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これこそがあたしの考えたプレゼント!!
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なんかエルスさんが怖いんだけど・・・・・と思いながらエルスさんの質問に答える。
「それはねこのガラス・・・・・レンズって呼ぶんだけどそこから人や景色を中に取り込んで鏡にその姿を映した後に【転写】の魔法を発動させたんだよ」
【転写】の魔法は書物などを複製することに使われているけど、この魔法本来の効力は『対象物の複写』・・・つまりは鏡に映っているものも【転写】できるのだ。
ただ姿絵と違って、写す姿の色・・・・・それを紙に映し出す為にかなりの魔力は必要になった。
「レン様・・・・・・・・座ってください」
「え?なんで?」
ちょ!!あたし何もしてないべ!!
「レン様」
「はい!!」
再度エルスさんに名前を呼ばれたので慌てて正座する。
「レン様これはいったい何ですか?何をお作りになったのですか?」
写真もどきをあたしに見せながらそう聞いてくるエルスさん・・・・・・めっちゃ怖いんだけど!!
「えっと・・・・・この箱に【転写】を付与してそうなった?」
そうとしか言いようが無いんだもん!!
「レン様」
「はい!!」
今度はあたしの両肩を『がっ!!』と掴み顔を接近させてきた。
「私達に影響は無いのですね?」
あ!気になるのはそこなのね!まあ向こうの世界でも電話が初めて広まった時に『病気が伝染するかもしれない』って電話線を物理的に切られた話ってあったからね、似たような物か。
あ!今度電話もどきでも作ってみようかな?まあ暇があったらだけど。
「安心して何の影響もないよ、てかあたしがそんな事するわけないじゃん」
その言葉にエルスさんとポーラが思いっきり案した顔で溜息をついた。
「レン様これは凄いですね・・・・一瞬で私達の姿を紙に写し取る事が出来るなんて」
自分が写った紙をまじまじと見ながらそう言うエルスさんにあたしは話しかける。
「これでプレシアの即位式の時にプレシアを写してあげようと思うんだ」
これこそがあたしの考えたプレゼント!!この世界に写真が無い以上これ以上ないプレゼントとなるはず!!
「なるほど・・・それはいい考えですね・・・・・・レン様・・・・これは量産は出来ますか?【カグヤ商会】で売りに出せばかなり話題と利を出す事が出来ると思いますが」
・・・・・・・さすがエルスさん!!商人の鏡だ!どんな商機も逃さない!!
「付与魔法が使える人が要ればできると思うよ」
作りは単純だしコストも付与魔法以外は簡単に揃えられるものばかりだからね。
「ただこれはまだ試作品だからね?」
あたしの言葉にエルスさんが首を傾げる。
「しっかりと動いたので完成したのではないのですか?」
「今回の試作は『きちんと動くか』って事を確認したかったんだよ、これからサイズを小さくしたりしたいかなった思ってるんだよ」
それに外見もかっこよくしたい!!
それを聞いたエルスさんが考えこんだ後に口を開く。
「レン様、、この魔道具は誰でも使えますか?」
「もちろん、魔力を籠めればしっかりと撮影できるよ」
あたしだけが『使える』なんてものを作る気は無い、うちの子達にも使ってもらいたいからね!まあその為にもサイズダウンはしたいしね。
「ポーラこの事は外部に漏れないようにしましょう」
「畏まりました」
エルスさんが真顔でポーラにそう言うと、ポーラも真顔で頷く。
「へ?」
何でさ?流石にそれは大袈裟だべよ?
「レン様、この魔道具は今までにない革命的な魔道具と言えます、試作の段階でこれを公表したらこの家に盗みに入る輩が出てもおかしくありません、私達だけならともかく、子供達に悪影響が出るかもしれませんのでこの魔道具はプレシア―ナ様の即位式まで伏せておいてください」
そうかあたし達は大丈夫でも子供達が攫われたりって事もありうるんだね。
「わかったべさ」
所でエルスさん・・・・・・・・正座はもうやめていいですか?
「それはねこのガラス・・・・・レンズって呼ぶんだけどそこから人や景色を中に取り込んで鏡にその姿を映した後に【転写】の魔法を発動させたんだよ」
【転写】の魔法は書物などを複製することに使われているけど、この魔法本来の効力は『対象物の複写』・・・つまりは鏡に映っているものも【転写】できるのだ。
ただ姿絵と違って、写す姿の色・・・・・それを紙に映し出す為にかなりの魔力は必要になった。
「レン様・・・・・・・・座ってください」
「え?なんで?」
ちょ!!あたし何もしてないべ!!
「レン様」
「はい!!」
再度エルスさんに名前を呼ばれたので慌てて正座する。
「レン様これはいったい何ですか?何をお作りになったのですか?」
写真もどきをあたしに見せながらそう聞いてくるエルスさん・・・・・・めっちゃ怖いんだけど!!
「えっと・・・・・この箱に【転写】を付与してそうなった?」
そうとしか言いようが無いんだもん!!
「レン様」
「はい!!」
今度はあたしの両肩を『がっ!!』と掴み顔を接近させてきた。
「私達に影響は無いのですね?」
あ!気になるのはそこなのね!まあ向こうの世界でも電話が初めて広まった時に『病気が伝染するかもしれない』って電話線を物理的に切られた話ってあったからね、似たような物か。
あ!今度電話もどきでも作ってみようかな?まあ暇があったらだけど。
「安心して何の影響もないよ、てかあたしがそんな事するわけないじゃん」
その言葉にエルスさんとポーラが思いっきり案した顔で溜息をついた。
「レン様これは凄いですね・・・・一瞬で私達の姿を紙に写し取る事が出来るなんて」
自分が写った紙をまじまじと見ながらそう言うエルスさんにあたしは話しかける。
「これでプレシアの即位式の時にプレシアを写してあげようと思うんだ」
これこそがあたしの考えたプレゼント!!この世界に写真が無い以上これ以上ないプレゼントとなるはず!!
「なるほど・・・それはいい考えですね・・・・・・レン様・・・・これは量産は出来ますか?【カグヤ商会】で売りに出せばかなり話題と利を出す事が出来ると思いますが」
・・・・・・・さすがエルスさん!!商人の鏡だ!どんな商機も逃さない!!
「付与魔法が使える人が要ればできると思うよ」
作りは単純だしコストも付与魔法以外は簡単に揃えられるものばかりだからね。
「ただこれはまだ試作品だからね?」
あたしの言葉にエルスさんが首を傾げる。
「しっかりと動いたので完成したのではないのですか?」
「今回の試作は『きちんと動くか』って事を確認したかったんだよ、これからサイズを小さくしたりしたいかなった思ってるんだよ」
それに外見もかっこよくしたい!!
それを聞いたエルスさんが考えこんだ後に口を開く。
「レン様、、この魔道具は誰でも使えますか?」
「もちろん、魔力を籠めればしっかりと撮影できるよ」
あたしだけが『使える』なんてものを作る気は無い、うちの子達にも使ってもらいたいからね!まあその為にもサイズダウンはしたいしね。
「ポーラこの事は外部に漏れないようにしましょう」
「畏まりました」
エルスさんが真顔でポーラにそう言うと、ポーラも真顔で頷く。
「へ?」
何でさ?流石にそれは大袈裟だべよ?
「レン様、この魔道具は今までにない革命的な魔道具と言えます、試作の段階でこれを公表したらこの家に盗みに入る輩が出てもおかしくありません、私達だけならともかく、子供達に悪影響が出るかもしれませんのでこの魔道具はプレシア―ナ様の即位式まで伏せておいてください」
そうかあたし達は大丈夫でも子供達が攫われたりって事もありうるんだね。
「わかったべさ」
所でエルスさん・・・・・・・・正座はもうやめていいですか?
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