138 / 186
139 セーレ
しおりを挟む
------------------------------------------------------------------------------
・セーレ(双魚宮)大公
姿:ペガサスに乗った人間(男)
能力:一瞬で大量の荷物を受け渡しが出来る(インベントリ内も可能)、遠く離れた場所との荷物の受け渡しも可能
備考:馬の名前は「バイヤール」。
------------------------------------------------------------------------------
これがセーレのカード。
大公6枚のうちの1枚。
これで大公のカードは、残りガープのみとなった!
俺としては、使用時間の長い伯爵クラスが欲しいんだけどな。
だがこれは口に出して言ってはいけない。
顔に出してもいけない。
悪魔が落胆するからね。
そして、伯爵クラスのカードを血眼になって探そうとする可能性もある。
こういうのは心の奥底で思うだけにするのだ。
しかし、便利な能力だ。
現状はインベントリがあるので運搬に関しては不便をしていないのだけども。
まず俺以外が、インベントリ内の物を出し入れ出来るってのは良い。
例えば戦闘中。俺が手が離せない時にも王太子達に必要な物を出して渡せる。
まぁ戦闘中に俺が手が離せない事なんか無いんだけどさ。ははは……。
大量にある物を出し入れする時に楽かな? 単純に作業時間が半分になる。
なにより便利なのが「遠く離れた場所との荷物の受け渡しも可能」という能力。
今居る国からもとの国へ荷物を送る事が出来る。
関税のかからない宅急便だ!
…………単純に違法だな。
自分だけくらいなら良いだろ、っていうラノベ的な考えはいけない。
元の国に戻り、王様の許可を得てから国内限定で使おう。
ちなみにアンドロマリウス曰く、
「物が分かっていて座標が分かれば受け渡し可能、人物を把握していればその人との受け渡しも可能」との事。
はい、座標ときた。
そんなもん、ネットなんか無いので調べられない。
つまり一度その場を訪れ、セーレに座標を調べてもらわないと使えない!
「悪魔全員、今まで訪れた場所の座標は把握しております」
そうなの?! 優秀だなぁ。
記憶力どうなってるん?
人物の場合、誰かが知っていれば良いらしい。
俺以外の場合、知っている人が思い出している時にその人の頭に手を置いて特定するらしい。
ちなみに死者はダメだそうだ。
可能だったなら、死んだ盗賊の隠した財宝を回収出来たのに……とは王太子の弁。
上手い利用方法を思いつくものだねぇ。
姫様の言った意見が便利なので運用する事にした。
単純に、郵便だ。
と言っても一般に使うのではなく、王様と俺達を繋ぐだけ。
セーレを利用可能の時間になったら、短時間だけ呼び出す。
その間に王様と俺達の手紙を交換する。
10分後に返信を交換する。
セーレを送り返す。
こんな感じ。定期連絡だね。
これで王様とすぐにコンタクトが取れる。
許可とそれに伴う書類が必要な場合でも、瞬時に可能という訳だ。
「ありがとうございました。これから宴を催すので、参加していってください!」
村長からの申し出。
今から戻るにしても遅すぎて街まで到着しない。
なのでもう一拍予定だったので、参加する事になった。
・セーレ(双魚宮)大公
姿:ペガサスに乗った人間(男)
能力:一瞬で大量の荷物を受け渡しが出来る(インベントリ内も可能)、遠く離れた場所との荷物の受け渡しも可能
備考:馬の名前は「バイヤール」。
------------------------------------------------------------------------------
これがセーレのカード。
大公6枚のうちの1枚。
これで大公のカードは、残りガープのみとなった!
俺としては、使用時間の長い伯爵クラスが欲しいんだけどな。
だがこれは口に出して言ってはいけない。
顔に出してもいけない。
悪魔が落胆するからね。
そして、伯爵クラスのカードを血眼になって探そうとする可能性もある。
こういうのは心の奥底で思うだけにするのだ。
しかし、便利な能力だ。
現状はインベントリがあるので運搬に関しては不便をしていないのだけども。
まず俺以外が、インベントリ内の物を出し入れ出来るってのは良い。
例えば戦闘中。俺が手が離せない時にも王太子達に必要な物を出して渡せる。
まぁ戦闘中に俺が手が離せない事なんか無いんだけどさ。ははは……。
大量にある物を出し入れする時に楽かな? 単純に作業時間が半分になる。
なにより便利なのが「遠く離れた場所との荷物の受け渡しも可能」という能力。
今居る国からもとの国へ荷物を送る事が出来る。
関税のかからない宅急便だ!
…………単純に違法だな。
自分だけくらいなら良いだろ、っていうラノベ的な考えはいけない。
元の国に戻り、王様の許可を得てから国内限定で使おう。
ちなみにアンドロマリウス曰く、
「物が分かっていて座標が分かれば受け渡し可能、人物を把握していればその人との受け渡しも可能」との事。
はい、座標ときた。
そんなもん、ネットなんか無いので調べられない。
つまり一度その場を訪れ、セーレに座標を調べてもらわないと使えない!
「悪魔全員、今まで訪れた場所の座標は把握しております」
そうなの?! 優秀だなぁ。
記憶力どうなってるん?
人物の場合、誰かが知っていれば良いらしい。
俺以外の場合、知っている人が思い出している時にその人の頭に手を置いて特定するらしい。
ちなみに死者はダメだそうだ。
可能だったなら、死んだ盗賊の隠した財宝を回収出来たのに……とは王太子の弁。
上手い利用方法を思いつくものだねぇ。
姫様の言った意見が便利なので運用する事にした。
単純に、郵便だ。
と言っても一般に使うのではなく、王様と俺達を繋ぐだけ。
セーレを利用可能の時間になったら、短時間だけ呼び出す。
その間に王様と俺達の手紙を交換する。
10分後に返信を交換する。
セーレを送り返す。
こんな感じ。定期連絡だね。
これで王様とすぐにコンタクトが取れる。
許可とそれに伴う書類が必要な場合でも、瞬時に可能という訳だ。
「ありがとうございました。これから宴を催すので、参加していってください!」
村長からの申し出。
今から戻るにしても遅すぎて街まで到着しない。
なのでもう一拍予定だったので、参加する事になった。
0
お気に入りに追加
42
あなたにおすすめの小説
独身おじさんの異世界ライフ~結婚しません、フリーな独身こそ最高です~
さとう
ファンタジー
町の電気工事士であり、なんでも屋でもある織田玄徳は、仕事をそこそこやりつつ自由な暮らしをしていた。
結婚は人生の墓場……父親が嫁さんで苦労しているのを見て育ったため、結婚して子供を作り幸せな家庭を作るという『呪いの言葉』を嫌悪し、生涯独身、自分だけのために稼いだ金を使うと決め、独身生活を満喫。趣味の釣り、バイク、キャンプなどを楽しみつつ、人生を謳歌していた。
そんなある日。電気工事の仕事で感電死……まだまだやりたいことがあったのにと嘆くと、なんと異世界転生していた!!
これは、異世界で工務店の仕事をしながら、異世界で独身生活を満喫するおじさんの物語。
異世界に来たからといってヒロインとは限らない
あろまりん
ファンタジー
※ようやく修正終わりました!加筆&纏めたため、26~50までは欠番とします(笑)これ以降の番号振り直すなんて無理!
ごめんなさい、変な番号降ってますが、内容は繋がってますから許してください!!!※
ファンタジー小説大賞結果発表!!!
\9位/ ٩( 'ω' )و \奨励賞/
(嬉しかったので自慢します)
書籍化は考えていま…いな…してみたく…したいな…(ゲフンゲフン)
変わらず応援して頂ければと思います。よろしくお願いします!
(誰かイラスト化してくれる人いませんか?)←他力本願
※誤字脱字報告につきましては、返信等一切しませんのでご了承ください。しかるべき時期に手直しいたします。
* * *
やってきました、異世界。
学生の頃は楽しく読みました、ラノベ。
いえ、今でも懐かしく読んでます。
好きですよ?異世界転移&転生モノ。
だからといって自分もそうなるなんて考えませんよね?
『ラッキー』と思うか『アンラッキー』と思うか。
実際来てみれば、乙女ゲームもかくやと思う世界。
でもね、誰もがヒロインになる訳じゃないんですよ、ホント。
モブキャラの方が楽しみは多いかもしれないよ?
帰る方法を探して四苦八苦?
はてさて帰る事ができるかな…
アラフォー女のドタバタ劇…?かな…?
***********************
基本、ノリと勢いで書いてます。
どこかで見たような展開かも知れません。
暇つぶしに書いている作品なので、多くは望まないでくださると嬉しいです。
こじらせ中年の深夜の異世界転生飯テロ探訪記
陰陽@2作品コミカライズと書籍化準備中
ファンタジー
※コミカライズ進行中。
なんか気が付いたら目の前に神様がいた。
異世界に転生させる相手を間違えたらしい。
元の世界に戻れないと謝罪を受けたが、
代わりにどんなものでも手に入るスキルと、
どんな食材かを理解するスキルと、
まだ見ぬレシピを知るスキルの、
3つの力を付与された。
うまい飯さえ食えればそれでいい。
なんか世界の危機らしいが、俺には関係ない。
今日も楽しくぼっち飯。
──の筈が、飯にありつこうとする奴らが集まってきて、なんだか騒がしい。
やかましい。
食わせてやるから、黙って俺の飯を食え。
貰った体が、どうやら勇者様に与える筈のものだったことが分かってきたが、俺には戦う能力なんてないし、そのつもりもない。
前世同様、野菜を育てて、たまに狩猟をして、釣りを楽しんでのんびり暮らす。
最近は精霊の子株を我が子として、親バカ育児奮闘中。
更新頻度……深夜に突然うまいものが食いたくなったら。
さようなら、私の初恋。あなたは私をいらないと言ったけど──私も、私の人生にあなたはいらない。
ごろごろみかん。
ファンタジー
結婚式の夜、私はあなたに殺された。
彼に嫌悪されているのは知っていたけど、でも、殺されるほどだとは思っていなかった。
「誰も、お前なんか必要としていない」
最期の時に言われた言葉。彼に嫌われていても、彼にほかに愛するひとがいても、私は彼の婚約者であることをやめなかった。やめられなかった。私には責務があるから。
だけどそれも、意味のないことだったのだ。
彼に殺されて、気がつけば彼と結婚する半年前に戻っていた。
なぜ時が戻ったのかは分からない。
それでも、ひとつだけ確かなことがある。
あなたは私をいらないと言ったけど──私も、私の人生にあなたはいらない。
私は、私の生きたいように生きます。
冷遇された第七皇子はいずれぎゃふんと言わせたい! 赤ちゃんの頃から努力していたらいつの間にか世界最強の魔法使いになっていました
taki210
ファンタジー
旧題:娼婦の子供と冷遇された第七皇子、赤ちゃんの頃から努力していたらいつの間にか世界最強の魔法使いになっていた件
『穢らわしい娼婦の子供』
『ロクに魔法も使えない出来損ない』
『皇帝になれない無能皇子』
皇帝ガレスと娼婦ソーニャの間に生まれた第七皇子ルクスは、魔力が少ないからという理由で無能皇子と呼ばれ冷遇されていた。
だが実はルクスの中身は転生者であり、自分と母親の身を守るために、ルクスは魔法を極めることに。
毎日人知れず死に物狂いの努力を続けた結果、ルクスの体内魔力量は拡張されていき、魔法の威力もどんどん向上していき……
『なんだあの威力の魔法は…?』
『モンスターの群れをたった一人で壊滅させただと…?』
『どうやってあの年齢であの強さを手に入れたんだ…?』
『あいつを無能皇子と呼んだ奴はとんだ大間抜けだ…』
そして気がつけば周囲を畏怖させてしまうほどの魔法使いの逸材へと成長していたのだった。
病弱が転生 ~やっぱり体力は無いけれど知識だけは豊富です~
於田縫紀
ファンタジー
ここは魔法がある世界。ただし各人がそれぞれ遺伝で受け継いだ魔法や日常生活に使える魔法を持っている。商家の次男に生まれた俺が受け継いだのは鑑定魔法、商売で使うにはいいが今一つさえない魔法だ。
しかし流行風邪で寝込んだ俺は前世の記憶を思い出す。病弱で病院からほとんど出る事無く日々を送っていた頃の記憶と、動けないかわりにネットや読書で知識を詰め込んだ知識を。
そしてある日、白い花を見て鑑定した事で、俺は前世の知識を使ってお金を稼げそうな事に気付いた。ならば今のぱっとしない暮らしをもっと豊かにしよう。俺は親友のシンハ君と挑戦を開始した。
対人戦闘ほぼ無し、知識チート系学園ものです。
(完結)もふもふと幼女の異世界まったり旅
あかる
ファンタジー
死ぬ予定ではなかったのに、死神さんにうっかり魂を狩られてしまった!しかも証拠隠滅の為に捨てられて…捨てる神あれば拾う神あり?
異世界に飛ばされた魂を拾ってもらい、便利なスキルも貰えました!
完結しました。ところで、何位だったのでしょう?途中覗いた時は150~160位くらいでした。応援、ありがとうございました。そのうち新しい物も出す予定です。その時はよろしくお願いします。
女神のチョンボで異世界に召喚されてしまった。どうしてくれるんだよ?
よっしぃ
ファンタジー
僕の名前は 口田 士門くちた しもん。31歳独身。
転勤の為、新たな赴任地へ車で荷物を積んで移動中、妙な光を通過したと思ったら、気絶してた。目が覚めると何かを刎ねたのかフロントガラスは割れ、血だらけに。
吐き気がして外に出て、嘔吐してると化け物に襲われる…が、武器で殴られたにもかかわらず、服が傷ついたけど、ダメージがない。怖くて化け物を突き飛ばすと何故かスプラッターに。
そして何か画面が出てくるけど、読めない。
さらに現地の人が現れるけど、言葉が理解できない。
何なんだ、ここは?そしてどうなってるんだ?
私は女神。
星系を管理しているんだけど、ちょっとしたミスで地球という星に居る勇者候補を召喚しようとしてミスっちゃって。
1人召喚するはずが、周りの建物ごと沢山の人を召喚しちゃってて。
さらに追い打ちをかけるように、取り消そうとしたら、召喚した場所が経験値100倍になっちゃってて、現地の魔物が召喚した人を殺しちゃって、あっという間に高レベルに。
これがさらに上司にばれちゃって大騒ぎに・・・・
これは女神のついうっかりから始まった、異世界召喚に巻き込まれた口田を中心とする物語。
旧題 女神のチョンボで大変な事に
誤字脱字等を修正、一部内容の変更及び加筆を行っています。また一度完結しましたが、完結前のはしょり過ぎた部分を新たに加え、執筆中です!
前回の作品は一度消しましたが、読みたいという要望が多いので、おさらいも含め、再び投稿します。
前回530話あたりまでで完結させていますが、8月6日現在約570話になってます。毎日1話執筆予定で、当面続きます。
アルファポリスで公開しなかった部分までは一気に公開していく予定です。
新たな部分は時間の都合で8月末あたりから公開できそうです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる