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黒木希
21話 帰り道①
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「うー、眠い~……」
その日は俺も一度帰宅して、再び次の日の早朝に希を迎えに行った。
昨日の夜は仕事に対して過剰なくらいやる気を見せていた彼女だったが、日を跨いだことで気が抜けたのかとても眠そうだった。
もちろんそれで良かった。存分に気の抜けた姿を見せて欲しかった。
「ねえ?今日はどこまで行くの?撮影ってことなの?」
「そうですね……撮影と言えば撮影ですかね?でも、場所と内容に関してはちょっとまだ内緒です。それが先方からの依頼なので」
俺がそう告げると希は目を輝かせた。
「え!ドッキリってこと?ねえ、ドッキリなの?」
最近テレビでよく見かける、芸能人にドッキリを仕掛けそのリアクションを楽しむという番組かと彼女は思っているのだろうか?
「あ、いえいえ!……全然、ドッキリ番組では、ないですよ? 」
俺は少し思わせぶりに答えておいた。
ドッキリ番組というのはシンプルな内容だけに意外と見ている人も多く、仕掛けられるターゲットも旬なタレントというイメージが強い。彼女はそれを喜んでいるのだろうか。
都心の彼女の自宅からタクシーを走らせる。
「え、ねえ、麻衣ちゃん?東京駅に着いちゃったんだけど……」
着いた先は彼女の言う通り、レンガ造りの駅舎が大正時代の香りを残す日本の中心地点、東京駅だった。
巨大なビル群の中に突如現れるレトロな空間は、改めて見てもとても不思議な光景に思えた。
「ええ、そうですよ。東京駅です」
「懐かしいなぁ……私、WISHの最終オーディションで初めて東京に来たんだよ。なんかその時のことを思い出しちゃったな。もう何年経つんだっけ?」
「えっと……6,7年ですか?でも希さんまだ若いんですから、あまりご自分が歳取ったみたいな言い方はちょっと……」
もしどこか公式の場で「自分も歳を取ってしまって……」というような発言をされてしまえば彼女自身のイメージにも関わるので、少しだけ釘を刺しておいた。
一般的に言えば23歳の彼女はまだまだ若いだろう。
最近では妙な形で発言を切り取られ炎上する芸能人も多い。発言には細心の注意が必要だ。
しかしこうして少しノスタルジックなことを言う彼女も魅力的に思えた。
言うまでなく東京駅は都心のど真ん中だし、仕事でこの周辺を通ることも彼女は多いだろうに……こうして改めて景色に目をやり、過去を振り返る暇もなくそれだけ日々の仕事に追われてきたということだ。
「でも……希さんもアイドルになって、そんなに経つんですね」
彼女は17歳でWISHに入り、芸歴で言えばもう7年目に入ったはずだ。
7年という月日は短いものではない。
ましてや10代後半から20代前半という人生において最も重要な時期を彼女は(もちろん黒木希だけでなくメンバー全てに当てはまることではあるが)アイドルに捧げてきたのだ。
振り返れば当然色々と感じるものは多いだろう。
WISHをオーディション当時から注目していた俺には、ノスタルジックな彼女の気持ちが少し想像出来るような気がした。
WISHが人気が出てきた時、黒木希は20歳になっていた。すでに述べたかもしれないが「アイドルのピークは17歳!高校を卒業したらもう賞味期限切れ!」というような雰囲気が、当時のアイドルオタクたちの中では本当に存在していた。
運営側も最初から彼女をエースとして据えていたわけではなかった。
彼女は最初から全てが順風満帆だったわけではなく、パフォーマンスと美貌によって自力でここまで上り詰めてきた人物なのだ。
彼女のノスタルジーの中には様々な葛藤も含まれているのだろう……と余計なことながら想像した。
「あれ?でもさ、麻衣ちゃんも同い年だよね?高校の時とかはどんな子だったの?」
「え、私ですか?……私は、勉強ばっかりしてました」
話題がまさかこちらに向けられるとは思っておらず、ドキリとした。
「え~、そうなの?でもさ、それだけ可愛かったら芸能の道に進もうとかは思わなかったの?それに男の子からもいっぱい告白されたでしょ?」
「あ、いえ。……あの、私ちょっとチケット買ってきますので!」
記憶にない小田嶋麻衣の昔のことをほじくり返されると、どこかでボロが出てきそうな気がして思わず俺は逃げ出した。
チケットを買って戻ってくると、何となく雰囲気がざわざわしているような気がした。もしかしたら黒木希という存在に周囲の人々が気付いたのかもしれない。
東京の人たちというのは、芸能人など見慣れているからなのか、「芸能人くらいでイチイチ騒ぎませんよ」というプライドなのか、あるいは単に優しさなのか……芸能人に気付いても声を掛けてくる人は少ない。
今は平日の朝という時間帯ゆえに誰もが自分の用事で忙しいのかもしれないが、彼女の存在に気付きながらあえて声を掛けたりはしない……という状況かもしれない。
もし、その内の誰か空気を読めない勇敢な誰か一人が「あの、黒木希さんですよね?」と声を掛けてきたなら、連鎖的に人だかりになる可能性もある。ここは速やかに移動すべきだろう。
「……行きましょう、希さん。もう少し変装的な格好をしてきた方が良かったかもしれないですね……」
彼女は地味な黒のパンツを履き薄手の紺のニットの上に白いスプリングコートを羽織っていた。一般的に言えばどう見ても地味な格好だが、滲み出るオーラで周囲の人たちにバレたのかもしれない。
というか大きなマスク(普通のサイズだが顔が小さいため比率としては大きく見える)をしていても顔の一部は見えているし、スタイルや艶やかな髪などに注意して見れば、彼女が芸能人であることを見抜くことはそんなに難しいことではないのかもしれない。
サングラスだとか目元まで隠すようにキャップを目深にかぶったりすれば、こうした事態は防げたかもしれない。
「え、何言ってんの?私はバレてないわよ。周りの人たちは麻衣ちゃんのことを見てるのよ?」
半分苦笑しながら希に言われた言葉で、俺はようやく気付いた。
たしかにそうかもしれない……。
私もデニムにスプリングコートという地味目な格好はしていたが、隅っこの方でジッとしていた希に比べ早足で歩いてきた分、注目を集めたかもしれない。
というかやはり美女が2人並ぶことで、より注目を集めているような気はする。
「と、とにかく、行きましょう!」
周囲の人々が黒木希の存在に気付いているかどうかは確かめようもなかったが、とりあえず速めにここから立ち去ることが賢明だ。
「はぐれないように、手でもつなぐ?」
希はこんな状況ですら楽しんでいるかのようだった。
……そんなことしたら余計に目立ちますって……。まあ、たしかに美女同士が手をつないでいる状況に声を掛けてくるような強者は多分ここには存在しないだろうけれども……?あとで妙な噂とか流されたら困りますよね?今はSNSとかで映像がバンバン拡散される時代ですよ?
その日は俺も一度帰宅して、再び次の日の早朝に希を迎えに行った。
昨日の夜は仕事に対して過剰なくらいやる気を見せていた彼女だったが、日を跨いだことで気が抜けたのかとても眠そうだった。
もちろんそれで良かった。存分に気の抜けた姿を見せて欲しかった。
「ねえ?今日はどこまで行くの?撮影ってことなの?」
「そうですね……撮影と言えば撮影ですかね?でも、場所と内容に関してはちょっとまだ内緒です。それが先方からの依頼なので」
俺がそう告げると希は目を輝かせた。
「え!ドッキリってこと?ねえ、ドッキリなの?」
最近テレビでよく見かける、芸能人にドッキリを仕掛けそのリアクションを楽しむという番組かと彼女は思っているのだろうか?
「あ、いえいえ!……全然、ドッキリ番組では、ないですよ? 」
俺は少し思わせぶりに答えておいた。
ドッキリ番組というのはシンプルな内容だけに意外と見ている人も多く、仕掛けられるターゲットも旬なタレントというイメージが強い。彼女はそれを喜んでいるのだろうか。
都心の彼女の自宅からタクシーを走らせる。
「え、ねえ、麻衣ちゃん?東京駅に着いちゃったんだけど……」
着いた先は彼女の言う通り、レンガ造りの駅舎が大正時代の香りを残す日本の中心地点、東京駅だった。
巨大なビル群の中に突如現れるレトロな空間は、改めて見てもとても不思議な光景に思えた。
「ええ、そうですよ。東京駅です」
「懐かしいなぁ……私、WISHの最終オーディションで初めて東京に来たんだよ。なんかその時のことを思い出しちゃったな。もう何年経つんだっけ?」
「えっと……6,7年ですか?でも希さんまだ若いんですから、あまりご自分が歳取ったみたいな言い方はちょっと……」
もしどこか公式の場で「自分も歳を取ってしまって……」というような発言をされてしまえば彼女自身のイメージにも関わるので、少しだけ釘を刺しておいた。
一般的に言えば23歳の彼女はまだまだ若いだろう。
最近では妙な形で発言を切り取られ炎上する芸能人も多い。発言には細心の注意が必要だ。
しかしこうして少しノスタルジックなことを言う彼女も魅力的に思えた。
言うまでなく東京駅は都心のど真ん中だし、仕事でこの周辺を通ることも彼女は多いだろうに……こうして改めて景色に目をやり、過去を振り返る暇もなくそれだけ日々の仕事に追われてきたということだ。
「でも……希さんもアイドルになって、そんなに経つんですね」
彼女は17歳でWISHに入り、芸歴で言えばもう7年目に入ったはずだ。
7年という月日は短いものではない。
ましてや10代後半から20代前半という人生において最も重要な時期を彼女は(もちろん黒木希だけでなくメンバー全てに当てはまることではあるが)アイドルに捧げてきたのだ。
振り返れば当然色々と感じるものは多いだろう。
WISHをオーディション当時から注目していた俺には、ノスタルジックな彼女の気持ちが少し想像出来るような気がした。
WISHが人気が出てきた時、黒木希は20歳になっていた。すでに述べたかもしれないが「アイドルのピークは17歳!高校を卒業したらもう賞味期限切れ!」というような雰囲気が、当時のアイドルオタクたちの中では本当に存在していた。
運営側も最初から彼女をエースとして据えていたわけではなかった。
彼女は最初から全てが順風満帆だったわけではなく、パフォーマンスと美貌によって自力でここまで上り詰めてきた人物なのだ。
彼女のノスタルジーの中には様々な葛藤も含まれているのだろう……と余計なことながら想像した。
「あれ?でもさ、麻衣ちゃんも同い年だよね?高校の時とかはどんな子だったの?」
「え、私ですか?……私は、勉強ばっかりしてました」
話題がまさかこちらに向けられるとは思っておらず、ドキリとした。
「え~、そうなの?でもさ、それだけ可愛かったら芸能の道に進もうとかは思わなかったの?それに男の子からもいっぱい告白されたでしょ?」
「あ、いえ。……あの、私ちょっとチケット買ってきますので!」
記憶にない小田嶋麻衣の昔のことをほじくり返されると、どこかでボロが出てきそうな気がして思わず俺は逃げ出した。
チケットを買って戻ってくると、何となく雰囲気がざわざわしているような気がした。もしかしたら黒木希という存在に周囲の人々が気付いたのかもしれない。
東京の人たちというのは、芸能人など見慣れているからなのか、「芸能人くらいでイチイチ騒ぎませんよ」というプライドなのか、あるいは単に優しさなのか……芸能人に気付いても声を掛けてくる人は少ない。
今は平日の朝という時間帯ゆえに誰もが自分の用事で忙しいのかもしれないが、彼女の存在に気付きながらあえて声を掛けたりはしない……という状況かもしれない。
もし、その内の誰か空気を読めない勇敢な誰か一人が「あの、黒木希さんですよね?」と声を掛けてきたなら、連鎖的に人だかりになる可能性もある。ここは速やかに移動すべきだろう。
「……行きましょう、希さん。もう少し変装的な格好をしてきた方が良かったかもしれないですね……」
彼女は地味な黒のパンツを履き薄手の紺のニットの上に白いスプリングコートを羽織っていた。一般的に言えばどう見ても地味な格好だが、滲み出るオーラで周囲の人たちにバレたのかもしれない。
というか大きなマスク(普通のサイズだが顔が小さいため比率としては大きく見える)をしていても顔の一部は見えているし、スタイルや艶やかな髪などに注意して見れば、彼女が芸能人であることを見抜くことはそんなに難しいことではないのかもしれない。
サングラスだとか目元まで隠すようにキャップを目深にかぶったりすれば、こうした事態は防げたかもしれない。
「え、何言ってんの?私はバレてないわよ。周りの人たちは麻衣ちゃんのことを見てるのよ?」
半分苦笑しながら希に言われた言葉で、俺はようやく気付いた。
たしかにそうかもしれない……。
私もデニムにスプリングコートという地味目な格好はしていたが、隅っこの方でジッとしていた希に比べ早足で歩いてきた分、注目を集めたかもしれない。
というかやはり美女が2人並ぶことで、より注目を集めているような気はする。
「と、とにかく、行きましょう!」
周囲の人々が黒木希の存在に気付いているかどうかは確かめようもなかったが、とりあえず速めにここから立ち去ることが賢明だ。
「はぐれないように、手でもつなぐ?」
希はこんな状況ですら楽しんでいるかのようだった。
……そんなことしたら余計に目立ちますって……。まあ、たしかに美女同士が手をつないでいる状況に声を掛けてくるような強者は多分ここには存在しないだろうけれども……?あとで妙な噂とか流されたら困りますよね?今はSNSとかで映像がバンバン拡散される時代ですよ?
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