レディース異世界満喫禄

日の丸

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命はかけなくていいからね!!

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「って事で王都に入ってすぐに教会本部を制圧するつもりだから、その後の事を任せたいんだよ」



あたしの説明を聞き呆然としているルミナリアさん達にそう言うと現実に戻って来たのかルミナリアさんが慌てたように口を開く。



「使徒様さっきおのお話は本気だったのですね?」



「当たり前じゃん?あたしは出来る事しか言わないよ」



ハッタリかませて『出来ません!!』なんて恥ずかしいべ?



あたしがそうハッキリ言うとルミナリアさん達は真剣な顔で頷き口を開く。



「我々はどうすればいいのですか?」



どうやら納得してくれたようなのであたしは口を開く。



「さっきも言ったように教会本部を制圧した後にあたし達は王宮に攻め込むことになるんだ、そのあとの教会本部の正常化を任せたい、元々アンタ等10神教の事だからね」



メンドクサイってのもあるんだけど部外者がどうこうできるとも思えないんだよね、だから最高権力者の教皇さんに頑張ってもらおうと思ってるんだ。

メンドクサイから丸投げする訳じゃないよ?ホントだよ?



「畏まりした、我等の命を賭けてでもやり遂げて見せましょう」



ちょ!!命はかけなくていいからね!!



「いや!命はかけなくてもいいだよ?」



あたしが慌ててそう言うと教皇さんは真剣な顔で頷き口を開く。



「それほどの覚悟をもってやらさせて頂くという事です、おまかせください!!」



めっちゃやる気になってるね!!なら任せるよ!!



「教会本部を制圧したら迎えに来るからね、いつでも動けるようにしておいて」



あたしがそう言うとルミナリアさん達はあたしの前で跪き口を開く。



「畏まりました」



わざわざ跪かなくてのいいのにね!



「って事で話し合いはお終いね、エルスさん何にかある?」



あたしとルミナリアさん達の話し合いを黙って見ていたエルスさんにそう声を掛けてみた。



「私からは特に何もございません、ですが一つだけ言わせていただけるのであれば無理はなされないようにしてください」



あたしはその言葉を聞き頷いた後に口を開く。



「あたしは『無理』とか『無茶』はしない主義だってエルスさんも知ってるべ?」



・・・・・・・・・・エルスさん何でそんなに疑わしそうな目であたしを見るのかな?



「・・・・・・・・そうですね」



何だろうねその間は!!って言うか何で視線を逸らしてるのエルスさん?あたしの話信じてないべ?信じて!!



「って事で今日は寝るね」



明日は忙しかなるから早めに寝て明日に備えます!!





「「「「「「「「レンお姉ちゃんいってらっしやい!!」」」」」」」」



子供達が見送りのため集まってくれてそう言ってくれたのであたしは微笑みながら口開く。



「今回の仕事が終ったら休みを取るから皆で何処かに行こうね、それじゃあ行ってくるね」



子供達が頷くのを見た後にあたしはシン達の待つテントへと転移した。





「お帰りなさいませレン様」



転移後すぐにシンがあたしに気がついて微笑みながらそう言ってくれた。



「ただいま、誰か来た?」



あたしがアズエルに戻ってるいる間に誰か来たのかも知れないからね。



「皆様気を使ってくださったのか、誰もいらっしゃいませんでした」



それは良かった!!ならシン達もゆっくりと出来たんだね。



「そろそろいい時間だから行こうか」



今日はこれから王都に攻め込むんだ、気合を入れていくよ!!



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