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051 黄門様?
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城へ行くと、誰もがハリーに食いついた。
異世界で喋るドラゴンや、精霊や妖精も居るんだから、喋る動物が居ても不思議じゃないと思うんだが。
会う人達に次々と質問され、答える度に褒められている。
ハリーも嬉しそう。それは良いんだけど、いつになったら目的地に着くんだ?
王様や王子、大臣達と会ってもそれは変わらなかった。
なので無理矢理に政務大臣のアロウさんを引っ張ってきて話を聞いた。
要点は3つ。
大量の硬貨の譲渡。
呪われてる武具の回収。
ポーション類は発見できたかの確認。
大量の硬貨は、前回のように消費してくれると助かりますと言われた。
確かに、一人が溜め込んでも経済が回らなくなるからね。
なので、また食料品を大量に買いますって言ったら、今から集めますと言われた。
そんなに簡単に集まるのかな?と思ってたら、どうやら国庫の備蓄を放出するらしい。
呪われている武具は、前回発見できなかった物のようだ。
解呪出来た物もあるらしいけど、無理だった物が集められているらしい。
収納魔法で遠くにポーイだな。
ポーション類はすっかり忘れてた……。
今度こそ、帰ったらドラゴンに聞いてみよう。
作り方にも興味があるので、それを質問してみると、文献がありますので研究しますか?と言われた。
めっちゃ気になる! で、でも今はダンジョンだ!
泣く泣く次回で、と言うと、写本を差し上げますだって! 感謝感激!
次にこちらの用事も話す。
ハリーの住民登録、冒険者登録について。
ダンジョンの場所、そして入る許可。
これらもあっさり許可が出た。
特にハリーの登録は驚愕!
なんと王族の証である印のついた指輪をもらったのだ!
これは元々ネックレスに通してある物で非常に小さいけど、ハリーには丁度良いサイズ。
ハリーが装備したら腕輪みたいになってる。
何もせずに、ハリーが王族になっちゃったよ……。
まぁ、姿からして王族のペットと思われそうだけどね。
ダンジョンの場所も教えてもらった。
地図まで渡してくれた。
この国には3箇所あり、どこも街になっているようだ。
近い所は、王都から馬車で3日くらい。ここから行くかな。
ダンジョンに入る許可だけど、冒険者なら最低ランクでも入れるらしい。
しかし不便だからという理由で、何故か国の調査官という肩書の書かれた紙を渡された。
これがあれば、国内のダンジョンであれば絶対に止められる事無く入れるらしい。
確かに調査に行くけど、国の為じゃないんだけどな……。
「この調査官ですけど、警察以上の権限を持っていますので、道中で不正でも見つけたら取り締まってくださいね」
最後に言われたのがこれ。
俺は水戸黄門か!
断ろうとしたけど「そういう力も持っているってだけです」と言われてしまった。
そしてこの会話がハリーにも聞こえてしまい「極秘調査官だ!」とノリノリに。
俺は諦めた。
まぁ、力なんて持ってても使わなきゃ大丈夫だもんね。
この後、俺はハリーと別行動。
ハリーは王妃や王女と会うらしい。
俺は、食料を受け取りに行く。
1時間後に合流して、出発した。
ハリーは「美人にモテモテだったぜ!」と自慢してくる。
だってお前、小動物じゃん。そりゃモテるよ。恋愛対象には絶対にならないけど。
異世界で喋るドラゴンや、精霊や妖精も居るんだから、喋る動物が居ても不思議じゃないと思うんだが。
会う人達に次々と質問され、答える度に褒められている。
ハリーも嬉しそう。それは良いんだけど、いつになったら目的地に着くんだ?
王様や王子、大臣達と会ってもそれは変わらなかった。
なので無理矢理に政務大臣のアロウさんを引っ張ってきて話を聞いた。
要点は3つ。
大量の硬貨の譲渡。
呪われてる武具の回収。
ポーション類は発見できたかの確認。
大量の硬貨は、前回のように消費してくれると助かりますと言われた。
確かに、一人が溜め込んでも経済が回らなくなるからね。
なので、また食料品を大量に買いますって言ったら、今から集めますと言われた。
そんなに簡単に集まるのかな?と思ってたら、どうやら国庫の備蓄を放出するらしい。
呪われている武具は、前回発見できなかった物のようだ。
解呪出来た物もあるらしいけど、無理だった物が集められているらしい。
収納魔法で遠くにポーイだな。
ポーション類はすっかり忘れてた……。
今度こそ、帰ったらドラゴンに聞いてみよう。
作り方にも興味があるので、それを質問してみると、文献がありますので研究しますか?と言われた。
めっちゃ気になる! で、でも今はダンジョンだ!
泣く泣く次回で、と言うと、写本を差し上げますだって! 感謝感激!
次にこちらの用事も話す。
ハリーの住民登録、冒険者登録について。
ダンジョンの場所、そして入る許可。
これらもあっさり許可が出た。
特にハリーの登録は驚愕!
なんと王族の証である印のついた指輪をもらったのだ!
これは元々ネックレスに通してある物で非常に小さいけど、ハリーには丁度良いサイズ。
ハリーが装備したら腕輪みたいになってる。
何もせずに、ハリーが王族になっちゃったよ……。
まぁ、姿からして王族のペットと思われそうだけどね。
ダンジョンの場所も教えてもらった。
地図まで渡してくれた。
この国には3箇所あり、どこも街になっているようだ。
近い所は、王都から馬車で3日くらい。ここから行くかな。
ダンジョンに入る許可だけど、冒険者なら最低ランクでも入れるらしい。
しかし不便だからという理由で、何故か国の調査官という肩書の書かれた紙を渡された。
これがあれば、国内のダンジョンであれば絶対に止められる事無く入れるらしい。
確かに調査に行くけど、国の為じゃないんだけどな……。
「この調査官ですけど、警察以上の権限を持っていますので、道中で不正でも見つけたら取り締まってくださいね」
最後に言われたのがこれ。
俺は水戸黄門か!
断ろうとしたけど「そういう力も持っているってだけです」と言われてしまった。
そしてこの会話がハリーにも聞こえてしまい「極秘調査官だ!」とノリノリに。
俺は諦めた。
まぁ、力なんて持ってても使わなきゃ大丈夫だもんね。
この後、俺はハリーと別行動。
ハリーは王妃や王女と会うらしい。
俺は、食料を受け取りに行く。
1時間後に合流して、出発した。
ハリーは「美人にモテモテだったぜ!」と自慢してくる。
だってお前、小動物じゃん。そりゃモテるよ。恋愛対象には絶対にならないけど。
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