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かまってる暇はない!!
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「レン様・・・・・来ました」
あたし達が【スタンピード】の為に作られた砦に来て3日目・・・・・昼前にやる事が無いのでウルザ達と紅茶を飲みながらおしゃべりをしていたら後ろに控えていたカナデがあたしの耳元で小声でそう言って来た。
「ここまでどれくらいかかる?1」
あたしはカナデの顔を見てそう聞く
「15分位かと」
意外と時間がないね!!と思いながらあたしは立ち上がる。
「ウルザ、【スタンピード】が始まった!他の討伐者達に知らせて!あと15分位でここに来る!!」
あたしに言葉に真剣な顔で立ち上がり近くのテントへ走って行った。
「ミズキ、悪いんだけどソルティさんに知らせて来て、あたしはこのまま外に出る」
「畏まりました」
ミズキを見送りながらあたし達は外に出て、魔物が来るであろう方角に視線を向ける。
「さてと・・・・・・・・どうするべ?」
向こうから来るのを待つのはあまりよくないよね・・・・・・・・あ!!
「オレオ、ドラゴンズ達で向かってくる魔物の群れをブレスで吹き飛ばしてくれないかな?そうだね・・・・・2回くらい仕掛けたら帰っておいで」
こっちに来る数を減らしておきたいし、【スタンピード】防衛戦開始のゴングに丁度いいと思うんだよね!!
「グラァァァァ!!」
ドラゴンズ達が張りきって飛んで行ってすぐ、ものすごい音とともに少し地面が揺れてびっくり!!
「派手だねぇ」
なんか土煙が上がってる!!やっぱりドラゴンズ達のブレスって凄いね!
「何だ!!!もう魔物が来たのか!!」
何組かの討伐者パーティーが慌てて武器を持ちながら出て来て土煙が上がってる方向を見て啞然とする。
「何だあの土煙・・・・魔物の群れのせいで土煙があがったのか?」
違います!!ドラゴンズ達の攻撃でああなりました!!とは言えない!!
土煙がを見上げながらあたしは【アイテムボックス】から日光とヴィリーナを取り出し右腕にヴィリーナを装備する。
「レン様お待たせしました」
ミズキが門から出て来てあたしとF後合流した。
「ミズキ、ソルティさんは何て言ってた?」
「テムザに知らせを出したそうです、それと騎士団もすぐに出るとのことです」
流石ソルティさん、動きが速い!!
そう思っていたら再度土煙と地響きが起きた。
「本当に派手だねぇ・・・あ!」
空を見上げるとドラゴンズ達がこっちに向かって飛んでくるところだった。
「ひっ!ウインドドラゴンの群れだ!!魔法使いを早く呼べ!!」
後ろであ然としていた討伐者達が騒ぎ始めたのであたしは口を開く。
「あの子達はあたしの従魔だから大丈夫だよ」
「は?え?嘘?マジ?・・・・・・・・あ!うわさで聞いてたやつか!!」
ちょっと!!どんな噂さ?なんか混乱してるけどかまってる暇はない!!
「どうやら来たようだね」
ドラゴンズ達のブレス直撃を免れた魔物達がこっちに向かって来るのが見え始めた。
「さて皆、今日は本気でやっていいよ、まずは騎士団が出てくる前に先制攻撃と行こうか」
乱戦になったら広範囲魔法とか広範囲攻撃は使えないのでまだ味方が前に居ない今がチャンス!!
それに少し減らしておきたいしね!!
「「「「「畏まりました」」」」」
さてどんな魔法を使うかな?と考えてたらシンが一歩前に出て口を開く。
「私からやらさせていただきます・・・・・・・・・・【アルティメットフレア】」
そう呟いて・・・・・何も起きなかった。
・・・・・・・・・・と思っていたらさっき騒いでいた討伐者が震える声で言葉を紡ぐ。
「なんだよ・・・・・・アレ」
その男が空を指差していった言葉にあたしは空を見る。
「は?」
大型バスサイズの火の玉が1個空から落ちて来た。
「あ!コハクさん一応結界を張っておいてください」
こんな危ない魔法を使うなら最初に結界は張っておこうよシンさんよ!!
あたし達が【スタンピード】の為に作られた砦に来て3日目・・・・・昼前にやる事が無いのでウルザ達と紅茶を飲みながらおしゃべりをしていたら後ろに控えていたカナデがあたしの耳元で小声でそう言って来た。
「ここまでどれくらいかかる?1」
あたしはカナデの顔を見てそう聞く
「15分位かと」
意外と時間がないね!!と思いながらあたしは立ち上がる。
「ウルザ、【スタンピード】が始まった!他の討伐者達に知らせて!あと15分位でここに来る!!」
あたしに言葉に真剣な顔で立ち上がり近くのテントへ走って行った。
「ミズキ、悪いんだけどソルティさんに知らせて来て、あたしはこのまま外に出る」
「畏まりました」
ミズキを見送りながらあたし達は外に出て、魔物が来るであろう方角に視線を向ける。
「さてと・・・・・・・・どうするべ?」
向こうから来るのを待つのはあまりよくないよね・・・・・・・・あ!!
「オレオ、ドラゴンズ達で向かってくる魔物の群れをブレスで吹き飛ばしてくれないかな?そうだね・・・・・2回くらい仕掛けたら帰っておいで」
こっちに来る数を減らしておきたいし、【スタンピード】防衛戦開始のゴングに丁度いいと思うんだよね!!
「グラァァァァ!!」
ドラゴンズ達が張りきって飛んで行ってすぐ、ものすごい音とともに少し地面が揺れてびっくり!!
「派手だねぇ」
なんか土煙が上がってる!!やっぱりドラゴンズ達のブレスって凄いね!
「何だ!!!もう魔物が来たのか!!」
何組かの討伐者パーティーが慌てて武器を持ちながら出て来て土煙が上がってる方向を見て啞然とする。
「何だあの土煙・・・・魔物の群れのせいで土煙があがったのか?」
違います!!ドラゴンズ達の攻撃でああなりました!!とは言えない!!
土煙がを見上げながらあたしは【アイテムボックス】から日光とヴィリーナを取り出し右腕にヴィリーナを装備する。
「レン様お待たせしました」
ミズキが門から出て来てあたしとF後合流した。
「ミズキ、ソルティさんは何て言ってた?」
「テムザに知らせを出したそうです、それと騎士団もすぐに出るとのことです」
流石ソルティさん、動きが速い!!
そう思っていたら再度土煙と地響きが起きた。
「本当に派手だねぇ・・・あ!」
空を見上げるとドラゴンズ達がこっちに向かって飛んでくるところだった。
「ひっ!ウインドドラゴンの群れだ!!魔法使いを早く呼べ!!」
後ろであ然としていた討伐者達が騒ぎ始めたのであたしは口を開く。
「あの子達はあたしの従魔だから大丈夫だよ」
「は?え?嘘?マジ?・・・・・・・・あ!うわさで聞いてたやつか!!」
ちょっと!!どんな噂さ?なんか混乱してるけどかまってる暇はない!!
「どうやら来たようだね」
ドラゴンズ達のブレス直撃を免れた魔物達がこっちに向かって来るのが見え始めた。
「さて皆、今日は本気でやっていいよ、まずは騎士団が出てくる前に先制攻撃と行こうか」
乱戦になったら広範囲魔法とか広範囲攻撃は使えないのでまだ味方が前に居ない今がチャンス!!
それに少し減らしておきたいしね!!
「「「「「畏まりました」」」」」
さてどんな魔法を使うかな?と考えてたらシンが一歩前に出て口を開く。
「私からやらさせていただきます・・・・・・・・・・【アルティメットフレア】」
そう呟いて・・・・・何も起きなかった。
・・・・・・・・・・と思っていたらさっき騒いでいた討伐者が震える声で言葉を紡ぐ。
「なんだよ・・・・・・アレ」
その男が空を指差していった言葉にあたしは空を見る。
「は?」
大型バスサイズの火の玉が1個空から落ちて来た。
「あ!コハクさん一応結界を張っておいてください」
こんな危ない魔法を使うなら最初に結界は張っておこうよシンさんよ!!
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