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何でだろう?不思議なんだけど!!
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落ち込むフィーナを放置してあたしはアンナさんに視線を向けて口を開く。
「アンナさん本当にありがとう、子供達はとてもいい経験が出来たよ」
まさか思い付きで陶芸体験ができないかと思って頼んでみたらそれが実現できた、それはアンナさんとサリスさんのお陰だ。
2人には感謝しかない。
そう思って頭を下げお礼を言うとアンナさんは微笑み口を開く。
「私も楽しめたから気にしなくていいわ―、子供達も可愛かったし」
アンナさんが嬉しそうに言っているのを見ていたサリスさんも微笑み口を開く。
「僕も楽しかったしアンナが喜んでいたから気にしなくていいよ、僕はアンナが喜んでくれればそれでいいからね」
そう言った後アンナさんとサリスさんは見つめ合い微笑み合う。
「本当に仲がいいね、羨ましいよ」
あたしに言い寄って来るのは脳筋とかフィーナみたいな子しかいないんだよね!何でだろう?不思議なんだけど!!
「あ!そうだ!!これ受け取って」
あたしは【アイテムボックス】から小さな麻袋を取り出してアンナさんに差し出す。
「これは?」
首を傾げながら麻袋を受け取りそう聞いてきたのであたしは微笑み口を開く。
「今回の陶芸体験をさせてくれたことのお礼だよ、金貨10枚入ってる」
あたしがそう言うとアンナさんが慌てたように口を開く。
「そんなにもらえないわー」
あたしは苦笑しながら口を開く。
「工芸体験の時に使った机や椅子とか揃えるのにお金使ったべ?だからその分を払うだけだよ」
アンナさん達はこの『陶芸体験』を初めての試みだって言ってた、つまりは椅子とか机、それと人数分の道具とかも用意しなきゃいけなかったのだ、それを用意してくれたんだ自腹で。
だからこそ言い出しっぺのあたしがお金を払わなきゃいけないんだよ。
「だからそれはそのまま受け取って欲しい」
あたしが真剣な顔でそう言うとアンナさんが苦笑しながら口を開く。
「私達が楽しめたから気にしなくていいのにーそれに用意した物は確かにあるけどこれはもらいすぎだと思うわー」
あたしはそれを聞き首を左右に振り口を開く。
「本当はもっと出したかったんだけど仲間に『これくらいの報酬が妥当でしょう』って言われてね、だからそのまま受け取って欲しい」
アンナさんの所に行くと決めた時にエルスさんに『お礼としてお金を渡したいんだけどどれくらい渡したらいいんだべ?』って相談したらそう言われたのでその金額になったのだ。
「その仲間は指折りの商人だからその金額で間違いないと思う」
アンナさんが困ったような顔でサリスさんを見るとサリスさんが苦笑しながら口を開く。
「受け取ってもいいと思うよ?レンがそれだけ君の指導を評価してくれたと思えば嬉しいじゃないか」
アンナさんはそれを聞き頷きあたしに視線を向けて口を開く。
「受け取るわーありがとうねー」
受け取ってもらえたことにほっとしているとアンナさんは微笑みながら口を開く。
「さて皆さんが色付けをしてくれた物なのですが一日乾燥させねばなりませんので今日はこのままにしてくださいねー、それで明日になって問題がなければお渡しします―」
ん?
「ねえアンナさんが?色付け迄終わったのに問題が出る時があるの?」
あたしがそう聞くとアンナさんが困ったような顔で口を開く。
「色付けをして乾燥させた時に稀にひび割れがおこる事があるのよーだからこのまま今日は預かるわー」
やっぱり陶芸って大変なんだね。
「アンナさん本当にありがとう、子供達はとてもいい経験が出来たよ」
まさか思い付きで陶芸体験ができないかと思って頼んでみたらそれが実現できた、それはアンナさんとサリスさんのお陰だ。
2人には感謝しかない。
そう思って頭を下げお礼を言うとアンナさんは微笑み口を開く。
「私も楽しめたから気にしなくていいわ―、子供達も可愛かったし」
アンナさんが嬉しそうに言っているのを見ていたサリスさんも微笑み口を開く。
「僕も楽しかったしアンナが喜んでいたから気にしなくていいよ、僕はアンナが喜んでくれればそれでいいからね」
そう言った後アンナさんとサリスさんは見つめ合い微笑み合う。
「本当に仲がいいね、羨ましいよ」
あたしに言い寄って来るのは脳筋とかフィーナみたいな子しかいないんだよね!何でだろう?不思議なんだけど!!
「あ!そうだ!!これ受け取って」
あたしは【アイテムボックス】から小さな麻袋を取り出してアンナさんに差し出す。
「これは?」
首を傾げながら麻袋を受け取りそう聞いてきたのであたしは微笑み口を開く。
「今回の陶芸体験をさせてくれたことのお礼だよ、金貨10枚入ってる」
あたしがそう言うとアンナさんが慌てたように口を開く。
「そんなにもらえないわー」
あたしは苦笑しながら口を開く。
「工芸体験の時に使った机や椅子とか揃えるのにお金使ったべ?だからその分を払うだけだよ」
アンナさん達はこの『陶芸体験』を初めての試みだって言ってた、つまりは椅子とか机、それと人数分の道具とかも用意しなきゃいけなかったのだ、それを用意してくれたんだ自腹で。
だからこそ言い出しっぺのあたしがお金を払わなきゃいけないんだよ。
「だからそれはそのまま受け取って欲しい」
あたしが真剣な顔でそう言うとアンナさんが苦笑しながら口を開く。
「私達が楽しめたから気にしなくていいのにーそれに用意した物は確かにあるけどこれはもらいすぎだと思うわー」
あたしはそれを聞き首を左右に振り口を開く。
「本当はもっと出したかったんだけど仲間に『これくらいの報酬が妥当でしょう』って言われてね、だからそのまま受け取って欲しい」
アンナさんの所に行くと決めた時にエルスさんに『お礼としてお金を渡したいんだけどどれくらい渡したらいいんだべ?』って相談したらそう言われたのでその金額になったのだ。
「その仲間は指折りの商人だからその金額で間違いないと思う」
アンナさんが困ったような顔でサリスさんを見るとサリスさんが苦笑しながら口を開く。
「受け取ってもいいと思うよ?レンがそれだけ君の指導を評価してくれたと思えば嬉しいじゃないか」
アンナさんはそれを聞き頷きあたしに視線を向けて口を開く。
「受け取るわーありがとうねー」
受け取ってもらえたことにほっとしているとアンナさんは微笑みながら口を開く。
「さて皆さんが色付けをしてくれた物なのですが一日乾燥させねばなりませんので今日はこのままにしてくださいねー、それで明日になって問題がなければお渡しします―」
ん?
「ねえアンナさんが?色付け迄終わったのに問題が出る時があるの?」
あたしがそう聞くとアンナさんが困ったような顔で口を開く。
「色付けをして乾燥させた時に稀にひび割れがおこる事があるのよーだからこのまま今日は預かるわー」
やっぱり陶芸って大変なんだね。
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