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全然嬉しくねぇ!!
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「さて・・・そろそろ行こうか」
コーリアスさん達も落ち着いたみたいだし、紅茶も飲んだしね。
あたしがそう言うと寛いでいた皆が立ち上がり真剣な顔で頷く。
「それじゃあ皆頑張るべ」
皆が頷いたのを確認した後あたしは【転移魔法】を使いルミナリアさん達が捕らわれていた牢へと転移した。
転移してすぐに辺りを見渡すと真っ暗で誰もおらず静まり返っていた。
一応【エリアサーチ】を使いこの辺りの様子を確認するとこの建物には誰もいない事がわかった。
「この建物は誰もいないみたいだね、コーリアスさんは此処が何処かわかるよね?ここからはコーリアスさんが案内してくれるかな?」
あたしがそう言うとコーリアスさんは真剣な顔で頷く。
「わかりました、出来るだけ人気のない所を通りますが戦闘になる事もありますのでそのつもりでいてください」
そん言葉にあたしは頷いて【アイテムボックス】から日光を取り出す。
「行こうか」
あたし達はコーリアスさんを先頭に建物を出た。
「こちらです」
人気のない廊下を音を立てないように走りながら【エリアサーチ】を使い周囲の確認をすると何人かの人はいるけどあたし達が通る場所には誰もいないのがわかった。
「第三王子・・・・国王のいる場所って分かってるの?」
走りながらコーリアスさんにそう聞くとコーリアスさんは前を見ながら口を開く。
「恐らく王の執務室でしょう、あそこにはいざという時の抜け道や結界魔法を付与してある魔道具が設置してあります、緊急時にはあそこにいる事となってますから」
一応アタリは付けてるんだね、ならそこに行こう!!
「誰だ貴様・・・・・・・コーリアス様?」
執務室のある建物に入ってすぐに騎士20人と鉢合わせをし、騎士達がコーリアスさんの事を見て驚いていた。
「シーリスか、お前もダサーノについたのか」
コーリアスさんが悲しそうな顔でそう言った。
シーリスと呼ばれた男とその周りの騎士達は視線を逸らし、シーリスは少し悔しそうに歯ぎしりをした後口を開く。
「申し訳ありません・・・・・家族を・・・・・攫われました」
その言葉にあたしは・・・・・いやこの場にいた王宮突撃メンバーは表で戦ってる奴等の中にもシーリスと呼ばれた男と同じような事をされてる奴がいる事を悟った。
「そんな奴等の言いなりになる事はないよ、あたしが第三王子を叩き潰してやる」
家族を人質にとる?ふざけるなよ?そんな事をするなんて人としてどうよ?王としてどうよ?
あたしがそう言うとシーリスと呼ばれた男があたし達【輝夜】の存在に気がついたのかあたしを凝視してきた。
そしてコーリアスさんもあたしを驚いたように見ていた・・・・が真剣な顔になり口を開く。
「シーリス、この方のお言葉を信じてはくれまいか?この方は神の寵愛を受けた使徒様なのだ」
・・・・・・・・・・・・・・コーリアスさん?別に『神の使徒』はいらなくね?コーリアスさんの言葉のせいで一気に怒りが消えちまったよ!!
「私達だけでここまで来ることは叶わなかったが使徒様のご助力のお陰でこうして此処まで来れた・・・・・だから其方等もこのお方を信じてくれ」
だから『使徒様』はいらないべ?もうやめて!!と考えてると10人の騎士全員があたしの前で跪く。
「これより我々は貴女様の剣となり戦わせていただきます」
・・・・・・・・・・・・・・・この人達も『使徒様』って言葉で言葉でこうなったんだろうな・・・・・・・・・・全然嬉しくねぇ!!
「皆立ちな、アンタ等はここに居たんだべ?第三王子が何処に居るかわかる?」
もう何を言っても無駄だと判ってるので本来の目的を果たす事にする!!
コーリアスさん達も落ち着いたみたいだし、紅茶も飲んだしね。
あたしがそう言うと寛いでいた皆が立ち上がり真剣な顔で頷く。
「それじゃあ皆頑張るべ」
皆が頷いたのを確認した後あたしは【転移魔法】を使いルミナリアさん達が捕らわれていた牢へと転移した。
転移してすぐに辺りを見渡すと真っ暗で誰もおらず静まり返っていた。
一応【エリアサーチ】を使いこの辺りの様子を確認するとこの建物には誰もいない事がわかった。
「この建物は誰もいないみたいだね、コーリアスさんは此処が何処かわかるよね?ここからはコーリアスさんが案内してくれるかな?」
あたしがそう言うとコーリアスさんは真剣な顔で頷く。
「わかりました、出来るだけ人気のない所を通りますが戦闘になる事もありますのでそのつもりでいてください」
そん言葉にあたしは頷いて【アイテムボックス】から日光を取り出す。
「行こうか」
あたし達はコーリアスさんを先頭に建物を出た。
「こちらです」
人気のない廊下を音を立てないように走りながら【エリアサーチ】を使い周囲の確認をすると何人かの人はいるけどあたし達が通る場所には誰もいないのがわかった。
「第三王子・・・・国王のいる場所って分かってるの?」
走りながらコーリアスさんにそう聞くとコーリアスさんは前を見ながら口を開く。
「恐らく王の執務室でしょう、あそこにはいざという時の抜け道や結界魔法を付与してある魔道具が設置してあります、緊急時にはあそこにいる事となってますから」
一応アタリは付けてるんだね、ならそこに行こう!!
「誰だ貴様・・・・・・・コーリアス様?」
執務室のある建物に入ってすぐに騎士20人と鉢合わせをし、騎士達がコーリアスさんの事を見て驚いていた。
「シーリスか、お前もダサーノについたのか」
コーリアスさんが悲しそうな顔でそう言った。
シーリスと呼ばれた男とその周りの騎士達は視線を逸らし、シーリスは少し悔しそうに歯ぎしりをした後口を開く。
「申し訳ありません・・・・・家族を・・・・・攫われました」
その言葉にあたしは・・・・・いやこの場にいた王宮突撃メンバーは表で戦ってる奴等の中にもシーリスと呼ばれた男と同じような事をされてる奴がいる事を悟った。
「そんな奴等の言いなりになる事はないよ、あたしが第三王子を叩き潰してやる」
家族を人質にとる?ふざけるなよ?そんな事をするなんて人としてどうよ?王としてどうよ?
あたしがそう言うとシーリスと呼ばれた男があたし達【輝夜】の存在に気がついたのかあたしを凝視してきた。
そしてコーリアスさんもあたしを驚いたように見ていた・・・・が真剣な顔になり口を開く。
「シーリス、この方のお言葉を信じてはくれまいか?この方は神の寵愛を受けた使徒様なのだ」
・・・・・・・・・・・・・・コーリアスさん?別に『神の使徒』はいらなくね?コーリアスさんの言葉のせいで一気に怒りが消えちまったよ!!
「私達だけでここまで来ることは叶わなかったが使徒様のご助力のお陰でこうして此処まで来れた・・・・・だから其方等もこのお方を信じてくれ」
だから『使徒様』はいらないべ?もうやめて!!と考えてると10人の騎士全員があたしの前で跪く。
「これより我々は貴女様の剣となり戦わせていただきます」
・・・・・・・・・・・・・・・この人達も『使徒様』って言葉で言葉でこうなったんだろうな・・・・・・・・・・全然嬉しくねぇ!!
「皆立ちな、アンタ等はここに居たんだべ?第三王子が何処に居るかわかる?」
もう何を言っても無駄だと判ってるので本来の目的を果たす事にする!!
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