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第二話 命の代償
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吾輩は『たま』である。だけど、子猫の頃に去勢されたので、タマはもうない。
第一話の冒頭で使わせてもらったけれど、何となく僕を端的に表現されている言葉なので、お気に入りのフレーズだ。
日本を代表する文豪の飼い猫なのに名前がないなんてオカシイと思うかもしれないけれど、僕が思うに日本を代表する文豪をもってしても名前をつけることができないくらい猫としての品格を持ち合わせていた猫だったんじゃないかと思う。それでなきゃぁ、亡くなってもう何十年も経つのに、名前がないのに今だに日本一有名な飼い猫だなんて、それこそ可笑しいもんね。
話がそれちゃったけど、僕の住んでいる家は正面の庭に向かって大きな出窓があり、そこから庭や玄関、表の通りの様子が一望できる位置にある。特に庭が真正面にあるので、木々に戯れる鳥達の姿を眺めるのにはちょうど良い。そこに僕専用のクッションが置かれていて、僕にとっては玄関フードの次にお気に入りの場所だ。
東南の方角を向いていることもあって、朝から昼過ぎまで陽の光があたるので、春なんかはすこぶる気持ちが良い。夏も窓の両サイドが網戸になっているから、風の通り道に僕のクッションがある。
同居している夫婦が、僕の外に自由に出られないストレスを少しでも無くそうと苦心してくれているのも伝わってくるしね。まぁ、自由に出られないのは残念だけど、猫は与えられた環境の中で楽しく暮らす術を身につけているから、時々ごろつくぐらいで解消できているんだけどね。
やや陽射しが強くなりかけてきた初夏のある日、出窓の下から僕を呼ぶ猫の泣き声がする。
「よぅ、この前の夜は凄かったな。ただのヒョロッコイ猫かと思ってたけど、ちょっと見直したぜ。ちょっとだけだけどな」
彼は僕と同じ縞模様のジャパニーズボブテールだ。もちろん僕の方が男前だけど、人間にはちょっと見ではどっちが僕か見分けが付かないくらい似ているように見えるらしい。まったくもって失礼な話だけど、僕の生まれもこの辺りだからひょっとすると血のつながりがあるのかもしれない。
彼は僕よりもかなり年下のはずなのだけれど、野良猫の世界では生まれた年齢じゃなくて、ケンカの強さによって上下関係が決まるから、彼の方が当然僕より上になる。彼はこの辺一体を仕切っているボス猫でもある。僕が以前に住んでいたところは、ここから結構な距離があるけれど、そこまで彼の噂は聞こえてきていたから、この町ではよっぽど最強のボス猫だ。
同居している夫婦は彼のことを『海老蔵』と呼んでいる。顔の縞模様が歌舞伎の隈取のようにハッキリしているかららしい。できれば僕としては噂のボス猫とは関わりたくはないのだけれど、同居している夫婦が可愛がっている野良猫だから、そこは妥協しないとこの家ではやっていけない。家の内と外の関係だから良いようなものの、決して外では出会いたくない相手だ。
「この前の夜って?」
「人間の婆さんの魂をあの世に送ったヤツのことを言ってんだよ。俺はあの時そこの植木の陰から見ていたけど、お前さん、カッコ良かったぜ」
「僕は何にもしてないよ。ただ、お婆さんの話を聴いていただけだよ」
「いやいや、それがお前さんの凄いところだ。俺なんかとてもじゃないが、そんなに辛抱強く聞いちゃいられないさ」
海老蔵は出窓の下にある台に上った。それでも僕の方が高い位置にいる。猫の世界では目線が上の方が偉いと決まっているんだけど、僕と海老蔵とはほんの数センチの距離しかない。もしも網戸がなかったら、家の中じゃなかったら、とても彼と対等に話はできていなかっただろう。
海老蔵はそんな僕の戸惑いにお構いもなく顔を近づけてきて、
「お前さん、ニャン格上がったんだってな」
と小声で言った。僕は何のことだかわからなくてキョトンとしていたら、
「あの夜に迎えに来た人間が言ってただろ」
「あぁ・・・」
彼が何を言っているのかようやくわかってきた。
「松次郎さんがそう言っただけで、本当に上がったかどうかはわからないよ」
「俺もお前さんのニャン格が上がったと思う。考えてもみろよ。あの世への道を見つけられないでいた婆さんの魂を救ったんだぞ。これでニャン格が上がらないハズがないだろ?」
「そうなのかな・・・。あまり実感はないけどな・・・」
そもそもニャン格ってどういうものかも見たことも触ったこともないから上がったのかなんて、僕にはわかるはずがなかった。
海老蔵は僕を熱い眼差しでジッと見つめている。威嚇しているんじゃないから怖くはなかったけど、同姓に見つめられるのは何か気持ちが悪い。
「実はな、俺もニャン格を上げたいと思っているんだ」
「はぁ?」
「ニャン格だよ。俺はこのシマを仕切っているけどよ、それは俺がケンカの腕でのし上がってきたからなんだ。でも、そろそろ俺はニャン格を上げて、シマにいるヤツらを力だけじゃなくて格でも守ってやりてぇって思ってんだ。そのためにいろんな良いことをしてきたけど、全部イマイチの手ごたえなんだよ。この前だって、お前さん家にはいつも美味しい飯を食わせてもらってるし、風邪引いて具合悪い時も元気になるもの食わせてもらったから、お礼にネズミを贈ったけどよ、男の方に礼は言われたけど、贈り物は『気持ちだけ受け取る』って受け取ってもらえなかったしな。頭と胴体と心臓を別々にした最高級の贈り物に仕立てたんだけど受け取ってもらえなかったんだぜ。ニャン格上げようったって、そうカンタンにはいかないさ」
「はぁ・・・」
「それでな、これは提案なんだが、俺はいつだって外にいるから、この広いシマを自由に歩けるという利点がある。お前には幽霊の話を聴いてあの世へ送ることができる特技がある。これを上手く使わない手はないと思うんだ」
海老蔵はいよいよ身体を乗り出してくる。網戸越しでも毛と毛が触れ合う距離だ。思わず緊張が走る。
「俺が成仏の仕方がわからない魂、つまり浮幽霊だな。それを連れてくるから、お前はそいつの話をよく聴いてあの世へ送ってやる。そうすれば、俺とお前のニャン格が同時に上がるだろう?どうだい、良い考えじゃねぇか」
「そんな簡単にいくのかな?」
「まぁな。最近浮幽霊自体をあんまり見なくなったしな。でも、いないことはないんだし、そこんところは俺が何とかするからよ。お前さんはただ聴いてやれば良いってことよ」
「いや、そうじゃなくて・・・」
海老蔵は僕の言葉なんか全然聞いている様子もなく、自分の考えに酔いながら一方的に話をまとめてしまった。
「楽しみに待ってろよ」
そう言うと、颯爽と台から飛び降り、立てかけてあった板にシューッとスプレーをして縄張りの見回りに行ってしまった。
あまり気乗りはしなかったけれど、海老蔵の敵になるんじゃないし、それどころか僕を認めてもらえたんだから良しとしなければならないだろう。
第一話の冒頭で使わせてもらったけれど、何となく僕を端的に表現されている言葉なので、お気に入りのフレーズだ。
日本を代表する文豪の飼い猫なのに名前がないなんてオカシイと思うかもしれないけれど、僕が思うに日本を代表する文豪をもってしても名前をつけることができないくらい猫としての品格を持ち合わせていた猫だったんじゃないかと思う。それでなきゃぁ、亡くなってもう何十年も経つのに、名前がないのに今だに日本一有名な飼い猫だなんて、それこそ可笑しいもんね。
話がそれちゃったけど、僕の住んでいる家は正面の庭に向かって大きな出窓があり、そこから庭や玄関、表の通りの様子が一望できる位置にある。特に庭が真正面にあるので、木々に戯れる鳥達の姿を眺めるのにはちょうど良い。そこに僕専用のクッションが置かれていて、僕にとっては玄関フードの次にお気に入りの場所だ。
東南の方角を向いていることもあって、朝から昼過ぎまで陽の光があたるので、春なんかはすこぶる気持ちが良い。夏も窓の両サイドが網戸になっているから、風の通り道に僕のクッションがある。
同居している夫婦が、僕の外に自由に出られないストレスを少しでも無くそうと苦心してくれているのも伝わってくるしね。まぁ、自由に出られないのは残念だけど、猫は与えられた環境の中で楽しく暮らす術を身につけているから、時々ごろつくぐらいで解消できているんだけどね。
やや陽射しが強くなりかけてきた初夏のある日、出窓の下から僕を呼ぶ猫の泣き声がする。
「よぅ、この前の夜は凄かったな。ただのヒョロッコイ猫かと思ってたけど、ちょっと見直したぜ。ちょっとだけだけどな」
彼は僕と同じ縞模様のジャパニーズボブテールだ。もちろん僕の方が男前だけど、人間にはちょっと見ではどっちが僕か見分けが付かないくらい似ているように見えるらしい。まったくもって失礼な話だけど、僕の生まれもこの辺りだからひょっとすると血のつながりがあるのかもしれない。
彼は僕よりもかなり年下のはずなのだけれど、野良猫の世界では生まれた年齢じゃなくて、ケンカの強さによって上下関係が決まるから、彼の方が当然僕より上になる。彼はこの辺一体を仕切っているボス猫でもある。僕が以前に住んでいたところは、ここから結構な距離があるけれど、そこまで彼の噂は聞こえてきていたから、この町ではよっぽど最強のボス猫だ。
同居している夫婦は彼のことを『海老蔵』と呼んでいる。顔の縞模様が歌舞伎の隈取のようにハッキリしているかららしい。できれば僕としては噂のボス猫とは関わりたくはないのだけれど、同居している夫婦が可愛がっている野良猫だから、そこは妥協しないとこの家ではやっていけない。家の内と外の関係だから良いようなものの、決して外では出会いたくない相手だ。
「この前の夜って?」
「人間の婆さんの魂をあの世に送ったヤツのことを言ってんだよ。俺はあの時そこの植木の陰から見ていたけど、お前さん、カッコ良かったぜ」
「僕は何にもしてないよ。ただ、お婆さんの話を聴いていただけだよ」
「いやいや、それがお前さんの凄いところだ。俺なんかとてもじゃないが、そんなに辛抱強く聞いちゃいられないさ」
海老蔵は出窓の下にある台に上った。それでも僕の方が高い位置にいる。猫の世界では目線が上の方が偉いと決まっているんだけど、僕と海老蔵とはほんの数センチの距離しかない。もしも網戸がなかったら、家の中じゃなかったら、とても彼と対等に話はできていなかっただろう。
海老蔵はそんな僕の戸惑いにお構いもなく顔を近づけてきて、
「お前さん、ニャン格上がったんだってな」
と小声で言った。僕は何のことだかわからなくてキョトンとしていたら、
「あの夜に迎えに来た人間が言ってただろ」
「あぁ・・・」
彼が何を言っているのかようやくわかってきた。
「松次郎さんがそう言っただけで、本当に上がったかどうかはわからないよ」
「俺もお前さんのニャン格が上がったと思う。考えてもみろよ。あの世への道を見つけられないでいた婆さんの魂を救ったんだぞ。これでニャン格が上がらないハズがないだろ?」
「そうなのかな・・・。あまり実感はないけどな・・・」
そもそもニャン格ってどういうものかも見たことも触ったこともないから上がったのかなんて、僕にはわかるはずがなかった。
海老蔵は僕を熱い眼差しでジッと見つめている。威嚇しているんじゃないから怖くはなかったけど、同姓に見つめられるのは何か気持ちが悪い。
「実はな、俺もニャン格を上げたいと思っているんだ」
「はぁ?」
「ニャン格だよ。俺はこのシマを仕切っているけどよ、それは俺がケンカの腕でのし上がってきたからなんだ。でも、そろそろ俺はニャン格を上げて、シマにいるヤツらを力だけじゃなくて格でも守ってやりてぇって思ってんだ。そのためにいろんな良いことをしてきたけど、全部イマイチの手ごたえなんだよ。この前だって、お前さん家にはいつも美味しい飯を食わせてもらってるし、風邪引いて具合悪い時も元気になるもの食わせてもらったから、お礼にネズミを贈ったけどよ、男の方に礼は言われたけど、贈り物は『気持ちだけ受け取る』って受け取ってもらえなかったしな。頭と胴体と心臓を別々にした最高級の贈り物に仕立てたんだけど受け取ってもらえなかったんだぜ。ニャン格上げようったって、そうカンタンにはいかないさ」
「はぁ・・・」
「それでな、これは提案なんだが、俺はいつだって外にいるから、この広いシマを自由に歩けるという利点がある。お前には幽霊の話を聴いてあの世へ送ることができる特技がある。これを上手く使わない手はないと思うんだ」
海老蔵はいよいよ身体を乗り出してくる。網戸越しでも毛と毛が触れ合う距離だ。思わず緊張が走る。
「俺が成仏の仕方がわからない魂、つまり浮幽霊だな。それを連れてくるから、お前はそいつの話をよく聴いてあの世へ送ってやる。そうすれば、俺とお前のニャン格が同時に上がるだろう?どうだい、良い考えじゃねぇか」
「そんな簡単にいくのかな?」
「まぁな。最近浮幽霊自体をあんまり見なくなったしな。でも、いないことはないんだし、そこんところは俺が何とかするからよ。お前さんはただ聴いてやれば良いってことよ」
「いや、そうじゃなくて・・・」
海老蔵は僕の言葉なんか全然聞いている様子もなく、自分の考えに酔いながら一方的に話をまとめてしまった。
「楽しみに待ってろよ」
そう言うと、颯爽と台から飛び降り、立てかけてあった板にシューッとスプレーをして縄張りの見回りに行ってしまった。
あまり気乗りはしなかったけれど、海老蔵の敵になるんじゃないし、それどころか僕を認めてもらえたんだから良しとしなければならないだろう。
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