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観光の為だし!!
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「教えてくれてありがとう、助かったよ」
「別にいいわ、これからどうするの?」
ナイルが聞いて来たので少し考えた後答える。
「観光する!!」
「・・・・・・・は?」
ん?なんでそんな反応するのかな?周りを見るにもう王都としての暮らしは戻ってるんだから気が済むまで観光するに決まってんじゃん!!その為に来たんだし!!
「貴女今日王都に着いたばかりなのよね?」
「うん」
何を言っているのさ?さっきそう言ったじゃん?
「ギルドには顔を出さないの?」
「ん?何でさ?」
「え?」
『何行ってのコイツは』って目で見られてるけどあたし変な事を言ったかな?
「レンはAランカーなのよね?新しい街に来たんだしどんな依頼があるとかを普通は調べない?」
「いいや?此処に来たのは観光の為だし!!」
あたしの言葉に固まるナイル・・・あたしなんか変なこと言った?
「貴女変わってるわね、でもそう言うの嫌いじゃないわ、今私は急ぎの依頼で王都から離れるけど戻ったら一緒にご飯でも食べましょう!おすすめの店に連れて行くわ」
「わかったべさ、気を付けて行きなよ?」
油断してこれっきりってのは勘弁だよ?
「ええ分かってるわ、ソロじゃないからそんなに危険はないわ」
「何を受けてんの?」
王都のAランカー討伐者がどんな依頼を受けたのか少し気になったので聞いてみる。
「【スタンピード】を起こしたダンジョン【獣達の楽園】の調査だよ」
おおう!とても危険な依頼じゃんか!!
「それめっちゃ危険な依頼じゃん」
「そうでもないわうちのパーティー以外にも何組も参加する合同調査だからね、しかも全員Aランカー」
それでも危険な事に変わりはないと思うんだ。
「ナイル一つ言っておく、【スタンピード】を起こしたダンジョンの中の魔物は暫くランクが関係なくなるよ」
「え?」
三ヶ所同時【スタンピード】を乗り越えた後調査してそう言う結果が出ていた、確かギルド間で情報の共有をするって話だったんだけど情報の漏れがあったのかな?
「それは本当なの?」
あたしの言葉に真剣な顔で問いかけるナイル。
「ああ本当だ、ウォルムで三ヶ所同時【スタンピード】が起こった時にあたしはウォルムに居たんだ、【スタンピード】を抑えるために参戦して、その後の調査の結果を聞いた、これは間違いない」
あたしの言葉に暫く考えていたナイルが真剣な顔であたしを見て来た。
「レン申し訳ないんだけど観光は少し待ってくれないかしら?今からギルドまで一緒に来て欲しいのよ」
・・・・いままでのナイルの反応を見るに行った方がいもしれないね、行かなかった結果『死者が出ました』なんて聞かされた時にはさすがに落ち込む!!
「わかったよ、ごめんプレシアちょっと寄り道をする事になった」
「構いませんよ、ギルドに行きましょう」
あたし達はナイルの後について行き王都のギルドに到着した。
中に入るともう受付ラッシュは終わっているみたいでまばらにしか人がいなく、ナイルはその中の一つの受付に向かい歩いて行った。
「あら?ナイルさん今日は他のパーティーと合同で調査ではありませんでしたか?」
ナイルが向かった受付の受付嬢・・・・パープルの髪をショートにした美人さんんが微笑みながら首を傾げる。
「その件でグラマスと話がしたい」
「わかりました、少しお待ちください」
受付嬢が立ち上がり奥へと向かい走って行った。
暫くして太った40代のおっさんとさっきの受付嬢が戻って来た。
「どうしたのだナイル?今日は大切な調査だったろう?」
「此処じゃ皆の目があるからどこかない?」
確かに此処に居る討伐者達が遠巻きにあたし達を見ている。
「わかった」
あたし達はグラマスと共に空いている部屋へと移動した。
「別にいいわ、これからどうするの?」
ナイルが聞いて来たので少し考えた後答える。
「観光する!!」
「・・・・・・・は?」
ん?なんでそんな反応するのかな?周りを見るにもう王都としての暮らしは戻ってるんだから気が済むまで観光するに決まってんじゃん!!その為に来たんだし!!
「貴女今日王都に着いたばかりなのよね?」
「うん」
何を言っているのさ?さっきそう言ったじゃん?
「ギルドには顔を出さないの?」
「ん?何でさ?」
「え?」
『何行ってのコイツは』って目で見られてるけどあたし変な事を言ったかな?
「レンはAランカーなのよね?新しい街に来たんだしどんな依頼があるとかを普通は調べない?」
「いいや?此処に来たのは観光の為だし!!」
あたしの言葉に固まるナイル・・・あたしなんか変なこと言った?
「貴女変わってるわね、でもそう言うの嫌いじゃないわ、今私は急ぎの依頼で王都から離れるけど戻ったら一緒にご飯でも食べましょう!おすすめの店に連れて行くわ」
「わかったべさ、気を付けて行きなよ?」
油断してこれっきりってのは勘弁だよ?
「ええ分かってるわ、ソロじゃないからそんなに危険はないわ」
「何を受けてんの?」
王都のAランカー討伐者がどんな依頼を受けたのか少し気になったので聞いてみる。
「【スタンピード】を起こしたダンジョン【獣達の楽園】の調査だよ」
おおう!とても危険な依頼じゃんか!!
「それめっちゃ危険な依頼じゃん」
「そうでもないわうちのパーティー以外にも何組も参加する合同調査だからね、しかも全員Aランカー」
それでも危険な事に変わりはないと思うんだ。
「ナイル一つ言っておく、【スタンピード】を起こしたダンジョンの中の魔物は暫くランクが関係なくなるよ」
「え?」
三ヶ所同時【スタンピード】を乗り越えた後調査してそう言う結果が出ていた、確かギルド間で情報の共有をするって話だったんだけど情報の漏れがあったのかな?
「それは本当なの?」
あたしの言葉に真剣な顔で問いかけるナイル。
「ああ本当だ、ウォルムで三ヶ所同時【スタンピード】が起こった時にあたしはウォルムに居たんだ、【スタンピード】を抑えるために参戦して、その後の調査の結果を聞いた、これは間違いない」
あたしの言葉に暫く考えていたナイルが真剣な顔であたしを見て来た。
「レン申し訳ないんだけど観光は少し待ってくれないかしら?今からギルドまで一緒に来て欲しいのよ」
・・・・いままでのナイルの反応を見るに行った方がいもしれないね、行かなかった結果『死者が出ました』なんて聞かされた時にはさすがに落ち込む!!
「わかったよ、ごめんプレシアちょっと寄り道をする事になった」
「構いませんよ、ギルドに行きましょう」
あたし達はナイルの後について行き王都のギルドに到着した。
中に入るともう受付ラッシュは終わっているみたいでまばらにしか人がいなく、ナイルはその中の一つの受付に向かい歩いて行った。
「あら?ナイルさん今日は他のパーティーと合同で調査ではありませんでしたか?」
ナイルが向かった受付の受付嬢・・・・パープルの髪をショートにした美人さんんが微笑みながら首を傾げる。
「その件でグラマスと話がしたい」
「わかりました、少しお待ちください」
受付嬢が立ち上がり奥へと向かい走って行った。
暫くして太った40代のおっさんとさっきの受付嬢が戻って来た。
「どうしたのだナイル?今日は大切な調査だったろう?」
「此処じゃ皆の目があるからどこかない?」
確かに此処に居る討伐者達が遠巻きにあたし達を見ている。
「わかった」
あたし達はグラマスと共に空いている部屋へと移動した。
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