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どういう事さ!!
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「お待たせしました」
従業員さんがカートに料理を乗せて持って来て、まずはあたし達の料理をテーブルに乗せて戻っていく。
「これ・・・・・・・・・」
見た目はシチューで香りがコーンの香り・・・・・・コーンクリームシチューだ!!しかもパンまでついている、すごく楽しみだ!!
そう思っていたらかなり大きなボウルに並々とコーンクリームシチューが入れられたのをアニマルズとドラゴンズの前においていき準備は終わる。
「んじゃいただきます!!」
あたしの言葉の後に皆が食事をはじめ、笑顔になる。
やっぱりコーンクリームシチューだった、一口目でコーンの甘さと香りが口いっぱいに広がり、その後に歯ごたえのある野菜と肉を楽しむ。
「素晴らしい」
たかがコーンクリームシチューと思うなかれ、かなりうまいべ!
「美味しいでしょ?」
「最高」
シーラの言葉にあたしが即答すると【エバーグリーン】のメンバーが大笑いし始めつられてあたしも笑い出す。
「ククルは南部では手に入らないけどこの店は内戦前から仕入れしててね、多分今の状態では南部でククル煮は此処でしか食べられないと思う」
「へーあたし運がいいんだね」
つーかこんな美味しい物が此処でしか食べられないなんて残念だよね。
「・・・・・・・・あのう・・・・シーラちゃん」
恐る恐ると言う感じで従業員のお姉さんがシーラに声を掛けてきたのでシーラが笑顔で答える。
「どうしたノルン」
常連客なだけあって友達になってるようだった。
「多分もう少しでククル煮は出せなくなるの」
・・・・・・・・・・・・・・何だと!!こんな美味しいものがもう食えないってどういう事さ!!
「え?何で?」
シーラもかなり驚いているようでノルンと呼んでいた従業員さんに掴みかかる勢いで近いていく。
「もう材料が残り少ないの、内戦が終わったとはいえ未だに商人が行きかいできるほど安定はしていなくて買い付けが出来ないの」
・・・・・・・・・そっかそういわれれば納得した、だってそんな状態だからこそ騎士共に町や村から物資を奪わせ国境に向かわせているのだから・・・・いや逆か?騎士共がしでかしたせいで商人たちが他の街や村には行けなくなった・・・・・・・・・・こっちっぽいなぁ・・・・最悪。
「他の食材に不安は?」
あたしがそう聞くとノルンさんが左右に首を振る。
「領主様がほとんどの食材を適正値段で卸していただいていますので問題はないです、本来ならこの店も材料不足で営業できないかと夫と話していたのですが、領主様のお陰で営業出来ております」
どうやら物資に関しては問題なく皆の所に流れているようで安心したよ・・・・あ!ククルって食材の事をエルスさんに聞いてみよう、もしかしたら仕入れしてもらえるかもしれないし!!
「こんなに美味しいのに」
「すいません」
ノルンさんが暗い顔をして頭を下げてきたので慌てて首を左右に振る。
「あんたのせいじゃないんだからやめて!」
本人に全然関わりのない事を思いっきり頭下げらるのは、とてもいたたまれない気持ちになるからやめて!!
「ノルンさん・・・・・うちの子抱きしめない?」
「は?」
「そんな悲しい顔をするのは人生の損だべ?うちの子抱きしめて落ち着こう?」
アニマルセラピーで元気になってほしいべさ、あたしだって落ち込んだ時はアニマルズとドラゴンズを抱きしめて立ち直るんだ、アニマルズとドラゴンズのアニマルセラピーはかなりの効果だ保証するよ!!
「やっぱり貴女は面白い人で優しい人なんですね」
ちょっと待って!!優しいはともかく『面白い』はいらないよ!!
従業員さんがカートに料理を乗せて持って来て、まずはあたし達の料理をテーブルに乗せて戻っていく。
「これ・・・・・・・・・」
見た目はシチューで香りがコーンの香り・・・・・・コーンクリームシチューだ!!しかもパンまでついている、すごく楽しみだ!!
そう思っていたらかなり大きなボウルに並々とコーンクリームシチューが入れられたのをアニマルズとドラゴンズの前においていき準備は終わる。
「んじゃいただきます!!」
あたしの言葉の後に皆が食事をはじめ、笑顔になる。
やっぱりコーンクリームシチューだった、一口目でコーンの甘さと香りが口いっぱいに広がり、その後に歯ごたえのある野菜と肉を楽しむ。
「素晴らしい」
たかがコーンクリームシチューと思うなかれ、かなりうまいべ!
「美味しいでしょ?」
「最高」
シーラの言葉にあたしが即答すると【エバーグリーン】のメンバーが大笑いし始めつられてあたしも笑い出す。
「ククルは南部では手に入らないけどこの店は内戦前から仕入れしててね、多分今の状態では南部でククル煮は此処でしか食べられないと思う」
「へーあたし運がいいんだね」
つーかこんな美味しい物が此処でしか食べられないなんて残念だよね。
「・・・・・・・・あのう・・・・シーラちゃん」
恐る恐ると言う感じで従業員のお姉さんがシーラに声を掛けてきたのでシーラが笑顔で答える。
「どうしたノルン」
常連客なだけあって友達になってるようだった。
「多分もう少しでククル煮は出せなくなるの」
・・・・・・・・・・・・・・何だと!!こんな美味しいものがもう食えないってどういう事さ!!
「え?何で?」
シーラもかなり驚いているようでノルンと呼んでいた従業員さんに掴みかかる勢いで近いていく。
「もう材料が残り少ないの、内戦が終わったとはいえ未だに商人が行きかいできるほど安定はしていなくて買い付けが出来ないの」
・・・・・・・・・そっかそういわれれば納得した、だってそんな状態だからこそ騎士共に町や村から物資を奪わせ国境に向かわせているのだから・・・・いや逆か?騎士共がしでかしたせいで商人たちが他の街や村には行けなくなった・・・・・・・・・・こっちっぽいなぁ・・・・最悪。
「他の食材に不安は?」
あたしがそう聞くとノルンさんが左右に首を振る。
「領主様がほとんどの食材を適正値段で卸していただいていますので問題はないです、本来ならこの店も材料不足で営業できないかと夫と話していたのですが、領主様のお陰で営業出来ております」
どうやら物資に関しては問題なく皆の所に流れているようで安心したよ・・・・あ!ククルって食材の事をエルスさんに聞いてみよう、もしかしたら仕入れしてもらえるかもしれないし!!
「こんなに美味しいのに」
「すいません」
ノルンさんが暗い顔をして頭を下げてきたので慌てて首を左右に振る。
「あんたのせいじゃないんだからやめて!」
本人に全然関わりのない事を思いっきり頭下げらるのは、とてもいたたまれない気持ちになるからやめて!!
「ノルンさん・・・・・うちの子抱きしめない?」
「は?」
「そんな悲しい顔をするのは人生の損だべ?うちの子抱きしめて落ち着こう?」
アニマルセラピーで元気になってほしいべさ、あたしだって落ち込んだ時はアニマルズとドラゴンズを抱きしめて立ち直るんだ、アニマルズとドラゴンズのアニマルセラピーはかなりの効果だ保証するよ!!
「やっぱり貴女は面白い人で優しい人なんですね」
ちょっと待って!!優しいはともかく『面白い』はいらないよ!!
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