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旅は楽しむもの!!
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あたしが目を開くと聖堂に立っていた。
そして周りを見てリステアを探すと見当たらないのでどこかに行ってしまったのかと思い教会を出ると、出入り口の階段の所で座って待っているリステアを見つけた。
「おまたせ」
「あの方に会ったのですか?」
立ち上がりあたしの方を振り向きそう聞いてきたのであたしは頷く。
「何で一緒に来なかったの?」
リステアさんは一緒に着てコラーナ様と話し合いをしたから来れるはずなんだけど?
「私は事前に聞いていましたから、此処で人々の様子を見ながら待っていました」
「へ?人々の様子?珍しいものでもないべさ?」
あたしの言葉にリステアは首を左右に振る。
「私が地上に来ることは稀なのですよ、ですので地上に降りて来た時は時間があればこうやって見ているのです」
龍が目撃されたなんて話は聞かないから、その事を聞き納得した。
「なら今回は楽しまないとね」
「え?」
あたしの言葉にリステアは首を傾げる。
「あたしと一緒に旅をするんだ、楽しまないとね!!」
あたしの中では旅は楽しむもの!!ときまってるからね、一緒にくる奴も楽しんでもらわないといけない!!
「んじゃとりあえずあたしの家に戻ろう、その後に今後の事について話し合おう」
「わかりました」
あたしは皆と共に自宅に戻る。
家についてリビングに行くと、オルシアとテレシアがポーラとテレスと共に何かお菓子を作っている所だった。
「ただいま、いい匂いだね」
クッキーを焼いているらしくクッキー特有の甘い匂いと焼いている時にする匂いがとてもいい感じになってる。
「「お帰りなさいませ」」
「あ!レンお姉ちゃん!今ね!クッキーを焼いていたの!!」
「その子は誰?新しいお友達?」
ソファーに座りオルシアとテレシアの頭を撫でながらポーラに視線を向ける。
「悪いけど紅茶を入れるくれるかな?今から少しこの子と話すから」
「畏まりました」
ポーラが紅茶を入れてくたのでリステアに紅茶を進めてあたしも飲む。
「美味しい・・・・」
紅茶を飲んで嬉しそうにそう言う顔を見てほっこりとした。
だって見た目10歳位なんだよ?うちの子供達と同じくらいでそう言う事を言われちゃ抱きしめたくなるよね!!
「よかったらクッキーもあるから食べてみ?」
「クッキー?」
・・・・・・なんか知らないっぽい。
「これだよ」
ポーラが用意してくれたお茶請けのクッキーを差し出してそう言うと。リステアは一枚つまんでそれをまじまじと見た後口に運び・・食べた後に驚いたような顔で固まる。
「美味いべ?」
あたしの問いにリステアは何度もコクコクと頷く。
そしてそれを見ていたテレシアは台所に走って行って、、、何をした後に皿の上に何かを乗せて戻ってきた。
「ねえねえ!クッキー美味しかったでしょ?これはねお姉ちゃん達とさっき作った焼きたてなの!!焼きたての方が美味しいんだよ!!食べてみて!!」
ニコニコしながらお皿をリステアに差し出すテレシアを見てあたしは感動していた。
何て優しい子・・・・と!!つい最近辛い思いをしたばかりなのにこんなに人に優しくできるなんて・・・・・・と思わず涙が出てきちまったべ。
そしてそんなあたしを見てテレスがあたしに苦笑しながらハンカチを渡してきた。
「レン様、お気持ちはわかります、どうぞこれをお使いください」
受け取ったハンカチで涙を拭き、何とか立ち直った所でリステアを見るととても幸せそうにクッキーを食べていて、なんか癒された。
「美味いべ?うちの子達が作る物は何でも美味しいんだよ」
「美味しい」
何度もコクコクと頷く姿は10歳位の子供にしか見えない。
「んじゃ【レスティオール】に関しての話を始めようか」
その言葉を聞いた途端真顔になるリステア見てやっぱり子供じゃないんだと思った。
そして周りを見てリステアを探すと見当たらないのでどこかに行ってしまったのかと思い教会を出ると、出入り口の階段の所で座って待っているリステアを見つけた。
「おまたせ」
「あの方に会ったのですか?」
立ち上がりあたしの方を振り向きそう聞いてきたのであたしは頷く。
「何で一緒に来なかったの?」
リステアさんは一緒に着てコラーナ様と話し合いをしたから来れるはずなんだけど?
「私は事前に聞いていましたから、此処で人々の様子を見ながら待っていました」
「へ?人々の様子?珍しいものでもないべさ?」
あたしの言葉にリステアは首を左右に振る。
「私が地上に来ることは稀なのですよ、ですので地上に降りて来た時は時間があればこうやって見ているのです」
龍が目撃されたなんて話は聞かないから、その事を聞き納得した。
「なら今回は楽しまないとね」
「え?」
あたしの言葉にリステアは首を傾げる。
「あたしと一緒に旅をするんだ、楽しまないとね!!」
あたしの中では旅は楽しむもの!!ときまってるからね、一緒にくる奴も楽しんでもらわないといけない!!
「んじゃとりあえずあたしの家に戻ろう、その後に今後の事について話し合おう」
「わかりました」
あたしは皆と共に自宅に戻る。
家についてリビングに行くと、オルシアとテレシアがポーラとテレスと共に何かお菓子を作っている所だった。
「ただいま、いい匂いだね」
クッキーを焼いているらしくクッキー特有の甘い匂いと焼いている時にする匂いがとてもいい感じになってる。
「「お帰りなさいませ」」
「あ!レンお姉ちゃん!今ね!クッキーを焼いていたの!!」
「その子は誰?新しいお友達?」
ソファーに座りオルシアとテレシアの頭を撫でながらポーラに視線を向ける。
「悪いけど紅茶を入れるくれるかな?今から少しこの子と話すから」
「畏まりました」
ポーラが紅茶を入れてくたのでリステアに紅茶を進めてあたしも飲む。
「美味しい・・・・」
紅茶を飲んで嬉しそうにそう言う顔を見てほっこりとした。
だって見た目10歳位なんだよ?うちの子供達と同じくらいでそう言う事を言われちゃ抱きしめたくなるよね!!
「よかったらクッキーもあるから食べてみ?」
「クッキー?」
・・・・・・なんか知らないっぽい。
「これだよ」
ポーラが用意してくれたお茶請けのクッキーを差し出してそう言うと。リステアは一枚つまんでそれをまじまじと見た後口に運び・・食べた後に驚いたような顔で固まる。
「美味いべ?」
あたしの問いにリステアは何度もコクコクと頷く。
そしてそれを見ていたテレシアは台所に走って行って、、、何をした後に皿の上に何かを乗せて戻ってきた。
「ねえねえ!クッキー美味しかったでしょ?これはねお姉ちゃん達とさっき作った焼きたてなの!!焼きたての方が美味しいんだよ!!食べてみて!!」
ニコニコしながらお皿をリステアに差し出すテレシアを見てあたしは感動していた。
何て優しい子・・・・と!!つい最近辛い思いをしたばかりなのにこんなに人に優しくできるなんて・・・・・・と思わず涙が出てきちまったべ。
そしてそんなあたしを見てテレスがあたしに苦笑しながらハンカチを渡してきた。
「レン様、お気持ちはわかります、どうぞこれをお使いください」
受け取ったハンカチで涙を拭き、何とか立ち直った所でリステアを見るととても幸せそうにクッキーを食べていて、なんか癒された。
「美味いべ?うちの子達が作る物は何でも美味しいんだよ」
「美味しい」
何度もコクコクと頷く姿は10歳位の子供にしか見えない。
「んじゃ【レスティオール】に関しての話を始めようか」
その言葉を聞いた途端真顔になるリステア見てやっぱり子供じゃないんだと思った。
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