159 / 167
第三部 帝国編
第159話 帰還
しおりを挟む
目的であったドラゴンの角を手に入れた俺は、これで結婚できると、浮かれた調子でリリスと一緒にセレストに帰ることにした。
もちろん、アシスタントのチハルと、新たに竜姫も一緒である。
代わりと言ってはなんだが、ブルドラは、自分の宇宙船を帝王からもらって、それで引き続きハーレム要員を探しに、旅を続けることになった。
ブルドラの宇宙船の操縦士は、なんと、パンドラ元公爵が務めることになった。
俺的にはそれでいいのかと思ったが、ドラゴン的にはあの時の闘いでブルドラがパンドラ元公爵に勝ったので、ブルドラにパンドラ元公爵を子分にする権利があるそうだ。
「それじゃあブルドラ、可愛い女の子に会えることを祈っているよ」
「うむ、セイヤには世話になった。ハーレムを作ったら自慢しに行くから楽しみにしておれ」
「まあ、ハーレムは兎も角、いつでもセレストに戻ってきていいからな」
「そうだな、セレストは俺様の星の一つだから、気が向いたら帰ってやるさ」
そう言って、ブルドラはパンドラ元公爵を引き連れて、旅立っていった。
「セイヤ様はハーレムを作られないのですか? もしよければ、聖神国からも何人か見繕いましょうか?」
「スピカ、俺はリリス一人いれば十分だ。やっと結婚できると目処が立ったのに、波風立てないでくれ!」
「そうですか。それは残念です。ですが、自分で波風立てているように見受けられますが?」
「ウッ! それは……」
それは俺の斜め後ろに立っているガラティアのことだよな? 結局、ティアも連れて帰ることになった。
M4要塞を操縦するのに必要となったため、アシスタントとしてティアを手に入れたわけであるが、元はリリスを攫ったメイドアンドロイドである。
初期化されて記憶がないとはいえ、リリスとしては気分が良くないであろう。
そして、役目であったM4要塞の操縦は、もうする必要がない。
ならば、ブルドラたちのアシスタントにどうだろうと提案してみたら、ティアは「ご主人様は、ことが済めば私のことを捨てるのですね。よよょ」と泣きだし、ブルドラは「それを乗せたらハーレム要員を乗せる人数が一人減るだろ」と却下されてしまった。
おまけに、ティアが「ことが済めば」などと紛らわしいことをいうものだから、リリスが変に誤解してしまった。
土下座して謝って事情を説明したが、完全には納得していないようだ。
アリアがいない間リリスの身の回りの世話をさせてはどうかと言ってみたが「心を入れ替えたと言われても、俄かに信じられません。ましてや、アリアの代わりが務まる者などおりはしません」とかえってリリスの機嫌を損ねてしまった。
ならば、竜姫はどうかと尋ねてみたが、元々、世話係などついておらず、自分でなんでもできるそうだ。
終いにはリリスに「セイヤ様は、今まで専属の世話係がいませんでしたから、この際、その娘を専属にしてはどうですか?」と笑顔で言われてしまった。今まで、あれ程恐ろしい笑顔は見たことがなかった。
そんなわけで、ティアは俺の斜め後ろに立っている。
「まあ、いずれにせよ。結婚したら、新婚旅行も兼ねて聖神国に来てください。歓迎しますよ」
「新婚旅行ですか……。リリス、どうだろう?」
「新婚そうそう、スピカ(他の女)に、会いに行くのですか?」
「いや、そういうことじゃないよ。新婚旅行だから、リリスの好きな所でいいよ!」
リリスに睨まれ、俺は慌てて否定する。リリスは未だにご機嫌斜めだ。
「リリス、あまり焼き餅を焼き過ぎると、セイヤ様に嫌われますよ」
「ムッ。スピカに言われたくありませんが、それもそうですね」
「私に言われたくないって、それは、私が男女の機敏に疎いと言いたいの?」
「スピカは、男性と付き合ったことがないでしょ?」
「乙女巫なんだから、仕方がないじゃない! そんなリリスだって、セイヤ様ぐらいでしょ」
「ゼロとイチでは大違いよ!」
この二人、セレストから来る間に、随分と仲良くなったものだ。余程気が合うのか?
「皇王よ、世話になったな。竜姫のことは頼む」
「帝王陛下、こちらこそ、角をいただき、ありがとうございます。おかげでリリスと結婚できます」
竜姫を頼むと言われても、屋敷に住まわせることぐらいしかできないが、幸いリリスと仲が良さそうなので、なんとかなるだろう。
「それはよかったの。また、フォーマルハウトにも顔を見せてくれ」
「はい、機会がありましたら」
オメガユニットでゲートを開ければ、それ程遠くないからな。
「俺からも感謝しておく。いい感じにかき混ぜてくれた」
「将軍、俺は泡立て器ではないんだがな……」
「それじゃあ、ミキサーかな?」
「なんだそれは?」
「泡立て器より強力だろ!」
「俺は別に混乱を起こしたかったわけじゃない!」
リリスと結婚するために、ドラゴンの角が欲しかっただけだ。
まあ、だが、結果的に帝国を混乱させてしまったのは確かだ。
「これから帝国はどうなるんだ?」
「心配しなくても、俺が住み良い帝国にしてみせるさ! 帝国ではなくなるかもしれないがな」
「確かに、共和制になったら帝国は名乗れないな」
いずれにせよ、帝国が落ち着くまでには、しばらく時間がかかるだろう。
リリスとスピカの言い争いも済んだようなので、別れの挨拶をして、ハルクに乗り込む。
「チハル、セレストに帰るぞ」
「オメガユニットも準備万端」
帰りは、オメガユニットでゲートを作って帰るのであっという間だ。
「それじゃあ、ゲートを開けてくれ」
「了解」
四基のオメガユニットを使って、ゲートを開く。
「それじゃあ、発進!」
「発進」
ゲートを潜り、異次元を進む。
そういえば、何か忘れているような気がするが……。
「目的地に到着。ゲートを開ける」
思い出す前に、到着したようだ。
再びゲートを潜り、通常空間に戻る。
そこは、セレストのすぐ側だった。
「リリス、セレストの衛星軌道に乗ったら、すぐに大公に会いに行こう。結婚の許可をもらわないと」
「そうですね」
リリスは、先程とは違い、穏やかな笑みを向けてくれる。
これで、やっと結婚できるぞ!
「キャプテン、通信」
そう思ったのも束の間、地上から通信が入った。誰だ?
「誰だ?」
「プロキオンの大使の補佐官」
「ヨーコの? 繋いでくれ」
スクリーンに映し出されたのは、見慣れた補佐官の一人だった。
「皇王様、大使は、ヨーコ様は一緒ではないですか?」
「いや、一緒ではないが? 何かあったのか?」
「ヨーコ様が、皇王様を追いかけて行ったまま連絡がつきません!」
「なんだって? ヨーコ一人か?」
「いえ、ステファニア様と聖女様とアリアさんも一緒です」
「どういうことだ?」
ステファが一緒なら大丈夫だろうが、連絡が取れないとは、なにがあった?
聖女とアリアが一緒ということで、リリスも心配そうだ。
これは、また、結婚はお預けになりそうだ。
もちろん、アシスタントのチハルと、新たに竜姫も一緒である。
代わりと言ってはなんだが、ブルドラは、自分の宇宙船を帝王からもらって、それで引き続きハーレム要員を探しに、旅を続けることになった。
ブルドラの宇宙船の操縦士は、なんと、パンドラ元公爵が務めることになった。
俺的にはそれでいいのかと思ったが、ドラゴン的にはあの時の闘いでブルドラがパンドラ元公爵に勝ったので、ブルドラにパンドラ元公爵を子分にする権利があるそうだ。
「それじゃあブルドラ、可愛い女の子に会えることを祈っているよ」
「うむ、セイヤには世話になった。ハーレムを作ったら自慢しに行くから楽しみにしておれ」
「まあ、ハーレムは兎も角、いつでもセレストに戻ってきていいからな」
「そうだな、セレストは俺様の星の一つだから、気が向いたら帰ってやるさ」
そう言って、ブルドラはパンドラ元公爵を引き連れて、旅立っていった。
「セイヤ様はハーレムを作られないのですか? もしよければ、聖神国からも何人か見繕いましょうか?」
「スピカ、俺はリリス一人いれば十分だ。やっと結婚できると目処が立ったのに、波風立てないでくれ!」
「そうですか。それは残念です。ですが、自分で波風立てているように見受けられますが?」
「ウッ! それは……」
それは俺の斜め後ろに立っているガラティアのことだよな? 結局、ティアも連れて帰ることになった。
M4要塞を操縦するのに必要となったため、アシスタントとしてティアを手に入れたわけであるが、元はリリスを攫ったメイドアンドロイドである。
初期化されて記憶がないとはいえ、リリスとしては気分が良くないであろう。
そして、役目であったM4要塞の操縦は、もうする必要がない。
ならば、ブルドラたちのアシスタントにどうだろうと提案してみたら、ティアは「ご主人様は、ことが済めば私のことを捨てるのですね。よよょ」と泣きだし、ブルドラは「それを乗せたらハーレム要員を乗せる人数が一人減るだろ」と却下されてしまった。
おまけに、ティアが「ことが済めば」などと紛らわしいことをいうものだから、リリスが変に誤解してしまった。
土下座して謝って事情を説明したが、完全には納得していないようだ。
アリアがいない間リリスの身の回りの世話をさせてはどうかと言ってみたが「心を入れ替えたと言われても、俄かに信じられません。ましてや、アリアの代わりが務まる者などおりはしません」とかえってリリスの機嫌を損ねてしまった。
ならば、竜姫はどうかと尋ねてみたが、元々、世話係などついておらず、自分でなんでもできるそうだ。
終いにはリリスに「セイヤ様は、今まで専属の世話係がいませんでしたから、この際、その娘を専属にしてはどうですか?」と笑顔で言われてしまった。今まで、あれ程恐ろしい笑顔は見たことがなかった。
そんなわけで、ティアは俺の斜め後ろに立っている。
「まあ、いずれにせよ。結婚したら、新婚旅行も兼ねて聖神国に来てください。歓迎しますよ」
「新婚旅行ですか……。リリス、どうだろう?」
「新婚そうそう、スピカ(他の女)に、会いに行くのですか?」
「いや、そういうことじゃないよ。新婚旅行だから、リリスの好きな所でいいよ!」
リリスに睨まれ、俺は慌てて否定する。リリスは未だにご機嫌斜めだ。
「リリス、あまり焼き餅を焼き過ぎると、セイヤ様に嫌われますよ」
「ムッ。スピカに言われたくありませんが、それもそうですね」
「私に言われたくないって、それは、私が男女の機敏に疎いと言いたいの?」
「スピカは、男性と付き合ったことがないでしょ?」
「乙女巫なんだから、仕方がないじゃない! そんなリリスだって、セイヤ様ぐらいでしょ」
「ゼロとイチでは大違いよ!」
この二人、セレストから来る間に、随分と仲良くなったものだ。余程気が合うのか?
「皇王よ、世話になったな。竜姫のことは頼む」
「帝王陛下、こちらこそ、角をいただき、ありがとうございます。おかげでリリスと結婚できます」
竜姫を頼むと言われても、屋敷に住まわせることぐらいしかできないが、幸いリリスと仲が良さそうなので、なんとかなるだろう。
「それはよかったの。また、フォーマルハウトにも顔を見せてくれ」
「はい、機会がありましたら」
オメガユニットでゲートを開ければ、それ程遠くないからな。
「俺からも感謝しておく。いい感じにかき混ぜてくれた」
「将軍、俺は泡立て器ではないんだがな……」
「それじゃあ、ミキサーかな?」
「なんだそれは?」
「泡立て器より強力だろ!」
「俺は別に混乱を起こしたかったわけじゃない!」
リリスと結婚するために、ドラゴンの角が欲しかっただけだ。
まあ、だが、結果的に帝国を混乱させてしまったのは確かだ。
「これから帝国はどうなるんだ?」
「心配しなくても、俺が住み良い帝国にしてみせるさ! 帝国ではなくなるかもしれないがな」
「確かに、共和制になったら帝国は名乗れないな」
いずれにせよ、帝国が落ち着くまでには、しばらく時間がかかるだろう。
リリスとスピカの言い争いも済んだようなので、別れの挨拶をして、ハルクに乗り込む。
「チハル、セレストに帰るぞ」
「オメガユニットも準備万端」
帰りは、オメガユニットでゲートを作って帰るのであっという間だ。
「それじゃあ、ゲートを開けてくれ」
「了解」
四基のオメガユニットを使って、ゲートを開く。
「それじゃあ、発進!」
「発進」
ゲートを潜り、異次元を進む。
そういえば、何か忘れているような気がするが……。
「目的地に到着。ゲートを開ける」
思い出す前に、到着したようだ。
再びゲートを潜り、通常空間に戻る。
そこは、セレストのすぐ側だった。
「リリス、セレストの衛星軌道に乗ったら、すぐに大公に会いに行こう。結婚の許可をもらわないと」
「そうですね」
リリスは、先程とは違い、穏やかな笑みを向けてくれる。
これで、やっと結婚できるぞ!
「キャプテン、通信」
そう思ったのも束の間、地上から通信が入った。誰だ?
「誰だ?」
「プロキオンの大使の補佐官」
「ヨーコの? 繋いでくれ」
スクリーンに映し出されたのは、見慣れた補佐官の一人だった。
「皇王様、大使は、ヨーコ様は一緒ではないですか?」
「いや、一緒ではないが? 何かあったのか?」
「ヨーコ様が、皇王様を追いかけて行ったまま連絡がつきません!」
「なんだって? ヨーコ一人か?」
「いえ、ステファニア様と聖女様とアリアさんも一緒です」
「どういうことだ?」
ステファが一緒なら大丈夫だろうが、連絡が取れないとは、なにがあった?
聖女とアリアが一緒ということで、リリスも心配そうだ。
これは、また、結婚はお預けになりそうだ。
0
お気に入りに追加
37
あなたにおすすめの小説
異世界でも男装標準装備~性別迷子とか普通だけど~
結城 朱煉
ファンタジー
日常から男装している木原祐樹(25歳)は
気が付くと真っ白い空間にいた
自称神という男性によると
部下によるミスが原因だった
元の世界に戻れないので
異世界に行って生きる事を決めました!
異世界に行って、自由気ままに、生きていきます
~☆~☆~☆~☆~☆
誤字脱字など、気を付けていますが、ありましたら教えて頂けると助かります!
また、感想を頂けると大喜びします
気が向いたら書き込んでやって下さい
~☆~☆~☆~☆~☆
カクヨム・小説家になろうでも公開しています
もしもシリーズ作りました<異世界でも男装標準装備~もしもシリーズ~>
もし、よろしければ読んであげて下さい
スペーストレイン[カージマー18]
瀬戸 生駒
SF
俺はロック=クワジマ。一匹狼の運び屋だ。
久しく宇宙無頼を決めていたが、今回変な物を拾っちまった。
そのまま捨ててしまえば良かったのに、ちょっとした気の迷いが、俺の生き様に陰をさす。
さらば自由な日々。
そして……俺はバカヤロウの仲間入りだ。
●「小説化になろう」様にも投稿させていただいております。
異世界へ誤召喚されちゃいました~女神の加護でほのぼのスローライフ送ります~
モーリー
ファンタジー
⭐︎第4回次世代ファンタジーカップ16位⭐︎
飛行機事故で両親が他界してしまい、社会人の長男、高校生の長女、幼稚園児の次女で生きることになった御剣家。
保険金目当てで寄ってくる奴らに嫌気がさしながらも、3人で支え合いながら生活を送る日々。
そんな矢先に、3人揃って異世界に召喚されてしまった。
召喚特典として女神たちが加護やチート能力を与え、異世界でも生き抜けるようにしてくれた。
強制的に放り込まれた異世界。
知らない土地、知らない人、知らない世界。
不安をはねのけながら、時に怖い目に遭いながら、3人で異世界を生き抜き、平穏なスローライフを送る。
そんなほのぼのとした物語。
転生者はチートな悪役令嬢になりました〜私を死なせた貴方を許しません〜
みおな
恋愛
私が転生したのは、乙女ゲームの世界でした。何ですか?このライトノベル的な展開は。
しかも、転生先の悪役令嬢は公爵家の婚約者に冤罪をかけられて、処刑されてるじゃないですか。
冗談は顔だけにして下さい。元々、好きでもなかった婚約者に、何で殺されなきゃならないんですか!
わかりました。私が転生したのは、この悪役令嬢を「救う」ためなんですね?
それなら、ついでに公爵家との婚約も回避しましょう。おまけで貴方にも仕返しさせていただきますね?
空のない世界(裏)
石田氏
SF
働きながら書いてるので更新は不定期です。
〈8月の作者のどうでもいいコメント〉
『本格的な夏になりました。学校では夏休み、部活に励む学生、夏の催し夏祭り……ですが、楽しいことばかりではない夏でもある。山のようにある宿題、熱中症等健康悪化、夏休みのない大人。何が楽しくて、こんな暑い中祭りに行くんだと言いながら、祭りに行く自分。まぁ、色々あると思いますが、特に脱水には気をつけましょう。水分不足で、血液がどろどろになると、脳梗塞の原因になります。皆、熱中症だけじゃないんだよ。ってことで、今月も仕事しながら執筆頑張ります』
完全に趣味で書いてる小説です。
随時、概要の登場人物更新します。
※すいません、途中字数オーバーがありますが、御承知ください。(アルファポリス様更新前の上限一万字の時のことです)
無記名戦旗 - no named warbanner -
重土 浄
SF
世界全てと重なり合うようにして存在する電子空間メタアース内では、今日も仮想通貨の覇権戦争が行われている
そこで戦うのは全ての市民、インセンティブにつられて戦うギグソルジャー(臨時雇い傭兵)たちだ
オンラインARゲームが戦争の手段となったこの時代で、いまだ純粋なプロゲーマーを目指す少年、一色空是はその卓越した技能ゆえに戦火に巻き込まれていく…
オンラインと現実の境界線上で起こる新しい世界戦争。それを制するのは、ゲームの強さだけだ!
(他サイトでも連載中)
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる