971 / 1,656
アンヌシアさんも十分脳筋だった!!
しおりを挟む
「アンヌシアさん悪いんだけど頼むね」
あたしはセレーナとレコアさんを預けてアンヌシアさんにそう言うとアンヌシアさんが笑顔で頷く。
「任せておいて、今度の大会ではセレーナを優勝させるわ」
「いやいやいや!!あたしがアンヌシアさんに2人を預けるのは優勝させるために鍛えてもらう訳じゃないよ?セレーナはともかくレコアさんの性根を叩き直してもらう為だよ!!」
いきなり何を言い出すのさアンヌシアさんは!ってアンヌシアさんも十分脳筋だった!!
・・・・・・・・・これは人選を間違えたかな?でもお花畑の性根を叩き直したって聞いたから大丈夫!!・・・・・・・・・・・・・・だと思う!!
「それはわかっているわ、まあ新人騎士育成コースを厳しめにやれば大丈夫だと思うわ、まあ偶に顔を出してどうなっているか確かめに来るといいわ」
「わったべさ」
『厳しめの新人騎士育成コース』・・・・・・・・なんかとても怖い言葉だ・・・・・・・なんか一昔前に流行った外人さんのダイエットブートキャンプを思い出したよ!頑張れ2人供!!
あとの事は全てアンヌシアさんに任せるのであたしは立ち上がり帰る事にする。
「んじゃたまに来るから2人共頑張って」
あたしはそう言うと部屋を出て第二師団の本部を出てメイシェル王国の王都の家に戻った後アズエルに戻りお昼ご飯を食べた。
そして夕方までのんびりした後にレスティオールの拠点へと転移した。
「ご苦労様」
朝とは違う門番さんだったけど話は通っているみたいで挨拶をしたら通れたのでそのまま中に入り、中にいた騎士さんに声を掛けて案内人を呼んでもらった。
「お待たせしました、ご案内いたします」
来てくれたのは朝案内してくれた女官、リクシアさんだった。
そしてリクシアさんが案内してくれた部屋は朝の部屋ではなく、かなりのお値段がしそうな調度品が飾ってある部屋だった。
「本当に来たのだな、娘はどうした?」
この部屋には王様とリクシアさんとあたし達しかいなかったのでちょうどいいと思いリクシアさんに視線を向ける。
「リクシアさん悪いんだけど王様と大事な話があるんだ、少し席を外してくんないかな?」
あたしがそう言うとリクシアさんが『畏まりました』と一礼した後に部屋を出て行った。
王様がリクシアさんを出て行ったのを確認した後に真剣な顔で口を開く。
「大事な話とは?まさか娘が何かしたのか?」
まああたしの言い方が大袈裟だったかもしれないけど、真っ先に『娘が何かやらかした!』とかレコアさんは今まで色々やらかしたみたいだね、本当いに驚いたよ!!
「レコアさんは何もやっちゃいないよ、レコアさんはあたしの知り合いに預けてある、その人に叩きないしてもらうつもりだよ」
「何?其方が鍛えてくれるのではないのか?」
「まだその段階じゃないのさ、まずはあの歪んだ考えを変えないといけない」
王様があたしの言う事を聞い考え込み・・・そして頷く。
「私はそなたに全てを任せたのだ、何も言うまい」
その言葉にあたしは頷き王様に声を掛ける。
「んじゃ出かけるよ」
「何?」
王様の返事を聞かずにあたしはアズエルに転移した。
「其方何をした?此処は何処だ?」
アズエルの自宅のリビングに転移してすぐさま王様がそう言って来たのであたしは視線を向けて口を開く。
「此処はメイシェル王国のアズエルって街のあたしの家だよ、あたしは【転移魔法】を使えるんだ」
「幻の魔法ではないか!使える人間がいたとは・・・・・・・
なんか顔を引きつらせながら呟く王様にあたしは声を掛ける。
「【転移魔法】の事は他言無用で頼むよ、誰かに言ったら師弟関係を解消するからね、王様を此処に連れて来たのはあってもらいたい奴がいるからだよ、ついてきて」
あたし達と王様は【銀狼の寝床】へと向かう。
あたしはセレーナとレコアさんを預けてアンヌシアさんにそう言うとアンヌシアさんが笑顔で頷く。
「任せておいて、今度の大会ではセレーナを優勝させるわ」
「いやいやいや!!あたしがアンヌシアさんに2人を預けるのは優勝させるために鍛えてもらう訳じゃないよ?セレーナはともかくレコアさんの性根を叩き直してもらう為だよ!!」
いきなり何を言い出すのさアンヌシアさんは!ってアンヌシアさんも十分脳筋だった!!
・・・・・・・・・これは人選を間違えたかな?でもお花畑の性根を叩き直したって聞いたから大丈夫!!・・・・・・・・・・・・・・だと思う!!
「それはわかっているわ、まあ新人騎士育成コースを厳しめにやれば大丈夫だと思うわ、まあ偶に顔を出してどうなっているか確かめに来るといいわ」
「わったべさ」
『厳しめの新人騎士育成コース』・・・・・・・・なんかとても怖い言葉だ・・・・・・・なんか一昔前に流行った外人さんのダイエットブートキャンプを思い出したよ!頑張れ2人供!!
あとの事は全てアンヌシアさんに任せるのであたしは立ち上がり帰る事にする。
「んじゃたまに来るから2人共頑張って」
あたしはそう言うと部屋を出て第二師団の本部を出てメイシェル王国の王都の家に戻った後アズエルに戻りお昼ご飯を食べた。
そして夕方までのんびりした後にレスティオールの拠点へと転移した。
「ご苦労様」
朝とは違う門番さんだったけど話は通っているみたいで挨拶をしたら通れたのでそのまま中に入り、中にいた騎士さんに声を掛けて案内人を呼んでもらった。
「お待たせしました、ご案内いたします」
来てくれたのは朝案内してくれた女官、リクシアさんだった。
そしてリクシアさんが案内してくれた部屋は朝の部屋ではなく、かなりのお値段がしそうな調度品が飾ってある部屋だった。
「本当に来たのだな、娘はどうした?」
この部屋には王様とリクシアさんとあたし達しかいなかったのでちょうどいいと思いリクシアさんに視線を向ける。
「リクシアさん悪いんだけど王様と大事な話があるんだ、少し席を外してくんないかな?」
あたしがそう言うとリクシアさんが『畏まりました』と一礼した後に部屋を出て行った。
王様がリクシアさんを出て行ったのを確認した後に真剣な顔で口を開く。
「大事な話とは?まさか娘が何かしたのか?」
まああたしの言い方が大袈裟だったかもしれないけど、真っ先に『娘が何かやらかした!』とかレコアさんは今まで色々やらかしたみたいだね、本当いに驚いたよ!!
「レコアさんは何もやっちゃいないよ、レコアさんはあたしの知り合いに預けてある、その人に叩きないしてもらうつもりだよ」
「何?其方が鍛えてくれるのではないのか?」
「まだその段階じゃないのさ、まずはあの歪んだ考えを変えないといけない」
王様があたしの言う事を聞い考え込み・・・そして頷く。
「私はそなたに全てを任せたのだ、何も言うまい」
その言葉にあたしは頷き王様に声を掛ける。
「んじゃ出かけるよ」
「何?」
王様の返事を聞かずにあたしはアズエルに転移した。
「其方何をした?此処は何処だ?」
アズエルの自宅のリビングに転移してすぐさま王様がそう言って来たのであたしは視線を向けて口を開く。
「此処はメイシェル王国のアズエルって街のあたしの家だよ、あたしは【転移魔法】を使えるんだ」
「幻の魔法ではないか!使える人間がいたとは・・・・・・・
なんか顔を引きつらせながら呟く王様にあたしは声を掛ける。
「【転移魔法】の事は他言無用で頼むよ、誰かに言ったら師弟関係を解消するからね、王様を此処に連れて来たのはあってもらいたい奴がいるからだよ、ついてきて」
あたし達と王様は【銀狼の寝床】へと向かう。
119
お気に入りに追加
1,279
あなたにおすすめの小説
【完結】公爵家の末っ子娘は嘲笑う
たくみ
ファンタジー
圧倒的な力を持つ公爵家に生まれたアリスには優秀を通り越して天才といわれる6人の兄と姉、ちやほやされる同い年の腹違いの姉がいた。
アリスは彼らと比べられ、蔑まれていた。しかし、彼女は公爵家にふさわしい美貌、頭脳、魔力を持っていた。
ではなぜ周囲は彼女を蔑むのか?
それは彼女がそう振る舞っていたからに他ならない。そう…彼女は見る目のない人たちを陰で嘲笑うのが趣味だった。
自国の皇太子に婚約破棄され、隣国の王子に嫁ぐことになったアリス。王妃の息子たちは彼女を拒否した為、側室の息子に嫁ぐことになった。
このあつかいに笑みがこぼれるアリス。彼女の行動、趣味は国が変わろうと何も変わらない。
それにしても……なぜ人は見せかけの行動でこうも勘違いできるのだろう。
※小説家になろうさんで投稿始めました
5歳で前世の記憶が混入してきた --スキルや知識を手に入れましたが、なんで中身入ってるんですか?--
ばふぉりん
ファンタジー
「啞"?!@#&〆々☆¥$€%????」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
五歳の誕生日を迎えた男の子は家族から捨てられた。理由は
「お前は我が家の恥だ!占星の儀で訳の分からないスキルを貰って、しかも使い方がわからない?これ以上お前を育てる義務も義理もないわ!」
この世界では五歳の誕生日に教会で『占星の儀』というスキルを授かることができ、そのスキルによってその後の人生が決まるといっても過言では無い。
剣聖 聖女 影朧といった上位スキルから、剣士 闘士 弓手といった一般的なスキル、そして家事 農耕 牧畜といったもうそれスキルじゃないよね?といったものまで。
そんな中、この五歳児が得たスキルは
□□□□
もはや文字ですら無かった
~~~~~~~~~~~~~~~~~
本文中に顔文字を使用しますので、できれば横読み推奨します。
本作中のいかなる個人・団体名は実在するものとは一切関係ありません。
聖女の力を隠して塩対応していたら追放されたので冒険者になろうと思います
登龍乃月
ファンタジー
「フィリア! お前のような卑怯な女はいらん! 即刻国から出てゆくがいい!」
「え? いいんですか?」
聖女候補の一人である私、フィリアは王国の皇太子の嫁候補の一人でもあった。
聖女となった者が皇太子の妻となる。
そんな話が持ち上がり、私が嫁兼聖女候補に入ったと知らされた時は絶望だった。
皇太子はデブだし臭いし歯磨きもしない見てくれ最悪のニキビ顔、性格は傲慢でわがまま厚顔無恥の最悪を極める、そのくせプライド高いナルシスト。
私の一番嫌いなタイプだった。
ある日聖女の力に目覚めてしまった私、しかし皇太子の嫁になるなんて死んでも嫌だったので一生懸命その力を隠し、皇太子から嫌われるよう塩対応を続けていた。
そんなある日、冤罪をかけられた私はなんと国外追放。
やった!
これで最悪な責務から解放された!
隣の国に流れ着いた私はたまたま出会った冒険者バルトにスカウトされ、冒険者として新たな人生のスタートを切る事になった。
そして真の聖女たるフィリアが消えたことにより、彼女が無自覚に張っていた退魔の結界が消え、皇太子や城に様々な災厄が降りかかっていくのであった。
こちらの異世界で頑張ります
kotaro
ファンタジー
原 雪は、初出勤で事故にあい死亡する。神様に第二の人生を授かり幼女の姿で
魔の森に降り立つ 其処で獣魔となるフェンリルと出合い後の保護者となる冒険者と出合う。
様々の事が起こり解決していく
婚約破棄の後始末 ~息子よ、貴様何をしてくれってんだ!
タヌキ汁
ファンタジー
国一番の権勢を誇る公爵家の令嬢と政略結婚が決められていた王子。だが政略結婚を嫌がり、自分の好き相手と結婚する為に取り巻き達と共に、公爵令嬢に冤罪をかけ婚約破棄をしてしまう、それが国を揺るがすことになるとも思わずに。
これは馬鹿なことをやらかした息子を持つ父親達の嘆きの物語である。
[完結] 邪魔をするなら潰すわよ?
シマ
ファンタジー
私はギルドが運営する治療院で働く治療師の一人、名前はルーシー。
クエストで大怪我したハンター達の治療に毎日、忙しい。そんなある日、騎士の格好をした一人の男が運び込まれた。
貴族のお偉いさんを魔物から護った騎士団の団長さんらしいけど、その場に置いていかれたの?でも、この傷は魔物にヤられたモノじゃないわよ?
魔法のある世界で亡くなった両親の代わりに兄妹を育てるルーシー。彼女は兄妹と静かに暮らしたいけど何やら回りが放ってくれない。
ルーシーが気になる団長さんに振り回されたり振り回したり。
私の生活を邪魔をするなら潰すわよ?
1月5日 誤字脱字修正 54話
★━戦闘シーンや猟奇的発言あり
流血シーンあり。
魔法・魔物あり。
ざぁま薄め。
恋愛要素あり。
またね。次ね。今度ね。聞き飽きました。お断りです。
朝山みどり
ファンタジー
ミシガン伯爵家のリリーは、いつも後回しにされていた。転んで怪我をしても、熱を出しても誰もなにもしてくれない。わたしは家族じゃないんだとリリーは思っていた。
婚約者こそいるけど、相手も自分と同じ境遇の侯爵家の二男。だから、リリーは彼と家族を作りたいと願っていた。
だけど、彼は妹のアナベルとの結婚を望み、婚約は解消された。
リリーは失望に負けずに自身の才能を武器に道を切り開いて行った。
「なろう」「カクヨム」に投稿しています。
転生貴族のスローライフ
マツユキ
ファンタジー
現代の日本で、病気により若くして死んでしまった主人公。気づいたら異世界で貴族の三男として転生していた
しかし、生まれた家は力主義を掲げる辺境伯家。自分の力を上手く使えない主人公は、追放されてしまう事に。しかも、追放先は誰も足を踏み入れようとはしない場所だった
これは、転生者である主人公が最凶の地で、国よりも最強の街を起こす物語である
*基本は1日空けて更新したいと思っています。連日更新をする場合もありますので、よろしくお願いします
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる