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あたしみたいな平和主義者に向かって!!
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アストレイがなんかひどい事をあたしに言った後に子供達と話をしながら食事をしているセレーナに向かい声を掛ける。
「セレーナ嬢決勝まで勝ち残ったのだな、凄いものだおめでとう」
「ありがとうございます、これもお姉さまと奥様の教えの賜物です」
アストレイもアンヌシアさんがセレーナを鍛えてるのを知っているから苦笑しながら口を開く。
「全ては君の努力の賜物だ、胸を張られよ」
「はい、ですが今大会で生き残れたのはお姉さまから賜った槍のお陰です、私の実力では3回戦で負けていました」
あ!
「そう言えばセレーナ。キザット選手とやり合ってる時にいきなり槍を使いこなしたけどなんかあったの?」
あの時なんかコツみたいなものを掴んだみたいに自在に使い始めてたよね?
「そうなんです!その前の試合で負けそうになりとっさに魔力を込めた時にいきなり氷が発生して『これは魔道具だ』と判りまして起動キーを探っていたのですが、キザット選手に追い詰められた時に夢中で『刃が届けば』と思いながら振り下ろしたら氷の刃がでて理解しました『イメージと魔力を籠める』を同時にやれば魔道具を使えると」
「へ?起動キーって何?」
始めて聞く言葉だよ?魔道具の話でその言葉が出てくるって事は魔道具関係の当たり前な話なの?
「え?お姉さま知らないんですか?武器系の魔道具は起動キー・・・つまり魔道具の力を引き出す『言葉』が必要なんですよ?」
・・・・・・・・・・ああ!!だからアンヌシアさんがフレアボルグを使う時って『起きなさいフレアボルグ』とか言ってるのね!!あれって口癖とかじゃなかったんだ!!
「あれ?でも普通の魔道具・・・ランプとかって魔力を籠めるだけで動くよね?」
この世界の夜には当たり前だけど電気とかはなく魔道具ランプを使って光を得ている。
「武器系は何故か起動キーが必要になるらしいです、まあ武器系魔道具は数が少ないのでもしかしたら起動キーなしのもあるかも・・・・・・・・・・ってお姉さまから頂いた槍がそうじゃないですか!!!」
おおぅ解説からのツッコミにびっくりしたべ!!
「初めて聞いたよ・・・って言うかあたしが付与した物全部起動キーがなくても動いていたよ?」
うちの子達にあげた武器も普通に使えていたよ?何でだろう?
「・・・・・・待ってくださいお姉さま・・・・・・・まさかこの水湖の能力って・・・・・」
「あたしが付与した」
その言葉にセレーナは顔を真っ青にしてアストレイは思いっきり深いため息をついた。
「なにさ」
「やっぱり暴れているではないか」
「暴れてないよ?」
何を言うのさ!!あたしみたいな平和主義者に向かって!!
「お姉さま・・・・・水湖はお返しした方がいいですか?売ればかなりの値がつきますよ?」
真っ青な顔のままセレーナが言って来た言葉に思わず笑ってしまう。
「ぷっ!!あはははは!!もうそれはあんたの物だ大事にしてあげて、それとあたしが付与出来る事は内緒にしておいてね」
どうやらあたしが付与する物は起動キーを必要としないようなので騒ぎになる気がする!!
なのでこの事は広めたくないので口止めをしておかないといけない。
「判りましたこの事は誰にも言いません、もちろん女王様にもです」
あたしは頷きながらアストレイを見る。
「んで?明日来れそうなの?」
「いくさ、それにマリーナに大会だけじゃなくて街も見せてやりたい、頼めるか?」
「もちろん」
「ありがたい、あの子には色々見て色々な事を体験して欲しいからな」
アストレイは親バカだけどしっかりと子供の事を考えている。
「んじゃ明日の朝迎えに行くよ」
「うむ、明日が楽しみだな」
これでセレーナ応援団のメンバーが増えたよ!!!
「セレーナ嬢決勝まで勝ち残ったのだな、凄いものだおめでとう」
「ありがとうございます、これもお姉さまと奥様の教えの賜物です」
アストレイもアンヌシアさんがセレーナを鍛えてるのを知っているから苦笑しながら口を開く。
「全ては君の努力の賜物だ、胸を張られよ」
「はい、ですが今大会で生き残れたのはお姉さまから賜った槍のお陰です、私の実力では3回戦で負けていました」
あ!
「そう言えばセレーナ。キザット選手とやり合ってる時にいきなり槍を使いこなしたけどなんかあったの?」
あの時なんかコツみたいなものを掴んだみたいに自在に使い始めてたよね?
「そうなんです!その前の試合で負けそうになりとっさに魔力を込めた時にいきなり氷が発生して『これは魔道具だ』と判りまして起動キーを探っていたのですが、キザット選手に追い詰められた時に夢中で『刃が届けば』と思いながら振り下ろしたら氷の刃がでて理解しました『イメージと魔力を籠める』を同時にやれば魔道具を使えると」
「へ?起動キーって何?」
始めて聞く言葉だよ?魔道具の話でその言葉が出てくるって事は魔道具関係の当たり前な話なの?
「え?お姉さま知らないんですか?武器系の魔道具は起動キー・・・つまり魔道具の力を引き出す『言葉』が必要なんですよ?」
・・・・・・・・・・ああ!!だからアンヌシアさんがフレアボルグを使う時って『起きなさいフレアボルグ』とか言ってるのね!!あれって口癖とかじゃなかったんだ!!
「あれ?でも普通の魔道具・・・ランプとかって魔力を籠めるだけで動くよね?」
この世界の夜には当たり前だけど電気とかはなく魔道具ランプを使って光を得ている。
「武器系は何故か起動キーが必要になるらしいです、まあ武器系魔道具は数が少ないのでもしかしたら起動キーなしのもあるかも・・・・・・・・・・ってお姉さまから頂いた槍がそうじゃないですか!!!」
おおぅ解説からのツッコミにびっくりしたべ!!
「初めて聞いたよ・・・って言うかあたしが付与した物全部起動キーがなくても動いていたよ?」
うちの子達にあげた武器も普通に使えていたよ?何でだろう?
「・・・・・・待ってくださいお姉さま・・・・・・・まさかこの水湖の能力って・・・・・」
「あたしが付与した」
その言葉にセレーナは顔を真っ青にしてアストレイは思いっきり深いため息をついた。
「なにさ」
「やっぱり暴れているではないか」
「暴れてないよ?」
何を言うのさ!!あたしみたいな平和主義者に向かって!!
「お姉さま・・・・・水湖はお返しした方がいいですか?売ればかなりの値がつきますよ?」
真っ青な顔のままセレーナが言って来た言葉に思わず笑ってしまう。
「ぷっ!!あはははは!!もうそれはあんたの物だ大事にしてあげて、それとあたしが付与出来る事は内緒にしておいてね」
どうやらあたしが付与する物は起動キーを必要としないようなので騒ぎになる気がする!!
なのでこの事は広めたくないので口止めをしておかないといけない。
「判りましたこの事は誰にも言いません、もちろん女王様にもです」
あたしは頷きながらアストレイを見る。
「んで?明日来れそうなの?」
「いくさ、それにマリーナに大会だけじゃなくて街も見せてやりたい、頼めるか?」
「もちろん」
「ありがたい、あの子には色々見て色々な事を体験して欲しいからな」
アストレイは親バカだけどしっかりと子供の事を考えている。
「んじゃ明日の朝迎えに行くよ」
「うむ、明日が楽しみだな」
これでセレーナ応援団のメンバーが増えたよ!!!
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