レディース異世界満喫禄

全然違うじゃん！！

あたし達はケインとの話を終えてアズエルへと戻って来た。



「さて・・・・俺はこれで失礼する」



アズエルへと戻って来てすぐにアストレイがそう言って来た。



「付き合わせて悪かったね」



あたしがそう言うとアストレイは首を左右に振り口を開く。



「俺も当事者の１人だからな参加した方がいい、後から知らされると心臓に悪い事もあるからな」



アストレイの言葉にあたしは思わず視線を逸らす。



「そろそろ行く、今度一緒に吞もう」



そう言った後アストレイは帰って行った。



あたしはアストレイを見送った後カナデに視線を向けて口を開く。



「カナデ、紅茶を入れてくれるかな？」



そう言うとカナデは嬉しそうに頷き紅茶を入れ始める。

それを見た後にエルスさんに視線を向けて口を開く。



「これからの事を話そう」



あたしののんびりライフに関しての打ち合わせをするよ！！







「今回のバウダック行は誰か来れるの？」



ソファーに座り紅茶を用意した後にエルスさんと向かい合いながら話を始める。



「今回はガイルとシエラとアリスとキースはこっちに残る事になります、４人は仕事がありまずので」



残念だけど仕方ないよね、ガイル達は自分の夢の為に頑張ってるんだからね！！



「ガイル達が来れないのは残念だけど仕事なんだから仕方ないね、ガイル達にはいっぱいお土産買ってくるって事で許してもらおう」



あたしがそう言うとエルスさんが微笑みながら頷く。



「それと大人組の方ですがアズエルにポーラが残ります、ガイル達は仕事とはいえ家に戻ってきますので朝食と夕食は食べる事になりますしお風呂なんかもございますのでポーラに残ってもらって働いてもらう事になってます」



「ならポーラの分もお土産を買ってこないとね、ガイル達の事を頼むよポーラ」



エルスさんの説明を聞きポーラに視線を向けてそう言うと微笑みながら頷き口を開く。



「お任せください」



あたしが頷くのを見た後エルスさんは話を続ける。



「それと私とカロラも【カグヤ商会】の仕事関係でご同行する事が出来ません、それで申し訳ないのですが」



エルスさんがなにを言いたいのかを理解して頷きながらあたしは口を開く。



「勿論エルスさんとカロラにもお土産を買ってくるよ！！」



あたしがとびっきりの笑顔でエルスさんにそう言うとエルスさんにがため息をついた後に首を左右に振り口を開く。



「違います」



・・・・・・・・・・・・・あれ？



「私とカロラの護衛をシンさん達の中から誰か２人お願いしたいのです」



・・・・・・・・めっちゃ恥ずかしい！！お土産だと思ったのに全然違うじゃん！！



「えっと・・・シン？」



誤魔化すように後ろに控えてる見るとシンが微笑みながら口を開く。



「でしたらセイとミズキがいいかと・・・女性しか入れない場所でも護衛が出来ますから」



なるほど！！それはいいかも！！と思いセイとミズキに視線を向けて口を開く。



「２人とも頼めるかな？」



あたしの言葉を聞き２人は同時に一礼して微笑み、セイが口を開く。



「お任せください。エルス様に指一本触れさせたりしません」



セイの後にミズキも微笑み頷く。



「それとメリオールは今回ご一緒するとの事なので彼女が来るまでのんびりと家でお寛ぎください」



メリオールさんも一緒にくんだ？それは嬉しいね！！メリオールさんも偶にはのんびりしないとね！！



「いつ頃来るかわかる？」



あたしがそう聞くとエルスさんが少し考えた後口を開く。



「夜にはこっちに来ると言ってましたね」



今お昼くらいだからかなり時間があるね。