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そんなメンドクサイ生活をする気は無いよ!!
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「アクスにどんな事を聞いたのさ?」
ぼかすような言い方でそう聞くと、ケインが苦笑しながら口を開く。
「ウルステア王から大体の事は聞いた、お前無茶したな」
ニヤニヤしながらそう言われたのであたしはため息をついた後に口を開く。
「まさか此処まで大きくなるとは思わなかったんだよ、あたし的には小物貴族を抑え込めればよかっただけだったんだけど、まさか王族がコンタクトを取ってくるまでになるとは思わなかった」
ゲッソリしながらそう言うとケインが爆笑し始める。
「まあ結果、【ウルステア】の膿の存在を知れてよかったではないか!」
「それも意図してわかった訳じゃないからね」
それも偶然得た情報だった。
「で?お前はどう思う?短期間であっても国を取り仕切ってたんだ何かしら思う所はあるだろう?」
ケインがニヤニヤした顔から真剣な顔になり口を開きそう聞いてきた。
「好きでやった訳じゃないよ?あの時は『手っ取り早くアラビータに要らない奴を取り除きたかった』から引き受けたんだよ」
本当はやりたくなかったけど『手早く国を立て直す』為にはトップに立って色々やった方が早く済むからトップに立ったんだよ。
「で?どう思う?」
ケインは表情を変えずにそう聞いてくる。
「あの小物貴族が黒幕とは思えないあまりにも小物すぎる、黒幕は別にいるだろうね」
「何故そう思う?」
「小物貴族本人に会ったけど、アイツに裏社会の組織は仕切れない」
アラビータ事件の後に貴族を調べまくってかなりの数の貴族が腐っていた、アラビータは特殊だと思うけどどこの国もこの手の問題はあると思う。
それを考えるとウルステアの腹黒貴族が仕切ってると思うんだよね、んで小物貴族はその手先って感じかな?ラビータも似たような事があったからね。
「まあ俺の国も人事ではない問題なんだがな」
「まあね、でもメイシェル王国でその手の話ってあまり聞かないよね?」
あたしがそう聞くとため息交じりに口を開く。
「表に出てないだけだ、俺の所は部下が優秀だから頑張って取り締まってくれている」
クラウさん達が優秀なのはわかるけど『王』がしっかりしてないと『国』は機能しないからね、だからケインは優秀な王様って事なんだろう。
あの【渡り人】に殺されたアラビータの前王とは違うね!!会った事は無いけどね!!
「やはりメイシェル王国の王になるか?お前なら立派な王になるぞ?いや女王か?」
ニヤニヤ顔に戻りケインがそう言って来たのであたしは深い溜息をつく。
「お断りだべ、メンドクサイ」
好き好んでそんなメンドクサイ生活をする気は無いよ!!だからこそレンスに王座を押し付け・・・・・譲ったんだからね!!
「そうか・・・・残念だ」
ケインの顔を見て思わず深い溜息をついた。
「残念そうな顔をしてないよ?全く・・・・あ!」
ふと関係ない事が頭をよぎった。
「ん?どうした?」
ケインが怪訝な顔で聞いてきた。
「あんた主催の『食事会』でうちの子達は参加していいの?」
ケインが仕切るって事はレオやラクスが来る可能性があるって事だ、うちの子達とレオ達は友達だからできれば会わせてあげたい。
あたしがそう聞くとケインは微笑みながら頷く。
「勿論だ、レオ達もガイル達と会う事を嬉しがるだろうからな」
その言葉を聞いてホッとした。
「エルス達も参加してもらって構わないぞ?」
あたしはその言葉を聞き頷く。
「エルスさん達にも伝えておくよ、それじゃあそろそろ帰るよ」
此処に来てかなりの時間をケインと話していたらしくもう夕方になっていた。
『一緒に食事をと思っていたのだが?」
ケインがそう言って来たのあたしは首を左右に振る。
「それもいいんんだけど『食事会』の事を早めに伝えないといけないからね、また今度で」
頷くケインをおみてあたしは【転移魔法】でアズエルに戻った。
ぼかすような言い方でそう聞くと、ケインが苦笑しながら口を開く。
「ウルステア王から大体の事は聞いた、お前無茶したな」
ニヤニヤしながらそう言われたのであたしはため息をついた後に口を開く。
「まさか此処まで大きくなるとは思わなかったんだよ、あたし的には小物貴族を抑え込めればよかっただけだったんだけど、まさか王族がコンタクトを取ってくるまでになるとは思わなかった」
ゲッソリしながらそう言うとケインが爆笑し始める。
「まあ結果、【ウルステア】の膿の存在を知れてよかったではないか!」
「それも意図してわかった訳じゃないからね」
それも偶然得た情報だった。
「で?お前はどう思う?短期間であっても国を取り仕切ってたんだ何かしら思う所はあるだろう?」
ケインがニヤニヤした顔から真剣な顔になり口を開きそう聞いてきた。
「好きでやった訳じゃないよ?あの時は『手っ取り早くアラビータに要らない奴を取り除きたかった』から引き受けたんだよ」
本当はやりたくなかったけど『手早く国を立て直す』為にはトップに立って色々やった方が早く済むからトップに立ったんだよ。
「で?どう思う?」
ケインは表情を変えずにそう聞いてくる。
「あの小物貴族が黒幕とは思えないあまりにも小物すぎる、黒幕は別にいるだろうね」
「何故そう思う?」
「小物貴族本人に会ったけど、アイツに裏社会の組織は仕切れない」
アラビータ事件の後に貴族を調べまくってかなりの数の貴族が腐っていた、アラビータは特殊だと思うけどどこの国もこの手の問題はあると思う。
それを考えるとウルステアの腹黒貴族が仕切ってると思うんだよね、んで小物貴族はその手先って感じかな?ラビータも似たような事があったからね。
「まあ俺の国も人事ではない問題なんだがな」
「まあね、でもメイシェル王国でその手の話ってあまり聞かないよね?」
あたしがそう聞くとため息交じりに口を開く。
「表に出てないだけだ、俺の所は部下が優秀だから頑張って取り締まってくれている」
クラウさん達が優秀なのはわかるけど『王』がしっかりしてないと『国』は機能しないからね、だからケインは優秀な王様って事なんだろう。
あの【渡り人】に殺されたアラビータの前王とは違うね!!会った事は無いけどね!!
「やはりメイシェル王国の王になるか?お前なら立派な王になるぞ?いや女王か?」
ニヤニヤ顔に戻りケインがそう言って来たのであたしは深い溜息をつく。
「お断りだべ、メンドクサイ」
好き好んでそんなメンドクサイ生活をする気は無いよ!!だからこそレンスに王座を押し付け・・・・・譲ったんだからね!!
「そうか・・・・残念だ」
ケインの顔を見て思わず深い溜息をついた。
「残念そうな顔をしてないよ?全く・・・・あ!」
ふと関係ない事が頭をよぎった。
「ん?どうした?」
ケインが怪訝な顔で聞いてきた。
「あんた主催の『食事会』でうちの子達は参加していいの?」
ケインが仕切るって事はレオやラクスが来る可能性があるって事だ、うちの子達とレオ達は友達だからできれば会わせてあげたい。
あたしがそう聞くとケインは微笑みながら頷く。
「勿論だ、レオ達もガイル達と会う事を嬉しがるだろうからな」
その言葉を聞いてホッとした。
「エルス達も参加してもらって構わないぞ?」
あたしはその言葉を聞き頷く。
「エルスさん達にも伝えておくよ、それじゃあそろそろ帰るよ」
此処に来てかなりの時間をケインと話していたらしくもう夕方になっていた。
『一緒に食事をと思っていたのだが?」
ケインがそう言って来たのあたしは首を左右に振る。
「それもいいんんだけど『食事会』の事を早めに伝えないといけないからね、また今度で」
頷くケインをおみてあたしは【転移魔法】でアズエルに戻った。
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