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ココアだ!!
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「レン殿、本当に何か欲しい物はないか?今回の件は最後まで其方に迷惑を掛けっぱなしだった、何かせねば私も気がすまぬ」
ウルステア王がそう切って来たのであたしは首を左右に振る。
「本当に気にしなくていいよ、それを目当てに手を出した訳じゃないからね・・・・・あ!」
あたしへのお礼として何かをしてくれるのならこれだ!!
「なら一つ願いがある」
あたしが王様にそう言うとウルステア王が真剣な顔であたしを見る。
「後で美味い飯でもくわせておくれ、うちのパーティーメンバー全員ね」
あたしはともかくアリーヌがめっちゃ食べるから覚悟してね!!
「いや・・・・それではこちらの気が・・・・・」
ウルステア王が何か言いたそうに言ったけどあたしは首を左右に振る。
「それでいいんだよ、あたしはそれ以上を望まない」
むしろ美味い物が食べられてラッキー!!って思ってるよ?
あたしが引く事はないと理解したのか溜息を一つついて頭を下げた後視線をあたしに戻して口を開く。
「わかった、其方の為に最高の料理を用意しよう」
あたしが頷くと後ろにいるアリーヌが口を開く。
「味だけじゃなくてボリューム満点にしてね?物凄く食べるわよ」
アリーヌさんその言い方だとあたしが食いしん坊みたいになるじゃん!!食べるのは好きだけど量を食べるのはアリーヌさんでしょ!!
iアリーヌの言葉をどう受け取ったかは分かんないけどウルステア王は頷き口を開く。
「絶対に満足させると誓おう、ケイン殿主催の『食事会』の後となるが我が王宮でレン殿達をもてなさせて頂く」
「楽しみにしておくわ!!」
アリーヌさん、返事はあたしがすべきだと思うんだ!まああたしも楽しみなんだけどね!!
それから少し話をしてあたし達は城かだ出た。
「シン」
あたしは城から出てすぐシンに声を掛ける・
「何でしょうか?」
真剣な顔であたしを見るシンにあたしは口を開く。
「悪いんだけどギルドに行って王様からもらった情報をおっさんに教えてあげてくれるかな?」
黒幕を捕まえたって事だから『裏組織』が何かをするかもしれないから早めに知らせておいた方がいいと思うんだ。
例えばボスを助ける為に城下町で騒ぎを起こして騎士団を引き付けボスを救出するとかね。
「畏まりました、ライ。ミズキ、セイ、カナデ、レン様の護衛を任せます」
そう言ってシンはギルドに向かい走って行った。
「あたし達は家に戻るよ」
一応『家にいた暗殺者』は捕らえたけど、もしかしたらまだあたし達を狙っている暗殺者がいるかもしれないから家に引きこもっていようと思うんだ、もし居たとして街中で襲われるとは思えないけどもし襲われた時誰かを巻き込みたくないからね。
決して家でゴロゴロしていたいとかじゃないよ?本当だよ?
あたしはウルステアの家の前まで移動した後足を止めて口を開く。
「カナデ」
あたしがカナデの名を呼ぶと真剣な顔で頷く。
「大丈夫です、誰もいません」
家に入ってすぐに襲われるとかはないみたいだね。
「それじゃあ中に入ってのんびりしよう」
あたし達は家に入りあたしとアリーヌがリビングのソファーに座り、ミズキ、カナデ、セイ、ライは其々に宛がわられた仕事を始めた。
「ん?」
ソファーにホット一息ついた時にキッチンから物凄く久しぶりにに嗅ぐ匂いに驚いて思わず立ち上がる。
「レン様お座りください、この前レスティオール支店で購入したカーラムです」
あたしはミズキが差し出した飲み物を見て驚きのあまり固まる。
差し出されたのはいつも使ってるティーカップに注がれた飲み物・・・・・・ココアだ!!
漂って来た匂いにもしかしたらって思ったけどまんまココアが出てくるとは思わなかったよ!!
ウルステア王がそう切って来たのであたしは首を左右に振る。
「本当に気にしなくていいよ、それを目当てに手を出した訳じゃないからね・・・・・あ!」
あたしへのお礼として何かをしてくれるのならこれだ!!
「なら一つ願いがある」
あたしが王様にそう言うとウルステア王が真剣な顔であたしを見る。
「後で美味い飯でもくわせておくれ、うちのパーティーメンバー全員ね」
あたしはともかくアリーヌがめっちゃ食べるから覚悟してね!!
「いや・・・・それではこちらの気が・・・・・」
ウルステア王が何か言いたそうに言ったけどあたしは首を左右に振る。
「それでいいんだよ、あたしはそれ以上を望まない」
むしろ美味い物が食べられてラッキー!!って思ってるよ?
あたしが引く事はないと理解したのか溜息を一つついて頭を下げた後視線をあたしに戻して口を開く。
「わかった、其方の為に最高の料理を用意しよう」
あたしが頷くと後ろにいるアリーヌが口を開く。
「味だけじゃなくてボリューム満点にしてね?物凄く食べるわよ」
アリーヌさんその言い方だとあたしが食いしん坊みたいになるじゃん!!食べるのは好きだけど量を食べるのはアリーヌさんでしょ!!
iアリーヌの言葉をどう受け取ったかは分かんないけどウルステア王は頷き口を開く。
「絶対に満足させると誓おう、ケイン殿主催の『食事会』の後となるが我が王宮でレン殿達をもてなさせて頂く」
「楽しみにしておくわ!!」
アリーヌさん、返事はあたしがすべきだと思うんだ!まああたしも楽しみなんだけどね!!
それから少し話をしてあたし達は城かだ出た。
「シン」
あたしは城から出てすぐシンに声を掛ける・
「何でしょうか?」
真剣な顔であたしを見るシンにあたしは口を開く。
「悪いんだけどギルドに行って王様からもらった情報をおっさんに教えてあげてくれるかな?」
黒幕を捕まえたって事だから『裏組織』が何かをするかもしれないから早めに知らせておいた方がいいと思うんだ。
例えばボスを助ける為に城下町で騒ぎを起こして騎士団を引き付けボスを救出するとかね。
「畏まりました、ライ。ミズキ、セイ、カナデ、レン様の護衛を任せます」
そう言ってシンはギルドに向かい走って行った。
「あたし達は家に戻るよ」
一応『家にいた暗殺者』は捕らえたけど、もしかしたらまだあたし達を狙っている暗殺者がいるかもしれないから家に引きこもっていようと思うんだ、もし居たとして街中で襲われるとは思えないけどもし襲われた時誰かを巻き込みたくないからね。
決して家でゴロゴロしていたいとかじゃないよ?本当だよ?
あたしはウルステアの家の前まで移動した後足を止めて口を開く。
「カナデ」
あたしがカナデの名を呼ぶと真剣な顔で頷く。
「大丈夫です、誰もいません」
家に入ってすぐに襲われるとかはないみたいだね。
「それじゃあ中に入ってのんびりしよう」
あたし達は家に入りあたしとアリーヌがリビングのソファーに座り、ミズキ、カナデ、セイ、ライは其々に宛がわられた仕事を始めた。
「ん?」
ソファーにホット一息ついた時にキッチンから物凄く久しぶりにに嗅ぐ匂いに驚いて思わず立ち上がる。
「レン様お座りください、この前レスティオール支店で購入したカーラムです」
あたしはミズキが差し出した飲み物を見て驚きのあまり固まる。
差し出されたのはいつも使ってるティーカップに注がれた飲み物・・・・・・ココアだ!!
漂って来た匂いにもしかしたらって思ったけどまんまココアが出てくるとは思わなかったよ!!
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