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第三十四話「それぞれの思惑と動向について」
指導者の思惑
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その頃、同艦内の作戦司令室では、戦闘部隊の隊長格である川口やジェローム、その他にも数人の服装も役職もばらばらな大人たちが、点や区画ごとに色分けされた世界地図が敷かれた机を中心にして、席に着いていた。
「それでは、当面の攻撃目標はロシアに絞ると?」
席に座っている一人の男性、厳つい顔に伸びた顎髭を撫でている目が青い西洋人が言った。その言葉に、上座に着いている女性が「ええ」と肯定の意を示した。
「ロシアの対テロ作戦は余りに過激過ぎます。民間人を巻き込むことも厭わない行動を、これ以上見過ごすことはできません。人的被害を最小限に抑える為にも、ここで一度叩いておくか、我々へ目を向けさせるべきです」
そう言う彼女は、年は二十代半頃、東洋系の顔立ちに黒髪をロングに伸ばした、艶やかな印象を受ける女性だった。とても、厳つい男たちやここにいる戦闘部隊のメンバーを纏めるような人物には見えない。だが、彼女こそが、この場に集まって席に着いている全員が認める、この艦と組織の長であった。
だが、その長の言葉を受けて髭面の男は少し唸ってから、恐縮そうに意見を述べる。
「しかしなぁ、あそこは攻めるにはちょっとばかし警戒が厳重過ぎる。OFMのステルス性能すら見破る厳重な防空網に、数だけは一丁前に揃えた対空兵器……」
「それに、第四世代AMWもいる。内陸部に進出したとしても、そこでの戦闘の被害は看過できる物ではないかと……前回のミッドウェイ、ハワイでの被害の補填も、まだ出来ているとは言い難い」
髭面の男に続けるように、その反対側に座っていた眼鏡を掛けた線の細い、優男風の男性が言った。その二人に同意するように、席に着いている他のメンバーも、無言で頷いたり、相槌を打ったりしている。
彼らが言う通り、ロシアの防空網を超えるのはOFMであっても困難極まり無い。さらに、いざ戦闘になったとしても、相手をすることになるのは、ロシアの精鋭部隊と最新鋭のAMWである。未だに練度不足が目立つ現OFM部隊では、被害が出ることは必須であると見えた。
その上、ここ数ヶ月の間に行われた作戦でも、とても作戦成功と呼べるような成果は挙げられておらず、多数のOFMとパイロットが失われる結果となっていた。新しい人員を補充するにしても、OFMを操るにはある特殊な才能──相性と言っても良いものが必要で、そう簡単には集まらないのだ。
今、こうしている間にも、その才がある人員を集めようと担当部署が躍起になっているが、それでも、十分な人数が調達されるには、あと数ヶ月は掛かるだろう。そういう計算になっている。
「防空網を超える手段は有ります。OFMの輸送手段は馬鹿正直に飛んでいくだけではないでしょう。伝手を使えば、陸路を使って侵入することも、撤収することも可能です。幸いなことに、私たちにはそう言ったことが得意な知り合いが何人も居ます」
「しかし、実際の戦闘になった場合の損害はどうするのです。いくらOFMとは言えど、東南アジアで相手をしたような第二、第三世代機と第四世代機では驚異度が桁違い……万が一にもOFMが稼動状態で鹵獲されるようなことにもなれば、この組織の存続にも関わる……水守さん。このタイミングでのロシア攻撃は、私としては反対せざるを得ません」
優男がやや早口になって、上座の女性、水守と呼んだ女性にそう問い掛ける。彼女は少し考えるように目を伏してから、
「……その辺り、戦闘部隊としてはどう思いますか」
唐突に、川口とジェロームの方へと話題を投げた。投げられた方、川口は無言で端末からデータを集め初め、ジェロームは「ふーむ」と腕を組んで唸る。先に口を開いたのは川口だった。
「……こちらの部隊は、東南アジアでそれなりに実戦経験を積んだし、作戦中も被害はそんなに受けてない。けど、ロシアを攻撃するとなると話は別ね。あそこと渡り合える程の技量は、残念だけど持ち合わせてるとは言えないわ」
「我が部隊は、ハワイの戦いで被害を被ったが、練度は着々と上がってきている。かの大国を相手取っても不足はあるまいと考えている」
ここで、戦闘部隊担当の二人の意見が真っ向から対立することになった。互いに一瞥し合った二人を見て、水守は一息吐いて、
「そうですか……ジェロームさんは攻撃に賛成なのですね? そして川口さんは反対であると」
「正直に言って、無謀としか言いようがないわ」
「そんなことはない、我が精鋭とOFMがあれば、攻撃任務でも何でもこなして見せるぞ」
「戦闘担当のお二人の考えは解りました。では、本土攻撃は一先ず置いて、威力偵察をしてみると言うのは」
眼鏡の男が提案した言葉に、水守が「ふむ……」と一考する素振りを見せる。それを脈ありと見た彼は続ける。
「ある程度ちょっかいを出していれば、向こうもこちらへ注目せざるを得なくなるでしょうし、無駄な損害を出さずに済みます。無論、偵察の結果が良ければ、本土攻撃も目処に入れるということにすれば」
「そりゃあ名案だ。俺はそっちに賛成するぜ」
話を聞いていた髭面も話に賛同し、話の成り行きを見守っていた他のメンバーも、口々に賛成の意を述べる。それを見た水守は「解りました」と頷いて、その案を受け入れた。
「では、威力偵察にはジェロームさんの部隊に担当して貰いましょう。川口さんの部隊には引き続き訓練を重ねて頂き、然る後にロシアを攻撃する準備を整えて貰います」
「……訓練の件は了解。けれど、本土攻撃に関してはあまり期待しない方が良いと思うわよ」
そう言って、彼女は一足先に資料を手に会議室から出て行った。扉が閉まるのを確認してから、ジェロームが「臆病者め、部隊を纏める者が怯えてどうする」とぼやき、彼もまた会議室から立ち去った。
それから、水守が会議の解散を告げ、各幹部はそれぞれの部署に戻って行った。
全員が会議室から退室したのを待ってから、水守は背もたれに身体を委ねて、独り言のように呟く。
「ロシア攻撃、そんなに無茶かしら……けど、OFMの性能なら……成功するのではなくて?」
誰かに向けて語り掛けるように言ったその声に対する答えは返って来なかった。しんとした静寂が、彼女一人だけの会議室を支配していた。
「それでは、当面の攻撃目標はロシアに絞ると?」
席に座っている一人の男性、厳つい顔に伸びた顎髭を撫でている目が青い西洋人が言った。その言葉に、上座に着いている女性が「ええ」と肯定の意を示した。
「ロシアの対テロ作戦は余りに過激過ぎます。民間人を巻き込むことも厭わない行動を、これ以上見過ごすことはできません。人的被害を最小限に抑える為にも、ここで一度叩いておくか、我々へ目を向けさせるべきです」
そう言う彼女は、年は二十代半頃、東洋系の顔立ちに黒髪をロングに伸ばした、艶やかな印象を受ける女性だった。とても、厳つい男たちやここにいる戦闘部隊のメンバーを纏めるような人物には見えない。だが、彼女こそが、この場に集まって席に着いている全員が認める、この艦と組織の長であった。
だが、その長の言葉を受けて髭面の男は少し唸ってから、恐縮そうに意見を述べる。
「しかしなぁ、あそこは攻めるにはちょっとばかし警戒が厳重過ぎる。OFMのステルス性能すら見破る厳重な防空網に、数だけは一丁前に揃えた対空兵器……」
「それに、第四世代AMWもいる。内陸部に進出したとしても、そこでの戦闘の被害は看過できる物ではないかと……前回のミッドウェイ、ハワイでの被害の補填も、まだ出来ているとは言い難い」
髭面の男に続けるように、その反対側に座っていた眼鏡を掛けた線の細い、優男風の男性が言った。その二人に同意するように、席に着いている他のメンバーも、無言で頷いたり、相槌を打ったりしている。
彼らが言う通り、ロシアの防空網を超えるのはOFMであっても困難極まり無い。さらに、いざ戦闘になったとしても、相手をすることになるのは、ロシアの精鋭部隊と最新鋭のAMWである。未だに練度不足が目立つ現OFM部隊では、被害が出ることは必須であると見えた。
その上、ここ数ヶ月の間に行われた作戦でも、とても作戦成功と呼べるような成果は挙げられておらず、多数のOFMとパイロットが失われる結果となっていた。新しい人員を補充するにしても、OFMを操るにはある特殊な才能──相性と言っても良いものが必要で、そう簡単には集まらないのだ。
今、こうしている間にも、その才がある人員を集めようと担当部署が躍起になっているが、それでも、十分な人数が調達されるには、あと数ヶ月は掛かるだろう。そういう計算になっている。
「防空網を超える手段は有ります。OFMの輸送手段は馬鹿正直に飛んでいくだけではないでしょう。伝手を使えば、陸路を使って侵入することも、撤収することも可能です。幸いなことに、私たちにはそう言ったことが得意な知り合いが何人も居ます」
「しかし、実際の戦闘になった場合の損害はどうするのです。いくらOFMとは言えど、東南アジアで相手をしたような第二、第三世代機と第四世代機では驚異度が桁違い……万が一にもOFMが稼動状態で鹵獲されるようなことにもなれば、この組織の存続にも関わる……水守さん。このタイミングでのロシア攻撃は、私としては反対せざるを得ません」
優男がやや早口になって、上座の女性、水守と呼んだ女性にそう問い掛ける。彼女は少し考えるように目を伏してから、
「……その辺り、戦闘部隊としてはどう思いますか」
唐突に、川口とジェロームの方へと話題を投げた。投げられた方、川口は無言で端末からデータを集め初め、ジェロームは「ふーむ」と腕を組んで唸る。先に口を開いたのは川口だった。
「……こちらの部隊は、東南アジアでそれなりに実戦経験を積んだし、作戦中も被害はそんなに受けてない。けど、ロシアを攻撃するとなると話は別ね。あそこと渡り合える程の技量は、残念だけど持ち合わせてるとは言えないわ」
「我が部隊は、ハワイの戦いで被害を被ったが、練度は着々と上がってきている。かの大国を相手取っても不足はあるまいと考えている」
ここで、戦闘部隊担当の二人の意見が真っ向から対立することになった。互いに一瞥し合った二人を見て、水守は一息吐いて、
「そうですか……ジェロームさんは攻撃に賛成なのですね? そして川口さんは反対であると」
「正直に言って、無謀としか言いようがないわ」
「そんなことはない、我が精鋭とOFMがあれば、攻撃任務でも何でもこなして見せるぞ」
「戦闘担当のお二人の考えは解りました。では、本土攻撃は一先ず置いて、威力偵察をしてみると言うのは」
眼鏡の男が提案した言葉に、水守が「ふむ……」と一考する素振りを見せる。それを脈ありと見た彼は続ける。
「ある程度ちょっかいを出していれば、向こうもこちらへ注目せざるを得なくなるでしょうし、無駄な損害を出さずに済みます。無論、偵察の結果が良ければ、本土攻撃も目処に入れるということにすれば」
「そりゃあ名案だ。俺はそっちに賛成するぜ」
話を聞いていた髭面も話に賛同し、話の成り行きを見守っていた他のメンバーも、口々に賛成の意を述べる。それを見た水守は「解りました」と頷いて、その案を受け入れた。
「では、威力偵察にはジェロームさんの部隊に担当して貰いましょう。川口さんの部隊には引き続き訓練を重ねて頂き、然る後にロシアを攻撃する準備を整えて貰います」
「……訓練の件は了解。けれど、本土攻撃に関してはあまり期待しない方が良いと思うわよ」
そう言って、彼女は一足先に資料を手に会議室から出て行った。扉が閉まるのを確認してから、ジェロームが「臆病者め、部隊を纏める者が怯えてどうする」とぼやき、彼もまた会議室から立ち去った。
それから、水守が会議の解散を告げ、各幹部はそれぞれの部署に戻って行った。
全員が会議室から退室したのを待ってから、水守は背もたれに身体を委ねて、独り言のように呟く。
「ロシア攻撃、そんなに無茶かしら……けど、OFMの性能なら……成功するのではなくて?」
誰かに向けて語り掛けるように言ったその声に対する答えは返って来なかった。しんとした静寂が、彼女一人だけの会議室を支配していた。
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