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だから行く!!
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あたしの言葉を聞いてラライはホッと一息した後に真剣な顔になってあたしを見る。
「その人と会えるかしら?経緯を聞いたいのだけど」
あたしはその言葉を聞き首を左右に振る。
「ここから離れた場所に預けてるから会うのは難しいよ、その人は『レコーズ一座』ていう旅芸人の一座で王都に向かって旅をしていた時にドンタコス盗賊団に襲われたらしいよ」
「レン様、ダゴス盗賊団です」
シンが訂正するように声を掛けて来た。
・・・・・・・・・・そうとも言うね!!
「え?襲われたのは『レコーズ一座』なのですか?無事なのは何人ですか?」
どうやら『レコーズ一座』をララウは知ってるみたいだね。
「レコーズ一座を知ってるのララウ?」
そう聞くとララウだけじゃなくてレリオスまでも頷く。
「何度も見に行ったわ、全部が素晴らしい公演だった・・・・それが見れなくなるなんて・・・」
悲しそうな顔で俯くララウをみてあたしも一度は見て見たかったと思い始める。
「無事だった子達はもう国内には居ないからね、この国にいると悲しい思いをすると思って他国の知り合いの所に行くように言ったから」
あたしがそう言うとララウサンハ納得したように頷く。
「確かにつらい思い出が過るでしょうね、自分も殺められそうになったんだから・・・・・他国って言うとウォルムかしら?きれいな海を見ながら少し休むのもいいと思うわ」
どうやらララウはウォルムに行ったと思ったみたいだね、まあ転移でメイシェル王国に連れて行ったとは言えないからこの間違いはありがたいかも知れないね!
「話を盗賊団に戻すけど、ダゴス盗賊団はかなり名の知れた盗賊団よ、それを壊滅させたの?」
「うん」
あたしは起きた事を最初に襲われた所から全部話した。
「やはりかなり強いのね貴女達・・・・あの規模の盗賊団を短時間で一網打尽にするなんて・・・・レンはこのまま【ウルステア】に永住するの?そうしてくれると私としては嬉しいんだけど」
その言葉にあたしは苦笑しながら口を開く。
「【ウルステア】に永住する気は無いよ、この国に来たのは人探しの為だからね」
あたしの家はアズエルにあるからね!あそこがあたしの帰るべき場所だ、これは変わる事はない!!
あたしの顔を見て意思は変わらないと思ったのかララウはため息をついた後に口を開く。
「とても残念、貴女が居れば王都のギルドも安心できるのに」
「悪いね」
家も買ったしララウと友達になったからたまに顔は出すけどギルドの依頼を受けようとは絶対に思わないと思う!!
「「気にしなくていいわ」
微笑みながらそう言って来たのであたしはホッとした。
「それじゃレリオス【レカスタシア】に関する事を頼むわ」
「わかった、それとレンさんだっけ?そちらの依頼もしっかりとやるから心配しないでくれ」
レリオスが真剣な顔でそう言って来たのであたしは苦笑ながら口を開く。
「さっきも言ったけど信用してるから大丈夫だよ」
「そうだったな、その信用に答えられるように頑張るよ」
「あいよ」
あたし達とララウは店を出た。
「これからレンはどうするの?」
ララウに聞かれて少し考えてから口を開く。
「ララウが教えてくれた店に行こうと思う、確か【ラステア】だっけ?」
どんな店かは知らんけどお勧めしてくれるくらいだから美味しいに決まってる!!だから行く!!
そう思いララウに言うと、ララウが少し考えた後に口を開く。
「私も一緒に行ってもいい?案内するわ」
「ギルドに戻らなくていいの?あたしは嬉しいけど」
知らない場所だから案内してくれると助かるけどギルドの人に文句言われないかな?
「外回りの時はこんな感じよ。行きましょう」
本当に一緒に行くらしい、有難いね!
「その人と会えるかしら?経緯を聞いたいのだけど」
あたしはその言葉を聞き首を左右に振る。
「ここから離れた場所に預けてるから会うのは難しいよ、その人は『レコーズ一座』ていう旅芸人の一座で王都に向かって旅をしていた時にドンタコス盗賊団に襲われたらしいよ」
「レン様、ダゴス盗賊団です」
シンが訂正するように声を掛けて来た。
・・・・・・・・・・そうとも言うね!!
「え?襲われたのは『レコーズ一座』なのですか?無事なのは何人ですか?」
どうやら『レコーズ一座』をララウは知ってるみたいだね。
「レコーズ一座を知ってるのララウ?」
そう聞くとララウだけじゃなくてレリオスまでも頷く。
「何度も見に行ったわ、全部が素晴らしい公演だった・・・・それが見れなくなるなんて・・・」
悲しそうな顔で俯くララウをみてあたしも一度は見て見たかったと思い始める。
「無事だった子達はもう国内には居ないからね、この国にいると悲しい思いをすると思って他国の知り合いの所に行くように言ったから」
あたしがそう言うとララウサンハ納得したように頷く。
「確かにつらい思い出が過るでしょうね、自分も殺められそうになったんだから・・・・・他国って言うとウォルムかしら?きれいな海を見ながら少し休むのもいいと思うわ」
どうやらララウはウォルムに行ったと思ったみたいだね、まあ転移でメイシェル王国に連れて行ったとは言えないからこの間違いはありがたいかも知れないね!
「話を盗賊団に戻すけど、ダゴス盗賊団はかなり名の知れた盗賊団よ、それを壊滅させたの?」
「うん」
あたしは起きた事を最初に襲われた所から全部話した。
「やはりかなり強いのね貴女達・・・・あの規模の盗賊団を短時間で一網打尽にするなんて・・・・レンはこのまま【ウルステア】に永住するの?そうしてくれると私としては嬉しいんだけど」
その言葉にあたしは苦笑しながら口を開く。
「【ウルステア】に永住する気は無いよ、この国に来たのは人探しの為だからね」
あたしの家はアズエルにあるからね!あそこがあたしの帰るべき場所だ、これは変わる事はない!!
あたしの顔を見て意思は変わらないと思ったのかララウはため息をついた後に口を開く。
「とても残念、貴女が居れば王都のギルドも安心できるのに」
「悪いね」
家も買ったしララウと友達になったからたまに顔は出すけどギルドの依頼を受けようとは絶対に思わないと思う!!
「「気にしなくていいわ」
微笑みながらそう言って来たのであたしはホッとした。
「それじゃレリオス【レカスタシア】に関する事を頼むわ」
「わかった、それとレンさんだっけ?そちらの依頼もしっかりとやるから心配しないでくれ」
レリオスが真剣な顔でそう言って来たのであたしは苦笑ながら口を開く。
「さっきも言ったけど信用してるから大丈夫だよ」
「そうだったな、その信用に答えられるように頑張るよ」
「あいよ」
あたし達とララウは店を出た。
「これからレンはどうするの?」
ララウに聞かれて少し考えてから口を開く。
「ララウが教えてくれた店に行こうと思う、確か【ラステア】だっけ?」
どんな店かは知らんけどお勧めしてくれるくらいだから美味しいに決まってる!!だから行く!!
そう思いララウに言うと、ララウが少し考えた後に口を開く。
「私も一緒に行ってもいい?案内するわ」
「ギルドに戻らなくていいの?あたしは嬉しいけど」
知らない場所だから案内してくれると助かるけどギルドの人に文句言われないかな?
「外回りの時はこんな感じよ。行きましょう」
本当に一緒に行くらしい、有難いね!
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