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あとは味だけ!!
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「【コキュートス】」
大森林から大きなサイズの蜂が大量に出て来たのを見てとっさに【コキュートス】を使い大森林の一部ごと
氷漬けにしてしまった。
「誰も居なくて良かった」
氷漬けになった木々を見ながら思わずそう言うとアリーヌが苦笑しながら口を開く。
「貴女は時々いきなり強力な魔法を使うからね。本当に気をつけなさいよ?」
あたしそんなにいきなり魔法なんてつかわ・・・・あ・・・・天敵を見た時に結構使ってるかも・・・・本当に気をつけよう!!
「【エリアサーチ】」
周囲を確認し蜂の生き残りが居ないのを確認しあたしは氷漬けになった大森林へとはいる。
「こいつ等の巣は何処だべ?」
目的の蜂蜜を探す為に巣を確認しなきゃいけないので探していると大森林の中に物凄く大きな砂山みたいな物を発見しそこを確認すると半分くらい地面に埋まり上半分が砂で覆われている蜂の巣を確認する事が出来た。
まああのサイズの蜂が巣を作るとこうなるよね。
「これが巣だね」
まさか地面に埋まってるとは思わなかったよ。
あたしは氷漬けになってる巣に視線を向けながら口を開く。
「今から【ヴィリーナ】を使って巣の上半分を切り飛ばしてみるから生き残ってるデッドビーが出てくるかもしれない、そいつ等の相手を任せるよ」
「「畏まりました」」
「お任せくださいお姉さま!!」
皆が同意してくれたのを確認した後に【ヴィリーナ】を1メートル位に伸ばして蜂の巣を【ヴィリーナ】で横一閃で切り飛ばす。
「お」
どうやら生き残りはいなかったようで巣から飛び出るデッドビーはいなかった。
「さて・・・・・・」
あたしは【ヴィリーナ】を30㎝くらいにして巣をスパスパ切り飛ばしながら巣の中を調べていく。
「デカっ!!」
巣の下の方で動かなくなってるデッドビーよりも更に5倍ほど大きな蜂を見つけて思わずそう言ってしまった。
「これはクイーンビーね」
アリーヌが横から覗き込みながらそう言って来たのであたしはクイーンビーをもう一度しっかりと見てみると確かにクイーンと言われるだけあってクイーンビーの周囲には卵が収められている場所がありその卵を守るように卵の前で死んでいた。
「この卵って料理したら美味いのかな?」
確か向こうの世界じゃ蜂のさなぎや卵を食べる人もいたような気がする。
それにデッドビーはかなりでかい魔物でその卵もかなりでかい、向こうの鶏の卵より3倍くらい大きかった。
「全部持ち帰って試してみましょう!!」
目を輝かせながらそう言って来るアリーヌを見て苦笑しながら口を開く。
「そうしようか、それとデッドビーのさなぎも持って帰るべ」
もしかしたら何かしらに使えるかもしれないしね!!
あたし達は目につくさなぎと卵を【アイテムボックス】に入れて再度巣の中を調べる。
「あった」
卵を収めている場所の壁みたいなのを壊したら、壊した場所から蜜がゆっくりと流れ始めた。
「これはいい蜂蜜かもしれない」
流れ出す蜜の遅さが蜂蜜の濃厚さを物語っている、あとは味だけ!!
「あっま!!」
人差し指で蜜を掬い蜜のついた人差し指を口に運び味わうと、濃厚な蜂蜜の甘みが口の中に広がる。
驚くあたしを見てアリーヌも真似をして人差し指で蜜を掬い口に運び目を輝かせる。
「これは素晴らしい物だわ!!」
何でそこまで感動してるの?と思い口を開く。
「確かに美味いけど蜂蜜なんて珍しい物じゃないべ?」
あたしがそう言うとアリーヌ真剣な顔で口を開く。
「これは蜂蜜って言うの?初めて食べたわ」
ん?どう言う事?
大森林から大きなサイズの蜂が大量に出て来たのを見てとっさに【コキュートス】を使い大森林の一部ごと
氷漬けにしてしまった。
「誰も居なくて良かった」
氷漬けになった木々を見ながら思わずそう言うとアリーヌが苦笑しながら口を開く。
「貴女は時々いきなり強力な魔法を使うからね。本当に気をつけなさいよ?」
あたしそんなにいきなり魔法なんてつかわ・・・・あ・・・・天敵を見た時に結構使ってるかも・・・・本当に気をつけよう!!
「【エリアサーチ】」
周囲を確認し蜂の生き残りが居ないのを確認しあたしは氷漬けになった大森林へとはいる。
「こいつ等の巣は何処だべ?」
目的の蜂蜜を探す為に巣を確認しなきゃいけないので探していると大森林の中に物凄く大きな砂山みたいな物を発見しそこを確認すると半分くらい地面に埋まり上半分が砂で覆われている蜂の巣を確認する事が出来た。
まああのサイズの蜂が巣を作るとこうなるよね。
「これが巣だね」
まさか地面に埋まってるとは思わなかったよ。
あたしは氷漬けになってる巣に視線を向けながら口を開く。
「今から【ヴィリーナ】を使って巣の上半分を切り飛ばしてみるから生き残ってるデッドビーが出てくるかもしれない、そいつ等の相手を任せるよ」
「「畏まりました」」
「お任せくださいお姉さま!!」
皆が同意してくれたのを確認した後に【ヴィリーナ】を1メートル位に伸ばして蜂の巣を【ヴィリーナ】で横一閃で切り飛ばす。
「お」
どうやら生き残りはいなかったようで巣から飛び出るデッドビーはいなかった。
「さて・・・・・・」
あたしは【ヴィリーナ】を30㎝くらいにして巣をスパスパ切り飛ばしながら巣の中を調べていく。
「デカっ!!」
巣の下の方で動かなくなってるデッドビーよりも更に5倍ほど大きな蜂を見つけて思わずそう言ってしまった。
「これはクイーンビーね」
アリーヌが横から覗き込みながらそう言って来たのであたしはクイーンビーをもう一度しっかりと見てみると確かにクイーンと言われるだけあってクイーンビーの周囲には卵が収められている場所がありその卵を守るように卵の前で死んでいた。
「この卵って料理したら美味いのかな?」
確か向こうの世界じゃ蜂のさなぎや卵を食べる人もいたような気がする。
それにデッドビーはかなりでかい魔物でその卵もかなりでかい、向こうの鶏の卵より3倍くらい大きかった。
「全部持ち帰って試してみましょう!!」
目を輝かせながらそう言って来るアリーヌを見て苦笑しながら口を開く。
「そうしようか、それとデッドビーのさなぎも持って帰るべ」
もしかしたら何かしらに使えるかもしれないしね!!
あたし達は目につくさなぎと卵を【アイテムボックス】に入れて再度巣の中を調べる。
「あった」
卵を収めている場所の壁みたいなのを壊したら、壊した場所から蜜がゆっくりと流れ始めた。
「これはいい蜂蜜かもしれない」
流れ出す蜜の遅さが蜂蜜の濃厚さを物語っている、あとは味だけ!!
「あっま!!」
人差し指で蜜を掬い蜜のついた人差し指を口に運び味わうと、濃厚な蜂蜜の甘みが口の中に広がる。
驚くあたしを見てアリーヌも真似をして人差し指で蜜を掬い口に運び目を輝かせる。
「これは素晴らしい物だわ!!」
何でそこまで感動してるの?と思い口を開く。
「確かに美味いけど蜂蜜なんて珍しい物じゃないべ?」
あたしがそう言うとアリーヌ真剣な顔で口を開く。
「これは蜂蜜って言うの?初めて食べたわ」
ん?どう言う事?
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