レディース異世界満喫禄

日の丸

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そう言う事で!!

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あたしがしでかした事を暫く見て冷や汗をかきながらアリーヌに視線を向けて口を開く。



「ねえこれは仕方ない事だよね?おこられないよね?」



森の一部を刈り取ってしまった!!あたし達が戦った場所はちょっとした広場位の大きさが丸刈りになってた。



「レン・・・・貴女は時々どうでもいい事で心配性になるわよね」



あたしが慌てながらそう聞いてきたのを見て。アリーヌが呆れてそう言って来た。



「でもほら・・・この木たちだって誰かが大事に育てたかもしれないんだよ?」



向こうでも自然は大切!この大きさの木になるのに何年かかるんだ!!みたいな騒ぎをする人達がいるのを何度もニュースで見た事があるんだよ?近くの街の人達に知られたら言われそうじゃん?



「あのねレン?」



呆れたアリーヌがため息をついた後に口を開く。



「【スタンピード】が起きてそれに巻き込まれた人達は森の木々より自分の命が最優先なのよ?自分達の命が森の木々の犠牲だけで助かるならむしろ喜ぶわよ」



・・・・・・・・・・・なら気にしなくていいのかな?良し!!もうこれに関しては考えない!!



「なら狩りを続けようか」



あたしがそう言うと皆は頷きあたしを見る。



「それじゃあ・・・・・・・・・・・」



もう一度【エリアサーチ】を使い周囲を確認してみると今度はしっかりと反応がありしかもこっちに向かって進んでいた。



「反応があった、こっちに向かって魔物が来てるから戦闘準備してね」



あたしも日光と【ヴィリーナ】を装備して待ち構え・・・・・・魔物が見えた所で口を開く!!



「【サウザンドブレイブ】【サウザンドブレイブ】【サウザンドブレイブ】【サウザンドブレイブ】【サウザンドブレイブ】【サウザンドブレイブ】【サウザンドブレイブ】【サウザンドブレイブ】【サウザンドブレイブ】!!」



黒い物体が目に入った瞬間あたしは無我夢中で魔法を使い向かってくる天敵全てを燃やし尽くすべく火力の強い【サウザンドブレイブ】を使い殲滅したのを確認して一息つく。



そうか・・・・今回のダンジョンは【魔の大森林】っていう森林型のダンジョン・・・・つまりはあたしの天敵であるGもいるんだね?つまりはそのダンジョンを潰さないとあたしに平和は無いんだね?



「よし・・・・・・潰すか」



あたしがボソッというと何故かアリーヌが慌ててあたしに声を掛けて来た。



「待ちなさいレン!!【魔の大森林】っていうダンジョンはゴールデンディアって言う魔物の肉が取れるらしいの!!ものすごく美味しいんだって!だから潰しちゃダメ!!」



え?何?ゴールデンディア?美味しいの?それは是非狩りに行かないと!!



「アリーヌ・・・・・このまま魔物を倒しつつ【魔の大森林】に行くよ」



どうせ【魔の大森林】の中の魔物も倒しに行かなきゃいけないんだからついでに狩りをしても問題は無いよね?



あたしがそう言うとアリーヌが目を輝かせて頷く。



「まずはウォーミングアップ代わりに出て来た魔物達を狩りまくるわ!!」



やる気になったアリーヌさんは鼻息荒く歩き出す。

アリーヌさんを追いかけようとして足を止めてまたも冷や汗をかき始めた。



「これは・・・・・流石にやり過ぎた?」



無我夢中で【サウザンドブレイブ】を放ちまくってさっきの数倍・・・・更地になった森を見て冷や汗をかきながら口を開く。



「悪いのはあたしの天敵・・・・そう言う事で!!」



ここにエルスさんがいなくて良かった!!絶対に怒られるからね!!

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