228 / 329
第4章
壇上に上がる
しおりを挟む
翌日の早朝。ディラン達とともに私たちは城の南にある大きな広場で準備を始めていた。
ウォルトス王子によって事前に話が伝わっており、広場には私たち以外にも集会の準備を進める者たちが少なからずいた。中には治療する場所なども作っている者たちがおり、今回の集会が物々しくなる可能性があると思う人もいるようだった。
当然そのようなことにならないように、イリアナには親衛隊を止めるように演技してもらう。けれど、万が一それが失敗したときは、あの即席の救護施設が負傷者で埋まるのだろう。
バカみたいな話だろうけれど、実際そうなってしまった過去があると聞かされれば笑い話にもならない。とりあえずイリアナには熱演してもらいたいものだ。
「よもやこのようなことをすることになろうとは、夢にも思わなんだな。」
準備を終えたころに、国王夫妻が仮設舞台に集まる私たちのもとに到着した。これから国王とウォルトス王子、ディラン、私たちで流れの最終確認を行い、人が全員集まったところで本番となる。
「芝居とは言え、ディランの婚約を発表する機会がこようとは思わなんだ。もうそれどころか、とっくにどこぞで結婚しているとばかり思っておったしな。」
「流石にお父様のお耳に入れずに結婚などしませんよ。これまでそういった余裕もありませんでしたしね。正直なところ、考えたこともありませんでした。」
ディランの返答に何と言ったものかと苦い顔になる国王。
「ディラン。それがお主の望みであるとするならば良いが、しかし、もう少し自分のために行動してもよいのではないか?お主はちと欲がなさすぎる。」
そう言いながら小さくため息を吐く国王。ディランは何とも不思議なものを見たというように、目を丸くした。
「良いかディラン。他人のために行動し、他者を幸せにすること自体は素晴らしいことだ。善い行い、心がけと言えよう。しかし、それで自分を殺してしまってはいけない。他者のためを思って動くことが、自分の為になる。それこそが正しい在り方というものだ。」
「そういう・・ものでしょうか。」
「お主にもいずれわかる時が来る。その時には、お主の隣に寄り添うものもあらわれるだろうて。」
それから最終の打ち合わせが終わり、どんどんと騎士と貴族が広場に集められ、朝と昼の中頃、10時頃には全員が広場に集まった。
「ラスタル国王陛下、並びにセレスティア―ヌ正妃の御入来である!」
舞台下にいる騎士達の一人が声を上げ、国王の登壇を告げる。するとすぐに騎士と貴族全員が最敬礼になり、物音ひとつたたなくなった。
舞台裏から静かに、威厳たっぷりで壇上に上がる国王夫妻。二人が舞台中央に立ち、少し間をおいてから国王が一歩前に進み出て口を開く。
「皆の者、面を上げよ。」
その一声で、騎士と貴族全員が敬礼を解き、顔を上げて壇上に立つ国王を見上げる。
「今日ここに集まってもらったのは、皆に急ぎ報告すべきことができたためだ。重要なことゆえ、皆には最後まできちんと記憶してもらいたい。」
国王の言葉にほんの少しだけ反応を示す者たちがいた。騎士の中に多く見られ、恐らく騎士団の動きを妨害している者たちだろうと思われる。
「先日、我が息子、ディランが城に帰還した。そのことはこの場におる皆の耳にも入っていることと思う。」
その言葉に反応したのは貴族の中の数人だ。その者たちの目は力強く、熱いものがこもっているような目だった。恐らくディランを支持している者たちなのだろう。
「そして、そのディランから、正式に婚約を結びたいという申し出が出た。」
この言葉に広場にいるほぼ全員が小さく声を上げ、ある者を歓喜を、ある者は恐れを顔に浮かべていた。
国王はその声が静まるのを待ってから、話を続ける。
「ディランが我らの下に戻り、婚約の許しを得に来たということ、皆にもそれが何を意味するのかは分かるであろう。されど、一度城を出て、冒険者となったディランを認めることはそうたやすいことではない。」
そこで、一つ言葉を区切り、広場の全員の顔をぐるりと見渡す。
「だが、私の一存にて全てを決するのは、この国の慣習からも、何より私自身の思いからも外れるものである。故に、この場にて皆の意思を確認したい。」
国王は言い終わると、舞台袖に控えた騎士に目配せをする。
騎士はすぐに舞台裏にいる私たちとディランに合図を送り、ようやく私たち二人の出番が来た。
(うわ~、めっちゃ緊張する。)
(まあこんな機会滅多にあるものじゃないからね。)
そう言う美景はほとんど緊張しているように見えなかった。やはりこれが経験の差というやつなのだろうか。
「ライム。行けるか?」
「だ、大丈夫です。」
私は声を上ずらせながら返事をする。
するとディランがほんの少し噴き出して笑った。
「そこまで笑わなくてもいいでしょう!」
私が睨みながらそう言うと、ディランは笑いをこらえて息を整える。
「大丈夫だ。今のライムはどこからどう見ても人の姿だし、見栄えもする。堂々としていればおかしいところなんて一つもない。」
「見栄えがするのはドレスのおかげでしょう。それに、普段とは違ってフードで隠せていませんし。」
今私はエレアが持っているドレスの中でも一番高く、豪華なデザインのゴスロリチックなドレスを着ている。フリルがふんだんにあしらわれている白と青のドレスは、それはもう着たものを清純そうに見せる見事な出来で、普段着ている落ち着いた色合いのものと比べてかなり派手に見えた。
正直言って全然落ち着かないが、それでもビシッと白に金の刺繍が施された軍服のような衣装に身を包んだディランと並ぶには、これくらいのドレスでないと釣り合える気がしなかった。
それに、カルミュット子爵邸とは違って、朝っぱらの屋外。影ができている場所ならばともかく、日の当たるところでは薄っすらと体が透けて見えるのだ。
舞台には屋根がついていない。すなわち太陽がスポットライトのように私たちを明るく照らすことになる。そうなれば近くで見ている者には私が透けて見えてしまうかもしれなかった。
頑張って透けないように工夫して、白色の布を肌の表面直下に巡らせているけれど、見る者が見れば水の中に布を浮かべているだけに見える。
「正体がばれてしまったらどうしましょう。そうなれば一緒にいるディランがどうなる事か。それにつかまったり処罰されたり。」
「大丈夫だ。心配しなくてもいい。」
ディランは私の手を取って腕を組みつつ、そう声をかける。
「いつものような想定外の動きさえしなければ、誰も怪しむことはない。最悪の場合は、私を含め、エレアナ全員が協力してこの国を出る。ライムは、私たちではそれくらいの事もできないと思うか?」
黒い笑みを浮かべるディラン。その自信たっぷりな表情は、まるで今回の作戦も些細なことに過ぎない、いつも通りだと言わんばかりだった。
私はその表情を見て徐々に落ち着きを取り戻し、崩れかけそうになった体を引き締めなおす。
「そうですね。エレアナなら、それくらいのことはできそうです。」
「俺たちならば、やろうと思えばなんだってできる。だから、今はこの一瞬にだけ集中していろ。」
「わかりました。」
そして、ディランと私たちは堂々と壇上に上がったのだった。
ウォルトス王子によって事前に話が伝わっており、広場には私たち以外にも集会の準備を進める者たちが少なからずいた。中には治療する場所なども作っている者たちがおり、今回の集会が物々しくなる可能性があると思う人もいるようだった。
当然そのようなことにならないように、イリアナには親衛隊を止めるように演技してもらう。けれど、万が一それが失敗したときは、あの即席の救護施設が負傷者で埋まるのだろう。
バカみたいな話だろうけれど、実際そうなってしまった過去があると聞かされれば笑い話にもならない。とりあえずイリアナには熱演してもらいたいものだ。
「よもやこのようなことをすることになろうとは、夢にも思わなんだな。」
準備を終えたころに、国王夫妻が仮設舞台に集まる私たちのもとに到着した。これから国王とウォルトス王子、ディラン、私たちで流れの最終確認を行い、人が全員集まったところで本番となる。
「芝居とは言え、ディランの婚約を発表する機会がこようとは思わなんだ。もうそれどころか、とっくにどこぞで結婚しているとばかり思っておったしな。」
「流石にお父様のお耳に入れずに結婚などしませんよ。これまでそういった余裕もありませんでしたしね。正直なところ、考えたこともありませんでした。」
ディランの返答に何と言ったものかと苦い顔になる国王。
「ディラン。それがお主の望みであるとするならば良いが、しかし、もう少し自分のために行動してもよいのではないか?お主はちと欲がなさすぎる。」
そう言いながら小さくため息を吐く国王。ディランは何とも不思議なものを見たというように、目を丸くした。
「良いかディラン。他人のために行動し、他者を幸せにすること自体は素晴らしいことだ。善い行い、心がけと言えよう。しかし、それで自分を殺してしまってはいけない。他者のためを思って動くことが、自分の為になる。それこそが正しい在り方というものだ。」
「そういう・・ものでしょうか。」
「お主にもいずれわかる時が来る。その時には、お主の隣に寄り添うものもあらわれるだろうて。」
それから最終の打ち合わせが終わり、どんどんと騎士と貴族が広場に集められ、朝と昼の中頃、10時頃には全員が広場に集まった。
「ラスタル国王陛下、並びにセレスティア―ヌ正妃の御入来である!」
舞台下にいる騎士達の一人が声を上げ、国王の登壇を告げる。するとすぐに騎士と貴族全員が最敬礼になり、物音ひとつたたなくなった。
舞台裏から静かに、威厳たっぷりで壇上に上がる国王夫妻。二人が舞台中央に立ち、少し間をおいてから国王が一歩前に進み出て口を開く。
「皆の者、面を上げよ。」
その一声で、騎士と貴族全員が敬礼を解き、顔を上げて壇上に立つ国王を見上げる。
「今日ここに集まってもらったのは、皆に急ぎ報告すべきことができたためだ。重要なことゆえ、皆には最後まできちんと記憶してもらいたい。」
国王の言葉にほんの少しだけ反応を示す者たちがいた。騎士の中に多く見られ、恐らく騎士団の動きを妨害している者たちだろうと思われる。
「先日、我が息子、ディランが城に帰還した。そのことはこの場におる皆の耳にも入っていることと思う。」
その言葉に反応したのは貴族の中の数人だ。その者たちの目は力強く、熱いものがこもっているような目だった。恐らくディランを支持している者たちなのだろう。
「そして、そのディランから、正式に婚約を結びたいという申し出が出た。」
この言葉に広場にいるほぼ全員が小さく声を上げ、ある者を歓喜を、ある者は恐れを顔に浮かべていた。
国王はその声が静まるのを待ってから、話を続ける。
「ディランが我らの下に戻り、婚約の許しを得に来たということ、皆にもそれが何を意味するのかは分かるであろう。されど、一度城を出て、冒険者となったディランを認めることはそうたやすいことではない。」
そこで、一つ言葉を区切り、広場の全員の顔をぐるりと見渡す。
「だが、私の一存にて全てを決するのは、この国の慣習からも、何より私自身の思いからも外れるものである。故に、この場にて皆の意思を確認したい。」
国王は言い終わると、舞台袖に控えた騎士に目配せをする。
騎士はすぐに舞台裏にいる私たちとディランに合図を送り、ようやく私たち二人の出番が来た。
(うわ~、めっちゃ緊張する。)
(まあこんな機会滅多にあるものじゃないからね。)
そう言う美景はほとんど緊張しているように見えなかった。やはりこれが経験の差というやつなのだろうか。
「ライム。行けるか?」
「だ、大丈夫です。」
私は声を上ずらせながら返事をする。
するとディランがほんの少し噴き出して笑った。
「そこまで笑わなくてもいいでしょう!」
私が睨みながらそう言うと、ディランは笑いをこらえて息を整える。
「大丈夫だ。今のライムはどこからどう見ても人の姿だし、見栄えもする。堂々としていればおかしいところなんて一つもない。」
「見栄えがするのはドレスのおかげでしょう。それに、普段とは違ってフードで隠せていませんし。」
今私はエレアが持っているドレスの中でも一番高く、豪華なデザインのゴスロリチックなドレスを着ている。フリルがふんだんにあしらわれている白と青のドレスは、それはもう着たものを清純そうに見せる見事な出来で、普段着ている落ち着いた色合いのものと比べてかなり派手に見えた。
正直言って全然落ち着かないが、それでもビシッと白に金の刺繍が施された軍服のような衣装に身を包んだディランと並ぶには、これくらいのドレスでないと釣り合える気がしなかった。
それに、カルミュット子爵邸とは違って、朝っぱらの屋外。影ができている場所ならばともかく、日の当たるところでは薄っすらと体が透けて見えるのだ。
舞台には屋根がついていない。すなわち太陽がスポットライトのように私たちを明るく照らすことになる。そうなれば近くで見ている者には私が透けて見えてしまうかもしれなかった。
頑張って透けないように工夫して、白色の布を肌の表面直下に巡らせているけれど、見る者が見れば水の中に布を浮かべているだけに見える。
「正体がばれてしまったらどうしましょう。そうなれば一緒にいるディランがどうなる事か。それにつかまったり処罰されたり。」
「大丈夫だ。心配しなくてもいい。」
ディランは私の手を取って腕を組みつつ、そう声をかける。
「いつものような想定外の動きさえしなければ、誰も怪しむことはない。最悪の場合は、私を含め、エレアナ全員が協力してこの国を出る。ライムは、私たちではそれくらいの事もできないと思うか?」
黒い笑みを浮かべるディラン。その自信たっぷりな表情は、まるで今回の作戦も些細なことに過ぎない、いつも通りだと言わんばかりだった。
私はその表情を見て徐々に落ち着きを取り戻し、崩れかけそうになった体を引き締めなおす。
「そうですね。エレアナなら、それくらいのことはできそうです。」
「俺たちならば、やろうと思えばなんだってできる。だから、今はこの一瞬にだけ集中していろ。」
「わかりました。」
そして、ディランと私たちは堂々と壇上に上がったのだった。
0
お気に入りに追加
526
あなたにおすすめの小説
半分異世界
月野槐樹
ファンタジー
関東圏で学生が行方不明になる事件が次々にしていた。それは異世界召還によるものだった。
ネットでも「神隠しか」「異世界召還か」と噂が飛び交うのを見て、異世界に思いを馳せる少年、圭。
いつか異世界に行った時の為にとせっせと準備をして「異世界ガイドノート」なるものまで作成していた圭。従兄弟の瑛太はそんな圭の様子をちょっと心配しながらも充実した学生生活を送っていた。
そんなある日、ついに異世界の扉が彼らの前に開かれた。
「異世界ガイドノート」と一緒に旅する異世界
異世界営生物語
田島久護
ファンタジー
相良仁は高卒でおもちゃ会社に就職し営業部一筋一五年。
ある日出勤すべく向かっていた途中で事故に遭う。
目覚めた先の森から始まる異世界生活。
戸惑いながらも仁は異世界で生き延びる為に営生していきます。
出会う人々と絆を紡いでいく幸せへの物語。
もふもふと異世界でスローライフを目指します!
カナデ
ファンタジー
書籍1から5巻(完結)とコミカライズ版2巻も好評発売中です!文庫化始まりました!(3/8 3巻発売)
1/4 本編完結! 引き続きその後編を連載します!ありがとうございました<(_ _)>
転生?転移?いいえただ落っこちただけらしいんですけど。…異世界へ。
日本で普通に生活していた日比野有仁28歳独身しがないサラリーマンが、会社帰りに本屋に寄って帰る途中に歩いていた地面が無くなって落ちた。地面の中に。
なのに地面の中どころか世界さえも通り越して、落ちた先は魔法もあるファンタジー世界な異世界で。
目が覚めたら目の前にはもふもふが…??
転生?転移?神様の手違いでチート貰える?そんな説明も何もなかったよ!
けれどチートなんていりません!望むのは世界が変わっても一つ!
悠々自適にスローライフがしたいだけです!それには冒険なんていらないのです!
そんなアリトが理想な異世界生活を求めて頑張ったりもふもふしたりします。
**現在更新は不定期とさせていただいています。
**誤字、その他のご指摘ありがとうございます!随時誤字は修正いたします。
只今その他の修正は大きな物は書籍版の方で訂正となることがあります。ご了承下さい**
書籍版の発売日が決定いたしました!6/21日発売となりました!よろしくお願いいたします!
6/25 増版決定しました!ありがとうございます!!
10/23日2巻発売となりました!ありがとうございます<(_ _)>
1/22日に3巻が発売となりました。ありがとうございます<(_ _)>
12/21~12/23HOT1位 あれよあれよという感じの間にたくさんのお気に入りありがとうございます!
1/31 お気に入り4000越えました!ありがとうございます!ありがとうございます!
3/11 お気に入り登録5000越えました!!信じられないくらいうれしいです!ありがとうございます!
6/25 お気に入り登録6000越えました!!ありがとうございます!!
いつの間にかお気に入り10000突破していました! ありがとうございます!!
幸せな人生を目指して
える
ファンタジー
不慮の事故にあいその生涯を終え異世界に転生したエルシア。
十八歳という若さで死んでしまった前世を持つ彼女は今度こそ幸せな人生を送ろうと努力する。
精霊や魔法ありの異世界ファンタジー。
異世界転生、防御特化能力で彼女たちを英雄にしようと思ったが、そんな彼女たちには俺が英雄のようだ。
Mです。
ファンタジー
異世界学園バトル。
現世で惨めなサラリーマンをしていた……
そんな会社からの帰り道、「転生屋」という見慣れない怪しげな店を見つける。
その転生屋で新たな世界で生きる為の能力を受け取る。
それを自由イメージして良いと言われた為、せめて、新しい世界では苦しまないようにと防御に突出した能力をイメージする。
目を覚ますと見知らぬ世界に居て……学生くらいの年齢に若返っていて……
現実か夢かわからなくて……そんな世界で出会うヒロイン達に……
特殊な能力が当然のように存在するその世界で……
自分の存在も、手に入れた能力も……異世界に来たって俺の人生はそんなもん。
俺は俺の出来ること……
彼女たちを守り……そして俺はその能力を駆使して彼女たちを英雄にする。
だけど、そんな彼女たちにとっては俺が英雄のようだ……。
※※多少意識はしていますが、主人公最強で無双はなく、普通に苦戦します……流行ではないのは承知ですが、登場人物の個性を持たせるためそのキャラの物語(エピソード)や回想のような場面が多いです……後一応理由はありますが、主人公の年上に対する態度がなってません……、後、私(さくしゃ)の変な癖で「……」が凄く多いです。その変ご了承の上で楽しんで頂けると……Mです。の本望です(どうでもいいですよね…)※※
※※楽しかった……続きが気になると思って頂けた場合、お気に入り登録……このエピソード好みだなとか思ったらコメントを貰えたりすると軽い絶頂を覚えるくらいには喜びます……メンタル弱めなので、誹謗中傷てきなものには怯えていますが、気軽に頂けると嬉しいです。※※
アラヒフおばさんのゆるゆる異世界生活
ゼウママ
ファンタジー
50歳目前、突然異世界生活が始まる事に。原因は良く聞く神様のミス。私の身にこんな事が起こるなんて…。
「ごめんなさい!もう戻る事も出来ないから、この世界で楽しく過ごして下さい。」と、言われたのでゆっくり生活をする事にした。
現役看護婦の私のゆっくりとしたどたばた異世界生活が始まった。
ゆっくり更新です。はじめての投稿です。
誤字、脱字等有りましたらご指摘下さい。
とある中年男性の転生冒険記
うしのまるやき
ファンタジー
中年男性である郡元康(こおりもとやす)は、目が覚めたら見慣れない景色だったことに驚いていたところに、アマデウスと名乗る神が現れ、原因不明で死んでしまったと告げられたが、本人はあっさりと受け入れる。アマデウスの管理する世界はいわゆる定番のファンタジーあふれる世界だった。ひそかに持っていた厨二病の心をくすぐってしまい本人は転生に乗り気に。彼はその世界を楽しもうと期待に胸を膨らませていた。
僕の兄上マジチート ~いや、お前のが凄いよ~
SHIN
ファンタジー
それは、ある少年の物語。
ある日、前世の記憶を取り戻した少年が大切な人と再会したり周りのチートぷりに感嘆したりするけど、実は少年の方が凄かった話し。
『僕の兄上はチート過ぎて人なのに魔王です。』
『そういうお前は、愛され過ぎてチートだよな。』
そんな感じ。
『悪役令嬢はもらい受けます』の彼らが織り成すファンタジー作品です。良かったら見ていってね。
隔週日曜日に更新予定。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる