レディース異世界満喫禄

日の丸

文字の大きさ
上 下
1,255 / 1,656

どんな料理にも合うんだね!!

しおりを挟む
リュージュの店からあたしに部屋に転移してホット一息ついた後にリビングに行くとカロラが寛いでいた、



「ただいま」



そう声を掛けるとカロラが笑顔で口を開く。



「お帰りなさいませレン様」



その言葉を聞きながら周囲を見渡してみたら誰も居なかった。



「子供達は?」



とカロラに聞くとカロラが口を開く。



「食事を終えてお風呂に入ってます」



なるほど夕飯は食べちゃんったんだね、仕方ない。



「ミズキ何かお願いできる?」



自分でやってもいいんだけどうちの子達が許してくれないからミズキに何かを作って貰う事にした。



「畏まりました、少々お待ちください」



そう言ってカナデと共にキッチンへと向かって行った。

ミズキ達を見送った後ソファーに座りカロラに声を掛ける。



「エルスさんは?」



子供達と一緒にお風呂に入ってるのかな?と思いカロラに聞いてみた。



「まだ帰って来てませんね」



「そうなんだ」



ガルドに迎えに行ってもらったレコーズ一座の人達の事が気になってたからどうなってるかを聞いてみたかったんだけどな・・・・まあ後で会った時にきけばいいか。

その後カロラと世間話をして待っていたらカナデがやって来た。



「レン様お待たせしました、今日はドラゴンの肉を使ったチャーハンにしました」



いい匂いがしてたけどドラゴンチャーハンとは!!楽しみだ!!







「ごちそうさまでした!!」



美味かった!!ドラゴンの肉はどんな料理にも合うんだね!!



「レン様、明日はどうされるのです?」



一緒に食事をしその後食休みをしていたカロラがそう聞いてきたの少し考えた後に口を開く。



「明日はウルステアのギルドに顔を出す事にするよ」



ララウがそろそろ戻って来てんじゃないかと思うからギルドに行ってみようと思う。



「でしたらウルステアまでご一緒させてください、ウルステアの支店に少し用がありますので」



カロラがそう言って来たのであたしは頷く。



「あれ?でもまだ支店はオープンしてないよね?」



まだスタッフが集まってないってエルスさんが言ってたような気がするんだけど?



「店に置く武具に関して支店で少しやる事がるのです」



「そうなんだ」



オープンするまでいろいろ大変だね、本当にご苦労様!!ん?



「あれ?明日ウルステアに行くとして護衛は?」



まだ誘拐事件に関して収まったとは言えないから絶対に単独行動はして欲しくないんだよね。



「いませんよ?支店に行くだけなのでお気になさらずに」



いやいや!!そういう訳にもいかないべ!!何かあったからじゃ遅いんだから!!だったら!!



「ライ、シン、カロラの護衛を頼んでいいかな?」



2人が護衛についてくれれば安心できる。

視線を2人に向けてそう言うと2人は真剣な顔で頷く。



「「畏まりました」」



「頼むよ、って事でカロラはシンとライと一緒に行動してね」



そう言うとカロラが一礼して口を開く。



「御心使いありがとうございます、お言葉に甘えさせていただきます」



「うん」



これで安心できるね!!



「それじゃあ朝一でウルステアに行くって事で今日はのんびりしよう」



夕食もとったしお風呂に入ってのんびりして明日に備えよう!





翌日カロラと共にウルステアに行き家を出た所でカロラに声を掛ける。



「それじゃあ頑張ってね」



「「「畏まりました」」」



そう言った後あたし達はギルドに向かい歩き出した。



「あれ?レン様じゃないですか!!」



歩いていたら後ろからあたしを『様』付けする男性の声が聞こえた。



しおりを挟む
感想 1,343

あなたにおすすめの小説

異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜

KeyBow
ファンタジー
 間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。  何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。  召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!  しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・  いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。  その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。  上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。  またぺったんこですか?・・・

異世界召喚に条件を付けたのに、女神様に呼ばれた

りゅう
ファンタジー
 異世界召喚。サラリーマンだって、そんな空想をする。  いや、さすがに大人なので空想する内容も大人だ。少年の心が残っていても、現実社会でもまれた人間はまた別の空想をするのだ。  その日の神岡龍二も、日々の生活から離れ異世界を想像して遊んでいるだけのハズだった。そこには何の問題もないハズだった。だが、そんなお気楽な日々は、この日が最後となってしまった。

辺境領主は大貴族に成り上がる! チート知識でのびのび領地経営します

潮ノ海月@書籍発売中
ファンタジー
旧題:転生貴族の領地経営~チート知識を活用して、辺境領主は成り上がる! トールデント帝国と国境を接していたフレンハイム子爵領の領主バルトハイドは、突如、侵攻を開始した帝国軍から領地を守るためにルッセン砦で迎撃に向かうが、守り切れず戦死してしまう。 領主バルトハイドが戦争で死亡した事で、唯一の後継者であったアクスが跡目を継ぐことになってしまう。 アクスの前世は日本人であり、争いごとが極端に苦手であったが、領民を守るために立ち上がることを決意する。 だが、兵士の証言からしてラッセル砦を陥落させた帝国軍の数は10倍以上であることが明らかになってしまう 完全に手詰まりの中で、アクスは日本人として暮らしてきた知識を活用し、さらには領都から避難してきた獣人や亜人を仲間に引き入れ秘策を練る。 果たしてアクスは帝国軍に勝利できるのか!? これは転生貴族アクスが領地経営に奮闘し、大貴族へ成りあがる物語。

【書籍化決定】俗世から離れてのんびり暮らしていたおっさんなのに、俺が書の守護者って何かの間違いじゃないですか?

歩く魚
ファンタジー
幼い頃に迫害され、一人孤独に山で暮らすようになったジオ・プライム。 それから数十年が経ち、気づけば38歳。 のんびりとした生活はこの上ない幸せで満たされていた。 しかしーー 「も、もう一度聞いて良いですか? ジオ・プライムさん、あなたはこの死の山に二十五年間も住んでいるんですか?」 突然の来訪者によると、この山は人間が住める山ではなく、彼は世間では「書の守護者」と呼ばれ都市伝説のような存在になっていた。 これは、自分のことを弱いと勘違いしているダジャレ好きのおっさんが、人々を導き、温かさを思い出す物語。 ※書籍化のため更新をストップします。

辺境の最強魔導師   ~魔術大学を13歳で首席卒業した私が辺境に6年引きこもっていたら最強になってた~

日の丸
ファンタジー
ウィーラ大陸にある大国アクセリア帝国は大陸の約4割の国土を持つ大国である。 アクセリア帝国の帝都アクセリアにある魔術大学セルストーレ・・・・そこは魔術師を目指す誰もが憧れそして目指す大学・・・・その大学に13歳で首席をとるほどの天才がいた。 その天才がセレストーレを卒業する時から物語が始まる。

ようこそ異世界へ!うっかりから始まる異世界転生物語

Eunoi
ファンタジー
本来12人が異世界転生だったはずが、神様のうっかりで異世界転生に巻き込まれた主人公。 チート能力をもらえるかと思いきや、予定外だったため、チート能力なし。 その代わりに公爵家子息として異世界転生するも、まさかの没落→島流し。 さぁ、どん底から這い上がろうか そして、少年は流刑地より、王政が当たり前の国家の中で、民主主義国家を樹立することとなる。 少年は英雄への道を歩き始めるのだった。 ※第4章に入る前に、各話の改定作業に入りますので、ご了承ください。

誰にでもできる異世界救済 ~【トライ&エラー】と【ステータス】でニートの君も今日から勇者だ!~

平尾正和/ほーち
ファンタジー
引きこもりニート山岡勝介は、しょーもないバチ当たり行為が原因で異世界に飛ばされ、その世界を救うことを義務付けられる。罰として異世界勇者的な人外チートはないものの、死んだらステータスを維持したままスタート地点(セーブポイント)からやり直しとなる”死に戻り”と、異世界の住人には使えないステータス機能、成長チートとも呼べる成長補正を駆使し、世界を救うため、ポンコツ貧乳エルフとともにマイペースで冒険する。 ※『死に戻り』と『成長チート』で異世界救済 ~バチ当たりヒキニートの異世界冒険譚~から改題しました

大工スキルを授かった貧乏貴族の養子の四男だけど、どうやら大工スキルは伝説の全能スキルだったようです

飼猫タマ
ファンタジー
田舎貴族の四男のヨナン・グラスホッパーは、貧乏貴族の養子。義理の兄弟達は、全員戦闘系のレアスキル持ちなのに、ヨナンだけ貴族では有り得ない生産スキルの大工スキル。まあ、養子だから仕方が無いんだけど。 だがしかし、タダの生産スキルだと思ってた大工スキルは、じつは超絶物凄いスキルだったのだ。その物凄スキルで、生産しまくって超絶金持ちに。そして、婚約者も出来て幸せ絶頂の時に嵌められて、人生ドン底に。だが、ヨナンは、有り得ない逆転の一手を持っていたのだ。しかも、その有り得ない一手を、本人が全く覚えてなかったのはお約束。 勿論、ヨナンを嵌めた奴らは、全員、ザマー百裂拳で100倍返し! そんなお話です。

処理中です...