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子供達が最優先だからね!!
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【ウイングス】のメンバーとお互いにスタンピードを乗り切った事を喜び合ってるとウイストさんが微笑みながら口を開く。
「そう言えば君は【ビーン】に寄ったかい?」
その言葉にあたしは頷き口を開く。
「寄ったって言うかスタンピードがおきて対応した後に一週間位滞在したよ」
ウイストさんはその言葉に真剣に頷き口を開く。
「なら【ビーン】を救った【灼熱の魔女】や【守護天使】と会ったかい?俺達が【ビーン】に寄った時にはもう【ビーン】を離れていて会えなかったんだ」
あたしは瞬時にフィルミナに視線を送りその後に首を左右に振り口を開く。
「会ってないね、そんなに会いたいの?」
『それはあたし達です!!』とは言えないし言いたくないんだよ!!何で自分から言われたくない二つ名を言わなきゃならんのだ!!
とか思いながらウイストさんに聞いてみるとウイストさんが何故か照れたような顔で口を開く。
「討伐者なんてものをやってるとやっぱり強い人には憧れるだろう?」
ウイストさんがそう言うとパーティーメンバーの1人がニヤニヤしながら口を開く。
「レンちゃんコイツ結構ミーーハーなんだよ、今【ビーン】で【灼熱の魔女】と【守護天使】は凄い噂になってるからな、だから会ってみたいのさ」
パーティーメンバーにそう言われてウイストさんが顔を真っ赤にして口を開く。
「お前だって会ってみたいって言ってたろ!!それに誰だって強い奴にあこがれるだろ!!」
パーティーメンバー全員と言い合いを始めたウイストさんに視線を向けあたしは不思議に思い首を傾げながら口を開く。
「あんた等だって強いよね?なのに【灼熱の魔女】や【守護天使】に会いたいんだ?」
あたしが揶揄うでもなく真剣にきいてきたのでウイストさんも真剣な顔で口を開く。
「俺達だって確かに強いと思う、だが【ビーン】の市民や討伐者や衛兵達が【灼熱の魔女】や【守護天使】達の事を言うような強さは持ち合わせてはいない、だから会ってみたいんだ」
何か意外な理由だった!!
「まあ機会があれば会えんじゃね?」
だからと言って今名乗り出たら『何言ってんだコイツ』って事になるから言わないけどね!!まあ言う気も無いけど!!
「そうだなその機会が訪れる事を願うことにしよう、それで君達はこれからどうするつもりなんだい?せっかく会ったんだから食事でもしないか?前に別れる際に『今度会ったら呑もう』と言ったしね」
あたしはその言葉に少し申し訳ない気持ちで口を開く。
「ごめん今日は予定があるから無理なんだ、今度会った時に呑むべ」
【ウイングス】のメンバーと呑むのは別に嫌じゃないんだけど今日は子供達が最優先だからね!!
「わかった、今度吞もう」
ウイストさんがそう言って離れていったのを見送りあたし達もショッピングをする為に表通りへと向かい歩き出した。
あたし達はそのまま表通りを歩き子供達と様々な物を見て『これがいい』とか『これは無いわー』とかいいながらショッピングを楽しみつつ目的の一つである【マルカス】へと向って店に着いたのでそのまま店へと入る。
「こんにちわー」
あたしが先に挨拶をしながら入るとサリスさんが何かの作業をしていていたのを止めてあたしに視線を向けて口を開く。
「いらっしゃい・・・・ってレンさんか!!約束の日に来なかったからアンナも僕も心配してたんだ!!」
「それは悪かったね」
あたしは心配してくれてたとは思わず申し訳ない気持ちになった。
「そう言えば君は【ビーン】に寄ったかい?」
その言葉にあたしは頷き口を開く。
「寄ったって言うかスタンピードがおきて対応した後に一週間位滞在したよ」
ウイストさんはその言葉に真剣に頷き口を開く。
「なら【ビーン】を救った【灼熱の魔女】や【守護天使】と会ったかい?俺達が【ビーン】に寄った時にはもう【ビーン】を離れていて会えなかったんだ」
あたしは瞬時にフィルミナに視線を送りその後に首を左右に振り口を開く。
「会ってないね、そんなに会いたいの?」
『それはあたし達です!!』とは言えないし言いたくないんだよ!!何で自分から言われたくない二つ名を言わなきゃならんのだ!!
とか思いながらウイストさんに聞いてみるとウイストさんが何故か照れたような顔で口を開く。
「討伐者なんてものをやってるとやっぱり強い人には憧れるだろう?」
ウイストさんがそう言うとパーティーメンバーの1人がニヤニヤしながら口を開く。
「レンちゃんコイツ結構ミーーハーなんだよ、今【ビーン】で【灼熱の魔女】と【守護天使】は凄い噂になってるからな、だから会ってみたいのさ」
パーティーメンバーにそう言われてウイストさんが顔を真っ赤にして口を開く。
「お前だって会ってみたいって言ってたろ!!それに誰だって強い奴にあこがれるだろ!!」
パーティーメンバー全員と言い合いを始めたウイストさんに視線を向けあたしは不思議に思い首を傾げながら口を開く。
「あんた等だって強いよね?なのに【灼熱の魔女】や【守護天使】に会いたいんだ?」
あたしが揶揄うでもなく真剣にきいてきたのでウイストさんも真剣な顔で口を開く。
「俺達だって確かに強いと思う、だが【ビーン】の市民や討伐者や衛兵達が【灼熱の魔女】や【守護天使】達の事を言うような強さは持ち合わせてはいない、だから会ってみたいんだ」
何か意外な理由だった!!
「まあ機会があれば会えんじゃね?」
だからと言って今名乗り出たら『何言ってんだコイツ』って事になるから言わないけどね!!まあ言う気も無いけど!!
「そうだなその機会が訪れる事を願うことにしよう、それで君達はこれからどうするつもりなんだい?せっかく会ったんだから食事でもしないか?前に別れる際に『今度会ったら呑もう』と言ったしね」
あたしはその言葉に少し申し訳ない気持ちで口を開く。
「ごめん今日は予定があるから無理なんだ、今度会った時に呑むべ」
【ウイングス】のメンバーと呑むのは別に嫌じゃないんだけど今日は子供達が最優先だからね!!
「わかった、今度吞もう」
ウイストさんがそう言って離れていったのを見送りあたし達もショッピングをする為に表通りへと向かい歩き出した。
あたし達はそのまま表通りを歩き子供達と様々な物を見て『これがいい』とか『これは無いわー』とかいいながらショッピングを楽しみつつ目的の一つである【マルカス】へと向って店に着いたのでそのまま店へと入る。
「こんにちわー」
あたしが先に挨拶をしながら入るとサリスさんが何かの作業をしていていたのを止めてあたしに視線を向けて口を開く。
「いらっしゃい・・・・ってレンさんか!!約束の日に来なかったからアンナも僕も心配してたんだ!!」
「それは悪かったね」
あたしは心配してくれてたとは思わず申し訳ない気持ちになった。
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