レディース異世界満喫禄

日の丸

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のんびりする事です!!

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「レンお姉ちゃん一緒に行けなくてごめんね」



夜になり子供達が全員帰って来たので皆で夕食を食べていた時にガイルが申し訳なさそうにそう言って来た。



「ん?依頼を受けてんだべ?なら仕方ないよ。依頼を受けた以上しっかりと仕事はしないとね」



それが討伐者ってもんだからね!!



「うん、今回の依頼はブロードさん達と一緒に護衛をするんだ」



お!それはいい事だね!!



「ならしっかりと勉強してきな、ブロードはトップレベルの討伐者だから色々勉強になるだろうさ」



「うん!頑張るよ!!」



頑張れ!!と思って頷くとアリスとキースも何かを言いたそうにこっちを見ていたので首を傾げて口を開く。



「2人供どうしたの?ご飯おかわりかな?」



あたしがそう聞くと2人は一緒に首を左右に振り口を開く。



「「違うよ」」」



2人は言葉がハモッた事に驚きかたまる。

そんな2人を見て思わず吹き出すと食事をしている全員が笑い出し、アリスとキースも笑う。



「で?どうしたのさ?」



笑いが一段落した時にそう聞くとキースが口を開く。



「僕も一緒に行けなくてごめんなさいっす、でも今店で副菜関係の事を教わってるから休みたくないんだ」



その言葉にあたしは微笑みながら口を開く。



「その事は気にしなくていいよ、皆は自分の夢の為に頑張ってるのを知ってるからね、むしろあたしが応援しないといけないじゃん?皆は夢を優先しなよ、あたしはそれを応援する」



ガイル達が真剣な顔であたしを見ているのであたしも真剣な顔で口を開く。



「皆聞きな、皆には夢があるべ?その夢をかなえる為に頑張りな。そしてその夢の為に必要な事があれば絶対にあたしやエルスさん達に言うんだよ?あたし達大人はその為に居るんだからね」



あたしがそう言うとエルスさんも微笑みながら口を開く。



「知りたい事があれば聞いてくださいね、大体の事は知っていますので、私達は貴方達の夢を応援します」



エルスさんが微笑みながら言った言葉にあたしも頷き口を開く。



「他の子達も『まだ何がやりたいのか分からない』と思う子もいると思うけど焦らずにやりたい事を見つけな、きっとやりたい事が出来るとも思うからね」



あたしのやりたい事?のんびりする事です!!けどそうい思っていても何故かのんびりできないんです!!でも今回のハウダック王国行でのんびりするよ!!



「真面目な話は此処までだよ、一週間後にハウダック王国に行くけどそれまでアズエルでのんびりするから

よろしくね」



その後あたし達は食後に子共達と過ごしてから眠りについた。







「おう久しぶりだな姐御!!」



次の日朝起きてリビングでぼけーっとしていると見知った顔・・・ブロード達【銀の剣】の面々が入ってきた。



「お!久しぶりだねブロード、ガイルから話は聞いてるよ、一緒に護衛依頼を受けたんだって?」



あたしがそう言うと【銀の剣】の一人であるカレンが口を開く。



「そうなのよ【銀の剣】だけじゃ人数不足だと思ってガイルに声をかけたのよ」



カレンの言葉にあたしは首を傾げて口を開く。



「人数不足ってそんなに護衛の討伐者が必要なの?」



あたしがそう聞くとセインが口を開く。



「今回の護衛対象が商人20人の大所帯なのだ」



それは確かに3人じゃ心許ないね。



「じゃあガイルの他にも討伐者がついて行くって事?」



あたしがそう聞くとブロードが真剣な顔で頷く。



「ああBランカーを4人呼んでいる」



なるほど・・・これはガイルにとってはいい経験になるね。

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