341 / 344
第四十七話「願いを叶えるための戦いについて」
抗う者たち
しおりを挟む
ヘイムダルは、今までに感じたことのない程の、怒りと焦りを感じていた。
比乃の読み、推測は的確だった。フォトン粒子――マナを操るために用いられる、異世界の国家から与えられた物質は、あまり多くはなかった。なので、この魔道鎧。ギャラルホルンの両の手と、剣を構成するのに用いられた。
自分たちの組織で、この物質を生産するための努力もしていた。その結果として、ヒュペリオンのソーラーディエディーや、アフロディテの機体に、一応は実用的に使えるもの……“紛い物”レベルだが、兵器としては十分な装置を組み込めた。
だが、それらは所詮、偽物だ。楽園への扉を開くための鍵には成り得なかった。鍵にできるのは正真正銘、本物でなければならない。それが、今、眼前でこちらを睨み付ける白い機械人形によって破壊されてしまった。
もし、ヘイムダルが、何の間違いも失敗も想定しない楽観主義であったならば、この時点で比乃たちの戦略的勝利が決まっていた。この扉を開ける手段はなくなるのだから。けれども、テロ組織をまとめ上げる彼女も、そこまで愚かではなかった。
予備の部品はあるし、万が一、この鎧を破壊されても、次のギャラルホルンを作り出す算段はあった。異世界の協力関係にある国家。この醜く汚らしい世界を蹂躙してくれる、強大な軍勢を保有した者たちに、また協力を仰いでも良い。
まだ、自分の勝利は揺らがない。外の連合軍がここに攻め込んでくるよりも早く、この小生意気な子供……せっかく、理想郷へと至るための鍵である「マナを操る力」を、自分と同じ力を与えてやったというのに、こちらに牙を剥いて噛み付いてくる恩知らずを排除すれば、いくらでもやり直しは効く。
戦闘に疎いヘイムダルでもわかる。操る兵器の性能差は自分が圧倒している。同じ素手ならば、あの白い機体をねじ伏せるのも簡単だ。
蒼い鎧、ギャラルホルンに思考を送る。特殊な機械を介しているわけでもない。それなのに、鎧は彼女の思った通りに動いた。マナを操る力を失っていても、鎧から伝わってくる万能感に変わりは無い。
何が相手だろうと、負ける気がしない。自分こそが世界の中心であり、この世界を終わらせる者だ。さぁ、無残に殺してやる。
ヘイムダルが鎧を白い機体へ向けて一歩進めたその時。その相手から小さい円筒がばら撒かれ、辺り一帯を白い煙が覆った。煙幕によって身を隠した敵に、彼女は小馬鹿にしたように鼻を鳴らす。
今更、時間稼ぎをしたところでどうにもならない。自分に決定打を与える武器が相手にはないという状況に、変わりは無いのだから。
比乃のお願いを聞いた心視は、HMDの下で、躊躇いの表情を浮かべた。拒否しようと口を開くが、それでも、それしか無いのだという事実を突き付けられ、承諾せざるを得なかった。せめてもと、一言だけ、心視も願いを口にする。
「……死なないで」
「当然、約束があるからね」
煙で視界がゼロになっている正面を睨んだまま、比乃は微笑を浮かべて答えた。
作戦開始――
十秒経つか経たないか、煙幕の前で悠々と待っていた蒼い鎧に、白い機体が思い切り突っ込んできた。そのまま、ナックルガードを展開した右ストレートが飛んでくる。素人のヘイムダルには反応できない。棒立ちしていた機体の顔面に拳を食らい、衝撃でコクピットが揺れる。
「このっ!」
脳を揺らされた不快感の中、ヘイムダルも念じる。殴り合いの喧嘩などしたことがない故の、不格好なパンチ。白い機体はそれをひょいと避けて、今度はハイキックを放ってきた。左腕で咄嗟にガードするが、その上から蹴り飛ばされ、鎧が一瞬、宙に浮く。
相手は子供でも訓練を受けたプロの兵士だ。その事実を嫌でも味合わされる。だが、どの攻撃も致命傷にはならない。精々、鎧を揺らすだけだ。それより先に、相手を組み伏せ、押し倒し、コクピットを直接捻り潰せば勝ちだ。
たったそれだけ、それだけで勝てる。ヘイムダルは目前と迫った勝利に、頬が緩むのを禁じ得なかった。だが、現実はそう甘くはないことを、彼女は思い知らされることになる。
「くそっ、やっぱり硬い……!」
回転蹴りで相手の胴体を打ち据えたTk-11の中、比乃は悪態を吐いた。すでに五発は食らわせているが、どれも相手を仰け反らせる程度にしかならず、装甲をへこませることもできていない。
とんでもない強度である。しかも、
「っあぶな!」
相手の素人染みた攻撃は、当たりこそしないが、受け流すのに使った左腕部がそのまま持って行かれそうになるようなパワーを持っていた。胴体に受けでもしたら、そのまま押し潰されてしまうだろう。
距離を取って、一撃を入れて下がるを繰り返すだけでも、比乃の目的である時間稼ぎはできるだろう。だが、比乃側にもタイムリミットがある。それは、相手があることに気付くまで、気付かれたら一巻の終わりだ。今度こそ勝ち目が無くなる。
なので、距離は取らずに、できる限りクロスレンジを保ったまま、相手と殴り合いを続ける。しかし、それは危険をはらんでいた。相手のサッカーキックを翻るように避ける。胸部装甲を掠めただけで、機体が揺れる。翻り着地したTk-11に、蒼い鎧が肩からタックルしてくる。これは避けられない――
「サブアーム展開!」
《了解》
瞬時の判断で、比乃の意思により背中の腕が前方に来て、四本になった腕で相手の突進を迎え撃った。轟音、金属と未知の硬質物質がぶつかり合う音が周囲に響く。受け止め切った。敵に蹴りを入れて、組み掛かろうとしてきた腕から逃れる。
『なぜ私の邪魔をするのです。無駄な抵抗を続けるのですか、この世界を捨てて理想郷へと行くことが、なぜ悪いことなのです!』
「行くなら、一人で、勝手に行け!」
焦りの混ざったヘイムダルの問いに、比乃は言葉と拳で返した。想定外の圧力に、ナックルガードが弾け飛び、マニピュレータが潰れる。
「空想の世界にでもなんでも、誰にも迷惑をかけずに!」
相手が振るった右腕を屈んで避けて、左の腕でボディブローをかました。相手の鎧が数センチ浮き上がる。左手の指がガードごとぐちゃぐちゃになった。それでも構わない。
「僕の、僕らの現実を、これ以上、壊すな!!」
叫びに乗せて、両腕を同時に相手の胴体へと叩き込む。Tk-11の骨格フレームが軋み、悲鳴をあげる。その重い一撃によって、コクピット内へも大きな衝撃を与えた。ヘイムダルが外部音声越しに『かはっ』と息を吐く。
浮かび上がった敵を、Tk-11が両翼、副腕を組んで、全力で振り下ろした。ハンドハンマー。頭部に打撃を食らって、上下に揺さぶられた機体が、中の操縦者の状態を表すように大きくよろめいて、グロッキー状態になった。
「今っ!」
その隙を逃さず、両腕と両膝に備え付けられていたワイヤーアンカーが射出され、穂先の裏からロケットモーターによる推進力を得て比乃の意のままに飛ぶ。それらが蒼い鎧を雁字搦めにした。これで、作戦の第一段階は完了。あとは――
比乃の読み、推測は的確だった。フォトン粒子――マナを操るために用いられる、異世界の国家から与えられた物質は、あまり多くはなかった。なので、この魔道鎧。ギャラルホルンの両の手と、剣を構成するのに用いられた。
自分たちの組織で、この物質を生産するための努力もしていた。その結果として、ヒュペリオンのソーラーディエディーや、アフロディテの機体に、一応は実用的に使えるもの……“紛い物”レベルだが、兵器としては十分な装置を組み込めた。
だが、それらは所詮、偽物だ。楽園への扉を開くための鍵には成り得なかった。鍵にできるのは正真正銘、本物でなければならない。それが、今、眼前でこちらを睨み付ける白い機械人形によって破壊されてしまった。
もし、ヘイムダルが、何の間違いも失敗も想定しない楽観主義であったならば、この時点で比乃たちの戦略的勝利が決まっていた。この扉を開ける手段はなくなるのだから。けれども、テロ組織をまとめ上げる彼女も、そこまで愚かではなかった。
予備の部品はあるし、万が一、この鎧を破壊されても、次のギャラルホルンを作り出す算段はあった。異世界の協力関係にある国家。この醜く汚らしい世界を蹂躙してくれる、強大な軍勢を保有した者たちに、また協力を仰いでも良い。
まだ、自分の勝利は揺らがない。外の連合軍がここに攻め込んでくるよりも早く、この小生意気な子供……せっかく、理想郷へと至るための鍵である「マナを操る力」を、自分と同じ力を与えてやったというのに、こちらに牙を剥いて噛み付いてくる恩知らずを排除すれば、いくらでもやり直しは効く。
戦闘に疎いヘイムダルでもわかる。操る兵器の性能差は自分が圧倒している。同じ素手ならば、あの白い機体をねじ伏せるのも簡単だ。
蒼い鎧、ギャラルホルンに思考を送る。特殊な機械を介しているわけでもない。それなのに、鎧は彼女の思った通りに動いた。マナを操る力を失っていても、鎧から伝わってくる万能感に変わりは無い。
何が相手だろうと、負ける気がしない。自分こそが世界の中心であり、この世界を終わらせる者だ。さぁ、無残に殺してやる。
ヘイムダルが鎧を白い機体へ向けて一歩進めたその時。その相手から小さい円筒がばら撒かれ、辺り一帯を白い煙が覆った。煙幕によって身を隠した敵に、彼女は小馬鹿にしたように鼻を鳴らす。
今更、時間稼ぎをしたところでどうにもならない。自分に決定打を与える武器が相手にはないという状況に、変わりは無いのだから。
比乃のお願いを聞いた心視は、HMDの下で、躊躇いの表情を浮かべた。拒否しようと口を開くが、それでも、それしか無いのだという事実を突き付けられ、承諾せざるを得なかった。せめてもと、一言だけ、心視も願いを口にする。
「……死なないで」
「当然、約束があるからね」
煙で視界がゼロになっている正面を睨んだまま、比乃は微笑を浮かべて答えた。
作戦開始――
十秒経つか経たないか、煙幕の前で悠々と待っていた蒼い鎧に、白い機体が思い切り突っ込んできた。そのまま、ナックルガードを展開した右ストレートが飛んでくる。素人のヘイムダルには反応できない。棒立ちしていた機体の顔面に拳を食らい、衝撃でコクピットが揺れる。
「このっ!」
脳を揺らされた不快感の中、ヘイムダルも念じる。殴り合いの喧嘩などしたことがない故の、不格好なパンチ。白い機体はそれをひょいと避けて、今度はハイキックを放ってきた。左腕で咄嗟にガードするが、その上から蹴り飛ばされ、鎧が一瞬、宙に浮く。
相手は子供でも訓練を受けたプロの兵士だ。その事実を嫌でも味合わされる。だが、どの攻撃も致命傷にはならない。精々、鎧を揺らすだけだ。それより先に、相手を組み伏せ、押し倒し、コクピットを直接捻り潰せば勝ちだ。
たったそれだけ、それだけで勝てる。ヘイムダルは目前と迫った勝利に、頬が緩むのを禁じ得なかった。だが、現実はそう甘くはないことを、彼女は思い知らされることになる。
「くそっ、やっぱり硬い……!」
回転蹴りで相手の胴体を打ち据えたTk-11の中、比乃は悪態を吐いた。すでに五発は食らわせているが、どれも相手を仰け反らせる程度にしかならず、装甲をへこませることもできていない。
とんでもない強度である。しかも、
「っあぶな!」
相手の素人染みた攻撃は、当たりこそしないが、受け流すのに使った左腕部がそのまま持って行かれそうになるようなパワーを持っていた。胴体に受けでもしたら、そのまま押し潰されてしまうだろう。
距離を取って、一撃を入れて下がるを繰り返すだけでも、比乃の目的である時間稼ぎはできるだろう。だが、比乃側にもタイムリミットがある。それは、相手があることに気付くまで、気付かれたら一巻の終わりだ。今度こそ勝ち目が無くなる。
なので、距離は取らずに、できる限りクロスレンジを保ったまま、相手と殴り合いを続ける。しかし、それは危険をはらんでいた。相手のサッカーキックを翻るように避ける。胸部装甲を掠めただけで、機体が揺れる。翻り着地したTk-11に、蒼い鎧が肩からタックルしてくる。これは避けられない――
「サブアーム展開!」
《了解》
瞬時の判断で、比乃の意思により背中の腕が前方に来て、四本になった腕で相手の突進を迎え撃った。轟音、金属と未知の硬質物質がぶつかり合う音が周囲に響く。受け止め切った。敵に蹴りを入れて、組み掛かろうとしてきた腕から逃れる。
『なぜ私の邪魔をするのです。無駄な抵抗を続けるのですか、この世界を捨てて理想郷へと行くことが、なぜ悪いことなのです!』
「行くなら、一人で、勝手に行け!」
焦りの混ざったヘイムダルの問いに、比乃は言葉と拳で返した。想定外の圧力に、ナックルガードが弾け飛び、マニピュレータが潰れる。
「空想の世界にでもなんでも、誰にも迷惑をかけずに!」
相手が振るった右腕を屈んで避けて、左の腕でボディブローをかました。相手の鎧が数センチ浮き上がる。左手の指がガードごとぐちゃぐちゃになった。それでも構わない。
「僕の、僕らの現実を、これ以上、壊すな!!」
叫びに乗せて、両腕を同時に相手の胴体へと叩き込む。Tk-11の骨格フレームが軋み、悲鳴をあげる。その重い一撃によって、コクピット内へも大きな衝撃を与えた。ヘイムダルが外部音声越しに『かはっ』と息を吐く。
浮かび上がった敵を、Tk-11が両翼、副腕を組んで、全力で振り下ろした。ハンドハンマー。頭部に打撃を食らって、上下に揺さぶられた機体が、中の操縦者の状態を表すように大きくよろめいて、グロッキー状態になった。
「今っ!」
その隙を逃さず、両腕と両膝に備え付けられていたワイヤーアンカーが射出され、穂先の裏からロケットモーターによる推進力を得て比乃の意のままに飛ぶ。それらが蒼い鎧を雁字搦めにした。これで、作戦の第一段階は完了。あとは――
0
お気に入りに追加
76
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
悠久の機甲歩兵
竹氏
ファンタジー
文明が崩壊してから800年。文化や技術がリセットされた世界に、その理由を知っている人間は居なくなっていた。 彼はその世界で目覚めた。綻びだらけの太古の文明の記憶と機甲歩兵マキナを操る技術を持って。 文明が崩壊し変わり果てた世界で彼は生きる。今は放浪者として。
※現在毎日更新中
特殊装甲隊 ダグフェロン 『廃帝と永遠の世紀末』 第三部 『暗黒大陸』
橋本 直
SF
遼州司法局も法術特捜の発足とともに実働部隊、機動隊、法術特捜の三部体制が確立することとなった。
それまで東和陸軍教導隊を兼務していた小さな隊長、クバルカ・ラン中佐が実働部隊副隊長として本異動になることが決まった。
彼女の本拠地である東和陸軍教導隊を訪ねた神前誠に法術兵器の実験に任務が課せられた。それは広域にわたり兵士の意識を奪ってしまうという新しい発想の非破壊兵器だった。
実験は成功するがチャージの時間等、運用の難しい兵器と判明する。
一方実働部隊部隊長嵯峨惟基は自分が領邦領主を務めている貴族制国家甲武国へ飛んだ。そこでは彼の両方を西園寺かなめの妹、日野かえでに継がせることに関する会議が行われる予定だった。
一方、南の『魔窟』と呼ばれる大陸ベルルカンの大国、バルキスタンにて総選挙が予定されており、実働部隊も支援部隊を派遣していた。だが選挙に不満を持つ政府軍、反政府軍の駆け引きが続いていた。
嵯峨は万が一の両軍衝突の際アメリカの介入を要請しようとする兄である西園寺義基のシンパである甲武軍部穏健派を牽制しつつ貴族の群れる会議へと向かった。
そしてそんな中、バルキスタンで反政府軍が機動兵器を手に入れ政府軍との全面衝突が発生する。
誠は試験が済んだばかりの非破壊兵器を手に戦線の拡大を防ぐべく出撃するのだった。
英雄召喚〜帝国貴族の異世界統一戦記〜
駄作ハル
ファンタジー
異世界の大貴族レオ=ウィルフリードとして転生した平凡サラリーマン。
しかし、待っていたのは平和な日常などではなかった。急速な領土拡大を目論む帝国の貴族としての日々は、戦いの連続であった───
そんなレオに与えられたスキル『英雄召喚』。それは現世で英雄と呼ばれる人々を呼び出す能力。『鬼の副長』土方歳三、『臥龍』所轄孔明、『空の魔王』ハンス=ウルリッヒ・ルーデル、『革命の申し子』ナポレオン・ボナパルト、『万能人』レオナルド・ダ・ヴィンチ。
前世からの知識と英雄たちの逸話にまつわる能力を使い、大切な人を守るべく争いにまみれた異世界に平和をもたらす為の戦いが幕を開ける!
完結まで毎日投稿!
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
自衛官、異世界に墜落する
フレカレディカ
ファンタジー
ある日、航空自衛隊特殊任務部隊所属の元陸上自衛隊特殊作戦部隊所属の『暁神楽(あかつきかぐら)』が、乗っていた輸送機にどこからか飛んできたミサイルが当たり墜落してしまった。だが、墜落した先は異世界だった!暁はそこから新しくできた仲間と共に生活していくこととなった・・・
現代軍隊×異世界ファンタジー!!!
※この作品は、長年デスクワークの私が現役の頃の記憶をひねり、思い出して趣味で制作しております。至らない点などがございましたら、教えて頂ければ嬉しいです。
未来人が未開惑星に行ったら無敵だった件
藤岡 フジオ
ファンタジー
四十一世紀の地球。殆どの地球人が遺伝子操作で超人的な能力を有する。
日本地区で科学者として生きるヒジリ(19)は転送装置の事故でアンドロイドのウメボシと共にとある未開惑星に飛ばされてしまった。
そこはファンタジー世界そのままの星で、魔法が存在していた。
魔法の存在を感知できず見ることも出来ないヒジリではあったが、パワードスーツやアンドロイドの力のお陰で圧倒的な力を惑星の住人に見せつける!
SEVEN TRIGGER
匿名BB
SF
20xx年、科学のほかに魔術も発展した現代世界、伝説の特殊部隊「SEVEN TRIGGER」通称「S.T」は、かつて何度も世界を救ったとされる世界最強の特殊部隊だ。
隊員はそれぞれ1つの銃器「ハンドガン」「マシンガン」「ショットガン」「アサルトライフル」「スナイパーライフル」「ランチャー」「リボルバー」を極めたスペシャリストによって構成された部隊である。
その中で「ハンドガン」を極め、この部隊の隊長を務めていた「フォルテ・S・エルフィー」は、ある事件をきっかけに日本のとある港町に住んでいた。
長年の戦場での生活から離れ、珈琲カフェを営みながら静かに暮らしていたフォルテだったが、「セイナ・A・アシュライズ」との出会いをきっかけに、再び戦いの世界に身を投じていくことになる。
マイペースなフォルテ、生真面目すぎるセイナ、性格の合わない2人はケンカしながらも、互いに背中を預けて悪に立ち向かう。現代SFアクション&ラブコメディー
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる