レディース異世界満喫禄

紹介してもらったのか！！

ハリアーさんが厨房に戻るのを見た後ルシーラさんが口を開く。



「レンの兄妹は本当にすごいわね・・・」



あたしがその言葉に首を傾げるとルシーラさんが真剣な顔で口を開く。



「兄さんは『子供が苦手』ってよく言ってるのよ、何故か子供達が兄さんを見ると怯える事が多くてね・・・・それで苦手になってるのよ。その兄さんがあんな顔で子供達と話してるなんて夢にも思わなかったわ」



あたしはその言葉を聞き腕を組み胸を張り口を開く。



「うちの子達は天使だからね！！あの可愛さに誰も魅了されるのさ！！」



うちの子供達だけじゃなく子共は皆天使なのだ！！



「それは認めるわ」



ルシーラさんが微笑み頷く。



「ねえレン・・・・・」



ルシーラさんにうちの子自慢をしていると隣で黙々と食事をしていたアリーヌがあたしにそう声を掛けて来たのでアリーヌを見ると何故か悲しそうな顔であたしを見ていた。



「どうしたのさアリーヌ？」



こんな態度のアリーヌは見た事が無いから何かあったのかと心配しそう声を掛けた。



「お替りしていい？」



・・・・・・・・・・・・・・・・・最初の宣言通りメニュー表にあるのを全部頼んだのにもう食ったんかい！！心配して損したべさ！！



「頼めばいいじゃん？」



あたしがそう言うと嬉しそうな顔でメニュー表を取り何を頼むかを考え始め、あたしはそれを見てため息をつく。

その後アリーヌがお替りを頼みしっかりと食事を楽しんで解散となった時にウイストさんが微笑み口を開く。



「今度はこのメンバーで呑もう」



「いいね！楽しみにしておくよ」



あたしとウイストさんがそんな話をしているとルシーラさんがニコニコしながら口を開く。



「もちろん私も参加して良いのよね？」



それを聞きウイストさんが苦笑しながら口を開く。



「僕は『今度はこのメンバーで呑もう』って言ったはずだよ？」



それを聞きルシーラさんが微笑む。



「あたしはいつでもいいからね、それを聞きルシーラさんがじゃあね」



あたしはハリアーさんにお礼と食事料金を渡した後に２人に『またね』って言って【妖精亭】を出て家へと戻った。







「あれ？」



家に戻ってリビングに行くと久しぶりに見る顔・・・・・カロラがソファーに座り紅茶を飲んでいてあたしを見てっち上がり微笑みながら口を開く。



「お帰りなさいませレン様」



その言葉に彩氏は頷き口を開く。



「ただいま、なんか久しぶりに会った気がする」



あたしがそう言うと微笑みながら口を開く。



「少し手が離せなかった事がありアズエルに戻るる事がありませんでしたから、今日ここに来たのはその件が落ち着いたのでレン様にご報告したいと思いまして参りました」



ん？報告って何かあったのかな？



「え？何かあったの？」



まあ落ち着いたって言ってたからもう帰結してるとは思うけど少し心配になった。

あたしがそう言うとカロラが真剣な顔で口を開く。



「【カグヤ商会】の支店の警備に関してのですが、全支店の警備の手配が終わりました」



あ！その件ね！！ってか全支店ってカロラさん頑張ってたんだね！！



「それは夜だけ？」



夜の警備員尾を屋寄ったのかな？と思いそう聞くとカロラが微笑みながら口を開く。



「いえ・・・昼夜交代制での人数を考えた上で警備を目的としてギルドお勧めの元討伐者を雇いました」



ああ！エルスさんが前に言ってた『あたし効果』って奴で紹介してもらったのか！！