レディース異世界満喫禄

きっと気のせいだ！！

エルスさんと話をしていたらアリーヌが口を開く。



「レン、お腹が減ったわ！！」



そう言えば今って昼時なんだよね・・・・あたしも腹減った！！



「よし！【銀狼の寝床】に行くべ！！」



モンドにも会っておきたいし！

あたしがそう言うとエルスさんも頷きながら口を開く。



「私も行きます、モンドさんに用がありますので」



あたしは頷き立ち上がる。



「ならいこうか」



あたしがそう言うとポーラにが口を開く。



「私とテレスは残ります、子供達が帰って来て誰も居ないのはいけないので」



確かに誰も居ないと子供達も驚くか。



「なら家で飯にしようか？」



あたしがそう言うとエルスさんが真剣な顔で口を開く。



「レン様は【銀狼の寝床】に行くべきかと、暫く【銀狼の寝床】には行ってませんから顔を出した方がいいと思います」



確かにモンドに会ってないしね・・・もしかしたらモンドが新しい料理を披露してくれるかもしれないし！！

・・・・・・・・・・・・何か考え方がアリーヌみたいになってるけど・・・・・・気のせいだよね？

・・・・・・・・・・・きっと気のせいだ！！



「なら行く事にするよ、エルスさんは一緒に来るんだよね？」



あたしがそう聞くとエルスさんが頷き口を開く。



「はい、モンドさんに用がありますので」



なら【銀狼の寝床】に行くのはあたしとシン達とエルスさんにアニマルズとドラゴンズだね！



「なら行こうか！」



あたし達は【銀狼の寝床】に向かう為に家を出た。







「お久しぶりですお姉さま！！」



【銀狼の寝床】に入ると聞き慣れた声があたしを呼び、そっちを見たらフィーナが笑顔であたしに向かって走って来たと思ったらあたしから数歩前であたしに向かってダイビングしてきたので横にずれてやり過ごした。



「ひぶっ！！」



どうやら地面に顔面ダイブしたみたいで奇妙な声を出していた。



「ひどいですお姉さま！！受け止めてくださいよ！！」



鼻を押さえながらそう言って来たフィーナを見てあたしは腕を組み胸を張って口を開く。



「断る！！」



「そんな！！」



何故か崩れ落ちるフィーナを見下ろしながら口を開く。



「本当に久しぶりだね、元気してた？」



ここ最近アルセムの件にかかりきりでアズエルへと戻って来ても家から出かけるような事はしてなかったからね。



「勿論です！！それに今日お姉さまにお会いできたので更に元気になりました！！」



・・・・・・・・・・・・・相変わらずだねこの子は！！



「フィーナはもう飯食ったの？」



そう聞くとフィーナは首を左右に振り口を開く。



「まだ食べてません！！」



なら一緒に飯を食ってもいいかな？



「なら一緒に食うべ」



あたしがそう言うとフィーナが嬉しそうに頷き口を開く。



「勿論です！！さあ行きましょう！！」



あたしの右手と握り嬉しそうに引っ張るフィーナを見てあたしは口を開く。



「先に２階に上がっておいて、モンドに声をかけてくるから」



【銀狼の寝床】にも久しぶりに来たからね挨拶だけはしておこうと思うんだ。



「わかりました！！！」



シン達にもフィーナと一緒に２階に上がってもらいあたしとエルスさんが厨房へと入る。



「モンド久しぶり」



厨房へと入ると丁度モンドが料理しており鉄鍋を振るっている所だった。



「少し待ってろ」



モンドはそう言った後真剣な顔で調理を再開し５分位してから口を開く。



「待たせたなレン、本当に久々だな元気だったか？」



「うん」



料理を作り終わったモンドがあたしの方に視線を向けてそう言って来たのであたしは迷わず即答した。