驚いた顔をして喜びはしゃいで、誰かが悪いことをしていても見て見ぬふりをした。
そうして暮らしてきて何年も経って、私の力は益々強くなっていった。月に2,3度しか見ていなかった夢は週に2度以上見るようになり、私の周囲だけじゃなくて街の人の夢を見るようになった。ずっと主観的な視点であったのに時々客観的な視点になることもあり、より詳細な夢を見ることができるようになった。
私が8歳の誕生日を迎える前日のこと。私はいつもよりも長い長い夢を見た。誕生日会に出席する一人の男性にまつわる夢。着慣れない正装に身を包み、履き慣れない革靴で足を痛めながらも、目的を果たすために静かにある場所へと向かう。
向かったのは料理の並べられたテーブル。懐に忍ばせた小瓶をさっと取り出し、中にある無色透明の液体を数滴複数の料理に垂らす。
男の憎悪にまみれた感情を感じる。ついに私はその時の人の感情までも感じ取れるようになってしまった。それが誰に向けたもので、どんな背景があったのかも、見たくないと拒否しても見せられる。
夢から覚めて、着替えさせられ、誕生日会に臨む。しばらくして、騒動は起こった。私が見た夢の男は我が家の使用人。憎悪を向けられ、毒を食らって倒れたのは、私のお母さまでした。
使用人に持ってこさせた料理を、お母さまは何の疑いもなく口にして、その数分後に泡を吹いて崩れ落ちました。夢に見た通り、寸分も違わず、私とお姉さまの目の前で。
演技をしなければなりません。例えあらかじめ知っていたことであったとしても、それが救いようのない愚かな彼女が倒れたことに対して泣き叫ぶふりであっても、使用人を哀れみ、罪に問わずに逃がしてあげたくても。演技をしなければなりませんでした。
泣いて、お姉さまにしがみついて、お母さまの名を呼んで、使用人が取り押さえられるのを見ないようにして、そのまま気を失う。子供にしては中々の演技だったでしょう。
使用人はお母さまに狂わされたのです。お母さまが閨に誘い、体を貪り、散々愛を口にしていたのに、飽きるとすぐに捨てられたかわいそうな使用人。
あまりにもかわいそうだったから、私は夜に部屋を抜け出して、使用人が捕らえられている牢屋に向かいました。
「お、お嬢様。どうしてここに。」
使用人は驚いて、私の後ろに誰がついているのかを確認するために格子に顔を近づけます。けれど、私が一人でいるのがわかると、焦ったように声を潜ませて私と目線を合わせます。
「ここはお嬢様がいらっしゃるようなところではございません。誰かに見つかる前に、早くお部屋へお戻りください。」
使用人は優しいのです。私が転んで怪我をした時も、私の体を一番に気遣いながら、仕事服が汚れるのをかまわずに抱き上げて、痛くないかどうか声をかけながら部屋に送ってくれるくらいに、彼は優しいのです。
だから、私は使用人の言葉に耳を貸さず、静かに見つめます。
「あなたも、ここにいるべきではないです。」
そういいながら、私は牢屋の鍵を手に取り、錠前を外しました。
使用人は鍵を持つ私に驚き、錠前を外した私に息をのみ、扉を開けて中に入ってくる私に涙を流しました。
「全て、知っておられるのですか?」
私はゆっくりと首を縦に振り、使用人の手かせと足かせも外す。
「やはりお嬢様は特別な力をお持ちなのですね。」
その言葉に私は一瞬顔を強張らせたけれど、使用人の顔はいつも私に向ける優しい顔だった。だから私は隠すことなく、ただ首肯する。
「お嬢様が時々何もかもを悟っているような顔することも、演技をするように振る舞うことも知っていました。誰にも言っていませんが、そうですか。やはりお嬢様は特別だったのですね。」
得心が言ったように笑い、使用人はその場に跪きました。
私の顔よりも下の位置にきた使用人の頭にそっと手を乗せます。
「ここからすぐに逃げてください。私もすぐにここから離れます。お母さまを忘れて、子爵家を忘れて、カリュートを忘れて、新たな人生を歩んでください。」
「お嬢様の仰せのままに。」
そうして彼はカリュートを抜け出して、私も誰にも気づかれずに部屋に戻りました。ここまでを夢で見たのですから、誰にも見つからないルートを通ることは造作もないことでした。
その後、彼の夢を見ました。小さな村で出会った女性と結婚して、幸せに暮らす夢を。
夢をうまく使えば誰かを幸せにできるかもしれない。怖いだけじゃないと教えてくれた彼にはとても感謝しています。
10歳になって、力がどんどん増していくのを感じていると、私は今までにも経験のない起きたまま夢を見るという体験をしました。気を失ったとか、眠そうにふらふらしていたとかそういうこともなく、突然私の頭の中に夢が流れ込んできたのです。
初めての感覚に驚きつつも、じっと夢に神経を傾けていると、目の前に一匹のスライムが現れました。
これがライムを見た初めての夢です。
たった数秒間の夢の中にいろいろな姿のライムが映りました。まるまるとしたスライム。不思議な姿の、でもとても愛らしいぬいぐるみのような姿のスライム、見た事もないほど綺麗な容姿の少女の姿をしたスライム。様々な姿が一瞬のうちに私の頭の中に飛び込んできました。
一体それが何だったのか。夢を見た直後はまるでわかりませんでしたが、それでも頭に焼き付いて離れない強烈な記憶でした。
それからは何度となくライムの夢を見ました。けれど、そのどれもが酷く抽象的で、それが私にどんな影響を与えるのか、そもそも私と接点ができるのか、まるでわかりませんでした。
まさか、私とお姉さまを救ってくれるなんて、それこそ夢にも見ませんでした。
雪のちらつく道を、馬車で移動している最中、襲撃を受けてすぐに襲撃者が横転した馬車に乗り込んでくるというとき、また意識を保ったまま夢を見ました。それもほんのすぐの出来事。私はお姉さまに教えます。これは夢に見たと。
お姉さまも私の夢が現実になりやすいこと知っています。
けれど、この先を見たのかと聞かれて、私は一瞬迷った末に首を振りました。なぜなら、夢で見た時も私は首を横に振っていたからです。
なぜ首を振ったのかはわかりませんけど、重要なのは未来をへたに変えないこと。特に、この先うまくいく未来ならば、安易に変えてしまうと取り返しのつかない事態になることがあるからです。これも経験で知っています。
しばらくして、私たちは助け出されました。お姉さまは酷いけがをしていました。けど、私は演技をしながらも心配はしていませんでした。なぜなら、そこにライムがいたから。ライムが助けてくれるとわかっていたから。
その夢を見たのがいつの頃だったのかは覚えていない。けれど、夢というには鮮明過ぎる記憶に違和感を覚えたのは、私が物心ついてすぐの頃だったと思う。
次に見た夢は廊下を走っていたら転ぶという夢だった。気に留めるほどでもない夢だったけれど、見覚えがあると感じた直後には、私は転んで怪我をしていた。怪我の痛みよりも夢に見たことが現実に起こったことのほうに驚いて、使用人が来るまで私は泣くことなくじっと傷から血が流れるさまを眺めていた。
次に見た夢はお兄様が私のお気に入りの人形を隠すところだった。私以外の人の視点から見る夢は初めてで、人形を隠されて怒るよりも本当に隠されているのかという興味が勝って、まるで答えを知っている宝探しをする要領で人形の在処へと足を延ばした。お母さまのベッドの下にある隙間に隠された人形は、ほんの少し埃をかぶっていたけれど、夢で見たとおりの場所に置いてあった。
何故かそのとき、私は凄いと思うよりも先に怖いと思ってしまった。夢で見たことが現実になる。けれど、逆に言えば先に夢でこれから起こることの予習ができる。先に答えを知ることができるというのは素晴らしく、3歳や4歳くらいの頃の子供であれば素直に喜びそうな事なのに、私は恐ろしくてたまらなくて、埃で汚れた人形を抱きしめて泣き喚いた。
それからは、時々見る夢で見た事を忘れるようにしながら生活してきた。いじわるされる夢を見ても回避せずにいじめられて、ご褒美が何かわかっていても驚いた顔をして喜びはしゃいで、誰かが悪いことをしていても見て見ぬふりをした。
そうして暮らしてきて何年も経って、私の力は益々強くなっていった。月に2,3度しか見ていなかった夢は週に2度以上見るようになり、私の周囲だけじゃなくて街の人の夢を見るようになった。ずっと主観的な視点であったのに時々客観的な視点になることもあり、より詳細な夢を見ることができるようになった。
私が8歳の誕生日を迎える前日のこと。私はいつもよりも長い長い夢を見た。誕生日会に出席する一人の男性にまつわる夢。着慣れない正装に身を包み、履き慣れない革靴で足を痛めながらも、目的を果たすために静かにある場所へと向かう。
向かったのは料理の並べられたテーブル。懐に忍ばせた小瓶をさっと取り出し、中にある無色透明の液体を数滴複数の料理に垂らす。
男の憎悪にまみれた感情を感じる。ついに私はその時の人の感情までも感じ取れるようになってしまった。それが誰に向けたもので、どんな背景があったのかも、見たくないと拒否しても見せられる。
夢から覚めて、着替えさせられ、誕生日会に臨む。しばらくして、騒動は起こった。私が見た夢の男は我が家の使用人。憎悪を向けられ、毒を食らって倒れたのは、私のお母さまでした。
使用人に持ってこさせた料理を、お母さまは何の疑いもなく口にして、その数分後に泡を吹いて崩れ落ちました。夢に見た通り、寸分も違わず、私とお姉さまの目の前で。
演技をしなければなりません。例えあらかじめ知っていたことであったとしても、それが救いようのない愚かな彼女が倒れたことに対して泣き叫ぶふりであっても、使用人を哀れみ、罪に問わずに逃がしてあげたくても。演技をしなければなりませんでした。
泣いて、お姉さまにしがみついて、お母さまの名を呼んで、使用人が取り押さえられるのを見ないようにして、そのまま気を失う。子供にしては中々の演技だったでしょう。
使用人はお母さまに狂わされたのです。お母さまが閨に誘い、体を貪り、散々愛を口にしていたのに、飽きるとすぐに捨てられたかわいそうな使用人。
あまりにもかわいそうだったから、私は夜に部屋を抜け出して、使用人が捕らえられている牢屋に向かいました。
「お、お嬢様。どうしてここに。」
使用人は驚いて、私の後ろに誰がついているのかを確認するために格子に顔を近づけます。けれど、私が一人でいるのがわかると、焦ったように声を潜ませて私と目線を合わせます。
「ここはお嬢様がいらっしゃるようなところではございません。誰かに見つかる前に、早くお部屋へお戻りください。」
使用人は優しいのです。私が転んで怪我をした時も、私の体を一番に気遣いながら、仕事服が汚れるのをかまわずに抱き上げて、痛くないかどうか声をかけながら部屋に送ってくれるくらいに、彼は優しいのです。
だから、私は使用人の言葉に耳を貸さず、静かに見つめます。
「あなたも、ここにいるべきではないです。」
そういいながら、私は牢屋の鍵を手に取り、錠前を外しました。
使用人は鍵を持つ私に驚き、錠前を外した私に息をのみ、扉を開けて中に入ってくる私に涙を流しました。
「全て、知っておられるのですか?」
私はゆっくりと首を縦に振り、使用人の手かせと足かせも外す。
「やはりお嬢様は特別な力をお持ちなのですね。」
その言葉に私は一瞬顔を強張らせたけれど、使用人の顔はいつも私に向ける優しい顔だった。だから私は隠すことなく、ただ首肯する。
「お嬢様が時々何もかもを悟っているような顔することも、演技をするように振る舞うことも知っていました。誰にも言っていませんが、そうですか。やはりお嬢様は特別だったのですね。」
得心が言ったように笑い、使用人はその場に跪きました。
私の顔よりも下の位置にきた使用人の頭にそっと手を乗せます。
「ここからすぐに逃げてください。私もすぐにここから離れます。お母さまを忘れて、子爵家を忘れて、カリュートを忘れて、新たな人生を歩んでください。」
「お嬢様の仰せのままに。」
そうして彼はカリュートを抜け出して、私も誰にも気づかれずに部屋に戻りました。ここまでを夢で見たのですから、誰にも見つからないルートを通ることは造作もないことでした。
その後、彼の夢を見ました。小さな村で出会った女性と結婚して、幸せに暮らす夢を。
夢をうまく使えば誰かを幸せにできるかもしれない。怖いだけじゃないと教えてくれた彼にはとても感謝しています。
10歳になって、力がどんどん増していくのを感じていると、私は今までにも経験のない起きたまま夢を見るという体験をしました。気を失ったとか、眠そうにふらふらしていたとかそういうこともなく、突然私の頭の中に夢が流れ込んできたのです。
初めての感覚に驚きつつも、じっと夢に神経を傾けていると、目の前に一匹のスライムが現れました。
これがライムを見た初めての夢です。
たった数秒間の夢の中にいろいろな姿のライムが映りました。まるまるとしたスライム。不思議な姿の、でもとても愛らしいぬいぐるみのような姿のスライム、見た事もないほど綺麗な容姿の少女の姿をしたスライム。様々な姿が一瞬のうちに私の頭の中に飛び込んできました。
一体それが何だったのか。夢を見た直後はまるでわかりませんでしたが、それでも頭に焼き付いて離れない強烈な記憶でした。
それからは何度となくライムの夢を見ました。けれど、そのどれもが酷く抽象的で、それが私にどんな影響を与えるのか、そもそも私と接点ができるのか、まるでわかりませんでした。
まさか、私とお姉さまを救ってくれるなんて、それこそ夢にも見ませんでした。
雪のちらつく道を、馬車で移動している最中、襲撃を受けてすぐに襲撃者が横転した馬車に乗り込んでくるというとき、また意識を保ったまま夢を見ました。それもほんのすぐの出来事。私はお姉さまに教えます。これは夢に見たと。
お姉さまも私の夢が現実になりやすいこと知っています。
けれど、この先を見たのかと聞かれて、私は一瞬迷った末に首を振りました。なぜなら、夢で見た時も私は首を横に振っていたからです。
なぜ首を振ったのかはわかりませんけど、重要なのは未来をへたに変えないこと。特に、この先うまくいく未来ならば、安易に変えてしまうと取り返しのつかない事態になることがあるからです。これも経験で知っています。
しばらくして、私たちは助け出されました。お姉さまは酷いけがをしていました。けど、私は演技をしながらも心配はしていませんでした。なぜなら、そこにライムがいたから。ライムが助けてくれるとわかっていたから。
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