レディース異世界満喫禄

日の丸

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さあ楽しむべ!!

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「ではレン様行って参ります」



「気を付けててね」



翌日あたしはガルド達に護衛されたエルスさんを見送った後にウインドショッピ・・・・街の見回りをする為に出かけた。



王都なだけに活気があり人もかなり居て裏であんなことが起きているなんてとても信じられない光景だ。



「さああたし達はのんびりと見回ろうか、あ!家具とか見に行こう」



買い取った家の家具を揃えなきゃいけなかったんだ!どんなのを買うかはセイとかなでにまかせるんだけどね!!



そう言ってあたし達は取り敢えず表通りを見て回る事にした。

そして歩き始めて30分位した所で見知った顔に会った。



「あら?レンじゃない」



見知った顔・・・・それはリオールさんがリーダーを務める【ブラストハート】だった。



「おっす!リオール達は今から仕事?」



見た感じ最低限の武装しかしていないからそうとは思えないけどそう聞いてみた。



「一昨日ダンジョンから戻って来たのよ、だから今は休暇中なの」



まあダンジョンじゃ気が休まらないから休暇は大切だよね!!

そう思いながらアリーヌのほうをちらりと見てみると普段通りの態度でいるからあたしはほっとし、その後に口を開く。



「なら昼飯一緒しない?前におごるって言ったべ?」



街に入ってギルドが何処にあるかわからなくてリオールに声を掛けて案内してもらったお礼をしないとね!!





「それは嬉しいわね」



あたしの申し出にリオールさん達は嬉しそうに頷いてくれたのでお昼ご飯を一緒に食べる事にした。



「あたしこの街に来てそんなに経ってないからいい店を知らないんだよね、リオールが行きたいところへ案内して欲しいな、あ!でもうちの子従魔達も一緒に食べられる場所がいいかな?」



あたしがそう言うとリオールは少し考えた後口を開く。



「ならあそこしかないわね、ついて来て」



そう言って歩き出したのであたし達はリオールの後をついて行く。



「へ?ここ?」



リオールに案内された店は王都のギルドの真ん前にある大きな酒場でm中を覗くととかなりの数の討伐者達が飲んだり食べたりとしている。



「ここなら従魔も大丈夫だし料理も美味しいわよ」



そう言って店に入って行ったのであたし達も中へと入る。



「リコラ大人数で飲み食いしたいんだけど席は空いてる?」



リオールが従業員にそう声を掛けて、聞かれた従業員が頷きながら口を開く。



「まだ混んでないから大丈夫だよ、今テ-ブルを寄せるね」



そう言った後作業に入る従業員を見ていたらリオールが声をかけて来た。



「レンは呑めるの?」



「もちろんだべ!!」



「なら楽しめるわね」



あたしの即答にリオールは微笑み従業員に声をを掛けた。



「リコラ摘まめる物を適当に持って来て後人数分のエールね」



「わかったわ」



リオールの注文を聞き奥へと行こうとする従業員をあたしは呼び止める。



「あ!待って!!」



あたしにいきなり声を掛けられて戸惑う従業員にあたしは口を開く。



「悪いんだけどこの店のおすすめ料理でガッツリ食べられる奴を50人前お願いできる?」



あたしがそう言うと従業員だけじゃなくて【ブラストハート】のメンバー全員も固まる。



「レン・・・・貴女物凄く食べるのね」



我に返ったリオールがそう言って来たのであたしは苦笑しながら口を開く。



「うちの子達が食べるんだよ」



そう言ったら従業員が納得したように頷き裏へえと歩いて行った。



「今日は仕事もないしとことん呑むわよ!」



リオールがそう言うと【ブラストハート】のメンバー全員が嬉しそうに『おーーーー!!』と手を挙げて笑い出す。



「取り敢えずエールを持って来たわ」



従業員が人数分のエールを持って来たのでとりあえず吞み始める事となった。



「んじゃ乾杯!!」



さあ楽しむべ!!



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