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あ!そっちか!!
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「説明して!さっきのあれは何が起きたの?貴女が変な踊りを始めたら、ワイバーンの群れがいきなり切り裂かれ始めるなんてあれは何かの魔法なの?」
ナイル達のパーティーの中の魔法使いが詰め寄って聞いて来る・・・・・変な踊りって・・・・あたしはただ【ヴィリーナ】を振り回していただけなんだけどな・・・・・はたから見れば怪しい踊りに見えたのかな?
「あれは武器を振り回してただけだよ、あたしの仲間と合流したいから行くよ」
あっちももう終わってるだろうから合流して早くブラウンカウを狩りに行かねば!!
「皆ご苦労様ね!!」
シン達を見つけて歩いて行くと、やっぱりもう終わらせていたらしくシン達の後ろにはアースドラゴンの群れの死骸があった。
「シン達は凄いね、どれも一撃で終わらせてるじゃん」
倒れているアースドラゴンを見るとどれも額に刺し傷が一か所あるだけで他に傷はなかった。
「傷が少なければ高く売れると前に聞きましたから、全て【アイテムボックス】に入れます、後でギルドに売ろうと思うのですが?」
「それならアズエルで売ろう、あそこドラゴン系が出なくて滅多にドラゴン触れないって言ってたし、お世話にもなってるからね」
「「「「畏まりました」」」」
シン達がアースドラゴンの死骸を次々に【アイテムボックス】に入れている所を見ていて、ナイル達が大人しいのに気が付きナイル達の方を見てみると驚いた顔のまま固まっていた。
「さっきもそうだけどナイル達どうしたのさ?疲れた?」
きっと歩き疲れたのね!かなり歩いたし!!
すると4人そろって首を横に振ってから代表したようにナイルがあたしの襟首を掴み前後に思いっきり揺らしながら怒ったように言ってくる。
「何なのよあなた達!!本当なら大人数で時間かけて狩っていくはずの群れを少人数で・・・・ワイバーンの群れに関しては単独で倒してしまうなんて!!」
あ!そっちか!!っていうか気持ち悪くなるからやめてナイル!!
「あたし達は【輝夜】・・・Aランクパーティーだよ」
「【輝夜】・・・・・・聞かない名ね・・・・・有名どころは大体覚えてるんだけど」
「まあそうだろうさ、あたし達のホームはアズエル・・・・・【メイシェル王国】のアズエルがホームだからね」
他国で活動・・・・・ん?あたし達ってパーティーとして活動ってしてないよね?だったら尚更誰も知らないはず!!
「そう・・・・私達は一応Aランクパーティー・・・・あなた達の実力を見た後これを言うと恥ずかしいわね・・・【ユリシーズ】よ」
自己紹介を聞いた後【エリアサーチ】を使い他にアースドラゴンやワイバーンがいないかを確認してみるともういなかった、いるのは獣型の魔物だけ、本来の状態は多分この状態なのだろう。
「ナイル、もうこの階にはアースドラゴンもワイバーンもいないよ」
「何でわかるの?」
「魔法で調べた」
「わかったわ・・・・フィンザ悪いんだけど上に行って5階で合流待ちのパーティー達に伝えて頂戴」
ナイルが弓使いに頼むと頷いた後弓使いは走って行った。
良しこれで思う存分ブラウンカウを狩る事が出来るべさ!!あ!ブラウンカウって何階ででるんだろ?今までの階では見かけなかったよね?
「ねえナイル、ブラウンカウって何階で出るの?」
「え?ブラウンカウ?9階だけどそれがどうしたの?」
首を傾げながら聞いて来たので腕を組み言い放つ。
「狩りまくる!!」
その為に来たんだべ!!
「でもまだ下の階の安全は確認できてないわよ?」
まあこの階でアースドラゴンとワイバーンの群れが出たから心配なんだろうけどあたしには関係ないべさ!
「関係ないよ、あたしはブラウンカウを狩りにここまで来たんだからね!」
「え?緊急依頼の為にここに来たんじゃなかったの?」
あ・・・・・・・・・・・ついでに受けたのバレたかしら?
ナイル達のパーティーの中の魔法使いが詰め寄って聞いて来る・・・・・変な踊りって・・・・あたしはただ【ヴィリーナ】を振り回していただけなんだけどな・・・・・はたから見れば怪しい踊りに見えたのかな?
「あれは武器を振り回してただけだよ、あたしの仲間と合流したいから行くよ」
あっちももう終わってるだろうから合流して早くブラウンカウを狩りに行かねば!!
「皆ご苦労様ね!!」
シン達を見つけて歩いて行くと、やっぱりもう終わらせていたらしくシン達の後ろにはアースドラゴンの群れの死骸があった。
「シン達は凄いね、どれも一撃で終わらせてるじゃん」
倒れているアースドラゴンを見るとどれも額に刺し傷が一か所あるだけで他に傷はなかった。
「傷が少なければ高く売れると前に聞きましたから、全て【アイテムボックス】に入れます、後でギルドに売ろうと思うのですが?」
「それならアズエルで売ろう、あそこドラゴン系が出なくて滅多にドラゴン触れないって言ってたし、お世話にもなってるからね」
「「「「畏まりました」」」」
シン達がアースドラゴンの死骸を次々に【アイテムボックス】に入れている所を見ていて、ナイル達が大人しいのに気が付きナイル達の方を見てみると驚いた顔のまま固まっていた。
「さっきもそうだけどナイル達どうしたのさ?疲れた?」
きっと歩き疲れたのね!かなり歩いたし!!
すると4人そろって首を横に振ってから代表したようにナイルがあたしの襟首を掴み前後に思いっきり揺らしながら怒ったように言ってくる。
「何なのよあなた達!!本当なら大人数で時間かけて狩っていくはずの群れを少人数で・・・・ワイバーンの群れに関しては単独で倒してしまうなんて!!」
あ!そっちか!!っていうか気持ち悪くなるからやめてナイル!!
「あたし達は【輝夜】・・・Aランクパーティーだよ」
「【輝夜】・・・・・・聞かない名ね・・・・・有名どころは大体覚えてるんだけど」
「まあそうだろうさ、あたし達のホームはアズエル・・・・・【メイシェル王国】のアズエルがホームだからね」
他国で活動・・・・・ん?あたし達ってパーティーとして活動ってしてないよね?だったら尚更誰も知らないはず!!
「そう・・・・私達は一応Aランクパーティー・・・・あなた達の実力を見た後これを言うと恥ずかしいわね・・・【ユリシーズ】よ」
自己紹介を聞いた後【エリアサーチ】を使い他にアースドラゴンやワイバーンがいないかを確認してみるともういなかった、いるのは獣型の魔物だけ、本来の状態は多分この状態なのだろう。
「ナイル、もうこの階にはアースドラゴンもワイバーンもいないよ」
「何でわかるの?」
「魔法で調べた」
「わかったわ・・・・フィンザ悪いんだけど上に行って5階で合流待ちのパーティー達に伝えて頂戴」
ナイルが弓使いに頼むと頷いた後弓使いは走って行った。
良しこれで思う存分ブラウンカウを狩る事が出来るべさ!!あ!ブラウンカウって何階ででるんだろ?今までの階では見かけなかったよね?
「ねえナイル、ブラウンカウって何階で出るの?」
「え?ブラウンカウ?9階だけどそれがどうしたの?」
首を傾げながら聞いて来たので腕を組み言い放つ。
「狩りまくる!!」
その為に来たんだべ!!
「でもまだ下の階の安全は確認できてないわよ?」
まあこの階でアースドラゴンとワイバーンの群れが出たから心配なんだろうけどあたしには関係ないべさ!
「関係ないよ、あたしはブラウンカウを狩りにここまで来たんだからね!」
「え?緊急依頼の為にここに来たんじゃなかったの?」
あ・・・・・・・・・・・ついでに受けたのバレたかしら?
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