625 / 1,656
それは素晴らしい!!
しおりを挟む
「いらっしゃい!準備は出来てるよ!!」
お食事会当日あたしは【銀狼の寝床】でケイン達が来るのを待っていた。
『ホストのレン様が迎えに行ってはダメです、店でお客様をお迎えするのが礼儀です』と言ってエルスさんに言われたので大人しく店で待っていたらケイン達が【銀狼の寝床】にやって来た。
流石に王家が家族で移動する為か護衛の騎士達も今日はついてきている。
まあ全員が見知った顔なんだけどね。
「今日は楽しみにしてた、中に入ってもいいか?」
代表してケインが聞いてきたので頷く。
「大人たちは二階に、子供達と護衛の人は一階で食事をしてもらうよ」
今日は大人数だったんで一階と二階で分ける事にした、アニマルズとドラゴンズも一階で食べる事になってる。
勿論食事方式も違う物にしている。
一階は子供達や何かあった時に動かなきゃいけない護衛さんの為にビュッフェスタイルで子供達が喜ぶメニューを並べてもらい好きに食べてもらうスタイルで、二階の大人組はコース料理で食事をしてもらう事になってる。
「この度はそなたに迷惑をかけた俺まで呼んでもらい感謝する」
そう言って頭を下げて来たのは【エルセア王国】の国王さんだ。
「もう終わったことだよ?今日は楽しんで行って」
あたしがそう言うと国王さんが自分の護衛に視線を向けた後あたしに視線を戻して話しだす。
「詫びと言うには物足りぬかもしれんが【エルセア王国】の特産品を持ってきた、後ろの護衛の【アイテムボックス】に入れてあるのだが?どうすればいい?」
特産品?それは素晴らしい!!
「物は何かな?」
一体どんなものがあるのかな?
「【エルセア王国】にしかない香辛料やブラウンカウを20頭、それから【エルセア王国】の最高級ワイン10本だ」
ワインは二本くらいあたしがもらって後は【銀狼の寝床】に渡した方がいいかな・・・・良しそうしよう!!
「ありがとう!とてっも嬉しいべさ!!」
あたしが喜んでるのを見て何故かほっとした王様を不思議そうに見た後皆を中に案内する。
そして皆が中に入った途端、大人組は固まり子供達は喜んで近くに走って行く・・・・ドラゴンズに。
「あ!ケイン!悪いんだけど後でまた国旗を貰えるかな?」
あたしの言葉に復活した後深い溜息をついた後頷く。
「用意しよう」
ケインの脇でアクスとエミリアも頷いて『任せろ』と言っていたので各国の国旗をドラゴンズの分はもらえるみたいで安心した。
「大人組は二階で先に上がってくれるかな?子供達に説明があるから」
「わかった」
この世界にビュッフェスタイルは存在しないからきちんと説明をして楽しんでもらわないといけない。
因みに家の子達は全員参加している、アリスとキースは最初は【銀狼の寝床】の従業員として働くと言っていたけどあたしの我儘で一緒に楽しんでもらう事にした。
だってっ滅多に会えない友達であるレオとラクスが来るのだから一緒に楽しんでもらいたかったのだ。
しかも今日はアクスの子供達も来るので会わせてあげたかったってのもある。
「さて皆注目!!」
あたしの言葉に一階にいる子供達と護衛さんがあたしに視線を向ける。
「一階での食事はあそこにいっぱい用意してある料理を自分で選んで好きなだけ取って食べてください!そして取った物は責任を持って食べてね!戻したら駄目だよ?一応ポーラが脇に控えてるから分からない事があったら聞いてね」
「「「「「「「「「「「はーい」」」」」」」」」」
子供達が元気に返事をして護衛さん達は頷いた。
「それとアニマルズとドラゴンズも一緒だから仲良くしてあげてね!」
「「「「「「「「「「「はーい」」」」」」」」」」
これも子供達が元気に返事をしてくれたけど、護衛さん達は顔を引き攣らしながら頷く。
何でそんなに汗をかいてるの護衛さん?この部屋はそんなに暑くないよ?
お食事会当日あたしは【銀狼の寝床】でケイン達が来るのを待っていた。
『ホストのレン様が迎えに行ってはダメです、店でお客様をお迎えするのが礼儀です』と言ってエルスさんに言われたので大人しく店で待っていたらケイン達が【銀狼の寝床】にやって来た。
流石に王家が家族で移動する為か護衛の騎士達も今日はついてきている。
まあ全員が見知った顔なんだけどね。
「今日は楽しみにしてた、中に入ってもいいか?」
代表してケインが聞いてきたので頷く。
「大人たちは二階に、子供達と護衛の人は一階で食事をしてもらうよ」
今日は大人数だったんで一階と二階で分ける事にした、アニマルズとドラゴンズも一階で食べる事になってる。
勿論食事方式も違う物にしている。
一階は子供達や何かあった時に動かなきゃいけない護衛さんの為にビュッフェスタイルで子供達が喜ぶメニューを並べてもらい好きに食べてもらうスタイルで、二階の大人組はコース料理で食事をしてもらう事になってる。
「この度はそなたに迷惑をかけた俺まで呼んでもらい感謝する」
そう言って頭を下げて来たのは【エルセア王国】の国王さんだ。
「もう終わったことだよ?今日は楽しんで行って」
あたしがそう言うと国王さんが自分の護衛に視線を向けた後あたしに視線を戻して話しだす。
「詫びと言うには物足りぬかもしれんが【エルセア王国】の特産品を持ってきた、後ろの護衛の【アイテムボックス】に入れてあるのだが?どうすればいい?」
特産品?それは素晴らしい!!
「物は何かな?」
一体どんなものがあるのかな?
「【エルセア王国】にしかない香辛料やブラウンカウを20頭、それから【エルセア王国】の最高級ワイン10本だ」
ワインは二本くらいあたしがもらって後は【銀狼の寝床】に渡した方がいいかな・・・・良しそうしよう!!
「ありがとう!とてっも嬉しいべさ!!」
あたしが喜んでるのを見て何故かほっとした王様を不思議そうに見た後皆を中に案内する。
そして皆が中に入った途端、大人組は固まり子供達は喜んで近くに走って行く・・・・ドラゴンズに。
「あ!ケイン!悪いんだけど後でまた国旗を貰えるかな?」
あたしの言葉に復活した後深い溜息をついた後頷く。
「用意しよう」
ケインの脇でアクスとエミリアも頷いて『任せろ』と言っていたので各国の国旗をドラゴンズの分はもらえるみたいで安心した。
「大人組は二階で先に上がってくれるかな?子供達に説明があるから」
「わかった」
この世界にビュッフェスタイルは存在しないからきちんと説明をして楽しんでもらわないといけない。
因みに家の子達は全員参加している、アリスとキースは最初は【銀狼の寝床】の従業員として働くと言っていたけどあたしの我儘で一緒に楽しんでもらう事にした。
だってっ滅多に会えない友達であるレオとラクスが来るのだから一緒に楽しんでもらいたかったのだ。
しかも今日はアクスの子供達も来るので会わせてあげたかったってのもある。
「さて皆注目!!」
あたしの言葉に一階にいる子供達と護衛さんがあたしに視線を向ける。
「一階での食事はあそこにいっぱい用意してある料理を自分で選んで好きなだけ取って食べてください!そして取った物は責任を持って食べてね!戻したら駄目だよ?一応ポーラが脇に控えてるから分からない事があったら聞いてね」
「「「「「「「「「「「はーい」」」」」」」」」」
子供達が元気に返事をして護衛さん達は頷いた。
「それとアニマルズとドラゴンズも一緒だから仲良くしてあげてね!」
「「「「「「「「「「「はーい」」」」」」」」」」
これも子供達が元気に返事をしてくれたけど、護衛さん達は顔を引き攣らしながら頷く。
何でそんなに汗をかいてるの護衛さん?この部屋はそんなに暑くないよ?
90
お気に入りに追加
1,242
あなたにおすすめの小説
追放しなくて結構ですよ。自ら出ていきますので。
華原 ヒカル
ファンタジー
子爵家の令嬢であるクロエは、仕える身である伯爵家の令嬢、マリーに頭が上がらない日々が続いていた。加えて、母が亡くなって以来、父からの暴言や暴力もエスカレートするばかり。
「ゴミ、屑」と罵られることが当たり前となっていた。
そんな、クロエに社交界の場で、禁忌を犯したマリー。
そして、クロエは完全に吹っ切れた。
「私は、屑でゴミですから、居なくなったところで問題ありませんよね?」
これで自由になれる。やりたいことが実は沢山ありましたの。だから、私、とっても幸せです。
「仕事ですか?ご自慢の精神論で頑張って下さいませ」
私の家族はハイスペックです! 落ちこぼれ転生末姫ですが溺愛されつつ世界救っちゃいます!
りーさん
ファンタジー
ある日、突然生まれ変わっていた。理由はわからないけど、私は末っ子のお姫さまになったらしい。
でも、このお姫さま、なんか放置気味!?と思っていたら、お兄さんやお姉さん、お父さんやお母さんのスペックが高すぎるのが原因みたい。
こうなったら、こうなったでがんばる!放置されてるんなら、なにしてもいいよね!
のんびりマイペースをモットーに、私は好きに生きようと思ったんだけど、実は私は、重要な使命で転生していて、それを遂行するために神器までもらってしまいました!でも、私は私で楽しく暮らしたいと思います!
魔力無しだと追放されたので、今後一切かかわりたくありません。魔力回復薬が欲しい?知りませんけど
富士とまと
ファンタジー
一緒に異世界に召喚された従妹は魔力が高く、私は魔力がゼロだそうだ。
「私は聖女になるかも、姉さんバイバイ」とイケメンを侍らせた従妹に手を振られ、私は王都を追放された。
魔力はないけれど、霊感は日本にいたころから強かったんだよね。そのおかげで「英霊」だとか「精霊」だとかに盲愛されています。
――いや、あの、精霊の指輪とかいらないんですけど、は、外れない?!
――ってか、イケメン幽霊が号泣って、私が悪いの?
私を追放した王都の人たちが困っている?従妹が大変な目にあってる?魔力ゼロを低級民と馬鹿にしてきた人たちが助けを求めているようですが……。
今更、魔力ゼロの人間にしか作れない特級魔力回復薬が欲しいとか言われてもね、こちらはあなたたちから何も欲しいわけじゃないのですけど。
重複投稿ですが、改稿してます
義母に毒を盛られて前世の記憶を取り戻し覚醒しました、貴男は義妹と仲良くすればいいわ。
克全
ファンタジー
「カクヨム」と「小説家になろう」にも投稿しています。
11月9日「カクヨム」恋愛日間ランキング15位
11月11日「カクヨム」恋愛週間ランキング22位
11月11日「カクヨム」恋愛月間ランキング71位
11月4日「小説家になろう」恋愛異世界転生/転移恋愛日間78位
チートな転生幼女の無双生活 ~そこまで言うなら無双してあげようじゃないか~
ふゆ
ファンタジー
私は死んだ。
はずだったんだけど、
「君は時空の帯から落ちてしまったんだ」
神様たちのミスでみんなと同じような輪廻転生ができなくなり、特別に記憶を持ったまま転生させてもらえることになった私、シエル。
なんと幼女になっちゃいました。
まだ転生もしないうちに神様と友達になるし、転生直後から神獣が付いたりと、チート万歳!
エーレスと呼ばれるこの世界で、シエルはどう生きるのか?
*不定期更新になります
*誤字脱字、ストーリー案があればぜひコメントしてください!
*ところどころほのぼのしてます( ^ω^ )
*小説家になろう様にも投稿させていただいています
自宅アパート一棟と共に異世界へ 蔑まれていた令嬢に転生(?)しましたが、自由に生きることにしました
如月 雪名
ファンタジー
★2024年9月19日に2巻発売&コミカライズ化決定!(web版とは設定が異なる部分があります)
🔷第16回ファンタジー小説大賞。5/3207位で『特別賞』を受賞しました!!応援ありがとうございます(*^_^*)
💛小説家になろう累計PV1,770万以上達成!!
※感想欄を読まれる方は、申し訳ありませんがネタバレが多いのでご注意下さい<m(__)m>
スーパーの帰り道、突然異世界へ転移させられた、椎名 沙良(しいな さら)48歳。
残された封筒には【詫び状】と書かれており、自分がカルドサリ王国のハンフリー公爵家、リーシャ・ハンフリー、第一令嬢12歳となっているのを知る。
いきなり異世界で他人とし生きる事になったが、現状が非常によろしくない。
リーシャの母親は既に亡くなっており、後妻に虐待され納屋で監禁生活を送っていたからだ。
どうにか家庭環境を改善しようと、与えられた4つの能力(ホーム・アイテムBOX・マッピング・召喚)を使用し、早々に公爵家を出て冒険者となる。
虐待されていたため貧弱な体と体力しかないが、冒険者となり自由を手にし頑張っていく。
F級冒険者となった初日の稼ぎは、肉(角ウサギ)の配達料・鉄貨2枚(200円)。
それでもE級に上がるため200回頑張る。
同じ年頃の子供達に、からかわれたりしながらも着実に依頼をこなす日々。
チートな能力(ホームで自宅に帰れる)を隠しながら、町で路上生活をしている子供達を助けていく事に。
冒険者で稼いだお金で家を購入し、住む所を与え子供達を笑顔にする。
そんな彼女の行いを見守っていた冒険者や町人達は……。
やがて支援は町中から届くようになった。
F級冒険者からC級冒険者へと、地球から勝手に召喚した兄の椎名 賢也(しいな けんや)50歳と共に頑張り続け、4年半後ダンジョンへと進む。
ダンジョンの最終深部。
ダンジョンマスターとして再会した兄の親友(享年45)旭 尚人(あさひ なおと)も加わり、ついに3人で迷宮都市へ。
テイムした仲間のシルバー(シルバーウルフ)・ハニー(ハニービー)・フォレスト(迷宮タイガー)と一緒に楽しくダンジョン攻略中。
どこか気が抜けて心温まる? そんな冒険です。
残念ながら恋愛要素は皆無です。
異世界を満喫します~愛し子は最強の幼女
かなかな
ファンタジー
異世界に突然やって来たんだけど…私これからどうなるの〜〜!?
もふもふに妖精に…神まで!?
しかも、愛し子‼︎
これは異世界に突然やってきた幼女の話
ゆっくりやってきますー
死んだのに異世界に転生しました!
drop
ファンタジー
友人が車に引かれそうになったところを助けて引かれ死んでしまった夜乃 凪(よるの なぎ)。死ぬはずの夜乃は神様により別の世界に転生することになった。
この物語は異世界テンプレ要素が多いです。
主人公最強&チートですね
主人公のキャラ崩壊具合はそうゆうものだと思ってください!
初めて書くので
読みづらい部分や誤字が沢山あると思います。
それでもいいという方はどうぞ!
(本編は完結しました)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる