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本当にやばい話だったよ!!
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教会に着いたのでいつものように聖堂で祈るように目をつぶり、声を掛ける。
「ジェネリア様・・・・・・・・きたべさ」
「いらっしゃいレン」
目を開けるといつのも部屋に立っていて目の前にジェネリア様とメルヴィーラが立っていた。
「あれ?メルヴィーラも来たんだ?」
「ええ、少し忙しかったからお礼を言っただけで別れちゃったから」
【ゴスペラータ】をレンスに丸投げ・・・・違った!レンスに託してすぐにメルヴィーラに会って話をしたんだけど、その時にお礼を言われたんだよね。
「あの件は貸って事でいいよ、あたしが困った時に助けてくれればいいべ」
別に今は欲しいものはないし、お金もあるからね。
「判ったわ、なら今日はジェネリアとの話し合いが終ったら吞みましょう、いいお酒を用意したわ」
「そりゃいいね!!楽しみだべ!!って事でジェネリア様、何かあたしに頼みたいんですか?」
リクルートスーツに身を包み真面目顔で眼鏡を『くいっ!』となおしてジェネリア様が口を開く。
「まずはその口調をなおしましょう、私の事はジェネと呼んで」
「は?」
いきなり何を言い出すのさジェネリア様?
「ジェネです」
顔を近けて来てもう一度そう言って来たのであたしは何度も頷く。
「わかったべジェネ、それでどうしたのさ?」
あたしの返事に満足したような顔になった後に真顔に戻り口を開く。
「貴女に【レスティオール】に行って欲しい」
「【レスティオール】?何処それ?」
「【メイシェル王国】からかなり離れてる国よ」
「何でそこに行かなきゃいけないの?何か起こるとか?」
ウォルムの時も似たようなことを言われて『三ヶ所同時スタンピード』が起きたんだよね。
「今回は事前に教えるわ、それだけ危険性が高いと考えて」
・・・・・・・・・・なんかとても厄介事な感じがしてきたよ?
「その通りよ、本来私達10神は地上の事に手を出さないんだけど、今回は放っておくと【レスティオール】が更地になるほどの事になる」
「かなりヤバいじゃん!!」
神様が放っておけない状態って本当にやばいんじゃなの?
「何があったのさ?」
あたしの問いにジェネが顔をしかめながら話し出す。
「本来なら私達が問題視する状態じゃなかったのよ【レスティオール】のAランク推奨ダンジョン【大地の嘆き】のスタンピードのはずだったの」
普通のスタンピードだったら神様は動かない、それが介入するしかいけなくなった何かが起きたのか。
「普通のスタンピードはコアがため込んだ『神気』を一気に放出する事により大量の魔物を生み出してダンジョンからあふれ出す・・・・・・今回もそのはずだった」
メルヴィーラも顔をしかめてジェネの隣で話を聞いている。
「でも今回のスタンピードは違った・・・・コアが『神気』を一気に放出して・・・・・・・・・一匹の魔物が生まれたの」
へ?一匹の魔物?何で魔物一匹だけでそんなにやばいって話になってるのさ?
「レン、その考えは間違ってるのよ。コアからの『神気』の放出で数千・数万の魔物が生まれるよ?それほどの『神気』が一匹の魔物に凝縮されているのよ?その魔物の力は・・・・・龍と互角かそれ以上だと思うわ」
・・・・・・・・・・めっちゃやばいじゃん!!
「今は生まれたばかりで動いていないが少ししたら外に出る為に上に上にと上がっていき外に出て暴れ出すでしょう」
そうすれば【レスティオール】が更地になるって訳だ。
本当にやばい話だったよ!!
「ジェネリア様・・・・・・・・きたべさ」
「いらっしゃいレン」
目を開けるといつのも部屋に立っていて目の前にジェネリア様とメルヴィーラが立っていた。
「あれ?メルヴィーラも来たんだ?」
「ええ、少し忙しかったからお礼を言っただけで別れちゃったから」
【ゴスペラータ】をレンスに丸投げ・・・・違った!レンスに託してすぐにメルヴィーラに会って話をしたんだけど、その時にお礼を言われたんだよね。
「あの件は貸って事でいいよ、あたしが困った時に助けてくれればいいべ」
別に今は欲しいものはないし、お金もあるからね。
「判ったわ、なら今日はジェネリアとの話し合いが終ったら吞みましょう、いいお酒を用意したわ」
「そりゃいいね!!楽しみだべ!!って事でジェネリア様、何かあたしに頼みたいんですか?」
リクルートスーツに身を包み真面目顔で眼鏡を『くいっ!』となおしてジェネリア様が口を開く。
「まずはその口調をなおしましょう、私の事はジェネと呼んで」
「は?」
いきなり何を言い出すのさジェネリア様?
「ジェネです」
顔を近けて来てもう一度そう言って来たのであたしは何度も頷く。
「わかったべジェネ、それでどうしたのさ?」
あたしの返事に満足したような顔になった後に真顔に戻り口を開く。
「貴女に【レスティオール】に行って欲しい」
「【レスティオール】?何処それ?」
「【メイシェル王国】からかなり離れてる国よ」
「何でそこに行かなきゃいけないの?何か起こるとか?」
ウォルムの時も似たようなことを言われて『三ヶ所同時スタンピード』が起きたんだよね。
「今回は事前に教えるわ、それだけ危険性が高いと考えて」
・・・・・・・・・・なんかとても厄介事な感じがしてきたよ?
「その通りよ、本来私達10神は地上の事に手を出さないんだけど、今回は放っておくと【レスティオール】が更地になるほどの事になる」
「かなりヤバいじゃん!!」
神様が放っておけない状態って本当にやばいんじゃなの?
「何があったのさ?」
あたしの問いにジェネが顔をしかめながら話し出す。
「本来なら私達が問題視する状態じゃなかったのよ【レスティオール】のAランク推奨ダンジョン【大地の嘆き】のスタンピードのはずだったの」
普通のスタンピードだったら神様は動かない、それが介入するしかいけなくなった何かが起きたのか。
「普通のスタンピードはコアがため込んだ『神気』を一気に放出する事により大量の魔物を生み出してダンジョンからあふれ出す・・・・・・今回もそのはずだった」
メルヴィーラも顔をしかめてジェネの隣で話を聞いている。
「でも今回のスタンピードは違った・・・・コアが『神気』を一気に放出して・・・・・・・・・一匹の魔物が生まれたの」
へ?一匹の魔物?何で魔物一匹だけでそんなにやばいって話になってるのさ?
「レン、その考えは間違ってるのよ。コアからの『神気』の放出で数千・数万の魔物が生まれるよ?それほどの『神気』が一匹の魔物に凝縮されているのよ?その魔物の力は・・・・・龍と互角かそれ以上だと思うわ」
・・・・・・・・・・めっちゃやばいじゃん!!
「今は生まれたばかりで動いていないが少ししたら外に出る為に上に上にと上がっていき外に出て暴れ出すでしょう」
そうすれば【レスティオール】が更地になるって訳だ。
本当にやばい話だったよ!!
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