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閑話 王宮での話し合い2
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数分経ってからクラウさんがやっと声を発した。
「エルス様、それはどういう事でしょうか?、前の食事会の時もですがエルス様が『レン様の従者はとても優秀なので結構です』と我々の手を出すのは断っていたではありませんか、何かあったのですか?」
そうです【王様会合】の時も食事会の時も私達が裏方をしっかりとやっていました、ですが今回それをする事は出来ません。
「今回の食事会なんですが、私達従者も参加する事になってます」
「「は?」」
あたしの言葉を理解できないのか2人供固まっている。
「というか今回の食事会、本当は『家族全員で食べるべ!!』と言う言葉から始まったんです、その後に陛下達の参加も決まりまして」
2人はそのまま私の話を聞いている。
「レン様に私達はホスト側に周りますと言ったら『だって元々はあたしたち家族だけでの食事会だったんだそれを無しにするのは違うべ?』と言われましたのでゲスト側として参加する事になり、王族の皆様の接待を行う為の人材がいないのです、ですから食事会の日に王宮メイド部門から数人派遣していただきたいのです」
2人は納得したように頷きクラウさんが口を開く。
「わかりました、食事会開催日が決まりましたら連絡をください、優秀なメイドを派遣します」
「助かります」
これで食事会の時の対応スタッフの心配は無くなりました。
「それと開催日の事ですが、一応一ヶ月後となっていますが詳しくは決まっていません、今モンドさんがドラゴン料理の研究をしておりますので、モンドさん次第で早くも遅くもなるという事をご理解ください」
陛下は頷いた後に口を開く。
「わかっているさ、あの料理人が納得した料理が出るのだいくらでも待つさ」
それに関しては私も同感です、モンドさんが拘りぬいた料理・・・・本当に楽しみです。
「これでお前の用事は終わったのだな?」
陛下がいきなりそんな事を言いだしたので私は頷く。
「ではこちらの話だ、まずお前が前に提案していた件・・・・防衛都市の件だがその案件が通りそうだ」
「本当ですか?」
「ああ、だがもう少し協議する必要があらから発表は少し先になる」
まあいきなり『やりますよ!』ってこちはできませんからね。
そう思ってると陛下がクラウさんに視線を向け、クラウさんが口を開く。
「今回レン様が我が国に様々な事に貢献された恩賞としてレン様が経営するメイシェル王国内の【カグヤ商会】にかかる全ての税を今後免税とします、これは決定事項です」
「え」
メイシェル王国内に【カグヤ商会】の支店は9店舗ありますが全て免税となるのですか?
「あの・・・・国内に9店舗あるのですが?」
私が恐る恐るを言う感じに言ってみるとクラウさんは頷く。
「調べさせて頂きましたから存じております、それと【銀狼の寝床】も対象となりますのでよろしくお願いします、ですがレン様が我が国にしてくださったことからすれば、まだ足りないとは思いますが今回はこれで我慢してください」
「いえ我慢をするとかではなく・・・・」
むしろそんな事をしてもらっていいのかと思ってしまいます。
「陛下、前にも言いまいたがレン様への恩賞は全て防衛都市関連の資金へと回してくださいとお願いしましたよね?」
「防衛都市に関しては国でやるべき事であって、個人の恩賞をそちらに回す事は出来ん、なので諦めて受けよ」
この人も頑固なところがありますね、だからこそ皆が慕うのですが。
「畏まりました、有難く受けさせていただきます」
思いもしない恩賞をもらいました、後でしっかりとレン様にお伝えしなければ。
「エルス様、それはどういう事でしょうか?、前の食事会の時もですがエルス様が『レン様の従者はとても優秀なので結構です』と我々の手を出すのは断っていたではありませんか、何かあったのですか?」
そうです【王様会合】の時も食事会の時も私達が裏方をしっかりとやっていました、ですが今回それをする事は出来ません。
「今回の食事会なんですが、私達従者も参加する事になってます」
「「は?」」
あたしの言葉を理解できないのか2人供固まっている。
「というか今回の食事会、本当は『家族全員で食べるべ!!』と言う言葉から始まったんです、その後に陛下達の参加も決まりまして」
2人はそのまま私の話を聞いている。
「レン様に私達はホスト側に周りますと言ったら『だって元々はあたしたち家族だけでの食事会だったんだそれを無しにするのは違うべ?』と言われましたのでゲスト側として参加する事になり、王族の皆様の接待を行う為の人材がいないのです、ですから食事会の日に王宮メイド部門から数人派遣していただきたいのです」
2人は納得したように頷きクラウさんが口を開く。
「わかりました、食事会開催日が決まりましたら連絡をください、優秀なメイドを派遣します」
「助かります」
これで食事会の時の対応スタッフの心配は無くなりました。
「それと開催日の事ですが、一応一ヶ月後となっていますが詳しくは決まっていません、今モンドさんがドラゴン料理の研究をしておりますので、モンドさん次第で早くも遅くもなるという事をご理解ください」
陛下は頷いた後に口を開く。
「わかっているさ、あの料理人が納得した料理が出るのだいくらでも待つさ」
それに関しては私も同感です、モンドさんが拘りぬいた料理・・・・本当に楽しみです。
「これでお前の用事は終わったのだな?」
陛下がいきなりそんな事を言いだしたので私は頷く。
「ではこちらの話だ、まずお前が前に提案していた件・・・・防衛都市の件だがその案件が通りそうだ」
「本当ですか?」
「ああ、だがもう少し協議する必要があらから発表は少し先になる」
まあいきなり『やりますよ!』ってこちはできませんからね。
そう思ってると陛下がクラウさんに視線を向け、クラウさんが口を開く。
「今回レン様が我が国に様々な事に貢献された恩賞としてレン様が経営するメイシェル王国内の【カグヤ商会】にかかる全ての税を今後免税とします、これは決定事項です」
「え」
メイシェル王国内に【カグヤ商会】の支店は9店舗ありますが全て免税となるのですか?
「あの・・・・国内に9店舗あるのですが?」
私が恐る恐るを言う感じに言ってみるとクラウさんは頷く。
「調べさせて頂きましたから存じております、それと【銀狼の寝床】も対象となりますのでよろしくお願いします、ですがレン様が我が国にしてくださったことからすれば、まだ足りないとは思いますが今回はこれで我慢してください」
「いえ我慢をするとかではなく・・・・」
むしろそんな事をしてもらっていいのかと思ってしまいます。
「陛下、前にも言いまいたがレン様への恩賞は全て防衛都市関連の資金へと回してくださいとお願いしましたよね?」
「防衛都市に関しては国でやるべき事であって、個人の恩賞をそちらに回す事は出来ん、なので諦めて受けよ」
この人も頑固なところがありますね、だからこそ皆が慕うのですが。
「畏まりました、有難く受けさせていただきます」
思いもしない恩賞をもらいました、後でしっかりとレン様にお伝えしなければ。
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